Last Updated on 2022年4月2日 by wpmaster
今季の広島東洋カープは、最下位が事実上確定です。確かに、5割以下のチームは、引き分けは負けに等しい。今更勝ったところで最下位は免れることはできませんが、失うものは何もありませんので、あらゆることを実験できます。失敗に終わったっていいんです。目先の一勝を掴んでもチームは強くなりません。今回は、最終回の裏、スコアは同点、一点取れば勝ちのケースにおけるケース打撃について、噛み砕いて説明します。テレビばかり見て知恵が発達しなかったバカープファンの皆さんは、リタイアすることなく最後まで読みこなせるかな。
小園の体の使い方は、鈴木誠也と似て非なるもの
鈴木誠也も小園も前足を踏み込まずに、投球の軌道にトップハンドの小指を入れるスイングです。
鈴木誠也は、小園のスイングをモチーフにして、マイナーチェンジを行いました。にもかかわらず、昨シーズン以上に打ち損じが顕著になったのは何故でしょうか。
人間の体は、トップハンドの基節骨でグリップを叩くと波動が産まれます。トップハンドの中指、小指がしなります。トップハンドの人差し指の付け根でグリップを握っているとトップハンドの中指、小指がしなりません。トップハンドの中指、小指を加速させるとトップハンドの肘が落ちます。小園は、トップハンドの中指の基節骨でグリップを握り、トップハンドの人差し指は立てています。前田智徳、鈴木誠也、ピレラは、トップハンドの中指の基節骨の付け根でグリップを握り、トップハンドの人差し指の付け根とグリップの間は、空けていますが、トップハンドの人差し指は小園ほど立てていません。セットアップ(アドレス)のとき、ピレラは、前肘を畳んだ状態でボトムハンドの前腕部を回内してヘッドを寝せています。トップハンドの親指は、トップハンドの中指、小指と並んでいますが、トップジハンドの中指、小指より下にあります。鈴木誠也よりも前脇が空きます。セットアップのときのトップは、鈴木誠也よりも浅い。鈴木誠也は、セットアップのとき、前肘を畳んでボトムハンドの前腕部を回外して前肘を後ろの肘よりも落としています。ヘッドを投手方向に向けているので、トップハンドの親指がトップハンドの中指、小指よりも前に来ています。前田智徳、小園、前田智徳は、セットアップのとき、鈴木誠也ほど投手方向にヘッドを向けず、トップハンドの前腕部を緩く回外しています。故に、鈴木誠也、ピレラは、トップハンドの基節骨の加速距離が小園、前田智徳よりも短いので、トップハンドの中指、小指でグリップを叩いて後ろ肘のヒッチするのが投手がセットアップを解くのよりも遅れてしまうことがあります。西川は、セットアップのときに、ヘッドが寝ます。ピレラよりも前肘が張ってトップの位置が深い。坂倉は、前肘を畳んで、ヘッドは投手の方に向けません。林は、前肘が張ってヘッドを捕手の方に倒します。手首をコックして前肩関節を背骨の方に戻します。トップハンドの親指、中指、小指でグリップを叩かずに、後ろの肘をヒッチします。後ろの肩関節を持ち上げます。佐藤輝明も後ろの肩関節でトップハンドの肘、手首の順に持ち上げます。西川、坂倉、佐藤輝明、村上もトップハンドの中指、小指でグリップを叩かずに後ろの肘をヒッチします。西川、坂倉、林、丸、野間は後ろの肘だけを使って後ろの肘をヒッチします。メヒアもそうです。前田智徳、小園よりもトップハンドの肘の加速距離が短くなり、ヒッチの幅が小さくなります。鈴木誠也、ピレラは、トップハンドの中指、小指でグリップを叩いている分、小園、前田智徳ほどではないが、西川、林、坂倉よりもヒッチが大きい。
小園、前田智徳は、トップハンドの肘のヒッチの幅が大きいのでヘッドステイバックの角度が大きくなります。トップハンドの手首がトップハンドの肘の後ろに来ます。後ろの肩関節が残ります。
小園、前田智徳は、トップハンドの肘をヒッチしたとき、トップハンドの親指がしなるので、トップハンドの中指、小指→トップハンドの肘の順に持ち上がります。トップハンドの中指、小指をゆったりとしなりを解く間ができます。後ろの肩関節を使わずに、トップハンドの手首を持ち上げられます。後ろの肩関節を外転できます。トップハンドの脇が空きます。後ろの肩関節が残ります。前足を頭の下に落せます。前肘が後ろの肘よりも下がります。ここまでは、鈴木誠也も、ピレラもできています。
小園は、抜いた変化球を引っ張って打ち上げるスイング
人間の体は、トップハンドの中指、小指のしなりを解くと、後ろの胸が後ろの肩関節の前に出ます。トップハンドの肘が落ちます。トップハンドの手首がトップハンドの肘の後ろに倒れます。ヘッドが寝ます。前脇が空きます(ボトムハンドの前腕部が回内、前肩関節が外転)。引手の肘を張らない打者は、ここで初めて割れができます。引手の肘を張っていないので、引手の回転半径が狭い。引手の甲が俊敏に立ち、ボトムハンドの前腕部が回外して前肘が落ちる。ガイドハンド主導の打者でも厳密には引手の手首の甲を立てる方が一瞬早い。前肘を張る選手よりもゆったりとトップハンドの中指、小指のしなりを解ける。ギリギリまでトップハンドの中指、小指のしなりが残っている。鈴木誠也、ピレラは、佐藤輝明、村上、西川、坂倉よりもトップハンドの肘が落ちます。小園、前田智徳と同じく、山なりの変化球の軌道に応じてトップハンドの小指を投球の軌道に入れ、、トップハンドの肘を走らせるスイングです。後ろの肩関節がトップハンドの親指基節骨でグリップを叩く直前まで残っているから、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてトップハンドの肘を走らせる間ができる。頭の下に前足を落とすので、インコースベルトの高さより上にファストボールを投げ込まれても、トップハンドの肘→トップハンドの小指の順に加速する。だから本塁打を打つことができる。抜いた変化球を投げられてもフルスイングできる。
小園には、どのコースにどの球種を投げても長打を打たれ得るんです。ヒッチする間を作らさずに、打ち損じさせるしかアウトを取れないんです。シングルヒットなら良しとするしかありません。満塁でも歩かせて一点に留めるのも一つの手段ですらあるのです。
鈴木誠也とかピレラは、小園、前田智徳ほどゆったりとは、トップハンドの中指、小指のしなりを解くことができない。小園や前田智徳ほどには、トップハンドの肘が落ちず、小園や前田智徳ほどヘッドステイバックは大きくない。
投手が捕手をリードしろ
一塁側のベンチにいる人間は、左打者が背中が左打者の手の指、肩関節の肘の動きを塞いでいる。三塁側のベンチは、右打者の背中が右打者の手の指、肩関節、肘の動きを塞いでいる。背中が肩関節、肘、手の指の動きを塞いでない打者についても、打撃のときの体を動かす仕組みがわかっていない。監督、コーチ、ファンは、メンタルの世界に逃げ込む。
だから、変化球を待っている打者に何で真っ直ぐを投げさせるんだと捕手を叱る。変化球を投げると甘く入ったと言って投手を叱る。人間の体は、体の一の部位の動かし方で、それ以降の体の動く部位、方向が限られてきます。肉体の稼働に人間の意思は介在しません。意図、目的、意識、理念、哲学だとかを口にする監督は、どの職業でも、バ監督です。生まれつきとか、性質、本能、偶然、運不運を口にする奴は、知恵遅れです。
捕手は、投手よりも、自分の左手首よりも打者の後ろの手首よりも近い。右投げの捕手であれば、サインを出してミットを構えた後、左肘をヒッチし、グラブを落とし、左手のトップポジションに入った後、再度、左肘をヒッチすることで、打者の指、肘、肩関節の動きと距離が取れる。だから、構えた後、ミットを落とした中村奨成にダメ出しをした野村克也は、打撃のときの体の動く仕組みがわかっていないのである。
投手は、サインを確認した後は、捕手のミットを見ずに、セットアップを解く。顔が空を向く。投球する方の手首を持ち上げてからは、投球する手首の方を顔が向く。投手の肩関節と打者の肩関節の距離が取れる。打者が親指の基節骨でグリップを押したとき、投手がボールを親指の基節骨をボールを叩いたときに距離が取れる。投手の肘と打者の肘の動きに距離が取れる。すなわち、投手は、トップハンドの親指で基節骨でボールを叩いて投球肘を走らせる直前に初めて打者と肩関節の動きと距離が取れます。投手が捕手にサインを出すのがベストなのです。投手が出したサインは絶対です。「でも、でもだって」じゃありません。とっとと引き下がれやボケ!黙ってボールを受けとけ!
リードは関係ない。正捕手にする基準は何か
坂倉と中村奨成は、左手小指で投球を叩いて背骨の右側で右手で捕球する。右足の着地が遅れると、ワンバウンドの投球を後逸する。石原貴規、會澤、磯村は、背骨の左側にグラブを出して円を描くように捕球する。ワンバウンドを前に弾ける。しかし、左手首を引いて左肩関節及び左肘を背骨の方に入れないと、送球におけるトップポジションに入れないので、盗塁が刺せない。打者の体の動きと距離が取れない。
投手は、捕手のミットをめがけて投げると、前肘と前膝が併進する。ストライドが広がって頭が背骨の前に出る。投球する手の親指基節骨でボールを叩く間、中指、小指をしならせる間ができない。急ピッチで中指、小指を走らせるところまでしないといけないので、側副靭帯、上腕部に負荷がかかる。投球する方の手の人差し指の付け根でボールを押す。トップハンドの親指基節骨でボールを叩くと、ボールが中指の基節骨にかからない。インハイに投球が外れる。トップハンドの人差し指がボールの上っ面に被さる。トップハンドの中指、小指が立たない。投球肘が落ちる。投球腕の前腕部が沈む。投球をワンバウンドさせる。
インサイドアウトスイングがパーフェクトに近い打者は、ワンバウンドを振らないのでストライクゾーン内に投げ込まざるを得ないこと、ワンバウンドの投球は側副靭帯、投球腕の上腕部を損傷することから、ワンバウンドを投手に投げさせてはいけない。故に、私は、坂倉を正捕手に固定しろと言っている。
インコースのファストボールは引っ張る、アウトコースのファストボールは追っ付ける打者に対してもリードは関係ない
林、西川、坂倉、野間、田中広輔は、トップポジションに入ったとき、前足首の底屈位置を探ります。トップポジションに入ったときにスウェイします。前の股関節が張り出します。カット打ちをすると、更にスウェイが大きくなり、前膝が前踝より前に出ます(これを泳ぐと言います)。後ろ肩関節が倒れます。引手の肘を突っ張らせて後ろの肩関節を残します。ヘッドが寝ます。上半身と下半身の捻転差を作ります。前肘の張りを解かないと、トップハンドの中指、小指のしなりを解くことができません。ゆったりとトップハンドの中指、小指をしならせる間ができません。鈴木誠也やピレラよりも更にヘッドステイバックが小さくなります。鈴木誠也やピレラよりも後ろの肩関節が残りません。
人間の体は、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩くと(これがスイングの開始)、トップハンドの肘が前に出ます。後ろの肩関節が前に出ます。後ろの股関節が前に出ます。トップハンドの中指、小指が立ちます。
前田智徳、吉田正尚、小園、鈴木誠也、ピレラはここで前の股関節が張り出し曲線でできます。ここで初めてスウェイします。
前田智徳、吉田正尚、小園、鈴木誠也、ピレラは、何れも前の股関節をトップハンドの親指の基節骨でグリップを叩く前の位置に戻せます。後ろの肩関節が残ります。
前足首の底屈位置を探る打者は、前足の位置を頭の下まで戻せば、前の股関節を戻すのが遅れます。前足の位置を頭の下に戻さずに、前足首を背屈する(前の股関節を戻す)と回転半径が長くなり、トップハンドの中指、小指をしならせる間ができません。トップハンドの中指、小指の加速距離が短くなります。ボトムハンドの手首の甲を立てる(ボトムハンドの前腕部を回外)とヘッドが立ちます。前肘が落ちます。前脇を空ける(ボトムハンドの前腕部を回内)すると、ヘッドが寝ます。前肘を抜くとヘッドが立ちます。前肘を張らない打者よりも、ゆったりとトップハンドの中指、小指のしなりを解いていく間ができません。前肘を張らない打者よりも先にトップハンドの中指、小指のしなりが解けます。前肘を張らない選手よりも先に後の肩関節が前に出ます。トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてトップハンドの肘を走らせる間ができない。
前肘を張る打者は、前肘の張りを解いてからトップハンドの人差し指の付け根でグリップを追っ付けます。アウトコースベルトより上の投球に対しては、後ろの肩関節を残し、トップハンドの肘を伸ばしていきます。インコースのベルトより上は、トップハンドの人差し指の付け根で追っ付けながら、トップハンドの中指、小指でグリップを外側から押し込んでトップハンドの肘を畳みます。トップハンドの肘が落ちます。トップハンドの人差し指に遅れてトップハンドの中指、小指、親指が出てきます。インローは、そこから、トップハンドの人差し指の付け根でグリップを持ち上げていきます。トップハンドの中指、小指のしなりを解かずにトップハンドの肘をヒッチするので、トップハンドの肘が大きく落ちません。ヘッドステイバックが大きくありません。後ろの肩関節がトップハンドの親指の基節骨で叩くギリギリまで後ろの肩関節が残らないので、トップハンドの肘が走りません。前肘を張らない右投げ右打ちの選手のように、インローはホームランボールとはなり得ません。
抜いた変化球を投げたときも、ファストボールに対応してスイングしたときと同じように、トップポジションにおいて前の骨盤が張り出して、スウェイします。後ろ肩関節とトップハンドの人差し指の付け根から出てきます。トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてトップハンドの肘を走らせる間ができません。トップハンドの中指、小指はその後に出ていきません。コーナーギリギリの投球やど真ん中の変化球にヘッドが止まります。審判が投球にボールという価値を付ければ、監督、コーチは際どいボールを良く見極めたという価値を付けます。実際は、振れなかったんだけどね。インコースにファストボールを投げても差されます。後ろ肩関節が残っていなければ、前肩関節も開いています。アウトローのワンバウンドにヘッドが届きません。アウトコースのベルトより上に投げても、トップハンドの親指基節子骨でグリップを叩かない。トップハンドの肘、小指を走らせずに、人差し指の付け根でグリップを押すから、投球の軌道に人差し指の付け根を合せただけの撫でるような打撃になる。但し、アウトローは、トップハンドの手首と投球の軌道の距離が離れているので、親指基節骨でグリップを叩くギリギリまで後ろの肩関節が残る。トップポジションでヘッドが寝て前肘の張りを解くとヘッドが立ち、トップハンドの肘を伸ばして人差し指の付け根でグリップを押していく。トップハンドの中指、小指が加速しないのでトップハンド手首がトップハンドの後ろにレイバックしない、ヘッドが下がらない。泳いでも前肩関節が残っていれば、カットできる。監督コーチからは、粘って投手にと級数を投げさせたという価値が付けられる。ボトムハンドの手首の甲を立てて投球をボトムハンドの肘で掃うことができる。アウトローは、内野の頭を越えることができる。
捕手は、アウトローに構えておけば、「際どいコースを突いたにも関わらず、拾われた。打った相手が上手かった」と打者の膝元の高さに糸を張って投球練習をさせている監督、コーチは、捕手に付ける価値を落とさない※。実際には、体を動かす仕組みがわかっている者からすると、拾って打った打者は下手くそなんだけどね。
※これ、真に受けてコーナーピッチングさせるなよ!俺は皮肉で書いているんだからな。
バットコントロールは、股関節を使って行う
人間の体は、トップハンドの中指、小指のしなりを解くと、後ろの股関節が前の股関節から剥がれます。鈴木誠也もピレラも後ろの股関節を前の股関節から剥がすことができます。
前田智徳、小園は、トップハンドの中指、小指のしなりを解いたとき、鈴木誠也、ピレラよりも後ろの肩関節が残っているので、トップハンドの肘を走らせるスペースができています。小園、前田智徳は、鈴木誠也、ピレラが後ろの股関節を前の股関節から剥がせずに、両足がクロスして順方向にゴロを打ってしまうような投球でも、後ろ肩関節を残して再度、トップハンドの基節骨でグリップを叩き、順方向にライナー及び飛球が打てる。再度、両股関節をぶつけなければ逆方向にライナー及び飛球が打てる。
四番がベンチに引っ込んだ、9回裏一死一三塁の攻撃手段
2021年6月28日、広島ー中日11回戦(マツダ)
小園は、抜いた変化球を、ベースの内側から2/3は、引っ張って飛球を打ちます。前足を頭の下に落してからトップハンドの中指、小指のしなりを解いて、グリップを親指基節骨で叩きます。後ろの肩関節が残るので、トップハンドの肘が走るスペースも出来ます。ファストボールにも遅れません。残りの1/3も、合せただけの撫でるスイングをして遊ゴロを打ちません。引っ張ってから、両股関節を剥がして逆方向に打ちます。前肩も後ろ肩も残ります。入ってくる投球も逃げる投球のどちらにもヘッドが届きます。右投手、左投手関係ありません。
中村奨成は、前肩関節が背骨の方に入ります。更には、前肘が突っ張ります。サイドハンドに近い右の又吉及び左投手に対しては、トップポジションにおいてニュートラルポジションを作ってトップハンドの親指基節骨でグリップを叩いて右肘を走らせて打てますが、それ以外の投手に対しては、ドアスイングです。又吉の後に左投手が出てきた場合に、小園の代打に中村奨成を出すのは愚の骨頂です。
小園は、頻繁に指を動かしてトップを入れ替えるのでバントが上手くありません。また、後ろ肩関節を残さず、人差し指の付け根でグリップを押すバントなんか練習して欲しくありません。投前でなければほぼスクイズは成功しますが、小園にスクイズをさせるのは愚の骨頂です。
一塁走者西川は、左肘をヒッチしない左足拇指球で地面を後ろに蹴る。頭が背骨の前に出て泳ぐ。帰塁が下手。進塁もハーフウェイで走路が膨らむ。盗塁のサインは出してこない。
小園はコース問わず引っ張り専門、中日バッテリーとしては、一死一塁三塁で、小園に引っ張らせて一ゴロを打たせたい。捕手は、捕球&本塁送球を優先してビシエドを一塁ベースから離れさせます。ここが捕手のバカなところ。捕球、送球を優先するなら、一塁ベースの後方にシフトを敷かせます。左手小指で打球を叩いて背骨の右側で右手で捕球です。
中日の捕手桂は、ミットは落すが、背骨の左側にグラブを出し、円を描くように捕球する。トップポジションに入るのは早くない。
中村奨成は、真っ直ぐに走れます。二盗は有り得る。捕手は二塁に投げません。シングルヒット一本で中村奨成は本塁に還れます。一死二三塁は、いずれもタッチプレーです。中村奨成が二盗すれば、小園の次が長野と坂倉ですから、ほぼ間違いなく中村奨成が二盗した段階で、小園を申告四球で歩かせられます。
小園が一ゴロを打って三塁走者が本塁でアウトになった場合は、西川が一塁走者であれば、二死一二塁となります。中村奨成を西川の代走として起用すれば、三塁に走れます。捕手は先ず、三塁には投げません。
長野は、巨人のときよりバッターボックスのラインに近付いて立ちますが、ボール一個分しかラインとの間空いていないというところまで接近するわけではありません。ポイントを背骨より後ろにしてインコースもアウトコースも後ろ肩関節を残して中堅から右へ打ちます。2ストライクを取られたら安打は期待できません。
私が監督であれば、小園がゴロを打って一塁走者になり、二死一三塁のケース、中日の投手が左投手であれば、打者長野のところで、小園にフォースボーク又はディレードスチールを仕掛けさせます。右投手であれば、これらは使えません。
二死になれば、ノーバウンドで捕球された段階で3アウト、試合終了です。三塁走者は、ライナーバックの必要がありません。三塁走者は、左肘をヒッチ、打者がトップハンドの中指、小指のしなりを解いたら、右足首を背屈してシャッフル、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いたらGoです。投ゴロ以外であれば点が入ったことも全くないとまでは言えません。
私が監督であれば、中村奨成を西川の代走に出して打者小園の初球では盗塁をさせません。
広島カープの選手がやってはいけないのが走者を溜めて、相手投手がワンバウンドを投げてくれるのを待つ、捕手が後逸するのを待つ、打者がワンバウンドを振って振り逃げで出塁するのを待つ乞食野球です。
坂倉は、努力次第で阿部慎之助になれると書きましたが、現在の坂倉は、阿部慎之助になれていません。坂倉に田中広輔のようにスウェイして四球を取って欲しくありません。走者を坂倉はワンバウンド以外は、何を振ってもOKです。
広島東洋カープの選手にとっては、走者を溜めずに小園で試合を決めてしまいたい。小園には、アウトハイの顔の高さにピッチドアウトしてきた場合、小園は、セットアップで骨盤を落とさなければ振るのはOK。トップハンドの肘のヒッチを大きく、前足を頭の下に落とし、ヘッドステイバックを大きくしないと高目の投球は後ろの肩関節に負荷をかけずに、後ろ膝が地面に付くまで、後ろの股関節、トップハンドの中指、小指、肘を振れないからです。中村奨成は帰塁する。小園は、ワンバウンドを振らないので、エンドランをかけます。小園には、右方向に打てのサイン及び2ストライクを取られた後の右打ちの解除も要りません。中村奨成は、左肘をヒッチして自身の左手首と、打者の後ろの肩関節、手首の距離が取れます。二次リードを広げて打者がトップハンドの中指、小指のしなりを解く前にスタートを切る必要はありませんが、リードを大きく取っても帰塁できます。小園は、カウントに関係なく引っ張ってライナー、更には飛球を打つスイングをする。犠飛で点を取る。結果、3ランになっても全くOKです。フライボール革命は、本塁打を打つ手段ではありません。フライを打つスイングの方がゴロを打つ場合よりもインサイドアウトスイングがパーフェクトに近くなる。フライボール革命は、パーフェクトインサイドアウトスイングの手段です。