Last Updated on 2023年3月24日 by wpmaster
広島は、右投げ左打ちの層が厚いが、投げるときと軸足移動が同一の、ダウンスイング、アッパースイングで右に引っ張れる左投げ左打ち(現在の広島には岩本のみ)のレフトを守れ(センターは2番西川、一塁5番バティスタ)3番を打てる選手が不足している。
外国人打者について水面下で全く調査してこなかったということはないだろうが期限内に獲得実現は難しいか獲れてもロクなのは獲れないだろう。
そこで、私は、左の中継ぎが不足している、右のロメロが故障しているオリックスに着目した。一方、広島は、フランスアに加えレグナルトが加入、中村恭平が成長。
しかし、走れない中距離打者の松山ではオリックスがトレードに応じないだろう。いくら広島に必要でなくても、ソフトバンクであれば既に自由契約になっているであろう庄司、桒原、飯田ではオリックスがトレードに応じないだろう。高橋樹也でも応じてくれないだろう。故障中の高橋昂也は将来の広島の左のエース、塹江もこちらが出したくない。
当方は、T-岡田↔堂林、髙橋大樹、戸田の1:3のトレードを提案している。
日本の一軍の左打者で両股関節をぶつけた後で左膝が真下に落ちるのは吉田正尚とT-岡田だけ。
T-岡田は、巨人で再結成が確実なタナキクマルの一個上、足も遅くなく守備も下手ではない。広島に右の三塁手が不足していると言うのであれば堂林の代わりにメヒアプラス高橋樹也の1:4、右の外野手が不足していると言うのであれば、髙橋大樹の代わりにメヒアでもいだろう。一チームに2人も3人も右のレベルスインガーは要らないのである。
中々、動かない広島に対し、中日は早速手を打ってきた。
中日とオリックスは30日、トレードが成立したことを発表した。中日の松井雅人捕手(31)と松井佑介外野手(31)がオリックスに、オリックスの松葉貴大投手(28)、武田健吾外野手(25)が中日に移籍することとなった。。また、中日のスティーブン・モヤ外野手(27)が金銭トレードでオリックスに移籍することも発表された。
松葉は、今季、既にオリックスで5試合に登板、377球を投げ、22回2/3を食う。0勝4敗 防御率は、5.56
広島は松葉と今後何度も対戦し得るので研究する必要があるだろう。
動作解析
松葉は、左投げ左打ち、公称サイズは、178cm 82kg
2018シーズンのストレートのMaxは、147km/h
松葉は、左足のスパイク外側に重心をかけ左股関節を外旋して右膝を上げる。
右足内転筋を内旋して左足のスパイクの外側でエッジをかけるが、左足踵が浮いて左膝が内に入る。
「く」の字を作ったとき左足はアウトエッジ、右足内転筋は内旋している。左肩は右膝と同じ高さ、左膝が内に入る。
左腕前腕部を回内して右足内転筋を内旋、左股関節を外旋して骨盤の横まで左腕を引くが、左足前脛骨筋、左膝が前に倒れる。
左膝をつまみ上げたとき両肩甲骨が接近する。左足の拇指球を支点に左膝が内に入り始める。骨盤が左足を軸に回り始める。右手は親指が上に切り替わる。右足はスパイクの内側踵寄りから着地する。
リリースの瞬間に右膝が緩く折れ曲がりややo脚になる。左足内転筋が外旋し左前脛骨筋が後ろに捻じれ左膝が伸びる。左腕上腕部の棘下筋が凹む。
両肩甲骨をぶつけて剥がして投げているが瞬発力がボールに伝わらない。
体軸の傾き、体軸との交わり、左肘の高さ、コッキングの角度を総合するとスリークォーター
上記の投球動作から右足の着地から左肘の推進まで間があることが推察されるが、実際にも間がある。
左足のターンをするが両足はクロスしない。
各種指標(2018)
2018シーズンは、ナゴヤドーム、ズムスタでは登板していない。
球種配分
まとめ
打者は、始動してから間を作ることができるので、緩い変化球はストレート同様、ストライドを狭くして引き付けてポイントは前で打った方がいい。
フォークを投げるのでスパイクの外側に体重を乗せて割れを作ってからストライドは狭くして、前足を着地したときに前肩の棘下筋を投手に向けないことが重要。