2018広島vs中日22回戦。野村祐輔7回2失点。笠原 祥太郎にプロ初完封をされる。

Last Updated on 2019年2月13日 by wpmaster

昨日の試合で、ベンチの上に飛び降りて騒いだハゲオヤジ坂本英喜が逮捕されたが、岡田が右肩を故障しながら投げ続けて力尽きたことについて、罵声を浴びせるとは、人として思いやりというか、優しさがないんだね。

自分さえ気持ち良ければそれでいいというズリセン野郎。

こんな奴、ファンとは呼べないな。

このハゲオヤジのおかげで野村が好投したなんて、的外れで呆れて物も言えない。

さて、試合の方ですが、野村と笠原の先発。

4回裏のアルモンテの打球は、三塁線の左に切れていく打球。

アルモンテは、ステイバックのときに後ろの骨盤が頭が乗り、右足の着地が遅い分、ヘッドがボールの内側に入って三塁線に打球が飛んだ。

野村とアルモンテの個人技のぶつかり合いという面から見れば、野村の判定勝ち。

あれを打球の正面に入ってフォアハンドで捕球態勢に入ったら、左腕前腕部が回外してロックされてしまい。グラブの脇を打球が逸れていってしまう。

あれは、左足を体の前に出して逆手で捕ればプロの内野手であれば、アウトにできる。

その後、髙橋周平のところで、あっち向いてホイの投げ方をして周平に打たれたわかだが、フィジカルが万全でない中、どの投手も投げるので、一試合に数球は失投があるのはやむを得ない。

7回2失点(自責0)は、ナイスピッチングだろう。

笠原の魅力は、何と言っても、日本では数少ない真上から投げ下ろす正真正銘のオーバースローのピッチャー。

ガタイも笠原の方が良く、投げ方も異なるが、どことなく顔が若い頃の牛島に似ています。

カーブ以外は、ストレートと同じ投げ方ができている。

カープ戦に登板してくる度に投球動作を見て思うのだが、非常に惜しい投手だなあと。

左投手は、ほとんどの投手がインステップするが、笠原は、右股関節の使い方が上手くない。

リリースの瞬間に右足が突っ張らずに、瞬発力が下半身に吸収されてしまう。

上体を三塁側に倒す途中でバタンと前に倒れてしまい、折角作った縦回転がフォロースルーの段階で減じてしまう。

笠原は、フォロースルーの後で、左手が頭のところまで来るぐらい、フォロースルーが大きい。

しかし、左足を三塁側にターンさせるのが難しく、左足を三塁側でフォロースルーを一旦、止めてしまってから、左腕を頭の近くまで上げる。

すなわち、手投げになってしまっている。

もう少し、下半身の使い方が上手くなってくるともっと凄い球が投げられるようになるだろう。

笠原祥太郎のピッチング

1回表

笠原は、11球目、テイクバックのときは、左肩が右肩よりも下がる。

トップを作ったときに左腕前腕部が回外して左肘が沈む。

右肩の割れに左腕の出が遅れて左肘の位置が少し下がる。

リリースの瞬間に右足は突っ張らない。

リリースの瞬間に、右肩を下げるが、左肩上腕部が少し凹む。

手首が寝てボールを引っ掛け、上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターンさせるが、ストレート141キロがアウトローに外れ、野間に四球を与える。

菊池は、12球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のストレート138キロを、左足のスパイクの外側から左足の拇指球に重心を打つしてプッシュバント。

笠原は、18球目、右肩の割れよりも左肘が遅れて出てインハイにストレート133キロが外れ、丸に四球を与える。

笠原は、19球目、真ん中低目にカーブ114キロをワンバウンドさせる。

鈴木誠也は、25球目、真ん中のチェンジアップ114キロに、左肩がステイバックの過程で内に入り、ヘッドが遅れて左飛。

松山は、29球目、アウトハイのチェンジアップ29球目を打って左飛。

2回表

西川は、37球目、インローのストレート133キロを打って二ゴロ。

田中は、38球目、アウトコースベルトの高さのスライダー127キロを打って投ゴロ。

笠原は、40球目、真ん中低目にカーブ115キロをワンバウンドさせる。

會澤は、41球目、インコースベルトの高さのストレート133キロを打って右前安打。

野村は、45球目、真ん中高目のストレート135キロを空振り三振。

3回表

野間は、真ん中高目のチェンジアップ114キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが、二ゴロ。

笠原は、57球目、右股関節を使いこなせず、右足がクローズしたままで、リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

上体を三塁側に倒して左足を三塁側にターンさせ、左腕を頭のところまで持ってきてフォロースルーを完結させる。

菊池は、57球目の真ん中低目のチェンジアップ114キロをスライス回転させてバックネット一塁寄りにファウル。

菊池は、真ん中低目のストレート141キロを、ヘッドを残して打つが、右飛。

丸は、アウトハイのスライダー130キロに、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転がかかり、打球が沈む。

丸は、一ゴロ。

4回表

鈴木誠也は、真ん中のスライダー124キロを、ヘッドを残して打つが中飛。

笠原は、66球目、テイクバックのとき、左腕前腕部を回内し、従来より背中の方に左腕を引く。

トップを作る過程で、左膝が内に入り、右肩がクローズし、右足もインステップする。

臀部が沈み、上体が三塁側に反る。

左腕上腕部が外旋、左腕前腕部が回外しかかり、右肘が沈む。

リリースの瞬間に左肩上腕部が凹み、左肘が沈む。

右足は突っ張っていない。

真ん中低目にチェンジアップ117キロをワンバウンドさせる。

松山は、ステイバックの過程で右肩が内に入り、ステイバックの中途でスイングし、空振り三振。

笠原は、73球目、真ん中低目にチェンジアップ115キロをワンバウンドさせる。

西川は、75球目、アウトハイのスライダーに腰が浮き、壁を作って打つが、ボールの上っ面に当たり、トップスピンがかかった投ゴロ。

5回表

田中広輔は、インコースベルトの高さのストレート136キロに、踵体重になって空振り三振。

會澤は、真ん中のストレート137キロを、ヘッドをボールの外側に入れてレフト前ヒットを打つ。

野村は、真ん中高目のストレート134キロを、左足のスパイクの外側踵寄りに重心をかけて一塁側にバント。

野間は、アウトハイのスライダーに、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転のかかった投ゴロを打つ。

6回表

菊池は、89球目、アウトハイのストレート136キロを打って三ゴロ。

笠原は、94球目、真ん中低目にチェンジアップ114キロをワンバウンドさせる。

笠原は、95球目、インローにスライダー131キロが外れて丸に四球を与える。

笠原は、右足を着地したとたんに左肘が出てくる(間が短い)。

鈴木は、100球目、真ん中低目のストレート137キロを見逃し三振。

カウント1-0からの102球目(高目のストレート134キロ、ボール)のとき、丸が二盗に失敗。

7回表

松山は、105球目、真ん中高目のスライダー130キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、ヘッドがボールの下に入り、二ゴロ。

笠原は、107球目、真ん中低目にチェンジアップ113キロをワンバウンドさせる。

西川は、109球目、真ん中高目のストレート134キロを、ヘッドをボールの外側に入れ、左肘を肋骨に沿わせ、右肘を使ってバットでボールを掃い、トップスピンがかかる。

地を這うゴロが一二塁間を抜ける。

田中は、112球目、アウトコースベルトの高さのストレート132キロを、ヘッドを残して打つが遊飛。

會澤は、117球目、真ん中低目のスライダー128キロを、ヘッドを残して打つが、中飛。

8回表

小窪は、真ん中高目のスライダー127キロに、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の三ゴロを打つ。

野間は、121球目、真ん中低目のチェンジアップ115キロをワンバウンドさせる。

野間は、122球目、真ん中高目のチェンジアップ112キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、泳いで中飛。

菊池は、インロー(右打者のアウトロー)のスライダー125キロを、ヘッドを残して打つが、中飛。

9回表

丸は、踵体重になってインコースベルトの高さのストレート137キロを空振り三振。

鈴木誠也は、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのスライダー130キロを、ヘッドをボールの外側に入れて差されるがバックスピンをかける。

鈴木誠也は、左飛。

松山は、インコースベルトの高さのストレート136キロに、ステイバックの中途で振り下ろし始め、ヘッドが遅れて出てレフトフライ。

野村祐輔のピッチング

1回裏

平田は、1球目、アウトハイのスライダー133キロを打って二ゴロ。

京田は、3球目、インコースベルトの高さのスライダー125キロを打って左飛。

大島は、6球目、真ん中低目のカーブ112キロを打って一ゴロ。

2回裏

野村は、8球目、アウトローにカーブ111キロをワンバウンドさせる。

ビシエドは、インコースベルトの高さのシュート137キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、スウェイした分スライス回転がかかる。

ビシエドはセンター前ヒット。

アルモンテは、インハイのシュート138キロを、ヘッドを残して打つが、三併打。

野村は、21球目、右肘の出が遅れ、右肘が一塁側に伸び、カットボール139キロがアウトハイに外れ、髙橋周平に四球を与える。

野村は、24球目、トップを作ったときに、右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。

右腕上腕部が外旋、左膝、左腕前腕部が背中の方に入る。

右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

ボールを持つ手と頭の距離が離れている。

リリースの瞬間、右肘の出が右肩甲骨よりも遅れている。

左足が突っ張るが、左股間節が引っ込み、右足に重心が残る。

リリースの直後に右腕上腕部が凹む。

アウトローにスライダー130キロをワンバウンドさせ會澤は、一塁側にボールを弾く。

髙橋周平は、2塁に進塁。

福田は、29球目、インコースベルトの高さのシュートを見逃し三振。

3回裏

松井雅人は、真ん中低目のカーブ114キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ち、センター前ヒット。

笠原がオープンスタンスから、インハイのカーブ119キロを、右足のスパイクの外側に重心をかけてバント。

平田は、インハイのシュート134キロに、左肩が内に入ってヘッドが遅れて出て捕邪飛を打つ。

京田は、真ん中高目のチェンジアップ131キロをヘッドをボールの外側に入れて打つが、中飛。

4回裏

大島は、真ん中低目のチェンジアップ130キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打ったので、スライス回転がかかってもライト前ヒットになる。

ビシエドは真ん中のシュート136キロに、ヘッドが遅れて出て二飛。

アルモンテは、真ん中高目のスライダーを、ヘッドを残して三ゴロを打つ。

前述のように、西川がエラー。

広島0-1中日。

野村は、54球目、テイクバックのときに、右腕前腕部を回内して右腕を背中の方に引く。

トップを作ったときに右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。

右腕上腕部が外旋し、右肘、右腕上腕部が背中の方に入る。

右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

リリースの瞬間に右足は突っ張ってるが、右肘が右肩甲骨よりも遅れて出る。

髙橋周平は、真ん中のチェンジアップを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、ライト線に二塁打。

広島0-2中日。

野村は、58球目、トップを作ったときに、右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。

右腕上腕部が外旋、右肘、右腕前腕部が背中の側に倒れる。

右腕前腕部が回外して右肘が沈む。

右足を一塁側にターンさせるが、上体の倒れ方が小さい。

右肘が左肩、左膝の割れに遅れて出てアウトハイにカットボールが外れ、福田に四球を与える。

野村は、61球目、上体を一塁側に倒し、右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。

松井雅人は、真ん中のカットボールにヘッドが止まり、見逃し三振。

笠原は、インハイのシュート137キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、三ゴロ。

5回裏

野村は、64球目、真ん中低目にチェンジアップ127キロをワンバウンドさせる。

野村は、66球目、アウトローにスライダー131キロをワンバウンドさせる。

平田は、68球目、インコースベルトの高さのスライダー125キロを、ヘッドをボールの外側に入れてレフトスタンドに大ファウル。

平田は、70球目、真ん中低目のシュート136キロを、ヘッドを残してライト前ヒットを打つ。

野村が74球目、カウント2-1からアウトハイにチェンジアップ127キロを投げたときに、平田が二塁に走るが、二盗失敗。

京田は、ステイバックの過程で右肩が内に入り、インローのチェンジアップ129キロにヘッドが遅れて出て壁を作って打つが、左飛。

野村は、79球目、フォロースルーの過程で左膝の壁が崩れ、三塁側に右足を着地させる。

大島は、アウトハイのカットボール135キロを、ヘッドを残してヘッドをボールの外側に入れて打つが、ボールの上っ面に当たり、トップスピンがかかる。

大島は、遊ゴロ。

6回裏

ビシエドは、82球目のチェンジアップ126キロを、ヘッドをボールの外側に入れてレフトスタンドに大ファウル。

84球目、野村がワンバウンドさせたアウトローのカットボールに左肩が内に入って空振り三振。

アルモンテは、アウトローのカーブ113キロに、ステップ幅が大きく、ヘッドをボールを外側に入れてボールを引っ掛けて打つが一ゴロ。

髙橋周平は、インローに裏返ったスライダー128キロを、ヘッドを残して打つが、三ゴロ。

7回裏

福田は、92球目、アウトローのストレート140キロを見逃し三振。

松井雅人は、96球目、真ん中低目のカットボール136キロを中前安打。

笠原は、98球目、真ん中高目のストレート133キロを打って中飛。

野村は、104球目、アウトローにシュート139キロが外れ、平田に四球を与える。

京田は、106球目、真ん中低目のスライダー130キロを打って一ゴロ。

8回裏

戸田は、2球目、テイクバックのときに、左腕前腕部を回内させて左腕を背中の方に引く。

左股関節のタメがあり、左腕前腕部も回内できているが、

先ほどのテイクバックのせいで体軸の回転が横回転になる。

リリースの瞬間に左腕上腕部が凹み、左肘の位置が左肩の脇との付け根よりわずかに上ぐらいに下がる。

コッキングの角度は、ジョンスンと同じくらいで、体軸も三塁側に傾くスリークウォーターだが、右膝の壁が崩れる。

大島は、2球目、インハイのストレート139キロを、左肘を畳んで肋骨に沿わせヘッドをボールの外側に入れて壁を作ってライトスタンドに本塁打を打つ。

広島0-3中日。

ビシエドは、5球目、真ん中低目のシュート132キロを打って投ゴロ。

アルモンテ(右打席)は、8球目、ストレート143キロを空振り三振。

髙橋周平は、9球目、アウトハイのスライダー122キロを打って遊邪飛。

試合データ

勝利投手 笠原 4勝3敗 0S

敗戦投手 野村 6勝4敗