2018広島vsDeNA 大瀬良6回4失点(自責2)で敗戦投手。敗戦処理の投手も打たれる。

Last Updated on 2018年12月28日 by wpmaster

大瀬良のピッチング

大瀬良は、テイクバックのときに、右肩、右腕を背中の側に引く。

トップを作ったときに、右腕前腕部が回外する。

右肘の出が左肩、左膝の割れ、右腸腰筋の外旋に遅れるから両胸と骨盤が打者の正面に向く。

リリースの瞬間、右腕上腕部が凹む。

大瀬良は、プロ入り前から肩、肘が良くないけど、この試合もその中でも悪い部類だね。

立ち上がりから、ボールを引っ掛けたピッチングが頻発した。

また、リリースの瞬間、左足が突っ張っていない。

1回表

梶谷は、5球目、真ん中低目のフォーク134キロを空振り三振。

大瀬良は、6球目、アウトローにカーブ115キロをワンバウンドさせる。

ソトは、9球目、インコースベルトの高さのストレート147キロを打って中飛。

大瀬良は、10球目、アウトローにスライダー129キロをワンバウンドさせる。

ロペスは、これを空振り。

ロペスは、12球目、真ん中低目のフォーク133キロを空振り三振。

2回表

大瀬良は、15球目、アウトローにカットボール137キロをワンバウンドさせる。

筒香は、17球目、真ん中高目のストレート146キロを空振り三振。

宮﨑は、19球目、アウトローのストレート147キロを打って遊ゴロ。

倉本は、23球目、アウトローのストレート145キロを打って右前安打。

伊藤は、31球目、アウトローのスライダー131キロを空振り三振。

3回表

京山(右右)は、38球目、インハイのストレート146キロを打って左飛。

大瀬良は、39球目、アウトローにスライダー128キロをワンバウンドさせる。

柴田は、41球目、真ん中高目のストレート146キロを打って中飛。

梶谷は、アウトコースベルトの高さのスライダー127キロを打ってライト前ヒット。

ソトは、ボールを待つときに、左肘が伸びてロックされる。

ステイバックの過程で、右肩が内に入り、ベースに覆いかぶさる。

インコースベルトの高さより上が打てませんということが丸わかりなわけよ。

大瀬良は、46球目、アウトローにカットボール138キロをワンバウンドさせる。

ソトは、47球目、アウトハイのストレートをヘッドを残してライトスタンドに本塁打。

広島1-2DeNA。

ロペスは、51球目、アウトローのカットボール139キロを打って二ゴロ。

4回表

筒香は、58球目、インコースベルトの高さのストレート148キロを空振り三振。

宮﨑は、60球目、アウトローのスライダー130キロを打って二ゴロ。

倉本は、65球目、真ん中低目のフォークを打って二ゴロ。

5回表

伊藤は、70球目、真ん中低目のストレート144キロを打って遊ゴロ。

大瀬良は、72球目、真ん中低目にストレート147キロをワンバウンドさせる。

京山は、74球目、アウトローのカットボール140キロを空振り三振。

柴田は、77球目、アウトコースベルトの高さのカットボール140キロを打って遊飛。

6回表

大瀬良は、78球目、アウトローにストレート144キロをワンバウンドさせる。

梶谷は、80球目、アウトローのストレート144キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打ち、一二塁間のゴロを打つ。

これを安部が後逸し、記録はエラーだが、振り負けていない。

大瀬良は、上体を一塁側に倒して右足を一塁側へターンさせてフォロースルーをしてるんだけど、リリースの瞬間に右足が突っ張っていないから、瞬発力が下半身に吸収されてしまう。

ソトは、82球目、インハイのストレート143キロに差されているんだけれども、大瀬良の投球動作が瞬発力を吸収してしまっていることと併せ、ヘッドの下がりを抑えて打てているから、振り負けない。

ソトは、センター前ヒット。

ロペスは、84球目、アウトコースベルトの高さのカットボール139キロを打って遊飛。

筒香は、85球目、インローのフォーク134キロを打って中前安打。

筒香のときには、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止めているから、筒香は、ヘッドをボールの外側に入れて手首の下がり、ヘッドの下がりを抑えている。

だから、バットを折られても振り負けずに、内外野の間に落ちる。

広島1-3DeNa。

宮﨑は、91球目、アウトハイのカットボール138キロを打って右前安打。

倉本は、94球目、アウトローのストレート147キロを打って中飛。

これが犠飛となる。

広島1-4DeNA。

伊藤は、104球目、アウトローのスライダー130キロを打って一邪飛。

カープ打線のバッティング

1回裏

京山は、1球目、真ん中低目にストレート143キロをワンバウンドさせる。

田中広輔は、3球目、真ん中高目のチェンジアップ125キロを打って一ゴロ。

京山は、6球目、インローにストレート142キロをワンバウンドさせる。

菊池は、9球目、アウトローのストレート143キロを打って三ゴロ。

丸は、16球目、インハイのストレート145キロを空振り三振。

2回裏

京山は、22球目、アウトローにストレート144キロが外れて鈴木に四球を与える。

安部は、27球目、真ん中のストレート144キロを打って中前安打。

松山は、28球目、インローのチェンジアップ124キロを打って一ゴロ。

一死一三塁から、西川は、インハイ(左打者のアウトハイ)のチェンジアップ123キロに、ヘッドがボールの下に入れてしまい、スライス回転がかかる。

ボールの上にヘッドが被さり、二ゴロを打つ。

ボールは、ショートにトスされ、二塁フォースドアウトの間に三塁走者がホームイン。

広島1-0DeNA。

京山は、30球目、アウトローにスライダー123キロをワンバウンドさせる。

會澤は、32球目、真ん中低目のストレート139キロを打って右飛。

3回裏

大瀬良は、36球目、アウトコースベルトの高さのストレート138キロを見逃し三振。

京山は、38球目、インローにチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

京山は、41球目、インコースベルトの高さのカットボール131キロが外れ、田中広輔に四球を与える。

菊池は、43球目、真ん中のストレート141キロを打って遊ゴロ。

しかし、ショートがこれをファンブル。

京山は、48球目、インローにカットボール134キロが外れて丸に四球を与える。

これで一死満塁。

鈴木誠也は、50球目真ん中のストレートを、肋骨に左肘を沿わせて引き、ボールの内側を叩き、打球がスライス回転する。

真ん中は、インローやアウトハイよりもバットとボールの軌道の距離が取りにくいが、ステイバックができていない、すなわち始動が遅れている。

一塁側スタンドへファウルフライ。

51球目、アウトローのフォーシームを空振り。

これが良くない。

ステイバックに至る過程で、左肩が下がって内に入り上体がホームベースに覆いかぶさる。

バットとボールの距離が取れない。

53球目インハイのかするかどうかの球を肘を引いてよける。

54球目、ベースの上を通過する真ん中低目のスライダーを空振り。

あれは、振ってしまうよじゃねえよボケ。

こんなもん振る奴を庇うんじゃねえ。

伊藤光のリードは、教科書通りのリードで上手くもなんともない。

これから先いくらでもある。

誠也のバッティングが崩れているんじゃ。

ステイバックに至る過程で、左肩が下がって内に入り上体がホームベースに覆いかぶさる。

よって、バットとボールの距離が取れないから空振りをする。

お前はいつから、そこら辺のバッターに成り下がったんじゃ。

安部は、55球目、真ん中のチェンジアップ122キロを打って右飛。

4回裏

京山は、56球目、アウトローにカーブ115キロをワンバウンドさせる。

松山は、58球目、インローのチェンジアップ120キロを打って二ゴロ。

京山は、59球目、真ん中低目にストレート142キロをワンバウンドさせる。

京山は、60球目、インローにスライダー126キロをワンバウンドさせる。

西川は、64球目、真ん中高目のストレート141キロを空振り三振。

會澤は、66球目、真ん中低目のカーブ115キロを打って右飛。

5回裏

大瀬良は、68球目、アウトローのカットボール132キロを打って投ゴロ。

田中広輔は、74球目、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを打って二ゴロ。

菊池は、77球目、アウトハイのストレート141キロを打って中飛。

6回裏

丸は、82球目、インハイのチェンジアップ118キロを見逃し三振。

鈴木は、84球目、真ん中のストレート139キロを打って遊ゴロ。

京山は、86球目、アウトローにチェンジアップ122キロをワンバウンドさせる。

京山は、ステップ幅が狭く、着地のときに左膝がタイトに曲がらないので、左膝で壁を作ることができるが、リリースの瞬間には左足は突っ張っていない。

京山は、テイクバックのときに、右腕を背中の方に大きく引く。

トップを作るときに、右腕前腕部が回外して右肘が大きく沈む。

左肩、左膝の割れに遅れて右肘が出てリリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。

89球目、インハイにストレートが外れ、安部に四球を与える。

京山は、95球目、右肘をつまみ上げてからトップを作る過程で両肩がM字型になり、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、真ん中低目のツーシームが外れて松山に四球を与える。

砂田は、9球目、アウトローにスライダー128キロをワンバウンドさせる。

代打のバティスタは、グリップが一番先に出るから、ボールの内側にヘッドが入る。

ヘッドが遅れたり、ヘッドがボールの下に入り手首を返す。

打球にスライス回転がかかるから、何球も続けてファウルする。

砂田が投じたインコース(右打者のアウトコース)ベルトの高さのホームランボール(チェンジアップ126キロ)に、ヘッドがボールの内側に入り、スライス回転がかかって遊飛。

敗戦処理の投手のピッチング

7回表

中川は、真ん中高目のカーブ117キロを打って右飛。

柴田は、アウトハイのストレート139キロを空振り三振。

飯田は、9球目、アウトローにカーブ120キロをワンバウンドさせる。

梶谷は、インコースベルトの高さのストレート140キロを中飛。

飯田は、サイドアームのようにコッキングの角度が水平ではなく、完全にサイドアームというほどではない。

敢えて分類するなら、回転軸の一塁側への傾きからいうと、サイドアーム。

この試合、飯田は、回転軸を一塁側に傾けないスリークウォーターでの投球を交え、2球ほどスリークウォーターよりオーバースローに近い投げ方をした。

飯田は、右膝の壁が崩れ左足を一塁側に止めフォロースルーを止めている。

ベイスターズの各打者は始動が遅いのだが、3者凡退。

只、もつれた場面で通用するというレベルではないです。

7回裏

三嶋は、3球目、アウトローにスライダー138キロをワンバウンドさせる。

會澤は、4球目、真ん中のストレート150キロを打って右飛。

下水流は、6球目、アウトコースベルトの高さのスライダーを打って三ゴロ。

田中広輔は、9球目、インローのカーブを打ってセカンドへの内野安打。

菊池は、13球目、アウトローのスライダー138キロを打って空振り三振。

8回表

ソトは、4球目、アウトコースベルトの高さのストレート147キロを見逃し三振。

中田は、6球目、真ん中低目にスライダー128キロをワンバウンドさせる。

中田廉は、トップを作る過程で右腸腰筋が外旋しかかり、左肩、左膝が割れる。

右腕上腕部が外旋しているが、トップが完成することなく、右腕前腕部は回外しかかり、右肘が沈む。

リリースの瞬間、左足が突っ張らない。

ロペスは、8球目、真ん中低目のストレート145キロを、壁を作ってレフト線に二塁打を打つ。

筒香には、2球投げたところで、四球で出塁させる。

中田廉は、15球目、リリースの直後に右肘、トップが下がり、カーブ118キロをアウトローにワンバウンドさせる。

捕逸により、走者は、二、三塁に進塁。

宮﨑は、19球目、真ん中高目のストレートを、ボールの内側を打ち、トップスピンがかかるが、センター前ヒット。

広島1-6DeNA。

中田は、20球目、真ん中低目にストレート141キロをワンバウンドさせる。

倉本は、23球目、インコースベルトの高さのフォーク135キロを空振り三振。

伊藤は、29球目、真ん中のカットボール133キロを打って遊ゴロ。

8回裏

丸は、17球目、真ん中低目のストレート149キロを打って二ゴロ。

三嶋は、24球目、インハイにストレート149キロが外れ、鈴木に四球を与える。

安部は、26球目、真ん中高目のスライダー136キロを打って左飛。

松山は、28球目、インハイのストレート149キロを打って中飛。

9回表

桑原は、4球目、インコースベルトの高さのシュート回転したボール137キロを、ヘッドを残してライト前ヒット。

佐藤は、10球目、インハイにストレート137キロが外れ、柴田に四球を与える。

佐藤は、13球目、アウトローにカーブ116キロをワンバウンドさせる。

梶谷は、15球目、アウトローのフォーク119キロを、ヘッドをボールの外側に入れてライト前ヒットを打つ。

ソトは、20球目、インローのシュート136キロを空振り三振。

ロペスは、22球目、真ん中低目のシュート回転した球137キロを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打ち、左肘を使ってバットでボールを掃い、フォロースルー。

ロペスのレフト前ヒットで、広島1-8DeNA。

神里は、24球目、アウトハイのストレート137キロを打ち、遊ゴロエラーで出塁。

2塁走者が本塁に還り、広島1-9DeNA。

宮﨑は、29球目、アウトコースベルトの高さのフォーク120キロを打ち、左飛。

倉本は、33球目、アウトローのフォークを空振り三振。

飯田よりも佐藤祥万の方がほぼ完全に近いサイドアーム。

佐藤祥万は、左の股関節が先に外旋してから、左肘が出る。

リリースの直前に左肘が伸びる。

又は、左腕前腕部が回外して肘が下がってボールを引っ掛ける。

打者の正面に両胸と骨盤が向く。

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

フォロースルーのときに右膝の壁が崩れ、一塁側に左足を着地させる。

3本のヒットは、いずれも捕らえられている。

神里もヘッドを残して打てており、事実上は、田中広輔のエラーではなく、ヒット。

宮﨑の打球は、風に戻されてレフトフライだが、宮﨑にヘッドをボールの外側に入れ、ボールを擦り、バックスピンをかけた申し分のない完璧な本塁打の打ち方をされている。

来季の支配下選手枠をめぐる争いは、飯田に軍配が上がったといえよう。

尤も、飯田は、今後の内容次第では、来季の契約がなくなることがないわけではない。

9回裏

バティスタは、4球目、アウトコースベルトの高さのストレート151キロを空振り三振。

礒村は、5球目、アウトコースベルトの高さのストレート151キロを打って中前安打。

堂林は、10球目、アウトコースベルトの高さのストレート150キロを打ってライト線に二塁打。

田中広輔は、17球目、真ん中低目のスライダー136キロを空振り三振。

菊池は、18球目、インハイのストレート149キロを打って三ゴロ。

試合データ

勝利投手 京山 5勝2敗

敗戦投手 大瀬良 11勝5敗

ホールド 砂田 三嶋