2017年ドラフト候補分析中間報告④(投手/野手追補)

Last Updated on 2021年10月12日 by wpmaster

CSの最中だけど、ドラフト会議も明後日に迫っている。

この辺で、ドラフトのことも締めておかないといけない。

高校生投手

㊱吉住晴斗(鶴岡東)

左膝で弧を描く。

左膝が突っ張っているので瞬発力を消耗する。

トップを作ったとき両肩が平行で肘が直角に曲がるときと、

右肘が後方にタイトに曲がっているときとがある。

後者の場合には、瞬発力が消耗する。

肘の角度が45°のときもある。

着地のとき左膝が緩く曲がっているので、フィニッシュで膝が真上に伸ばせる。

フィニッシュで一塁側に右足を送る。

㊲森遼太朗(都城商)

グラブを持つ手の肩を内旋しているが、左肩が開かないときと、開くときがある。

左くるぶしを本塁に向けステップするので左足で弧を描かない。

回転軸を一塁側に傾けているので、回転数の多い球が投げられている。

フィニッシュで右足を一塁側に送れているときと、三塁側に重心が残ることがある。

社会人投手

㉓谷川昌希(九州三菱)右投げ右打ち

右膝を緩く曲げてから重心移動するが、大腿骨を浮かせてから重心移動はしていない。

左のつま先が開く。

フィニッシュで重心が三塁側に残る。

㉔阿部翔太(日本生命)右投げ左打ち

重心移動の前に右膝がタイトに曲がる。

フィニッシュで右足を一塁側に送れている。

ステップのときに左足で弧を描く。

㉕大野亨亮(三菱日立パワーシステムズ)右投げ左打ち

着地する過程で左膝が開く。

フィニッシュで重心が三塁側に残る。

㉖緒方太地(沖データ教育学院)右投げ右打ち

フィニッシュで一塁側に重心を送れていることもあるが、三塁側に重心が残ることもある。

歩幅が大きく、股関節を内旋、外旋が十分でなく、瞬発力がボールに伝わらないことがある。

㉗渡邉雄大(新潟アルビレックスBC)左投げ左打ち

ステップのときに左膝が開く。

サイドスロー。

㉘山﨑悠生(群馬ダイヤモンドペガサス)左投げ左打ち

トップを作ったときに肘が85~90°に曲がる。

右足で弧を描く。

㉙大下佑馬(三菱重工広島)

立ったとき、右足が伸び、右足は、拇指に重心がかかる。

トップを作ったときに三角筋に負荷がかかる。

着地のときに膝が緩く曲がり、フィニッシュで左膝を伸ばせているが、

ステップのときに左足で弧を描くので、ボールの出所が見やすく、着地までに瞬発力が消耗している。

高校生内野手

⑧湯浅大(健大高崎)右投げ右打ち

動画がないので評価のしようがない。

⑨廣澤伸哉(大分商)右投げ右打ち 遊撃手

トップを作るのが遅れる。

結果としてボールを長く見れていない。

大学生内野手

⑰望月涼太(九州共立大)右投げ左打ち 遊撃手

右膝がタイトに曲がる。

右肘がロックされている。

インサイドは差されるのではないか。

⑱原田拓夢(九産大)右投げ左打ち 遊撃手

スクエアスタンス

右手の振り出しと右足の下すのが一緒(始動が遅れている)。

右膝を開かずに壁を作って逆方向に打つ。

⑲遠藤康平(青山学院大)右投げ右打ち 遊撃手

オープンスタンス

両肘がロックされている。

社会人内野手

⑨知野直人(新潟アルビレックス) 右投げ右打ち 遊撃手

変化球に、体が前に出されて、ヘッドがグリップより前に出ることがある。

➉四ツ谷良輔(四国マンダリンパイレーツ)右投げ両打ち 二塁手

右打席は、オープンスタンス

肘を左右に伸縮させる。

ややクラウチングスタイル。

インコースに差されるのではないか。

⑪若林晃弘(JX-ENEOS)右投げ両打ち 二塁手

左打席は、ややオープンスタンス

グリップの位置を高く上げる。

ヘッドを遅らせて打つ。

外野手

高校生

④荒井颯太(関根学園)右投げ右打ち

両膝がタイトに曲がる。

ヘッドを残して逆方向に打つ。

⑤高木渉(真颯館)右投げ左打ち

オープンスタンス

肩の可動域が広い。

ヘッドを残して打つ。

大学生外野手

⑦内海大寿(中部学院大)右投げ右打ち

オープンスタンス

両肘がロックする。

振り終わった後に左足を引っ掛けて重心を残す。

⑧佐藤デシャーン広之(横浜商大)右投げ左打ち

スクエアスタンス

トップを作ったときヘッドは立つが、トップは浅い。

⑨東原淳(亜大)右投げ左打ち

動画がないので評価のしようがない。

社会人外野手

④藤井一輝(群馬ダイヤモンドペガサス)右投げ右打ち

オープンスタンスで立つ。

手首を動かしすぎで、ヘッドを残して逆方向に打つ。

⑤泉祐介(滋賀ユナイテッドBC)右投げ左打ち

スクエアスタンス

ヘッドを残してセンターから左に打つ。

重心を残して引っ張ることができる。

⑥菅野剛士(日立製作所)右投げ左打ち

ややオープンスタンスに近いスクエアスタンス

足を高く上げるが、頭は軸足の上に乗り、前に出されない。

足を下すときに右足で弧を描くので、インコースベルトより上の球に差されるのではないか。

⑦塩見泰隆(JX-ENEOS)右投げ右打ち

スクエアスタンス

両膝を緩くして立つが、トップを作ったときに重心が沈む。

トップを作ったときにヘッドが寝る。

ヘッドを残して打つ。

⑧宮澤義也(新日鐵住金かずさマジック)右投げ右打ち

オープンスタンス

トップを作る過程で左肘が内に入る。

トップを作るのが遅い。

⑨宮澤和希(石川ミリオンダラーズ)右投げ右打ち

ややオープンのスクエアスタンス

トップが深く入るがヘッドを残して打つ。

トップを作るのが遅れてトップが浅く、ヘッドが寝ると三塁方向のゴロになる。

➉神里和穀(日本生命)右投げ左打ち

オープンスタンス

両肘がややロックする。

右肩の開きを遅らせて壁を作ってセンターに打つ。

まとめ

今回、新たに、要指名検討選手は、森遼太朗(投手)のみ。

これまで、分析を試みた選手は、投手107名、野手68名。

これまでのドラフト候補分析を併せると、カープの要指名検討選手は、下記のとおりになる。

山下輝(木更津総合)は、プロ志望届は出していない。

投手

渡邉佑樹(横浜商大)左投手

大道寺拓(筑波大) 右投手

阪口皓亮(北海) 右投手

若林篤志(JR東海) 左投手

藤井惣夾(大曲工)右投手

左投手が2名入っていますが、左投手であるから選んだわけではなく、その投手なりのストロングポイントがあるので、

選んでいます。

獲得できなかった場合

宝利亮(日本製紙石巻)右投手

金久保優人(東海大市原望洋)右投手

尾形崇斗(学法石川)右投手

菊地大稀(佐渡)右投手

森遼太朗(都城商)右投手

田中瑛人(柳ヶ浦)右投手

野手

田中俊太(日立製作所) 二塁手

外れ若しくは残っていない場合

吉浦大樹(名城大)外野手

外れの外れ若しくは残っていない場合

綱島龍生(糸魚川白嶺) 遊撃手

増田珠(横浜)外野手

村上宗隆(九州学院) 捕手 一塁手

松本直樹(西濃運輸) 捕手

2年後

水木海斗(国学院大) 遊撃手 続きを読む 2017年ドラフト候補分析中間報告④(投手/野手追補)