開幕直前、今年のセリーグの順位予想

Last Updated on 2017年12月5日 by wpmaster

明日、開幕ということで、直前になってしまいましたが、セリーグの今年の順位を予想します。

広島と巨人の分析は、既に別記事で書きましたので、その他の4球団について書きます。

DeNAは、昨年の先発投手の成績は、51勝52敗 防御率 3.75

リリーフ投手の成績は、18勝19敗 3.28

DeNAのクラインは、アメリカではリリーフであったが、先発で登板。

オープン戦17イニングで13自責 21四球だが、腕を真下にねじって投げる(内旋する)ので、肘が高く上がって角度がある。

ウィーランドは、ステップするときに弧を描かず、瞬発力をボールに伝えることができる。

オープン戦は8回2/3 8自責

DeNAの両投手は、シーズンに入って別人のような成績を残すことがありうる。

昨年、阿部を13-1に抑えた砂田は、昨年途中からクロスステップに変えてステップするときに弧を描く投球動作が直りました(それでも前膝の開きは大きくなるが)。

今年になって元に戻ってしまったので、いずれにせよ、ローテーション候補に入れるのを止めました。

リリーフは、更に難しいでしょう。

パットンは、真っすぐが148ぐらい、様々な変化球を投げるが、スリークウォーターでステップのときに弧を描く。

クローザーは、山﨑だろう。

石田 12勝6敗 2.89

今永 9勝7敗  2.99

井納 11勝9敗 3.67

久保  4勝7敗  3.54

ウィーランド 6勝5敗 4.54

クライン 3勝2敗 3.20

砂田 2勝1敗

高崎 1勝

三嶋 2勝

濱口  1勝

中継ぎ・抑え  山﨑、三上、須田、田中健二朗、パットン、藤岡、加賀

中継ぎ・抑え 18勝

69勝

阪神の昨年先発投手は、48勝60敗 防御率3.43

リリーフ投手の成績は、16勝16敗 防御率 3.27

阪神は、メンデスはテイクバックを大きく取って投げるが、ステップするときに左膝が弧を描く。

マテオは、手首が立たずに、制球を乱すものの、弧を描かず、カットボールの終速も落ちない。

マテオからクローザーの座を奪うのは難しい。

キャンベルは、股関節を使って反動をつけて回転する。ある程度速い球でも膝が伸びずに引っ張れるが、キレのある真っすぐ系では膝が伸びて刺されたり、右肘が出るのが遅くなり打球が右方向に飛ぶ。

.260ぐらいか。

能見 7勝10敗 3.64

岩貞 12勝9敗 3.22

藤浪 10勝9敗 3.34

メッセンジャー 11勝10敗 3.15

岩田 3勝3敗

岩崎 4勝3敗

青柳 3勝4敗

秋山 1勝

小野 1勝

横山 1勝

中継ぎ・抑え 17勝

中継ぎ・抑え マテオ、安藤、高橋聡文、ドリス、藤川、榎田、松田、石崎、高宮

67勝

昨年のヤクルトの先発投手は、39勝60敗 4.96

リリーフ投手の成績は、25勝18敗 4.03

ヤクルトは、ブキャナン、ギルメット、オーレンドルフの3投手を補強。

3人共、ステップするときに膝が割れず、肘も高く上がって角度がある。

グリーンは、膝を柔らかく使い、膝の開きをいったん抑えて前でさばく、阿部のような打者。

小川 13勝9敗 3.54

石川  8勝9敗  4.15

館山  4勝4敗 4.33

山中  3勝6敗  4.24

原   3勝4敗 3.98

成瀬  2勝3敗  4.67

杉浦  3勝4敗 4.98

由規  6勝5敗  3.47

ブキャナン 4勝2敗 2.78

村中 1勝2敗 5.63

中継ぎ・抑え 24勝

中継ぎ・抑え オーセンドルフ、ギルメット、ルーキ、秋吉、平井、松岡、村中、久古、中澤

打線が強いので、終盤ひっくり返し、ルーキ、ギルメット、オーセンドルフのリレーで勝ちを相当拾うと思われる。

それに、昨年復帰した平井諒は、股関節を二塁側に引いて、ステップのときに全く弧を描かず、ステップを大きく踏み出し、

膝もつま先より前に出ず、真下に向かってねじる投げ方なので、肘も高く上がり、前でボールをリリースする。

球に力が伝わる無駄のない投げ方をする。

相当ヤバい投手で、今年は、開幕から一軍にいる。

ブキャナンは、ゴロを打たせる、Kris Johnsonのような投手で、フルシーズン一軍にいたら、2桁勝ってもおかしくない投手。

昨年の中日の先発投手は、41勝57敗 防御率 3.94

リリーフ投手の成績は、17勝25敗 防御率3.03

中日のゲレーロは、オープンスランスから、壁を作り、インローをヘッドを下げてストロークを長くしてバックスピンをかけて打つ。ミートしたときでなくミートした後に左膝が伸びるので、打球も伸びる。

3割25本ぐらいは打つと思われる。

追い込まれてからのインハイはストロークを短くして逆方向に持っていく。

アラウホ、ロンドンは、共にステップしたときに膝が開くので、球速の割に対応されている。

打線は強化されたが、投手陣の上積みはできなかった。

小笠原は、肘の手術から3/29日にファームで実戦復帰3回0失点

吉見 8勝3敗 2.76

大野 9勝10敗 3.40

バルデス 5勝8敗 3.94

ジョーダン 4勝7敗 4.33

小笠原  3勝5敗 4.24

小熊  5勝5敗 2.94

若松  4勝6敗 4.47

又吉  3勝4敗 4.22

山井  2勝1敗 4.40

伊藤準規 1勝

八木 2勝3敗 4.91

中継ぎ・抑え 14勝

中継ぎ、抑え 田島 福谷、岡田、小川、岩瀬、浅尾、祖父江、小川、福

今年のセリーグの順位予想をすると次にようになると思われます。

1位 広島 80勝61敗

2位 巨人 77勝63敗

3位 ヤクルト 70勝70敗

4位 DeNA 69勝72敗

5位 阪神 67勝74敗

6位 中日 60勝82敗

[追記]

ヘーゲンズが開幕一軍を外れたことに伴い昇格したことにより、ブレイシアが一軍登録されるということに、驚きの声が上がっていますが、

私は全く驚きません。

根拠は、1シーズントータルで勝ち試合に投げる投手が9人必要だからです。

澤村は、3/4三角筋を使って、右肩、肘、トップと上がっており、肘から先のスイングが速くて高めに外れていたが、

様子を見ながらスロー調整しているだけで、4月末ぐらいには出てくるのではないでしょうか。