試合速報25/09/2020広島5-3DeNA

Last Updated on 2020年9月26日 by wpmaster

広島は、2回裏、DeNA先発井納からピレラの中堅への二塁打で先制。3回裏、田中広輔の6号2ランで追加点。4回表、DeNAは、佐野が広島先発床田から13号ソロで1点を返す。広島は、8回裏、松山の左翼への二塁打、大盛の右前安打で再度点差を広げる。最終回、DeNAは、クローザーフランスアから倉本が左前安打で出塁の後、田中広輔のエラー。ソトの左前安打と二点差とするが、フランスアがワンバウンドさせてしまったチェンジアップを空振りして試合終了。勝ち投手が床田で2勝6敗、負け投手が井納で6勝5敗。

総評

床田は、床田自身が後ろの股関節を外旋する間が足りていないので、左肩、左肘を担いでからの動作がゆったりとできていない面は変わっていない。このような動きをする投手全てに当てはまることですが、肉体の損傷の原因となります。
打者は、低目のボールの軌道は、後ろの股関節、ガイドハンドの手首までの距離が離れているので、ゆったりと後ろの股関節を外旋する間ができる。
中国新聞の記者で、「野村謙二郎監督は、選手にワンバウンドの投球を振ったら手を抜かずに一塁まで走る凡事徹底をさせていた」旨を書いている者がいましたが、これは称賛するところではありません。ワンバウンドの投球を振るのが凡事であるという価値を付するところに、広島の選手のレベルが低かった、具体的には、始動(後ろの股関節の外旋)が遅かったことが看て取れるのです。
一方、高目のボールの軌道は、ガイドハンドの手首との距離が短いので、ゆったりと後ろの股関節を外旋する間ができない。床田のような投手は、低目のコーナーギリギリを突くのではなく、高目を使えばいいんです。
井納は、前足で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋するので、「く」の字を作ってから前肩が背骨の方に入る。右腕を背中の方に引く。
田中広輔のように、前足の小指球で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋する打者でも、前肩の動きを抑えてスイングできるのです。
投手に、リリース前に前膝を蹴られると、簡単に捻られるとこよは変わっていません。

試合結果