コナーメネズが先発テストの第一関門を突破した根拠

Last Updated on 2023年3月10日 by wpmaster

日本ハム対ロッテ17回戦、日本ハムと契約してからは、全てリリーフで登板していたコナーメネズが中4日でNPBで初先発した。一方のロッテ先発は、美馬学である。
メネズは、日本ハム資本と契約する前の2022年4月に、今季もマイナーリーグで先発している。

先発初登板のコナーメネズは、73球を投げ、無安打で15個のアウトを稼ぐ

パリーグのチームの選手に対し、リリーフで投げていたときは、彼の投球動作からしてロースコアの僅差の場面では厳しいという価値を私は付けていた。
リリーフで投げていたときは、左腕前腕部を回内した後、左手首に左股関節を通過させないところは、先発登板した今回と同じであるが、左腕上腕部を内旋してから左手親指基節骨でボールを叩いて左肘を摘み上げるインバートWで左肘を上げていた。
先発で投げるときは、左腕前腕部を回外してセットを解いた後、右腕前腕部、左腕前腕部を回内し、左肘を伸展してから左腕前腕部を回外する。右足前脛骨筋が回内(外反)し、右足の裏が55°の角度で立つ。左股関節が外旋し、且つ、頸反射もしている。左手親指基節骨でボールを叩いて左肘をつまみ上げる。左腕前腕部が回内する。右足のスパイクの外側の踵寄りから入射する。
スタンダードWで左肘を上げることができるので、左手親指基節骨でボールを叩いた後、左腕上腕部の棘下筋、前腕部の深層屈筋、側副靭帯の前束が緩む。すなわち、左肩が即できる。ブルペンで球数を投げ込む必要がない。回跨ぎができる。且つ、球数をインバートWで左肘を上げる場合よりも1試合で多く球数が投げられる。
労働力商品の再生産の面から言うと、先発もリリーフもこなせるが、メネズは、私見としては、先発で起用するのがベターであると思う。

コナーメネズの一塁牽制

1回裏、

荻野は、右足の拇指球で地面を蹴り、アウトステップし、ストライドが広がる。ヘッドアップするが、三遊間アンツーカー内のゴロを産む。三塁手谷内は、右膝を伸展、左膝を屈曲して、グラブの左手の甲側を下にフォアハンドで背骨の左側にグラブを出し、打球を前に弾く。

荻野は、打者中村奨吾にメネズが初球を投じた場面で、左膝を屈曲、右膝を伸展して滑り込み二盗に成功した後、二塁送球が中堅に抜ける間に三塁方向に左足小指球で地面を蹴り、スタートを切る。荻野は、左膝が外側に開く。左股関節を内旋すると走路が外側に膨らむ。荻野は右膝を伸展し始め、左膝を屈曲して三塁ベースに滑り込む。右足の小指で三塁ベースの左翼寄りのラインを蹴ったとき、右膝が伸展しきらずに屈曲している。右足の小指の甲側が三塁ベースの上に被さる。更に右足の甲側の外側全体が三塁ベースに被さる。左足拇指球で三塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴り、両手を揃えてファウルゾーンの地面に着ける。右足小指球で地面を蹴る。谷内は、左手小指基節骨で送球を叩く。三塁手谷内に上からグラブの甲側で左足外踝をタッグされ、荻野はタッグアウトとなる。
3回裏、荻野は、左内踝を右足の内踝にぶつけながら、右股関節を戻し、一二塁間を結ぶラインの内側に入った後、左足の内踝を右足の内踝にぶつけながら、右股関節をフロントステップし、リードを取る。メネズは、左足のスパイクの外側をプレートから外さず、インバートWで左肘を上げる。右足はスパイクの内側から入射する。スリークォーターで一塁に牽制を投じる。荻野が一二塁間に挟まれ、左膝が外側に開く。右足はスパイクの外側から入射するが、右股関節が外旋し走路が膨らむ。右膝が外側に開く。右股関節を内旋すると、左足はスパイクの外側から入射するが左股関節が外旋して左膝が左足のスパイクの外側のラインからはみ出る。二塁手を務める杉谷が、左足の拇指球で地面を蹴って両手を揃えてヘッドスライディングした荻野の左肩にタッグして荻野はタッグアウトとなる。メネズの牽制は上手くはない。荻野のベースランニングが拙い。

一死二塁からのケース打撃

6回表、一死二塁、スコアは、0-0
相手に呉れてやれるアウトは1つ、アウトを呉れてやらずに盗塁を一つしないと無安打で得点できない。
谷内は、投球の軌道に右肩関節の内旋を合せただけの打撃で一ゴロに終わる。二死三塁
美馬が近藤に投じた低めの投球は、3、4球目の2球のみである。何れも投球をワンバウンドさせている。松川は、3球目に関しては、左膝を地面に着いて捕球する。4球目に関しては、両膝を地面に着けて背骨の前でミットの甲側を地面に付け捕球している。近藤は、ワンバウンドの投球に対し、左肩関節が内旋しない。しかし、審判がタイムをかけて捕手の松川からボールを取り上げて三塁走者の中島は、二塁に戻される。近藤は、真ん中の丹田の高さから内(左打者のアウトコース)に切れていく投球に対し空振り三振をする。捕手のミットにノーバウンドで収まる前に、三塁走者の中島は本塁を蹴ることができず、先制できない。

来季の構想

新庄は、伊藤とポンセをクローザーでテストすることを示唆したが、ポンセは、スタンダードWで投げられるので、クローザーはこなせるだろう。伊藤に関しては、スタンダードWで投げているのを見たことがない。スタンダードWで投げられれば、クローザーは、務まるが、スタンダードWで右肘を上げることが出来なければ、クローザーをこなしながら労働力商品を再生産し、一シーズンを乗り切るのは難しいだろう。現在日本ハム資本と契約している外国人投手の内、ロドリゲスは、スタンダードWで右肘を摘み上げることができる。ガントもスタンダードWで右肘を上げる。ロドリゲスは、左足はスパイクの外側から入射することこともあれば、内側から入射することもある。ガントは、左足のスパイクの内側から入射する。
ポンセ、ロドリゲスは、右投げのスリークォーター、ガントは、ポンセ、ロドリゲス、メネズよりもオーバーハンドに近いスリークォーター、メネズは、左投げのスリークォーターである。
事実上最下位が確定している日本ハムの若手選手は、他球団の選手達には見えない長いハシゴを5つ登らないと屋根の上にある旗をもぎ取ることができません。
リーグ優勝できるスタッフを創るとすれば、現在の外国人投手では少々弱い。メジャーで1試合も登板していないということは競争に勝てなかったということである。しかし、メジャーで実績がある投手は労働力商品の再生産が難しい。メジャーでの実績が乏しい真上から投げる右投手が欲しい。
現行のルールでは、一軍に登録できる投手は、3人までである。私見としては、外国人投手は、先発1人、リリーフ2人を一軍登録するのを基本とする。
私の構想では、伊藤は先発である。外国人投手では、先発がポンセ、メネズ、リリーフがロドリゲスである。
先発・・・上沢、伊藤、ポンセ、加藤、杉浦、メネズ、根本、池田、河野、北山、鈴木健矢
中継ぎ・・・石川直也、井口、北浦
セットアップ・・・ロドリゲス
クローザー・・・上原健太と吉田輝星を競争させ、負けた方が7イニングス目を投げる。
ビハインド・・・玉井、西村、谷川、
敗戦処理・・・堀、古川、柿木、福田、望月
8イニングス目を投げるセットアップは、側副靭帯の故障で今季1試合も登板していないガントが労働力商品を再生産できれば、ガント、ロドリゲスに加え、左足のスパイクの外側から入射するオーバーハンドの右投手を獲得し、天秤にかける。
打線の現在の暫定案は下記のとおりである。

(右)万波
(遊)上川畑
(中)松本剛
(指)近藤
(左)今川
(一)ヌニェス
(二)アルカンタラ、石井
(捕)宇佐見
(三)野村

参考資料

ロッテ

2回表、美馬は、29球目、清宮に対し、アウトロー(左打者のインロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、美馬は、34球目、今川に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
6回表、美馬は、89球目、近藤に対し、アウトロー(左打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる(ハーフスイング、ボール)。
6回表、美馬は、90球目、近藤に対し、アウトロー(左打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる(ボール)。

8回表、ゲレーロは、13球目、中島卓也に対し、インロー(左打者のアウトロー)にフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。

8回表、唐川は、5球目、木村文紀に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

日本ハム

3回裏、メネズは、40球目、荻野に対し、アウトロー(右打者のインロー)にスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。
4回裏、メネズは、49球目、髙部に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、メネズは、60球目、山口航輝に対し、アウトロー(右打者のインロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、メネズは、70球目、岡に対し、アウトロー(右打者のインロー)にカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

6回裏、吉田輝星は、2球目、松川に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

7回裏、北山は、4球目、山口航輝に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

7回裏、北山は、9球目、井上晴哉に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ハーフスイング、ボール)。

北山は、プレートの一塁側寄りで右足小指球で地面を荷重する。首は左打席の外側のラインのバックネット寄りのコーナーに向ける。グラブは背骨の右側で胸の上部にセットする。左足拇指球で地面を蹴る。左膝をヘソの高さでアウトサイドの角度で屈曲する。左足首が背屈する。首が右打席の内側のラインのバックネット寄りを向く。左膝を骨盤の高さに落す。左膝をヘソの高さでアウトサイドの角度で屈曲する。左足首が背屈する。左膝の屈曲の角度は、一回目のレッグアップのときより垂直に近い。左膝を落とした後、首を左打席の外側のラインのバックネット寄りのコーナーに向ける。右手首が背中からはみ出る。右肘のフライングエルボーはスタンダードWで行う。右肘のアクセレーション前に右足の拇指球にウェイトが移る。頸反射はしていない。

井上は、右手首を右脇の高さ、左手首を肋骨下部の高さにセットする。右手親指PIP関節を屈曲し、右手親指の爪の裏でグリップを押している。グリップは右手人差し指の付け根に嵌めている。右足の踵の内側、左足の拇指球でエッジをかけ、オープンスタンスでセットアップする。左足踵と右足の爪先が重ならず、左足踵と右足の爪先の間がボール1個分空いている。頸反射はしていない。

井上は、左膝を右膝の上の高さでアウトサイド150°に屈曲しており、左膝は伸展に近い。右手親指の爪の裏でグリップを押して右肘を上げた後、左肩が右肩方向に入り、ホームベースに被さる。右足拇指球で地面を蹴る。右足の爪先が捕手方向を向く。左股関節が内旋する。左足をバックステップする。右手親指PIP関節でグリップを押した後、右手首をコックして右手親指の指先がグリップに接するのを抑止する。

7回裏、北山は、13球目、安田に対し、アウトロー(左打者のインロー)にナックルカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
7回裏、北山は、19球目、岡に対し、アウトローにナックルカーブをワンバウンドさせる(四球)。

7回裏、玉井は、10球目、茶谷に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(空振り三振)。

玉井は、右足のスパイクの外側をプレートの三塁側に沿わせる。首を二塁走者の方に向けている。グラブを背骨の前で胸の高さにセットする。右腕前腕部を回内している。右手首を屈曲している。左足で地面を蹴らず、セットを解かずに首を三塁ベースに向ける。左足で地面を蹴らず、セットを解かずに首を左打席の内側のラインのバックネット寄りのコーナーに向ける。左足で地面を蹴らず、セットを解かずに首を左打席の外側のラインのバックネット寄りのコーナーに向ける。

玉井は、グラブを胸の高さから肋骨下部に落す。右足小指球で地面を荷重する。左足拇指球で地面を蹴る。右腕前腕部を回外してセットを解く。

玉井は、左腕前腕部、右腕前腕部を回内する。右手首が両股関節を結ぶラインを通過する。右手首が背中から出ていない、背中より腹側寄りに収まった状態で右腕前腕部を回外する。左足前脛骨筋が回内(外反)する。左肩関節は左打席の内側のラインからボール2個分入ったところに向く。右足の外踝で地面を荷重する。右肘の屈曲の角度はアウトサイドになる。右足拇指球にウェイトが移り、右足踵が地面を離れる。Cアーチが崩れる。右手親指基節骨でボールを叩く。左腕前腕部が回外する。右肘のアクセレーション前に頸反射する。右手親指の爪の裏でボールを押す。リリース後、右腕上腕部棘下筋が凹む。右股関節が伸展している。右腕前腕部を回外後、右手人差し指と中指はくっ付かない。右手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

茶谷は、右脇の高さで右手首をセットする。右手親指PIP関節を屈曲して右手親指の爪の裏でグリップを押す。ヘッドの角度を85°にしている。右足拇指球、左足拇指球でエッジをかけ、オープンスタンスでセットアップする。右足土踏まずと踵の境目の前に左足つま先をセットしている。頸反射はしていない。右手親指の爪の裏でグリップを押して右手首をヒッチする。ヘッドが捕手方向に倒れる。左膝は右股関節と右膝の中間の高さで90°に屈曲する。左足首は背屈している。右手親指の爪の裏でグリップを押した後、左肩が右肩の方に入る。右足拇指球で地面をバックネット方向に蹴る。

8回裏、堀は、3球目、荻野に対し、インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
8回裏、堀は、7球目、髙部に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(空振り)。
8回裏、堀は、17球目、小川龍成に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

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