連勝は7でストップ、しかし収穫がないわけではありません[対西武15回戦F3-4L]

Last Updated on 2023年3月9日 by wpmaster

日本ハム対西武15回戦、先発は、伊藤大海と平井克典

ジャンセンウィティの打球が右足つま先に当たった上沢は、医師により、右第3趾基節骨骨折という評価が付けられた。野球に故障が避けられないという属性は備わっていない。運不運は存在しない。意思によって肉体の稼働はコントロールできない。

個々の選手は、ロスチャイルドによってフィクションされた経済関係に基づき、労働力を再生産し、インサイドアウトスイングの訓練をし、サービスを向上させ、財産の奪い合いをさせられている。その結果、打球が当たるという現象が生じたのである。

インサイドアウトの完成度が高い選手は、二軍での成績は問われない。労働力商品が再生産できているかどうかしか評価が付けられない。

上沢は、ケガが治癒し労働力が再生産すれば、二軍での成績に関係なく先発ローテーションに復帰するだろう。その間に上沢に代わって先発ローテーションに入った投手が肉体の稼働によって産み出すサービスを向上させれば、選手層が厚くなる。

先発平井克典のピッチング

平井は、左手の親指の指先でボールを押し、右手親指の指先は、ボールの外側に反らす。グラブは、背骨の右側で、ベルトの上にセットする。右手首は、底屈している。右腕前腕部は回内、左腕前腕部は回外している。右足のスパイクの内側、左足のスパイクの外側でエッジをかけ、右足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせている。セットアップのとき、右股関節は、内旋、左股関節は外旋している。左膝は左打席の外側のラインからボール半個分、左肩は、左打席の外側のラインからボール半個分内に入ったところに向ける。頸反射はしていない。

左腕前腕部、右腕前腕部を回外する。

左膝のレッグアップに関しては、左膝を右膝の上の位置で屈曲する。左足首は底屈している。右足踵にウェイトがかかる。頸反射している。

左腕前腕部、右腕前腕部を回内する。左膝が伸展し、左足首が背屈する。左足踵が左打席の外側のラインと一塁線の交わるポイントを向く。頸反射していない。首は左打席の内側のラインの投手寄りを向く。右膝が折れ、右足首が底屈し、右足小指球にウェイトが移る。

左足は、スパイクの内側から入射する。

右肘のアクセレーション前に頸反射はしているが、両肩を結ぶラインから首は出ていない。右足拇指球にウェイトがかかる。右手首を煽ったところでは頸反射している。

右手小指基節骨を左打席の内側のラインからボール1個分入ったところに向けたところから右手親指のしなりを解き始める。リリース直前の左膝の屈曲の角度は、155°である。

先発伊藤大海

伊藤は、左腕前腕部、右腕前腕部を回内したとき、頸反射しておらず、左腕上腕部の内旋にブレーキをかけられない。左肩が地面に覆いかぶさる。左肩を開かないとトップが作れない。

右腕前腕部の回外、右手小指第二関節の内旋に関する回転半径が長くなる。右腕前腕部の回外、右手小指第二関節を内旋する間が作れない。左肩を開くと右肩が残らない。右手親指がしならない。右股関節が外旋しない。

左股関節が右手親指のしなりを解く前に外旋するダブルプレーン投球になる。

右手人差し指の付け根がボールに被さってから右手中指第二関節からボールが抜ける。伊藤は、16個のアウトを取った後、押し出し死球を与えたところで降板させられる。

収穫は、北浦竜次のピッチング

日本ハムのリリーフ投手は、現在、吉田輝星、ロドリゲス以外では、右の北山、石川直也、玉井、西村、柿木、左の堀、河野、福田といる。北浦は、吉田輝星、ロドリゲス以外のメンバーにはできないことができている。
詳細は、選手名鑑を別途作って述べるので、それに関する要点だけ述べると下記のとおりである。

  • 左腕前腕部を回内して投球肘をつまみ上げる前に、右裏の足裏をホームベース方向に向けている。
  • 右足をスパイクの外側から入射している。

前者の動作は、NPBで投げたことがある投手では、元阪神のピアースジョンスン、現広島の森下がやっている動作で、それを行うことに関しては、難易度が尋常でなく高い。

前足の股関節が引っ込めば、前の股関節より前に投球肘が加速して出る。投球腕の親指がしなる。投球腕の親指の指先の加速距離が長くなる。この動作が、右足がスパイクの外側から入射し、更には、右股関節を戻す装置の一つとなっているのである。フォークを投げたとき、左手の人差し指と中指がくっつく。

左投手は、首を一塁ベース方向に向けると左股関節は外旋できるが、右肘が左肩の方に入ったり、右肩が地面に覆いかぶさる。左投手は、首を一塁ベース方向に向けなくても、右足をレッグアップしなくても、セットを解けば、左股関節が外旋できる。

北浦は、現在、左腕前腕部を回外してセットを解き、左手親指基節骨でボールを叩いた後、左手親指PIP関節を屈曲して左手親指のスイングを静止して左肘を伸展しているが、左手親指のしなりを解かずに静止することなくボールに左手親指基節骨をぶつけていく。左肘を伸展するプロセスを削って投球肘をつまみ上げる必要がある。

  • セットを解く前に一塁ベース方向に首を向けない。
  • セットを解く前に頸反射する。
  • 左肘を伸展しない。

この3つができるようになれば、左肘をつまみ上げたとき、左足の拇指球で地面を蹴らなくなる。

左肘側副靭帯の前束にかける負荷を軽減してフライングエルボーができ、トップが作れる。

トップを作ったとき、左腕上腕部をMaxで外旋できる。

左手親指のしなりを解くと、左腕上腕部の内旋の加速距離が長くなるので、背骨の三塁側へのタンブル(傾き)が大きくなる。完全にオーバーハンドで投げられる。

左手親指基節骨でボールを叩いた後も左腕前腕部を回外し、左手小指第二関節を内旋した後も左腕前腕部の深層屈筋が緩む。ブルベンで球数を投げ込まなくても、肩が出来上がる。何度も肩を作り直す必要がない。
僅差のリードを作って先発が降板した後の投手リレーに組み入れることができる。

一死一三塁におけるケース打撃

5回裏 一死一三塁、外野フライでもゴロでも得点できる。

三塁手は、中間守備で、アンツーカーの外、遊撃寄りに守り、三塁線を空けている。

一死であるから、一塁走者、三塁走者は、進塁優先の2wayリードを取る。一塁走者がスタートを切った後に三塁走者がスタートを切る。

三塁走者は、シャッフルしながら二次リードしていたところから、野村が右手親指のしなりを解いた直後にスタートを切っているところからするとゴロゴーのサインが出されていたことが推察できる。

しかし、三塁走者は、2wayリードを取っているのであるから、打者は、外野にフライボールを打っても差し支えない。

フライボールは、ゴロを打つ場合よりもインサイドアウトスイングの完成度を高めないと打てない。

野村は、花咲徳春時代は、両腕の筋肉を弛緩させ、セットアップしていた。予備動作でコックを行っていたが、頸反射をすることで、左肘、左肩が右肩の方に入るのを阻止していた。

私がジェイ(野村佑季)に望むものは、アウトロー、真ん中低め及びインローの投球の軌道に対し、上半身が変化球対応で下半身はファストボール対応で、インサイドアウトスイングの完成度を高めて左飛を打つことである。

野村は、東浜を攻略した打席では、グリップを右手親指基節骨でグリップを叩いてから、右手中指第二関節、薬指の第二関節、小指第二関節の順番でグリップに嵌めていった。

しかし、今回は、右手中指第二関節、薬指第二関節、小指第二関節の順でグリップに嵌めていき、最後に右手親指基節骨でグリップを叩く。よって、右手親指基節骨でしなりを作る間が作れない。グリップを叩く間が作れない。

野村は、右手首を背屈し、ヘッドの角度を80°にして担ぐと共に、アウトサイド100°の角度で投手方向にヘッドを向けてセットアップしている。左手親指はグリップの外側に反らしているが、左手人差し指の付け根がグリップに被さる。左肘の屈曲の角度がアウトサイド145°で左腕前腕部が回内しかかっており、左肘側副靭帯の前束及び左腕前腕部の深層屈筋が突っ張っている。右手親指のPIP関節が屈曲し、右手親指の指先がグリップに巻き付いている。

野村は、投手が投球腕の前腕部を回外から回内に切り替えたとことで、左足拇指球で地面を蹴ってから右手親指の指先でグリップを押す。左膝を右股関節と右膝の中心の位置で屈曲することで、右手親指のしなりを作っている。

右手親指基節骨でグリップを叩く前の段階で右手親指のしなりを作れていないので、右腕上腕部を外旋しないとフライングエルボーができないから、フライングエルボーがトップハンドの肘をヒッチする打者に比べると遅れる。

左足は、アウトステップしながらスパイクの外側から入射できているが、トップを作る間も長く取れない。右手小指が立ちきらない内に、右手小指の第二関節を内旋し始める。

右手小指の付け根が投手の投球腕の小指の付け根と正対したところから右手親指のしなりを解いている。左股関節を戻しきれない内に左股関節をアウトステップする。

右手親指基節骨でグリップを叩いた後、右腕前腕部を回外すると、ヘッドが投球の軌道の外側に入るが、アンツーカーから1m50cm出たところを通過するゴロとなる。

9回裏、二死満塁、野村が右手親指のしなりを解いてから右手親指基節骨でグリップを叩く間に、一塁走者、二塁走者、三塁走者の順にスタートを切る。野村のスイングは辛うじてヘッドが残るが、右飛に終わる。

総合

私の構想の中では、北浦は、勝ちパターンを担うリリーフ投手の一人に加わった。現在日本ハムと契約している選手だけで来季構想を建てると下記のとおりになる。

6回ー北浦(左)
7回ー上原健太(左)
8回ー不在
9回ー吉田輝星(右)
ロースコアで僅差のビハインドーロドリゲス(右)、石川直也(右)

オフにオーバーハンドの右のパワーピッチャーを獲得し、現在不在となっている8イニングス目を担うことができれば、来季は、リーグ優勝を争うことができる。

投打の源泉及び土台

日本ハム

4回表、伊藤大海は、55球目、外崎に対し、インローにスプリットをワンバウンドさせる(ハーフスイング、ボール)。

伊藤大海は、右足のスパイクの外側をプレートの三塁側に沿わせる。グラブは、背骨の前、胸の高さにセットする。右腕前腕部は回内している。首は左打席の中心線に向ける。

グラブを肋骨下部の高さに落す。グラブを胸の高さに上げる。

左足拇指球で地面を蹴る。

右肘のアクセレーション前に右足拇指球にウェイトがかかり、左股関節が外旋する。頸反射していない。

リリース直前、左足がインステップしている。リリース後、右腕上腕部棘下筋が凹む。

外崎は、右手首を耳の高さにセットする。右手親指PIP関節を屈曲し、右手親指の爪の裏でグリップを押す。右手人差し指の付け根に嵌める。両肘の屈曲の角度をアウトサイドにする。ヘッドの角度を60°にして投手方向に向ける。右足の拇指球寄り、左足の拇指球でエッジをかけ、オープンスタンスでセットアップする。頸反射はしていない。

右手親指の爪の裏でグリップを押して右手首を胸の高さまでヒッチする。ヘッドがホームベース方向に倒れる。

左膝のレッグアップに関しては、左膝は右膝の上の高さでアウトサイドの角度で屈曲する。左足首は底屈している。右足踵の内側が三塁側スタンド方向に滑る。

右手親指の爪の裏でグリップを押した後、左肘が右肩の方に進む。

右腕前腕部を回外する。右手親指の爪の裏でググリップを押す直前に停止する。

6回表、河野は、1球目、オグレディに対し、アウトローにカットボールをワンバウンドさせる(空振り)。

河野は、プレートの一塁側に左足のスパイクの外側を沿わせる。右足踵が左足踵からはみ出る。グラブは背骨の左側で胸の高さにセットする。

首を一塁ベースに向ける。右足で地面を蹴らず、セットを解かずに、首を左打席の外側のラインから出た、ホームベースを囲んでいるアンツーカー内に向ける。

右足の拇指球を三塁線方向に蹴る。リリース後、左腕上腕部棘下筋が凹み、左肘が落ちる。

右膝から下がO脚になる。

オグレディは、左足拇指球、右足拇指球でエッジをかける。左足の踵の前に右足の親指の付け根から先までをセットする。左手首は、左肩峰の高さにセットする。左手親指PIP関節を屈曲し、左手親指の爪の内側でグリップを押す。グリップは左手人差し指の付け根に嵌める。ヘッドの角度を65°にしている。頸反射はしていない。左手親指の爪の裏でグリップを押してヘッドをホームベース方向に倒す。左手首をコックする。

右膝のレッグアップに関しては、右膝は左膝の上の高さで100°に屈曲する。右足首は背屈している。右足のスパイクの外側にウェイトがかかる。

左手親指の爪の裏でグリップを押した後、右肘が左肩の方に入る。左足拇指球で地面をバックネット方向に蹴る。

6回表、河野は、3球目、オグレディに対し、アウトローにカットボールをワンバウンドさせる(ボール)。
6回表、河野は、10球目、ジャンセンウィティに対し、インロー(右打者のアウトロー)にフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。

7回表、吉田輝星は、4球目、愛斗に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(空振り)。

吉田輝星は、プレートの三塁側寄りに右足踵の外側を垂直に交わらせる。グラブは、背骨の右側、丹田の高さにセットする。首は、左打席の外側のラインのバックネット寄りのコーナーに向ける。グラブを背骨の前、胸の高さに上げる。右足の小指球で地面を荷重する。

左足の拇指球で地面を蹴る。左膝を肋骨下部の高さでインサイドの角度で屈曲する。左足首を背屈する。左肩関節が左打席の中心線に向く。右足踵が一二塁間方向に滑る。

リリース後、右腕上腕部棘下筋が凹む。右股関節は屈曲している。

武田愛斗は、右手首を胸の高さにセットする。右手親指PIP関節を屈曲し、右手親指の爪の裏でグリップを押す。右手人差し指の付け根に嵌めている。ヘッドがホームベース方向に倒れる。右足拇指球寄り、左足拇指球でエッジをかけ、オープンスタンスでセットアップする。右足踵の前に左足の親指の付け根をセットしている。頸反射はしていない。

左膝のレッグアップに関しては、左膝は右股関節の高さでアウトサイドの角度で屈曲する。左足首は背屈している。左足の外踝が一二塁間を向く。

右手親指の爪の裏でグリップを押した後、左肘、左肩が右肩の方に入る。右足拇指球で地面を蹴る。

7回表、吉田輝星は、6球目、愛斗に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(ボール)。

西武

3回裏、平井は、66球目、今川に対し、アウトローにナックルカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

7回裏、本田は、6球目、アウトロー(左打者のインロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。

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