清宮幸太郎のリクエストアピールを拒否した新庄剛志監督のしたことは極めて妥当

Last Updated on 2022年5月26日 by wpmaster

交流戦ヤクルト対日本ハム2回戦、ヤクルトが2試合続けてサヨナラ勝ちをしました。
当サイトは、試合の勝敗に一喜一憂しファン同士で共感し合うサイトではありません。よって、同上の試合におけるプレーにおいて、一言物申したいことがあるので、コンテンツを産むこととしました。
審判は、労働者の納期を短縮し、又は仕事の終了を先延ばしにして労働を強化するのがノルマです。審判は、奴隷がロスチャイルドに直接に刃向ってくるのを阻止する防波堤になることが義務付けられます。奴隷同士を権利義務の当事者にすることが審判に義務付けられます。奴隷を洗脳するのが審判の仕事です。勝敗は二の次なんです。
打者は、ヘッドを立てていく過程で、首がホームベースの方に入り、前肘、前肩が後ろ肩の方に入っていくと前足がスパイクの内側から入射し、ストライドが広がります。前肘が突っ張り、更には前肩がホームベースに被さります。トップハンドの親指、小指の前関節がロックされます。コーナーギリギリの投球であろうと、ワンバウンドであろうと、前肩を開いて、親指のしなりを解くと、後ろの肩が残りません。トップハンドの上腕部が内旋するからハーフスイングが空振りと評価されます。私は、ハーフスイングをストライクと解釈されたことにクレームをつける打者及びそのファンが大嫌いです。私は、審判の言うことが絶対であるということが言いたいのではなく、ドアスイングで、下手くそなことを棚に上げて文句を垂れることが許せないことの根拠です。
捕手が正規捕球をできず、打者が振り逃げを行い、一塁ベースを蹴ったタイミングがアウトと評価されたとします。私が監督であれば、打者走者がリクエストのポーズを取ろうものなら、その打者走者が見てる前で、椅子を蹴飛ばしてやります。リクエストは申請しません。同じ根拠で、クライマックスシリーズも大嫌いです。弱いくせに生意気なんです。
また、コーナーピッチングをして、ボールと評価されたことにクレームを付ける投手及びそのファンが大嫌いです。その投手が人差し指の付け根で追っ付てトップを作り、打者にトップを作る間を与え、打者が親指のしなりを解く直前に後肩を残せたからボールという価値が投球に付けられるのです。これも自分が下手くそであることを棚に上げてブータれるのが嫌いの根拠です。ゾーン内に投げ込めないオマンコ野郎擁護したくないんです。
因みに、ハーフスイングの評価は、リクエスト制度の適用除外となっています。

一死一三塁における重盗の基本

ディレードスチールでない盗塁を行う場合、当該走者は、投手がセットを解くのとシンクロして、左肘(走者が三塁走者の場合は、右肘)をヒッチします。左手の親指(三塁走者は右手の親指)がしなります。左股関節(三塁走者は、右股関節)が外旋します。右股関節(三塁走者は左股関節)が戻ります(内旋)。右足(三塁走者は左足)を入射する直前のバックステップした瞬間を、ここでは、走塁における「トップポジション」と言います。
一死一三塁のケースで二盗を仕掛けてきた場合には、捕手は二塁に送球するのは厳禁です。二塁送球の間に三塁走者が本塁に生還するからです。よって、このケースでは、二盗をさせてしまうのが基本です。
本塁に還られても二盗を阻止すれば、盗塁阻止率は、.500です。二盗を許しても本塁に還られなかった場合は、盗塁阻止率は.000です。セイバー指標で捕手の動きに価値を付けるのは、アホのすることです。
一死一三塁において、三塁走者がディレードスチールでない盗塁と同じタイミングで走塁におけるトップポジションを作ると、投手は、本塁に投げます。捕手は、タッグ(スイング)におけるトップポジションを作る間が取れます。捕手は、二塁に投げません。捕手が二塁に送球した場合でも、投手が捕手がした二塁送球をカットします。
捕手は、バックステップ、シャッフル(両足の内踝をぶつけて跳ねること)という走塁の基礎ができた加速距離の長い走者の場合、本塁でタッグにおけるトップポジションを作ることを優先します。
バッテリーは、バックステップ、シャッフル、2wayリードバッテリーは、バックステップ、シャッフルという走塁の基礎ができていない、走塁におけるトップポジションを作る間ができない足の遅い走者のときに指揮者は、重盗のサインを出します。
一死一三塁における重盗の場合は、投手が親指のしなりを解いたとき、又は、ゴロゴーの場合に準じて、打者がトップハンドの親指のしなりを解いたところで、走塁におけるトップポジションを作ります。

ケーススタディ

9回表、一死一三塁、スコアは、日本ハム4-4ヤクルトの同点のケース、投手は、右投手の大西。清宮は、中前安打を放ち、日本ハムが5-4と1点勝ち越します。打者走者の清宮は、二塁に進塁します。一死二三塁、更に野村が左前安打を放ち、日本ハムが6-4と2点リードします。
一死一三塁、打者万波、カウントは0-1。ヤクルトの三塁手村上は、投手がセットを解く前に、アンツーカーと芝の境目の内、最も遊撃寄りにポジション取りをしています。重盗のサインを出すことに奇策という価値を付けることはできません。三塁走者は清宮は、一次リードを取っています。清宮は、投手が最大外旋位に達したときに、二次リードを取ります。ここまではOKです。
投手がボールを親指で叩いた瞬間、清宮の右肩が左肩よりも本塁寄りになります。清宮の首がレフト方向に入ります。右肩が地面に被さります。ヤクルトの捕手は、打者が前肘を入れたときに左肘をヒッチします。打者がトップに入る前のヘッドを立てたところで、捕手は、右肘をつまみ上げるのが終わります。捕手内山は、二塁に送球します。投手は二塁送球のカットに入りません。清宮は、左手親指のしなりを解いて左手人差し指の拳にぶつけていく過程で左肩が残りません。右股関節が戻せません。送球がマウンドを通過したところで、清宮は、右足のスパイクの内側を入射します。
清宮のスタートは遅すぎです。
二塁手の山田哲人が二塁ベースの前に入ります。二塁手からの本塁送球が一塁線側に逸れます。
左股関節のバックステップができないので右股関節がフロントステップします。清宮は、ハーフウェイの内側に入りますが、右股関節のバックステップができていないので、左股関節がフロントステップします。ホームベースに近付くにつれ走路が膨らみます。捕手は、清宮の左足に上からタッグします。審判の評価は、三塁走者清宮はアウトになります。
確かに、捕手内山のタッグは、追いタッグです。清宮は、リクエストのポーズを執りますが、監督である新庄は、これをスルーします。

結論

野球ファンの多くは、「選手がリクエストのアピールをしたら、監督は真っ先に駆けつけろ、監督が選手がアピールしているのに動かなければ、選手の心が離れていく」と言います。これは、男に守られた世間知らずの女子供の発想です。野球は経済関係に基づいて行うものです。メンタルによって肉体の稼働はコントロールできません。メンタルは実体がありません。
打者の仕事は、ヒットを打ったらそれで終わりではありません。打者走者は、ベースを蹴ったら終わりではありません。二塁走者となってからも、三塁ベースがガラ空であれば、三塁に走らなければなりません。本塁ベースを蹴って得点するまでが労働であり、支給される商品に価値が付けられるのです。リクエストが認められ、評価が覆り、敗者復活できてしまったら、選手は、練習しなくなります。下手くそに人権は生じないのです。動作(労働量)を削らなくなります。始動が早くなりません。選手は上達しません。故障します。労働力が再生産できなくなります。監督が選手からのリクエストアピールに応じることは、野球に関して甘過ぎです。

私は、清宮のリクエストのアピールをフルシカトした新庄剛志に”禿しく同意します。”

カープファンは、選手を名差して批判した佐々岡真司監督をパワハラであるとと言って批判しましたが、私の中では佐々岡がした選手批判は極めて穏健であり、少しもパワハラではありません。今回の新庄による清宮批判も全くパワハラではありません。

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