16/05/2021広島3-3DeNA、問答無用でkS砲を作れ

Last Updated on 2021年5月17日 by wpmaster

昨シーズンのスプリングキャンプの段階から私は、143試合フルイニング三番遊撃小園、四番鈴木誠也を佐々岡に義務付けてきた。今季誠也をどうしても三番にするなら4番は小園にしろと言った。相手投手に小園、鈴木誠也の両方と勝負させたいのだ。だから、鈴木誠也と小園の打順は離したくない。一番菊池涼介、羽月は、バントをさせない二番、5番は、クロン。

KS砲の根拠

NPBの大部分の投手は、ドアスイングで投げる。NPBにおいては、打撃三部門の内、首位打者は、前肩を背骨の方に入れないが、後ろ肩を残さずにトップハンドの人差し指の付け根でグリップを押していくドアスイングの打者でも取れるから、最も簡単に獲れる。最も難しいのが本塁打王である。パーフェクトインサイドアウトに近いスイングで振らないとフライボールが打てないからである。
小園は、門田と同じく、ノーステップで打つ。すなわち右足を踏み込まずにレッグアップしたとことから真下に落す。
小園は、セットアップの段階では、骨盤は、前掲するが、王、クロマティ、門田、掛布ほどクラウチングスタイルではない。骨盤の前掲する程度は、前田智徳と同程度。クラウチングスタイルにすると、トップを入れ替えてトップハンドの前腕部を回外するスペースを作れない。左肘のヒッチの幅が小さくなる。故に、ヘッドステイバックが小さくなる。トップポジションに入ったとき、両肩がフラットに近くなり、背骨の上に頭が乗る。ウェイトが両足に均等にかかり、股関節の下が正三角形になる。小園、吉田正尚の場合には、股関節の下が二等辺三角形になる。すなわち、100%前足にウェイトがかかる。トップを入れ替えると前足踵に回転軸ができる。トップハンドの親指、中指、小指、両股関節が円運動でなく半円運動する。王、クロマティ、門田、掛布は、トップポジションに入ったとき、右腕前腕部が回内して右手が左脇の下に入る。小園は、トップパジションで前肩も入らないし、右肘も突っ張らない。前肩関節を開かなくても、ボトムハンドの前腕部を回外しなくてもトップを入れ替えられる。故に三振が少ない。小園、前田智徳は、トップを入れ替えてから右手が左肘の下に入る。フライボールが打てるスイングをしている。左肘がヘソの前を通過する直前で骨盤の前掲がMaxになる。
投手は、どのコースに何を投げても長打を打たれる。パーフェクトインサイドアウトスイングをしてもヘッドが届かないボール球を投げて歩かせるということをしなければ、近い将来、NPB史上、最もハイスコアの三冠王を取れる。いいか、河田、東出、朝山、森笠その他OBは、小園に指一本触れるな、小園に自主調整させろ!
長打が厳禁の場面では、投げるコースがなくなる。丸は、クサいコースが振れずに130四球を取ったが、小園は、間もなく、パーフェクトインサイドアウトスイングをしてもヘッドが届かないボール球を投手が投げて100四球以上取らされるようになる。
小園は、遊安は、トップハンドの基節骨でグリップを叩いたとき、ヘッドが下がり、左手首をコック、ヘッドアップする。大和が左足を軸に背骨の左側で捕球し、内野安打となるが、内容は良くない。遊撃への併殺崩れの方がボールを縦に擦ってヘッドをくぐらせている分益しである。

5回表、羽月の守備

5回裏、一死一三塁、佐野の浅い中飛に対し、丸、西川、鈴木誠也は背骨の左側で飛球を捕る。羽月は、両足をシャッフル、ヘッドステイバックして左手小指の外側、親指基節骨で打球を叩いて背骨の右側で”右手で”捕球する。三塁走者の桑原は、帰塁した後は、本塁に走らない。
ソトは、四球で、一塁走者が二塁に進塁しただけ。
二死満塁から、宮﨑が投球を縦に擦って右中間にライナーを打つ。羽月は、後ろに回り込まずに直線で走り、右足首を背屈。フォアハンドで左手小指をスイング、背骨の前で捕球

小園のベースランニング

8回裏、二死一二塁、私は、一二塁のケースの三盗は、従前から推奨してきた。鈴木誠也は、カウント、塁上の走者の動きに関係なく、ヘッドステイバックしてパーフェクトインサイドアウトでポイントを背骨の前で打つのが仕事だから、三番小園、四番鈴木誠也の並びの場合、小園は、走って構わない。嶺井は、背骨の左側で捕球している。二塁に送球されても、大和、牧は、背骨の左側で捕球するから4-5、6-5ができない。三盗は成功しやすい。
カウント0-2、1-2のケース、河田に言われなくたって小園は二次リードなんて、そんなもん取ってるよ。基本の基本だよ。2アウトだから捕手は、3塁に投げたらアホだわな。投げる前に捕手を呼びつける段階でベイスターズのレベルが伺い知れる。
小園は、4回裏、8回裏、二塁走者としてシングル安打で二塁から本塁に還る。
小園は、ハーフウェイからラインの内側に向かって走ることはできる。しかし、ベースの内側爪先で蹴る前に減速する。小園は、スタートして間もない頃は、右肘、左肘を交互にヒッチして前足首を背屈、ヘッドステイバックできている。しかし、次の塁に近付くにつれ、右肩、左肩が背骨の方に入って、右肘、左肘のヒッチの幅が狭くなる。両前腕部の振りが女の子のように横振りになる。両肩がフラットになってストライドが広がる。後ろの膝が伸びて前膝の壁が崩れる(前膝は、前足つま先の前に出るが、割れてはいない)。ヘッドステイバックが小さくなる。だから次の塁に近付くにつれ、減速する。大盛、羽月は、次の塁に近付いてもヘッドステイバックの角度が大きく、ストライドが狭い。だから減速しない。