2020広島vs巨人3回戦,延長10回引分け,遠藤淳志プロ初先発は5回3失点

Last Updated on 2020年6月27日 by wpmaster

巨人先発桜井の投球動作については、私は、入団前から価値を高く付してきたが、広島打線も桜井に手も足もで出ないという水準にまでは、桜井の投球動作は到達していない。
広島打線は桜井から3~4点は取れるであろうと試合前は見ていた。しかし、遠藤はそれ以上に巨人打線に取られる、4回5失点ぐらいだろうと見ていた。
一回戦と違って勝たなければいけない試合ではないが、負けを前提にした試合でもない。
岡田、島内が二軍挑戦の現段階、私であれば、8回塹江、9回フランスアでいく。塹江にはワンポイントではなく1イニング任せる。これは試合前から述べていることである。
この試合は、振り返ると、7-3で勝たなければいけなかった試合である。二塁走者の東出、梵がワンヒットで二塁から本塁に還れず、追加点が取れずに7回、8回,9回に、バリントン、岸本、上野、青木、ミコライオが阿部に打たれてひっくり返された野村謙二郎が監督の頃の試合をしているのだ。
2度勝ち越した広島は負けに相当する敗戦だろう。

遠藤淳志のピッチング

遠藤は、6球目、背筋を伸ばして両足踵を上げてワインドアップする。背中の方に投球腕を引く。
不勉強なオールドファンは、こういう投げ方好きだろうねぇ。
遠藤は、前肩をオープンにして右足小指球で地面を蹴ったとき、更に左足踵に体重がかかる。骨盤を後傾させて更に左膝を上げていく。左膝をヘソのわずか上まで上げたときに右足小指球にも体重がかかり、わずかにヒールアップさせる。二回目に左膝を下したときに左膝が背骨の方に入る。前肩は、少しオープンにしたままにしている。右腕が骨盤の横を通過するところで前肩のローテカフが背骨の方に凹む。遠藤は、二段モーションの2回目のレッグアップまでは少し投球肩より前肩を下げ、「く」の字を作ったときまで(=右腕が骨盤を通過)、両肩をフラットにしている。
右肘を逆Lにしたとき、左膝を一塁側にレイバックして左肘と左膝を並進。左足は踵が左足つま先の上に来ている。逆Lの角度もアーム式に近い。これも中日小松みたいで不勉強なオールドファンが好きなところだろうねぇ。ここで遠藤は、投球肩を前肩より下げている。前肩が開き始める。
リリースの瞬間に左膝を屈曲させる。これも不勉強なオールドファンが大好きなところだろうねぇ。右肘が左股関節の前に出ていかない。右腕上腕部が凹み、インロー(左打者のアウトロー)にフォーシーム145キロをワンバウンドさせる。
遠藤は、右肘を逆Lにしたとき、両肩がM字になるのが完全には修正できていない。九里は、丈夫だから118球を投げさせた後も投げさせて完投させても大丈夫という奴がいたけど、九里や菊池保則と同じく、このままだと、遠藤は、側副靭帯やローテカフを故障するよ。ルーズショルダーもやる。
亀井は、ヒッチをしているから前肩が動かない。遠藤は、亀井に四球を与える。

4回裏、遠藤は、59球目、左膝を上げるまでは、前膝もオープンにする。左膝を上げたとき右足踵に体重がかかる。一塁側に背骨が倒れ、骨盤が後傾斜する。「く」の字を作ったとき、右足小指球に体重がかかる。右腕上腕部を背中の方に引く。前肩はスクエアであるが、左肩峰から左三角筋のラインが、アウトコースに投げるときに、アウトコースのライン、インコースに投げるときにインコースのラインに向けている。
更に、遠藤は、右肩関節の外転のときに右足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっている、
遠藤は、右腕上腕部を外旋したとき(=右手首がトップポジションを経過する瞬間)、左膝で地面を蹴って右股関節の外旋をし直すので、胸の張りは大きい。ここにきて両肩甲骨がぶつかります。
しかし、右足拇指球に体重をかけているので、後ろ足に体重が残り、後ろ足を軸に骨盤が回る。右腕前暗部のレイバックは小さく、背骨の右側のラインの横で楕円運動を描く投げ方をする。リリースの瞬間に左膝が屈曲し、右肩関節が凹む。アウトローにカーブ120キロをワンバウンドさせる。

岡本は、トップポジションに達するまでに前肩が背骨の方に入り、背中の文字をOKAMOまで投手に向ける。岡本はストライドが広がる。、しかし、手首とアウトローは距離があるので、バットを振らない。
岡本は、60球目、インローのフォーシーム143キロに対し、トップポジションに達するまでに前肩が背骨の方に入り、背中の文字をOKAMOまで投手に向ける。左肘が伸びて手首が後ろに追いやられる。前肩が先に開くが左膝で地面を蹴って左股関節を引っ込める。三塁線に引っ張ってファウル。ホームランボールを打ち損じます。
岡本は、61球目、アウトコースベルトの高さのフォーシーム145キロに対し、トップポジションに達するまでに前肩が背骨の方に入り、背中の文字をOKAMOまで投手に向ける。左膝が左足つま先の前に出る。引手主導のスイングで右邪飛に終わる。

遠藤は、83球目、59球目と同じ投げ方で、スライダー130キロをアウトロー(右打者のインロー)にワンバウンドさせる。亀井は始動が遅れて左足のスパイクの内側でエッジをかける。しかし、亀井は、前肩が動かない。亀井は、V字スイングをして空振り。

遠藤は、85球目、左足を右足よりも引いて右足スパイク外側に体重をかけ、ワインドアップ。左膝の高さがMaxのときに右足小指球に体重がかかり、ヒールアップする。左膝が内に入り、右足踵に体重がかかる。「く」の字を作ったときに更に左膝が内に入り、右足小指球に体重が移る。投球肩は未だ前肩とフラットにしている。骨盤の横に右腕が通過する瞬間に投球肩を前肩よりも下げる。遠藤は、右肩関節の外転のときにスパイクの内側でエッジをかけてしまう。
遠藤は、骨盤の回転が右腕前腕部の回内に先行するダブルプレーン投球でインコース(左だ打者のアウトコース)ベルトの高さにフォーシーム144キロが外れる。遠藤は、亀井に四球を与える。

遠藤は、87球目、右肩関節の外転のとき、右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右足の拇指球に体重がかかる。インステップも大きい。

坂本は、87球目、真ん中低目のスライダー129キロに対し、左膝で地面を蹴って左股関節を引っ込める。ヘッドをボールの外側に入れて左中間席に本塁打を打つ。

遠藤は、93球目、右肩関節の外転のとき、右足拇指球に体重が移る。因みに逆Lのところまでは、59,83と同じ。リリースの瞬間に左膝が屈曲し、右腕上腕部が凹む。アウトロー(左打者のインロー)にチェンジアップ131キロをワンバウンドさせる。
丸は、右膝を上げながら二段ヒッチ。始動が遅れて左足小指球と拇指球に体重が移る。トップポジションに達する前までには前肩が動かないが、ストライドが広がる。左足首を底屈したときに前肩がクローズドスタンスになる。丸は、ドアスイングで空振り三振

投球でも打撃でも、前膝を上げるときに後ろの股関節を外旋すると、前肩、前膝が背骨の方に入ることがある。これだと、前肩、前膝を開かないと押手の肘が出て行かない。
一方、手首を地面の方に引くと前肩、前膝が内に入らない。横の動きがない分、ヒッチはレッグアップより始動が遅れない。オーバーハンドの投手がサイドハンドやスリークォーターより加速距離が長いのと仕組みが同じである。
オーバーハンドは、左肘で地面を蹴って右肘が推進してから骨盤が回るので手投げに見える。
しかし、オーバーハンドの投球のスイング、打撃のV字スイングを含むダウンスイングは、ガイドハンドの前腕部の回内とシンクロさせて両股関節をぶつけられる。実際には、下半身を使えているのである。
一方、サイドハンドやアンダーハンド、引手の肘を抜きながら振る日本式のレベルスイングは骨盤が回ってからガイドハンドの肘が出て行くので下半身を使って投げているように見える。しかし、骨盤が回ってからガイドハンドを回内するので実際には手投げ、手打ちなのだ。
故に、遠藤や大瀬良の二段モーションは、後ろの股関節の外旋に貢献しない。
後ろの股関節の外旋に貢献しているのは投球肩を前肩よりも下げる動作である。
遠藤は、左肘を左膝を並進させたとき、左足踵が左足の上に来て左足つま先がホームベースのインコースのラインに向く。インステップが大きく、左足の着地位置の探りが大きい。
フランスア、森下は、背中の方に投球腕を引かない。遠藤ほどインステップが大きくない。
フランスアや森下は、スクエアにした前肩が逆方向を向くので前肩の停止位置の探りは小さいが、遠藤は大きい。打者は、ヒッチする間、後ろの股関節を外旋する余裕ができる。
遠藤は、現在のままでは、これから先、先発で投げても抑えで投げても打ち込まれるだろう。
遠藤は、リリースの瞬間に前膝が屈曲し、右腕上腕部が凹む。全98球中ワンバウンドの投球が9球。
遠藤は、巨人打線を5回3失点に留めて結果だけを見れば、「試合を作った、良くやった」となるのだろうが、現段階の実力では、先発ローテに定着するのは厳しい。

7回表広島の攻撃

7回表、澤村は、5球目、クイックでボールを持ったとき、右足小指球に体重をかける。前肩、前膝は、わずかにオープンにしている。「く」の字を作ったときに投球肩を前肩より下げる。右膝が右足つま先の前に出る。右肘を逆Lにしたとき両肩がM字になる。右足拇指球に体重が移る。引手は親指が上で前肩が開く。リリースの瞬間に右膝が三塁側に外れ、右の小指球でブレーキをかける。左膝が突っ張り切らず、右腕上腕部が凹む。真ん中低目にスプリット150キロをワンバウンドさせる。クイックは下手です。

一死一二塁、ピレラは、10球目、振り下ろす直前にヘッドが立つ。両足の間隔がクロスするくらい狭い。右足は前に運んでいないが、両股関節をぶつけ始めている。インローのフォーシーム155キロのホームランボールに対し、前膝で地面を蹴って左の股関節を引っ込める。インパクトの瞬間、左肘を曲げてヘッドを残す。ヘッドはしなるが、ヘッドのしなりが解けた後はヘッドが残らない。
ピレラは、ヘッドをボールの外側に入れて打つ。本塁打にならないが100%間違いなく左中間を破る。
一塁走者代走野間は、ハーフウェイから打球が抜けてからスタートを切る。中継の坂本が捕球してから廣瀬は、野間を三塁でストップさせる。

菊池涼介は、14球目、真ん中低目のフォーシーム155キロに対し、前肩が内に入り、引手主導のスイングでヘッドアップ
西川は、1球目、アウウトローのフォーシームに対し、前膝が内に入り、ヒップファーストのスイングで、前肩も再び内に入り始めた。ストライドが広がる。引手主導のスイングでヘッドアップ。一ゴロを打つ。結果は走者を進め、本塁に還す。
西川は、広島在籍の2017~2018の丸レベルにはなったが、ピレラ、誠也ほど打撃を崩されずに維持するという面では、まだまだ遠く及ばない。

安部は、広島の左打者では、小園の次に前肩が前後左右に動かない。大半のカープファンが言うほど、レベルは低くない。堂林に代えて使われたことにも根拠がある。

高木京介は、5球目、右膝を上げるとき、左足小指球に体重をかけヒールアップさせる。逆「く」の字を作ったとき、左足踵に体重がかかる。左肩関節の外転のときに左足小指球に体重が移り、左足踵が地面を離れる。リリースの瞬間に右膝が屈曲し、左腕上腕部が凹み、手首が寝る。インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップ12キロをワンバウンドさせる。

鈴木誠也は、6球目、カウント3-1から、インハイ(右打者のアウトハイ)のフォーシーム145キロに対し、振り下ろす直前、両足の間隔が両足がクロスするぐらい狭い。左膝で地面を蹴って前足首を背屈。左膝を突っ張らせ左股関節を引っ込めてヘッドステイバック。前足を軸にフルスイングするが、左足首の背屈が垂直で、メジャーの4番のようだ。両股関節をぶつけると右膝が真下に落ちファウル。
前述のピレラと同じで、振り下す直前に両股関節をぶつけているので、打球はバックネット方向に飛んだが、スライス回転がかかる。両股関節をぶつけるのが右手の親指でグリップを押し込む瞬間であればパーフェクトインサイドアウトスイングとなるインサイドアウトスイング。

フルカウントから7球目、鈴木誠也は、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップ125キロに対し、振り下ろす直前に両足の間隔が両足がクロスするぐらい狭い。振り下ろし始めに両股関節をぶつけ始めている。肩と耳の間からスイングし、振り下ろす直前直後とヘッドは立っている。終始、両肘を畳んでいるが、わずかにヘッドが遠回りする(=ヘッドの稼働域が狭い)。インパクトの瞬間は、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打っている。中前安打

鈴木誠也、坂本、長野は、左足首の底屈までは右肘がヘッドの外側に張り出す。鈴木誠也は、この打席のバックネット方向のファウルを打ったときは、左足首の背屈まで右肘がヘッドの外側に張り出す。メヒア、堂林は、左膝を上げたときは右肘がヘッドの外に張り出すが、左足首の底屈のときには、右肘がヘッドの内側に入る。特に、メヒアは、グリップからヘッドまでが地面と平行になるまでヘッドが寝て腰に巻き付けるようにスイングしている。
堂林は、メヒアほどにはヘッドが寝ない。
カープファンの中には、メヒアを下げて會澤を5番に上げろと言う者がいるが、會澤は、左膝を上げたときから、右肘がヘッドの外側に張り出さない。髙橋大樹は、右肘が張り出すときと張り出さないときがある。

ピレラも誠也も両股関節をぶつけて右膝が地面に着くまで触れるが、現段階の実力では少しピレラの方が誠也を上回っているかな。
ピレラを5番にすれば、相手投手も、どんな打ち方をしてもヘッドが届かないところに名g手誠也を四球で歩かるということがなくなる。

丸は、鈴木誠也が打った打球に対し、守備位置が深めのところから、打球の軌道の正面に入る。すなわち、前肩を開いた状態でガイドハンド(グラブを持たない右手)でボールを捕まえている。

しかし、二塁走者、西川は、二三塁ハーフウェイでスピードを緩める。

メヒアは、1球目のアウトハイのフォーシームに対し、前肩が内に入ってから、前肩を開き、振り下ろし始めにヘッドが寝る。ドアスイングでヘッドの稼働域も狭い。ヘッドの内側を撫でるようなスイングで二飛に終わる。
昨季16試合終了した段階でバティスタは打てていなかったが、バティスタは、トップを緩め、インパクウトの瞬間に右手の親指でグリップを押し込むことができた。バティスタは、ヘッドを残して打つことができる。よって、その後打てるようになった。メヒアは、ヘッドがしならないし、ヘッドが残らない。
メヒアは、ヒッチを採り入れてからワンバンを振る回数は昨季よりは減った。メヒアは、堂林よりはワンバンを振らないが、菊池涼介や田中広輔と同じぐらいワンバンを振る。誠也、長野に比べると未だにワンバンを振る。メヒアは、緩いボールもファストボールもフルスイングできていない。振る力が低い。
このまま一軍の投手と対戦し続けても打てない。
上本は振る力が高い。メヒアを二軍に落して上本を三塁スタメン一番で起用した方がいい。
広島は、パーフェクトインサイドアウトスイングのできる新外国人と契約しないと、ヤクルトと最下位争いだろう。

8回表、堂林は、インコース(右打者のアウトコース)ベルトの高さのスライダー130キロに対し、前肩が背骨の方に入り、ストライドが広がる。引手主導のスイングでヘッドアップして三ゴロ。9回表の打席でも、14球目のアウトローのフォーク131キロををスイングして空振り三振

中川は、13球目、セットポジションでボールを持ったとき右足踵に体重をかける。両腕を解いたとき右膝が背骨の方に入る。左足の踵に体重をかける。左宇腕を背中の方に引いたときに逆「く」の字を作る。前肩はスクエアにしている。左足のスパイクの外側に体重をかける。左肩関節の外転の仕方はアーム式に近い。体重は左足のスパイクの外側にかけている。左腕上腕部を外旋したときに右膝で地面を蹴るので胸の張りが大きい。しかし左足拇指球に体重がかかる。リリースの瞬間、右膝が突っ張らず、左腕上腕部が凹む。投球をワンバウンドさせる。

田中広輔は、13球目、アウトローのスライダー133キロに対し、前肩が内に入り、ものすごいドアスイングで、頭とボールのスイングが真逆の方向を向く。空振り三振

桜井俊貴のピッチング

桜井は、10球目、左膝を上げた始めたときに右足踵に体重をかける。左膝の高さがMaxのとき右足小指球に体重が移り、右足踵がヒールアップする。リリースの瞬間、左膝が突っ張るが右腕上腕部が凹む。
西川は、真ん中低目のチェンジアップに対し、右足を上げたときに前肩が内に入る。インパクトの瞬間、右肘を曲げてヘッドを残すが、左前脛骨筋が回内(外反)する。遊ゴロに終わる。

2回表、桜井は、22球目、リリースの瞬間、左膝が突っ張る。
堂林は、前肩が内に入らない。真ん中低目フォーシーム145キロを打って左へファウル

堂林は、24球目、アウトローのフォーシーム145キロに対し、前肘が背骨の方に入り、ファウルチップ
桜井は、25球目、セットポジションで前肩、前膝をわずかにオープンにして右足を左足より引いて構える。右足小指球に体重をかけている。骨盤を前傾させ、前肩をわずかにオープンにして左膝を上げる。右足はスパイクの外側に体重をかけている。両腕を解いて左膝をスクエアにして後ろに振る。「く」の字を作ったときに投球肩を前肩より下げる。右腕は右膝を通過しかかる。右足小指球に体重がかかる。テイクバックは骨盤のやや手前で止める。右肘を逆Lにしたとき、右足小指球に体重をかけるが、両肩がM字になる。投球肩はここでも前肩よりも下げている。左足外くるぶしをホームベースに向ける。
リリースの瞬間に左膝が突っ張るが、右足小指球が地面を離れる(後ろ足に体重が残り、後ろ足で骨盤を回している)、右腕上腕部が凹む。アウトローにカーブ113キロをワンバウンドさせる。

桜井は、27球目、「く」の字を作ったときに右足小指球に体重が移る。右肩関節を外転したときに両肩がM字になる。左足つま先は、アウトコースのラインを向き、スクエアになっている。右足拇指球に体重が移ってしまっている。
堂林は、27球目、真ん中高目のチェンジアップ127キロに対し、左膝を上げたとき、一瞬前肩、前肘が少しだけ背骨の方に入る。右足はスパイクの内側でエッジをかけ、前に運んでいるので引手主導になる。左膝で地面を蹴って左の股関節を引っ込める。両股関節をぶつけると右膝が投手方向を向く。左肘を曲げてヘッドを残す。左肘で掃ってヘッドに手首のラインを越えさせる。左翼席に本塁打を打つ。
緩い変化球だからこの打ち方で間違いでないと言えば間違いではない。緩い変化球をフルシングできる分、メヒアより益しと言えば益しであるが、ファストボールの対応は厳しいかな。

広島中継ぎ投手のピッチング

スコットも、第2戦に引き続き、無失点であるが、投球動作そのものは、根本ができていないので即修正できるものではなく、実際にベイスターズのときと変わっていない。
因みに、スコットは、プレートを外さない牽制もできますが、右足が踵体重で左膝を下したときに右足小指球に体重が移る。リリースの瞬間に左膝が屈曲しますので牽制は下手です。
投手も、パーフェクトインサイドアウトスイングで振れるオーバーハンドの新外国人投手の補強に動かなければいけないだろう。
コロナで来日させられないとか白痴なことを言うな。

6回裏、高橋樹也は、9球目、左足踵に体重をかけてボールを持つ。前肩をわずかにオープンにする。骨盤を緩く前傾して右膝を上げたとき、左足踵に体重がかかる。前肩は、一塁線ハーフウェイとスクエアにする。右膝が少し背骨の方に入る。左腕を骨盤の横に持ってきたときは、左足スパイクの外側でエッジをかけている。左肩関節外転のときに左足小指球に体重が移り、左足踵が地面をわずかに離れる。左腕上腕部を外旋、左腕線腕部を回内する前に左足拇指球に体重が移る。リリースの瞬間、右膝で地面を蹴って右足首を背屈。両股関節をぶつけると左足拇指球が地面を離れ、左膝が一塁側に飛び出す。右足がO脚になる。左腕上腕部が凹み、インロー(右打者のアウトロー)にチェンジアップ130キロをワンバウンドさせる。フィニッシュで右足小指球で地面を蹴って両足をシャッフルさせる。

中島は、顎の下に左肩関節が来るまで前肩が背中の方に入る、背中のNAKAJIMAの文字をフルに投手に向ける。ぷぷぷぷぷ、ワンバウンドのボールの軌道に対し、モロにドアスイングで引手主導の空振り三振
8回裏の打背もアウトローのフォーシーム146キロにストライドが広がる、スイングできずに三振する。
誰だ?今年のナカジは違うって言ったのは?
全く変わってないよ。

塹江は、左肩関節を外転したとき、左足スパイクの外側でエッジをかける。左股関節を外旋して二塁ベース方向に地面を蹴れている。Cアーチができている。左宇腕前腕部を回内する前に既に前膝を蹴って右足首を背屈。リリースの瞬間、前膝が突っ張る。
丸は、インコ^スベルトの高さのフォーシームに対し、前肩が内に入る。右足首の背屈と前肩関節の右肩甲骨の格納がシンクロする。ヘッドアップしてニゴロに終わる。
昨季、満塁本塁打を打たれた丸のバットをへし折り、やり返した。