會澤がFA権を行使せずに残留

Last Updated on 2019年10月13日 by wpmaster

野球解説の相手方は、野球をやったことがない者が多数を占めるテレビっ子であり、テレビっ子は白痴くんである。
テレビと固定電話をコミュニケーションの手段とするジジババ女は総じて白痴くんである。
野球における体の動かし方を説明することなく、バラエティ番組の台本どおりやっていれば金がもらえるおいしい仕事である。

會澤はFA権を行使せずに残留、その根底にあるものは何か

佐々岡や鈴木清明は、給与の支払い者ではないから會澤に言葉しかかけられないだろう。

金融資本は、紙幣を無限に発行できる権利を取得していない産業資本はライバルではない。
プロ野球選手、監督は建前は個人事業主だが、実際は労働者
企業の役員は、経営者ではなく労働者である。

給与の支払い者は、役員や産業資本ではなく金融資本である。
紙幣は実体がなく、金融資本は、無制限に紙幣を産み出せるから、巨人の選手だろうが、広島の選手だろうが、金に糸目をつけずに金を払うことができる。
金融資本が破産することはない。貸付のフィクションを金融資本が止めない限りは会社は破産しない。
産業資本や企業の役員は、事業を解散、破産させる権限は与えられていない。
労働をやめさせてもらえないのである。
給与の支払い者である金融資本にとって、巨人の選手の労働の単価が上がり、丸のFA権行使とバティスタを離脱させることによって広島の選手の労働の単価を下げることができた。

金融資本は、読売の人件費を抑えることに着手した。
會澤にとって労働力の再生産に必要な価値が労働に付加され、交換で得た年俸に付加されたというころである。

女が男より労働に価値が付与されることは、労働力の再生産の面から殆どない。女子供との間には経済関係上の優劣ができる。
女子供の経済関係に応じて男親を動かすことはできない。

給与の支払い者と労働者は経済上敵対する。
他の労働者は競争相手である。
労働者は、給与の支払い者に対し、育ててもらったことの恩ということは微塵も感じていない。
「育ててもらったことへの感謝」という言葉は、必要な労働の対価が支給されて初めて言えることである。本音ではなく建て前である。

「育ててもらったことへの恩義、チーム愛、やりがい」によって残留したということは、給与の支払い者が労働の対価を抑え、労働者を事後に洗脳するときに用いる言葉である。

カープファンは、恩義や男気で残留したと口を揃えていうが、俺からすれば付している価値が低い、値踏みしているカープファンの醜さとメディアに洗脳されるがままの頭の悪さがここに看て取れる。

他のFA権獲得選手の進む道はどうなるか

菊池涼介は、捕殺数が400を割り、守備面でも並みの二塁手となり、打撃面では、平均して.270 12本 55打点の選手である。
フィジカル面で酷使することもできない。
金融資本にとっては、菊池のポスティングについては、「どうぞご勝手に」である。
読売には、.270 12本 55打点ができる二塁手はいない。
巨人は、阿部が引退して一塁のレギュラーがいない。
読売は、菊池の加入により、三塁岡本、遊撃吉川尚輝、二塁菊池、一塁坂本とすることができる。
広島は、小園の加入により、安部か田中広輔を二塁にコンバートすればいい。
フィジカル面、打撃守備面で現在の菊池とメジャー契約をするメジャーのチームはない。
マイナー契約しても、フィジカル面、打撃、守備を含めた総合力でメジャーに昇格できず、損耗したフィジカルで安い給料と移動を含めた労働でマイナー生活を送ることになる。

安い年俸で毎試合出されて労働の単価の低い広島と、少ない出場試合で、野球をやめても一生遊んで暮らせる年俸がもらえ、早くに引退できる巨人

引退後、大資本メディアの仕事ができる巨人、安い金でコーチをやらされる広島
菊池は、経済面を天秤にかけて国内FA権を行使して巨人に行くだろう。
どんな選手でも、余程裕福な家庭に育った子でない限り、巨人に行くだろう。

金融資本は、広島の選手に対し、労働の対価を搾取することなく支払うという義務を履行してこなかった。
広島の役員は、広島に選手が残留してもらいたければ、金融資本に義務を履行させろ。
金融資本との経済関係からできないから選手に去られてきたところでもある。
個人的には、全ての選手に、国内外問わず搾取することなく金をくれる球団、現実には搾取率の低いチームの選手になって欲しい。
労働力商品を安く売って欲しくない。
より多い金をもらえるチームの選手として契約することは、金融資本に牙をむくことであるから悲しむことではない。
俺は、安い金で労働者を働かせる代理人は追い返す。人も雇わない。女と財布は別だし、子供も作らなかった。保険や金融商品、融資を委託されている金融資本の代理人も追い返す。俺は取引において値切ったことはない。

よって、私は、選手の去就するか否かについて一喜一憂しない。
私は、広島カープの選手のファンである。球団の産業資本である松田元や金融資本のロックフェラーやロスチャイルドのファンではない。産業資本や金融資本よりも他球団の選手の方が好き。カープファンのファンではない。

野村祐輔は、広島よりも高い年俸を支払ってもそれに応じたサービスを提供しないこと、広島に戦力面でダメージを与えられず、広島の選手の労働量も増えないから、巨人の役員は、野村祐輔との契約代行事務を採らないだろう。

搾取率の低い、他球団から来たベテラン選手を広島は冷遇してきた。長野は、制限超過の年俸ダウンで自由契約になるだろう。
コストパフォーマンスの面から巨人は長野を獲らないだろう。長野は労働の単価の高い筒香が抜けるDeNAに拾われると見る。