2019広島vsヤクルト13回戦,塹江敦哉3シーズンぶりの一軍登板今村猛も復帰登板

Last Updated on 2019年12月22日 by wpmaster

ローレンスに関しては、広島が獲得を発表したその日に、初見で「こりゃダメだ」って思ったからね。それでその旨を記事にした。「何でこんな選手獲ったんだ」と。

今回の試合、ローレンスがたとえファームの防御率が0点台であろうとも投球動作から100%打たれるという確信があった。特に村上のような左のレベルスインガーにとって、横振りの投手は芯に当てて運ぶことが容易いこと。
敷衍すると、村上は、振り下ろす直前にヘッドが寝るが故のレベルスインガーではなく割れを作って右足を着地したときに左肘が内に入る引手主導でドアスイングであるが故のレベルスインガー。メヒア、堂林、髙橋大樹を含めレベルスインガーは、ドアスイングでヘッドがボールの内に入るのでボールを追いかけているように見える。目で追っているわけではないのです。よって村上は、オーバーハンドの縦の変化球を投げる速い投手は打てない。但し、メヒア、髙橋大樹、堂林のように振り下ろす直前にヘッドは寝ないから、彼等と同じ引手主導であっても彼等よりは速い投手を打てる。アウコース全般だけでなく前膝を開いてインパクト後は骨盤を横にズラしてインロー、インコースベルトの高さを引っ張ることができる。
ローレンスのような横回転の投手はコースにきっちり投げても打たれるんです。

始まる前から6点以上取られて100%負けの計算だったから、別に誰が一番打者でも構わないよ。

連敗が4に伸びて貯金が2になることも計算済。

負けたことに関しては何の感情もなかった。

ケイシーローレンスのピッチング

ローレンスは、立ち上がりから手投げ、腰投げのピッチングで右肘が落ちる。酷いときは、骨盤が完全に回り終わってから右肘が推進する。

青木に押し出しの四球を出した段階でも、右腕上腕部が凹んでワンバウンドを連発していたわけではなかったし、資本に「こいつは使いものにならない」ということを教えてやらにゃいかん、本人の首にも鈴をつけてやらにゃいかん。ここは続投一択や。そう思って見ていたね。

事実、山口翔やアドゥワが同じことをしたら即交代させる緒方もローレンスを続投させた。

ローレンスは、右肘をつまみ上げたときに右足の踵が拇指球の真後ろに来て後ろ足を軸に骨盤が回ってしまっている。体軸が三塁側に傾く。

村上は、アウトロー(左打者のインロー)のチェンジアップをレベルスイングで低い弾道で右翼席に運んだ。

村上は、左打者のレベルスインガーだけれども振り下ろす直前にヘッドが立ってミートする前に右肩関節を右肩甲骨にしまい込んで右膝を開いて打つのでインローを打てるんです。

山田を申告四球にしたことでリズムが崩れたとことを言っている奴がいるが、全く関係ないよ。村上に打たれたことはローレンスの実力以外の何物でもない。

塹江敦哉、今村猛のピッチング

この試合で気に入らないことを一点挙げるなら、塹江に50球投げさせたこと。

塹江は、左股関節を外旋して右膝を上げる。右膝を内入れしたときも左股関節を外旋できている。逆「く」の字のとき右足内転筋を内旋し、スパイクの外側の踵に重心が乗り、左膝が内に少し入るが左足前脛骨筋も倒れていない。左肩が右肩よりも下げている。
左腕前腕部を回内して骨盤の横まで左腕を引く。捻転差は小さい。
左肘をつまみ上げたときに両肩甲骨がぶつける。右手も小指が上になってる。しかし、左足のスパイクの内側でエッジをかけ左足踵が地面から離れている。
リリースの瞬間に右膝が突っ張って右股関節が引っ込む。左膝から頭まで三塁側に曲線のラインができている。三塁側に上体は倒れるが左足のターンは両足がクロスし切れていない。
フォロースルーは頭のところでフィニッシュできている。

手投げということもあるが、2イニングス目は、左腕上腕部が凹んで左肘の位置が落ちていた。ワンバウンドは全てカットボール。これが球数が増える原因である。
中村恭平がリタイアしたのだから、中村恭平が戻ってくるまで1イニングをしっかり抑えられるリリーフに育てなけりゃあかん。塹江が一本立ちすれば、フランスア、レグナルト、中村恭平、塹江と左が4人揃う。中継ぎローテーションだってできる。
それなのに何故、捨て駒、潰れ役のような使い方をするんだ。
7回は、前の試合18球、その前の試合が8球の遠藤じゃダメなのか。

猛は、結果だけ見れば三者凡退だが、昨シーズンから全く回復していない。手投げということもあるが、肘が落ちる。僅差の場面では投げさせられないなぁ。

広島打線のピッチング

打者は今回も、総じて始動が遅い、ストライドが広い、着地が遅い。
引手主導に見えて押し手主導で打っている田中広輔もこれに当てはまる。
割れ→着地→両股関節をぶつけるの手順を経て犠飛を打っている松山もこれに当てはまる。
安部もヒットを打ったときもヘッドの軌道が頭から離れている。

こいつらみたいな、ま~ん笑笑打線じゃ、次の試合の高橋奎二を打てないだろう。

ファンは早急に結果を求めるだろうけど、19連敗したっていいのよ。

高目のクソボールをどんどん”フルスイング”していくことが最も近道なんだから。

と言っても、バカープファンにはフルスイングの意味がわからないか。

試合経過

1回表

山田哲人は、5球目、真ん中のストレート141キロを打って左前安打

吉田大成は、10球目、真ん中低目のチェンジアップ128キロを空振り三振

ローレンスは、16球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダー124キロが外れ青木に四球を与える。

一死一二塁、村上は、17球目、真ん中低目のスライダー128キロを打って中前安打
広島0-1ヤクルト

ローレンスは、20球目、アウトローにスライダー127キロをワンバウンドさせる。

一死一二塁、中山は、21球目、アウトコースベルトの高さのスライダー129キロを打って二飛

雄平は、26球目、アウトロー(左打者のインロー)の128キロを打って一ゴロ

2回表

ローレンスは、28球目、真ん中低目にチェンジアップ126キロをワンバウンドさせる。

中村悠平は、30球目、真ん中のチェンジアップ129キロを打って中飛

ローレンスは、32球目、アウトローにスライダー127キロをワンバウンドさせる。

廣岡は、34球目、アウトローのチェンジアップ127キロを空振り三振

寺原は、36球目、アウトローのストレート139キロを打って三ゴロ

3回表

山田哲人は、41球目、インローのチェンジアップ128キロを打って三ゴロ
これをサードがファンブル

吉田大成は、42球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのシュート139キロを打って二併打

青木は、44球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダー125キロを打って二ゴロ

4回表

ローレンスは、46球目、真ん中低目にチェンジアップ125キロをワンバウンドさせる。

村上は、48球目、インロー(左打者のアウトロー)のチェンジアップ125キロを打って二ゴロ

中山は、52球目、アウトコースベルトの高さのスライダー129キロを打って中飛

雄平は、54球目、真ん中のカーブ120キロを打って二ゴロ

5回表

中村悠平は、57球目、アウトローのスライダー125キロを打って右前安打

廣岡は、58球目、アウトコースベルトの高さのシュート139キロを打って三ゴロ

寺原は、62球目、アウトローのスライダー126キロを空振り三振

ローレンスは、65球目、アウトローにシンキングファストボール135キロが外れてカウント3-0
ここから後、山田哲人には一球も投げずに申告四球を与える。

ローレンスは、69球目、真ん中低目にシュート136キロが外れて吉田大成に四球を与える。

ローレンスは、73球目、真ん中低目のストレート142キロが外れて青木に四球を与える。
押し出しの四球となり、広島0-2ヤクルト

村上は、76球目、アウトロー(左打者のインロー)のチェンジアップ128キロを打って右翼席に本塁打
広島0-6ヤクルト

中山は、78球目、インローのチェンジアップ128キロを打って遊ゴロ

6回表

雄平は、4球目、真ん中低目のストレート151キロを打って二直

塹江は、5球目、アウトロー(右打者のインロー)にスライダー135キロをワンバウンドさせる。

塹江は、9球目、真ん中高目にストレート149キロが外れ中村悠平に四球を与える。

廣岡は、15球目、真ん中のストレート148キロを打って右前安打

塹江は、19球目、アウトロー(右打者のインロー)にスライダー140キロをワンバウンドさせる。

西田明央(右打者)は、20球目、インロー(右打者のアウトロー)のストレート148キロを空振り三振

塹江は、25球目、アウトロー(右打者のインロー)のストレート144キロが外れ山田哲人に四球を与える。

塹江は、28球目、アウトローにスライダー138キロをワンバウンドさせる。

吉田大成は、30球目、真ん中のスライダー138キロを打って遊ゴロ

7回表

青木は、33球目、インコースベルトの高さのストレート149キロを打って二ゴロ

塹江は、34球目、真ん中低目にスライダー134キロをワンバウンドさせる。村上は、これを空振りする。

塹江は、35球目、アウトローにスライダー138キロをワンバウンドさせる。村上は、これを空振りする。

村上は、40球目、真ん中のスライダー135キロを空振り三振

中山は、43球目、真ん中低目のスライダー139キロを打って中前安打

雄平は、44球目、真ん中のスライダー134キロを打って中前安打

中村悠平は、50球目、アウトロー(右打者のインロー)のスライダー138キロを空振り三振

8回表

菊池保則は、6球目、アウトローのスライダー133キロが外れて廣岡に四球を与える。

奥村は、8球目、真ん中高目のシュート143キロをバントするが、捕飛

山田哲人は、14球目、アウトローのスライダー135キロを見逃し三振

吉田大成は、16球目、真ん中のストレート143キロを打って中飛

9回表

青木は、4球目、真ん中低目のスライダー131キロを打って二ゴロ

村上は、10球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート146キロを空振り三振

今村は、12球目、アウトローにスライダー132キロをワンバウンドさせる。中山は、これを空振りする。

中山は、16球目、アウトローのスライダー131キロを空振り三振

1回裏

坂倉は、1球目、真ん中高目のストレート140キロを打って右前安打

菊池涼介は、4球目、アウトローのストレート142キロを打って中飛

西川は、6球目、真ん中のシュート142キロを打って二飛

鈴木は、7球目、アウトローのスライダー130キロを打って三ゴロ

2回裏

寺原は、12球目、インローにストレート139キロが外れメヒアに四球を与える。

寺原は、18球目、アウトロー(左打者のインロー)ににシュート138キロをワンバウンドさせる。

寺原は、19球目、アウトロー(左打者のインロー)のシュート140キロが外れ安部に四球を与える。

會澤は、23球目、アウトコースベルトの高さのスライダー126キロを打って三併打

寺原は、27球目、アウトロー(右打者のインロー)にスライダー125キロをワンバウンドさせる。

寺原は、28球目、インロー(左打者のアウトロー)のストレート141キロが外れ田中広輔に四球を与える。

ローレンスは、32球目、アウトローのスライダー132キロを空振り三振

3回裏

坂倉は、34球目、真ん中高目のフォーク131キロを打って投ゴロ

菊池涼介は、42球目、アウトコースベルトの高さのスライダー127キロを打って遊ゴロ

西川は、47球目、真ん中低目のスライダー129キロを空振り三振

4回裏

鈴木は、48球目、真ん中のスライダー126キロを打って中前安打

メヒアは、52球目、アウトローのスライダー130キロを空振り三振

安部は、53球目、真ん中低目のスライダー129キロを打って二併打

5回裏

寺原は、54球目、アウトローにフォーク130キロをワンバウンドさせる。

寺原は、56球目、アウトローにスライダー125キロをワンバウンドさせる。

寺原は、57球目、アウトローにスライダー129キロが外れ會澤に四球を与える。

無死一塁、田中広輔は、61球目、真ん中低目のスライダー129キロを打って右翼線に二塁打

無死二三塁、松山は、62球目、真ん中のシュート140キロを打って中飛。これが犠飛となり、広島1-6ヤクルト

一死三塁、坂倉は、65球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのスライダー127キロを打って一ゴロ
広島2-6ヤクルト

菊池涼介は、69球目、アウトコースベルトの高さのスライダー131キロを打って遊ゴロ

6回裏

西川は、6球目、真ん中低目のストレート145キロを打って右飛

鈴木は、7球目、アウトローのスライダー129キロを打って左飛

メヒアは、10球目、真ん中のストレート143キロを打って二ゴロ

7回裏

安部は、4球目、アウトハイのストレート149キロを打って中前安打

磯村は、7球目、インロー(右打者のアウトロー)のストレート147キロを打って遊ゴロ

田中広輔は、14球目、インハイのストレート147キロを打って遊飛

松山は、18球目、真ん中のストレート147キロを打って左飛

8回裏

マクガフは、1球目、アウトローにスライダー139キロをワンバウンドさせる。髙橋大樹は、これを空振りする。

髙橋大樹は、4球目、アウトコースベルトの高さのストレート154キロを空振り三振

菊池涼介は、8球目、アウトコースベルトの高さのスライダー140キロを空振り三振

マクガフは、12球目、アウトロー(左打者のインロー)のストレート151キロが外れ西川に四球を与える。

鈴木は、13球目、真ん中低目のフォーク144キロを打って中飛

9回裏

メヒアは、4球目、真ん中のスライダー134キロを空振り三振

安部は、10球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート145キロを打って中前安打

磯村は、15球目、真ん中高目のストレート147キロを空振り三振

田中広輔は、19球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのフォーク134キロを空振り三振