先発ローテーション定着に挑むベテラン岩田稔のピッチング

Last Updated on 2022年4月9日 by wpmaster

1型糖尿病により1日4回のインスリン注射を行う。

2009年、「左肩肩峰下滑液胞炎」と診断され、一軍公式戦へのシーズン初登板は6月10日の対埼玉西武ライオンズ戦(西武ドーム)まで持ち越された。

2010年、開幕前の3月に左肘を故障。手術を受けた後にリハビリを行い、登板なし。

4月14日に広島東洋カープとの開幕カード第3戦(甲子園)に、先発投手として登板。一軍公式戦では2009年のレギュラーシーズン最終戦(10月9日・明治神宮野球場での対東京ヤクルトスワローズ戦)以来552日ぶりの登板だったが、7回3失点という内容で敗戦投手となる。

2014年、リーグ2位の防御率2.54を記録した。

動作解析

岩田は、テイクバックのときに、左腕前腕部を回内し、左腕を背中の側に引く。

左股関節を引っ込め、上半身が割れている。

右肩の位置が左肩よりも下がっている。

右足は踵から着地し、インステップする。

トップを作ったときに、左股関節にタメがある。

トップを作ったときに、左膝が内に入ることもある。

右肩はスクエアになっている。

左腕上腕部が外旋し、左肘が背中の方に入る。

左腕前腕部が回外しかかり、左肘が沈む。

左腕上腕部を外旋してトップを作ったときに

左腕上腕部、前腕部が背中の側に入り、左腕前腕部が回外して左肘が沈むことがある。

よって、右肩の割れに遅れて左肘が出る。

右足の着地から左肘が出てくるまでに間がある。

リリース直前、両肩甲骨、トップの位置だけを見ると、ほぼ0ポジションになっているが、リリースの瞬間に左腕上腕部の左肘付近が凹んでいる。

左腕上腕部が凹み、左肘の位置が0ポジションよりも下がることもある。

リリースの瞬間に右足は突っ張らせることができている。

リリースの瞬間に右足が突っ張らないことがある。

左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止める。

各種指標

球種配分

球場別成績