藪田と柳の投げ合いで始まった試合。追加点を積み重ねた広島が制す。

Last Updated on 2020年9月4日 by wpmaster

第2戦は、藪田と柳の先発で始まる。

藪田は、今日も後ろを小さく、前を大きくして投げる。

瞬発力も0から100にボールに伝えていく。

フィニッシュでの重心移動もできている。

0ポジション(トップを作ったときの右肩-右肘-左肩へと下がっていく斜めのライン)も、きちんとできている。

初めて見た人は、よくあんな投げ方で速い球が投げれると思うだろうけど、

何度も書いたけど、全く、無駄のない投げ方なんよ。

あの投げ方だから、低めも高めも伸びがある(錯覚の話だよ)。

ツーシームで投げるチェンジアップも良く落ちる。

間違いなくメジャーでも通用する。

そうなったときは、快くメジャーに送り出してあげるよ。

ゲレーロにアウトローの真っすぐ系の球をライトスタンドに運ばれる。

目線から遠い対応しやすいコースではあったが、

フォロースルーも大きくないのに、体の開きを抑えて打った。

開幕前の新加入選手の活躍する、しないの予想、ゲレーロだけが唯一外れたな。

今日は、2点取られたが(6回2失点)、

藪田は、これから先、シーズン終わりまで、先発で投げたら、

全試合QS達成するだろうな。

監督、コーチは、Johnson、岡田、野村、大瀬良がシーズン閉幕までに、後2勝ぐらいずつしかしないと

ふんでいるから、藪田は先発ローテーションから外せないのだろう。

これから先、どのポジションで投げるにしろ、

全て先発で投げるにしろ、規定投球回に無理して達しなくていいから、防御率を1点台にすることだ。

現在66イニングだからできるだろう。

藪田がドラフト2位で指名されたとき、

“誰だ、コイツ、何で、こんな奴獲ったんだ”という声が圧倒的な中、

俺は、コイツはやれる、将来は、カープのリリーフエースだと確信した思い入れのある投手だ。

今更ながら、よく他球団との争奪戦を制したよ

藪田の母親がタクシーにオーナーを乗せたから指名されたのではない。

スカウトを侮ってはいけない。

もっと、前から球団は藪田のことを調査している。

広島は、藪田を再生させるノウハウが出来上がっていたのだ。

ところで、この試合、最終回は、今村が試合再開直後にビシエドに本塁打を打たれる。

インハイの真っすぐをビシエドに肘で上手く掃われて打たれてしまった。

一旦、肩も冷えてしまったこともあるので、打たれたことは止むを得ない。

中﨑は、骨盤より、足を高く上げているが、ノンステップでスライドステップするので、

足のストロークが長くなるので、瞬発力が加速するので、これはいい。

しかし、フィニッシュのときに、左膝が曲がってしまっている。

結果は0で抑えているが、これは残念だ。

一方の中日先発、柳は、膝をルーズに曲げたところから膝を伸ばす、スライドステップに準ずる投げ方。

フィニッシュで骨盤を回転して一塁側への重心移動もできていた。

左足で弧を描いていない。

トップを作ったときに肩、肘が高く上がる

柳は、田中に初安打を打たれたときに、トップを作ったときに右肩がへこむ。

藪田がバントをした打席で、トップを作ったときに右肩が下がり、

左膝を曲げたまま、左膝で弧を描き始める。

トップを作ったとき、頭がバタンと倒れる。

これまでと別人のようになった。

脱水症状で腕が攣っただと?

確かに、広島は蒸し暑い。

だがな、アナウンサーよ、何年、野球解説やっとんじゃ、

何をバカなこと、言っとるんじゃ。

メディアには、どのようにリリースさせるかわからないが、

柳は、右肩をやってしまった。

個人的には、期待していた投手なので、前足を軸にした投げ方で、必ず、復活して欲しい。

次は、打つ方だ。

鈴木誠也は、全てスクエアで立つ。

第一打席は、柳に対し、体がやや前に出されて、アウトローの縦に小さく落ちるスライダーにキャッシュオンデリバリーの三振

第二打席は、柳の真ん中高めの山なりだが、落ちないカーブをボールの上っ面に当ててしまい、

トップスピンが掛かってしまい、結果、内野安打。

解説曰く、しっかりセンター方向に打ち返しましただと?

本当にそうか?

両者の対決、柳の勝ちだな。

笠原も右足で弧を描いていて、他の打者は捕えていたが、

明らかなボール球のアウトハイのカットボールを三振。

最後の打席は、明らかなボールゾーンからど真ん中に入ってくるカーブを見逃し。

こうゆうのを見逃すと何で振らねえんだとう奴が沸いてくるのだが、

野球をやったことがある人ならわかるだろうが、

どうすることもできない。

ロングティーとは訳が違う。

こんなもん、どうやって反応しろって言うんだ。

この打席は、評価のしようがない。

明日は、岡田明丈と鈴木翔太の先発。

解説者は、一部を除き、広島のリリーフ陣は万全という。

解説は、”先発と比べても、スピードが落ちませんからね”って、

藪田が凄すぎるのもあるけど、ブルペンは、明らかに落ちるでしょうって。

リリーフは、ブレイシアとヘイゲンズが抜けたこと、中﨑が途中で離脱した以外は、以外は、開幕直後と変わっていないのだ。

メンバーが固定されているのと、万全とは別物だ。

今のところ独走しているけど、先は長いぜ。

敗戦処理2人ブルペンに入れてどうすんの?

どちらか先発に回そうよ。

藪田が無理って言うなら、せめて、岡田か大瀬良どちらか後ろに回してよ。

毎日、言ってるけど、俺はリリーフ足りないと思うけどな。

[追記]

テレビで技術的なことを言うと、テレビ局を出資設立した方から広告代理店を通じて”技術的なことは言わなくていいから、もっとバラエティー色を強くしろ”と怒られるそうです。

鯉速2017年6月5日「佐藤祥万登録抹消 明日のカープ先発は薮田和樹」に対するコメントで、コメントNo.98に、薮田の本名が”藪田”である旨が書かれています。

柳は、故障を隠して登板させるか、登録抹消してリハビリさせるかは中日さん次第です。
将来ある投手なので、私は登録抹消してリハビリしてもらうことを望みます。

因みに、藪田は、本名で、薮田は、登録名です。