岡田の今後の起用法。

Last Updated on 2017年12月4日 by wpmaster

今日の岡田も、立ち上がりからテイクバックのときに右肩が下がる。

38球目に筒香に打たれたときに、トップを作ったときに、右肩がへこんで、体が前に倒れている。

宮﨑に打たれたところを始め、今日の岡田は、少し左足で弧を描く。

膝の開きが早いからシュート回転する。

筒香と宮﨑打たれた球は、三塁側に重心が残っている。

岡田の投球動作も疲労につながっているのだ。

甘いところに投げるのはいい。

甘いところに投げなければ、アウトを積み重ねることができないからだ。

きわどいところを投げていたら、球数がかさむからだ。

投げている球にキレがない、遅く見えるのが問題なのだ。

5回 88球 10安打 2奪三振 1四球 自責3

岡田は、先発ローテーションの中では、大瀬良の次に肩の限界がくるのが早い。

岡田も大瀬良も第一回目の肩の限界がくるまでは、キレのある球を投げる。

大瀬良のステップは、一旦静止するステップの仕方で、岡田は、スライドステップ。

左足で弧を描かなければ、岡田の方が瞬発力を消耗しない投げ方で、岡田は、チーム内では、藪田、Jacksonに次ぐタフな投手。

リリーフでも結果を残すだろう。

しかし、試合終盤の1点も許されない場面で、左足で弧を描いたら、打者の餌食になる。

大瀬良は左足で弧を描くことがないが、岡田は、左足で弧を描くことがある。

今シーズン始まる前までは、筆者の構想としては、岡田は、昨年の投球動作を見て、リリーフの一角として考えていたが、

開幕カードの阪神戦での投球動作を見て、筆者は、岡田を、藪田、大瀬良をリリーフに回してもリリーフが足りないということがない限り、

先発投手陣の一人にすることに構想を改めた。

緒方監督は、岡田について、次からは考えるとコメント

緒方監督は、連戦で後ろを投げる投手がいないと語る。

個人的な希望としては、後ろに回すのは、藪田、大瀬良で、

九里先発復帰、岡田は、オールスターのどこかで登板せざるを得ないものの、

球宴休みの間に、投球動作の修正、先発据え置きなのだが、

昔から、広島は、先発で結果の出なかった投手を後ろに回してきた。

今年の九里もリリーフでの実績を買って後ろに回したというが、

後付けの方便だ。

実際には、先発からの降格だ。

昨日のDeNA戦を終えて、今季の岡田は、15試合で、7勝4敗 94回 88安打 2被本塁打 与四死球40 自責37 防御率 3.54

中村祐太は、岡田の成績に関係なく、また、投球動作や投げている球そのものに問題がなければ、ファームの成績に関係なく、

球宴後、先発要員として一軍に戻ってくるだろう。

バティスタは、結果を出しているので降格はしない。

Jacksonも戻る兆しを見せつつある。

枠の関係でヘーゲンズの昇格、先発起用も現実にはあまり考えられない。

同様に、ブレイシアの昇格、リリーフ起用も現実にはあまり考えられない。

落合監督であれば、岡田の現在の成績、内容では、二軍降格もあり得るが、

加藤や福井を投げさせるよりは益しなので、二軍降格はないと思う。

四死球を出すのが全く悪いというわけではない。

左足で弧を描いたり、三塁側に重心を残して球を低めに置きにいくよりは、

真ん中高めやインハイに外れる方が、

頭が前に出ている場合もあるが、三角筋が使えている場合もあるので、

打者にとって目線に近く振ってくれることもあり、

まだ、益しだからだ。

岡田は、トップを作ったときに右肩が下がってボールを引っ掛けてアウトローに外れるのが良くないのだ。

しかし、被本塁打が2本というのは評価できる。

一昨年の大瀬良のリリーフ転向前の防御率は、3.46

九里を先発復帰、岡田の中継ぎ転向は全くあり得ない話ではない。

もし、岡田を後ろに回すのであれば、また、先発で投げさせ続けるにしても、球宴休み中に投球動作の修正をしてもらいたい。

投球動作上の欠陥がなくなれば、岡田をリリーフに回してもリリーフは現状よりも強化される。

試合の方は、DeNAの先発石田は、7回 101球 3安打 4奪三振 5四球。

石田の投げ方は、ステップは、一旦静止してから、本塁方向にステップする。

4回に手首が寝てボールを引っ掛けてアウトローに外れる場面があったが、

キレのあるストレート、スライダー、フォークを、ストライクゾーン内にアバウトに、高低に使っていた。

敗戦処理として高橋樹也が登板

Max145キロ

球速表示はどうでもいいが、前回一軍昇格したときよりもストライクゾーン内に投げられるようになった。

後は、フィニッシュで三塁側に重心移動が良くなれば、もっと良くなる。

鈴木誠也は、打つ方では、山﨑康晃に対し、トップを作れずに手が出なかったときて、

最後は、逆に、ノーステップ打法にも関わらず、

アウトローの真っすぐを体が前に出て左膝がつま先より前に出てセンターフライ。

どんな打者もコンスタントに打てるものではないので、責められない。

鈴木誠也は、今日の失策で5個目。

外野手は、シーズントータルで5個でも多すぎるのに82試合で5個

143試合に換算すると8.71個

これじゃ、戦時中の外野手のレベルだよ。

積極的にチャージしていたとしても、5個は多すぎる。

庇いようがない。下手くそすぎる。

[追記]

オールスターは、二軍選手でも出場できるので、岡田は、一度登録抹消されるかもしれませんが、中継ぎが薄いチームの状況から、後半戦始まってすぐに一軍に戻ってくると思います。

岡田は、下半身のタメ、フィニッシュまでの膝の使い方、重心移動を作り直して、テイクバックのときの右肩の下がり→ステップの始動のときの右肩の上げ戻し→トップを作ったときの右肩の下がりという一連の動作を修正する必要があります。

一軍に帯同しながら、投球動作の修正と並行しながら、まずは、3~4点ビハインドのところから登板させ、その後、勝ち継投に組入れていくのではないでしょうか。

投球動作が修正されれば、ブルペンは強化され、チームにとってもプラスになります。

[追記]

鈴木誠也は、一時期、昨年の春とは別の方の足のハムストリングスを軽度の故障をしていたという話を聞いたことがありますが、ネタ元は明らかでなく、その後は人並みに走れていたので、事実かどうかはわかりません。

今年は、ライト線の打球を後逸したり、ステップするときに、頭を始め、体全体が前に出ていってボールを握り損ねたりするエラーが多いです。

ライト線付近の打球処理、送球に難があるので、他球団の走者は、積極的に二塁ベースを回り、鈴木誠也は、今年は、既に7捕殺を記録しています。