対ソフトバンク1回戦,完敗です。実力差を認めるしかありません。

Last Updated on 2017年12月8日 by wpmaster

対ソフトバンク1回戦、黒田対東浜。

昨年は2勝1敗と勝ち越しましたが、通算14勝30敗3分け、勝率.318、2011年から2014年にかけては、2勝14敗の相手であることを忘れてはいけません。

この日の黒田は、投げる前に体重移動が行われ、打者の間合いと一致し最悪な状態でスタート。

メジャー時代に頭部に打球を食らった後遺症か、首、くるぶし、股関節を痛めたのが完治していないのが明らかな投球。早く代えてやれよと思いながら見ていました。

初回、城所に先制本塁打、3回には、柳田、内川、松田に3連発。

一試合4被本塁打は、入団2年目の巨人戦で1回1/3 7失点以来ではないでしょうか(古すぎて検証のしようがありません。)。

黒田は、クイック、セットで投げて体重移動を修正、スピンをかけて5回辺りから持ち直しますが、7回柳田に2塁打を打たれ、追加点。

打つ方もソフトバンクの4投手に3安打。完敗ですね。

東浜は、フォーシームをセーブして温存すると共に、フォーシームと動くストレートを不明確にして投げていましたが、序盤は制球が定まらず、田中が初球を安打、菊池四球、丸が二ゴロの後、新井にも四球で1死満塁。

松山のところでギアを上げ、当てただけのワンバウンドの2ゴロで最低限の仕事しかさせません。松山に対しては、ランナーのいない場面でも東浜は、ギアを上げていました。

2死2、3塁で、今年結果が出なければ自由契約の大卒5年目のスタメン6番ライトの土生(左打者)。

鈴木と東浜は、2015、2016年とウエスタンで対戦がない。

鈴木は、昨日2安打、右投手も左投手も同程度打っていて、書面上、ベンチ入りしていましたが、伸び盛りの若手に休養を与えるとは考えにくいので、寝違えたとか発熱とか出させられない程の体調不良でもあったのでしょうか?。情報がないので何とも言えません。

東浜は、外のボール球だけを投げて、土生の空振りの仕方が、登録日のときと同様に全く打てないことが看て取れ、ツウシームの連投で最後はバットに当てますがバッティングをさせてもらえず、二ゴロで3アウト。

2打席目も2球目、3球目も一打席目と同じところにボール球を投げられ空振り、ここまでは全く進歩が見られず、完全にバッテリーに遊ばれていましたが、4、5球目の真っ直ぐ系が明らかなボールの後、6球目、7球目のツーシーム(速いシンカー)に対してバットが止まり、四球。

3打席目は、前の打席に引き続き、ボール球を振ってくれなかったので、ソフトバンクのバッテリーは、ストライクゾーン及びその付近で勝負をせざるを得ず、ほぼ、度真ん中の真っ直ぐ系の球を振り抜いてライト前にプロ初安打。ナイスバッティングだったよ、まぢで。

今日のスイングを見る限りは、下水流(右打者)よりは実力がありそうです。課題の守備でも、いい動きをしていました。

東浜は、少ない球数でイニングを食う技術を会得した、いい投手でした。

点を取られてもペースを乱さずに通常のピッチングをしていました。

2回以降は全くと言っていいほど、得点機がありませんでした。

工藤監督は、代打エルドレッドのところで、速球投手をからっきし打てないエルドレッドのところで、常時150キロ、この日も最速156キロのスアレスをぶつけ、スアレスも圧巻の仕事をしました(三振)。石橋を叩きました。

広島の投手の方は、敗戦処理で2番手今村、更に、久々にオスカルが敗戦処理で登板、最速148キロ(ファウル)。柳田をワンバンのスライダーで三振に斬って取る見せ場を作りました。

明日からは、ランナーが溜まったところで通用するかって?。続けて投げさせれば、柳田も含め、ソフトバンク打線は、きっちり合せてくるよ。

2戦目は、岡田と千賀。

ソフトバンクの打者の技術水準相当高いよ。スイングの精度が違う。間違いなく12球団一練習してるよ。

現在の岡田が序盤を乗り切るのは困難。

2戦目以降は、監督が、土生と鈴木誠也のどちらを使うかって? そんなん知りません。

どちらを起用するにしろ言えることは、

千賀も武田翔も相当にレベルが高い投手。

パリーグの投手はレベルが高い。セリーグに当てはめるのであれば、パで防御率2.80の投手であれば、2.00~2.20ぐらいに補正して見なければいけません。

上位打線も含め広島打線にとって、相当キツい戦いです。

セーフティなどの小細工の通用するチームではありません。

可也の確率で3連敗ですな。

3連敗しても初めから負けるとわかっているので、悔しくも何ともないです。

ペナントは、143試合トータルでどれだけの高い勝率を残せるかです。

勝てるところから勝てばいいんです。

[追記1」

ソフトバンクとのカードはDH無しです。新井、エルドレッドを両方休ませて、4番DH松山、5番or6番一塁小窪、6番or7番サード安部、8番レフト土生をやるのであれば、登録即日のロッテとのカードです。

ロッテとの初戦に、四番ファースト新井orエルドレッド、五番DH松山、八番レフト土生でテストする方がいいと思います。

ソフトバンクとの2戦目or3戦目にやるとすれば、8番レフト土生、4番一塁には、エルドレッドか新井を入れなければならないでしょう(両者の温存を考えて、守備軽視であれば、一塁に松山)。捨て試合にするにしろ、他の11球団の監督であれば、松山を外してまでこのオーダーはしないでしょう。