2019広島vs西武2回戦,大瀬良大地6回1失点,バティスタ17号ソロ,田中広輔3号満塁ホームラン

十亀から6回まで野間のヘッドアップで1点しか取れなかったことはいただけないが、広輔まで復活してバカープファン的に言うなら、ううっつれしいよ~うぉなはあっ、くわいよおな~あとヒーカップ付きで歌い出すような試合である。

ボードに掲げられたスコアだけ見ると、老人と女、子供から物資を強奪する北斗の拳のモヒカンのような試合だが、森脇は、現段階でも十亀よりいい投手。森脇は回転半径も小さくテイクバックは横に小さく右肩を左肩よりも下げ右腕を担いで(右腕上腕部の外旋)から両肩峰をぶつけて投げており、後はターンをタンブルが出来ればもっと良くなる投手である。

大瀬良大地のピッチング

大瀬良は、6回終了まで120球を要す。

打者がファウルを連発しているということは優勢に押しているけどねじ伏せられていないということである。

強力打線であるからこそゾーン内に投げていくことが重要。
実際に、前半からタンブル&ターンを多用した試合では少ない球数でイニングを食えている。

外崎の本塁打を打たれた投球では、右肘をつまみ上げたときに右股関節が内旋し始め、右足がインエッジ、小指球を支点に右膝が内に入っていた。左足はスパイクの内側の踵から着地しているが左手は親指が上で左肩左膝が開いていた。

外崎は、振り下ろし始めに右肩が下がり、ヘッドステイバック、ヘッドステイバック自体はそれほど大きくはない。コンタクトの過程でカチ上げからボールの軌道と水平なレベルスイングに変更し手首の下がりを抑え左肘を抜いて運んだ。

大瀬良は、3回裏、三塁側に目線を切らずにプレートの前に軸足を外し(実際に牽制を投げればokです。)左肩の方に体軸を回転させて牽制、源田を刺す。本業の打者への投球だけでなく本業以外もこなせるのが勝てる投手の要件だ。

バティスタ、田中広輔のバッティング

森脇は、14球目、右肘をつまみ上げたときに左手は親指が上で左肩が開きリリースの瞬間に右腕上腕部の付け根が凹みドロップのようなカーブをアウトローにワンバウンドさせる。

バティスタは完全着地のときまで左肩を内に入れずに残し、右脇の空きはもう少し欲しいが右肘がヘッドの外側に張り出している。左肩が顔を塞がず頭も骨盤の中心線上にある。右股関節、左内転筋の内旋もできヘッドも立っている。微動だにしない。バティスタは、これらができている限りは安定して打つだろう。

バティスタは、森脇の投じた15球目の真ん中ストレートを、探りのとき右肘がヘッドの内に入るが右足がアウトエッジ、左膝をオープンに運び壁ができる。ヘッドを残して打ちバナナカーブができる。左肘を使ってバットでボールを掃う。

森脇は15球目、骨盤より上に左膝をレッグアップ、レッグアップのときに右股関節を外旋、「く」の字を作ったときにも右股関節、左足内転筋の内旋もできているが右膝だけが内に入っている。スパイクの内側の拇指球から着地してしまっていた。フォローのときに左膝が折れ曲がっていた。

齊藤大将は、右膝のレッグアップ、レッグダウンのときに左股関節を外旋する。逆「く」の字を作ったときに右足内転筋の内旋はしているが、左股関節が内旋し骨盤が一塁側に滑る。テイクバックが横に大きく、上体と下半身の捻転差が大きい。齊藤大将は、田中広輔に14球目、インコースベルトの高さにスライダーを投じる。

田中広輔は、探りのときに左肘がヘッドの内側に入るが左足はアウトエッジ、ステイバックができている。左股関節の外旋、右足内転筋の内旋もできている。回転半径が狭く右肩も残る。両股関節をぶつけたとき右膝が伸びて壁ができている。打球にスライス回転がかかるが押し手主導で打てており90点の出来

佐野は、左股関節を外旋して右膝をレッグアップ。逆「く」の字を作ったときに左足はアウトエッジ、踵寄りに重心をかける。左股関節が内旋し左膝が内に入る。右足内転筋の内旋をするときとしていないときがある。左肘をつまみ上げたときに左肩甲骨をぶつけるが、左足の小指球を支点に左膝が内に入る。右足はインステップし、スパイクの内側の拇指球寄りから着地する。

西川は、9回表、真ん中低目のスライダーをヘッドアップ、記録はワンヒットワンエラーだが内容は良くない。

試合経過

1回裏

秋山は、9球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのカットボール141キロを打って一ゴロ

源田は、12球目、真ん中のカットボール141キロを打って左前安打

外崎は、17球目、インハイのストレート148キロを打って二飛
一走帰塁できず併殺成立

2回裏

大瀬良は、21球目、アウトローにカットボール140キロをワンバウンドさせる。

山川は、23球目、インコースベルトの高さのカットボール143キロを見逃し三振

森友哉は、29球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのストレート150キロを打って中前安打

中村剛也は、36球目、アウトハイのストレート150キロを空振り三振

大瀬良は、42球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のカットボール142キロが外れて栗山に四球を与える。

戸川は、44球目、真ん中のスライダー130キロを打って二飛

3回裏

金子侑司(左打席)は、アウトロー(左打者のインロー)のカットボール141キロを空振り三振

秋山は、58球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのシンキングファストボール144キロを打って投ゴロ

源田は、59球目、真ん中のカットボール140キロを打って中前安打

大瀬良は、打者外崎に62球目を投げてカウント1-2から一塁牽制、源田はタッチアウト

4回裏

外崎は、65球目、のストレート148キロを打って左中間席に本塁打
広島1-1西武

大瀬良は、67球目、アウトローにカーブ119キロをワンバウンドさせる。

山川は、73球目、真ん中高目のストレート151キロを空振り三振

森友哉は、74球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート144キロを打って遊ゴロ

大瀬良は、75球目、真ん中低目にカーブ120キロをワンバウンドさせる。

大瀬良は、78球目、アウトローのカットボール139キロが外れて中村剛也に四球を与える。

栗山は、84球目、真ん中高目のカットボール141キロを空振り三振

5回裏

戸川は、91球目、真ん中のカットボール143キロを打って三直

金子侑司(左打席)は、96球目、真ん中高目のフォーク136キロを打って遊撃内野安打

秋山は、98球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のカットボール140キロを打って遊飛

源田は、99球目、真ん中のストレート145キロを打って左飛

6回裏

外崎は、103球目、真ん中のストレート145キロを打って遊ゴロ

山川は、106球目、真ん中のカットボール140キロを打って左前安打

森友哉は、108球目、真ん中のストレート139キロを打って二ゴロ

中村剛也は、112球目、アウトローにカットボールが外れ中村剛也に四球を与える。

大瀬良は、120球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレート148キロが外れ栗山に死球を与える。

愛斗は、122球目、真ん中のカットボール140キロを打って一飛

7回裏

金子侑司(右打席)は、1球目、真ん中高目のストレート146キロを打って三邪飛

秋山は、4球目。アウトローのパワーカーブ122キロを空振り三振

源田は、11球目、真ん中のスライダー134キロを打って二ゴロ

8回裏

外崎は、3球目、真ん中のストレート150キロを空振り三振

山川は、4球目、真ん中のストレート150キロを打って左前安打

森友哉は、7球目、真ん中のスライダー138キロを打って中飛

中村剛也は、10球目、真ん中高目のストレート152キロを打って一邪飛

9回裏

アドゥワは、5球目、真ん中高目のストレート144キロが外れて栗山に四球を与える。

愛斗は、7球目、真ん中高目のストレート141キロを打って二飛

アドゥワは、8球目、真ん中のストレート142キロを投じ、ストライク、カウント0-1
バッテリーは二塁送球せず一走木村文紀が二盗

金子侑司(左打席)は、14球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレート144キロを打って二飛
二塁走者が帰塁できず併殺成立

1回表

野間は、5球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート143キロを打って三ゴロ

菊池涼介は、18球目、アウトコースベルトの高さのスライダー135キロを打って右中間に二塁打

バティスタは、12球目、インハイのストレート141キロを打って二ゴロ

鈴木は、16球目、インコースベルトの高さのストレート142キロを打って左飛

2回表

西川は、22球目、真ん中のカーブ119キロを打って投ゴロ

松山は、26球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のスライダー135キロを打って遊ゴロ

會澤は、31球目、真ん中のスライダー132キロを打って三ゴロ

3回表

田中広輔は、36球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート142キロを打って左中間に二塁打

安部は、44球目、真ん中のストレート141キロを打って一ゴロ

野間は、46球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のスライダー134キロを打って二ゴロ
広島1-0西武

十亀は、52球目、アウトローにスライダー135キロが外れて菊池涼介に四球を与える。

バティスタは、59球目、アウトコースベルトの高さのカーブ108キロを打って二ゴロ

4回表

鈴木は、63球目、真ん中のチェンジアップ130キロを打って三ゴロ

西川は、67球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのスライダー133キロを打って二ゴロ

松山は、69球目、真ん中のストレート141キロを打って遊直

5回表

會澤は、72球目、真ん中のカーブ140キロを打って左飛

田中広輔は、75球目、真ん中のカーブ107キロを打って左飛

安部は79球目、真ん中のカーブ107キロを空振り三振

6回表

十亀(右右)は、81球目、アウトローにスライダー131キロをワンバウンドさせる。

野間は、84球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのストレート140キロを打って遊ゴロ

菊池涼介は、86球目、真ん中のストレート139キロを打って一邪飛

バティスタは、91球目、真ん中のチェンジアップ130キロを打って三ゴロ

7回表

鈴木は、93球目、真ん中のストレート138キロを打って左前安打

西川は、94球目、真ん中のスライダー133キロを一塁側にバント

十亀は、100球目、リリースの瞬間までに右足の小指を支点に右膝が真下に落ち、右足のスパイクの外側のラインが三塁側に倒れる。リリースの瞬間、左足はスパイクの外側の踵を支点にしており、左膝が突っ張らず、左足がO脚になる。右腕上腕部が凹み、アウトロー132キロにチェンジアップをワンバウンドさせ、松山に四球を与える。

十亀は、101球目、インハイにストレート142キロが外れて會澤に死球を与える。

小川龍也は、2球目、インローにストレート131キロをワンバウンドさせる。

一死満塁、田中広輔は、4球目、真ん中のスライダー124キロを打って右前安打
広島2-1西武

一死満塁、磯村は、2球目、真ん中低目のフォーク133キロを打って左翼線に二塁打
広島4-1西武

野間は、7球目、真ん中高目のフォーク132キロを打って捕飛

森脇は、12球目、アウトローにフォーク133キロをワンバウンドさせる。

菊池涼介は、13球目、アウトコースベルトの高さのストレート147キロを打って遊ゴロ

8回表

森脇は、14球目、真ん中低目にカーブ115キロをワンバウンドさせる。

バティスタは、15球目、真ん中のストレート142キロを打って左翼席に本塁打
広島5-1西武

森脇は、17球目、真ん中低目にカーブ116キロをワンバウンドさせる。

森脇は、22球目、インローにフォーク131キロが外れて鈴木に四球を与える

西川は、2球目、真ん中のストレート138キロを打って左飛

曽根は、5球目、アウトハイのストレート138キロのストレートをバントの構えから投球が左手甲に当たる。ボールデッドにより打ち直し。故障により曽根は退場、曽根に代わり打者長野

齊藤は、9球目、インコースベルトの高さのストレート141キロが外れて長野に四球を与える。

會澤は、10球目、真ん中のストレート140キロを打って中前安打

田中広輔は、14球目、真ん中のスライダー132キロを打って右翼席に本塁打
広島9-1西武

上本(右打席)は、18球目、真ん中のチェンジアップ134キロを打って中飛

野間は、23球目、真ん中高目のスライダー122球目を打って二飛