コディポンセが無安打無得点を達成[対ソフトバンク23回戦F2-0H]

日本ハム対ソフトバンク23回戦、先発は、コディポンセと武田翔太
ポンセは、113球を投げて27のアウトを稼ぎ、無安打無得点を達成した。日本ハムの投手が無安打無得点を達成したのは、西崎幸広以来、本拠地が東京から札幌に移転してからは初である。

コディポンセが無安打無得点

ポンセは、左手親指の指先、右手の親指の指先をボールの外側に反らす。ボールを右手中指基節骨の付け根と第二関節に嵌める。頸反射はしていない。右腕前腕部を回内する。右肘を伸展せずに、右手首に骨盤の右側の半分も通過させずに、右肘を屈曲したまま、右手小指第二関節を内旋、右腕前腕部を回外して右手親指基節骨でボールを叩く。右肘を伸展せずにスタンダードWで投げたことで、ホークスの打者がフライングエルボーをする間、トップを作る間、トップを解除する間が作れなかった。これが無安打無得点を産み出すことができた最大の根拠である。

一死一二塁におけるケース打撃

1回裏 1死から上川畑が出塁、二盗に成功して一死二塁となる。近藤が二ゴロを打って一死三塁。無安打で一点が取れるケースを作る。武田は、松本剛に、全てアウトコースのボールゾーンにノーバウンドを投げてストレートの四球を与える。一死一三塁となる。木村が左前安打で先制する。遊撃手の今宮が左三塁間のカットに入って一死一二塁
左打者であれば、一二塁間に引っ張って、一塁走者がオーバーランして二三塁間に挟まれてその間に、左膝の骨折が完治していない松本剛が本塁に還るのをアシストしたいところである。
古川は、右肘、右肩が左肩の方に入る。ヘッドステイバックできずに泳ぐ。右腕前腕部を回内してボールを掃う。
投手のグラブに当たって打球方向が変わる。セリーグの田中広輔であれば二塁、矢野であれば、一塁にしか投げられず、二塁走者が三塁に進むのが簡単なのであるが、今宮は、三塁ベース方向に向かって両内踝をぶつける。右手親指基節骨でボールを叩いて右肘を上げる。右手小指の内側を三塁ベースに向ける。一塁には首も左足も向けない。
しかし、今宮は背骨の左側でバックハンドで捕球した分、右肘が上がらず、トップが作るまでには至らなかった。
古川の打撃も未熟であるが、一塁走者の木村が、二塁ベースに左足のスパイクの内側を二塁ベースの一塁寄りのラインに引っ掛けてオーバーランを止めてしまう。

二死一二塁におけるケース打撃

8回裏尾形は、上川畑、近藤に四球を与えて二死一二塁となる。一塁走者が近藤、二塁走者が上川畑である。打者は松本である。
初球 アウトロー 甲斐が左膝を着いてノーバウンドで捕球する。一二塁走者は、スタートを切るが帰塁する。
2球目、尾形は、インコース膝上のボールゾーンに投じる。
3球目 松本は一塁側席に入るファウルを打つ。
4球目 一塁側席に入るファウルを打つ。
5球目、尾形がセットを解く前に一二塁走者は、スタートを切る。松本は、インハイを空振り

総合

1回裏のケースは、走者の動きに一工夫加えればもう一点取れたケースであり、万波の13号ソロが産まれた後は、3点リードでポンセは投げることができた。
攻撃面のレベルを上げていかないと投手が無得点に抑えないと勝てないチームとなってしまう。

投打の源泉及び土台

日本ハム

3回表、ポンセは、25球目、ガルビス(左打席)に対し、アウトロー(左打者のインロー)にナックルカーブをワンバウンドさせる(空振り)。
5回表、ポンセは、52球目、野村大樹に対し、アウトローにナックルカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
6回表、ポンセは、76球目、今宮に対し、アウトローにナックルカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
6回表、ポンセは、78球目、今宮に対し、アウトローにカットボールをワンバウンドさせる(ボール)。
7回表、ポンセは、85球目、野村勇に対し、アウトローにスプリットをワンバウンドさせる(ボール)。
8回表、ポンセは、95球目、増田珠に対し、アウトローにナックルカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
8回表、ポンセは、99球目、谷川原に対し、アウトロー(左打者のインロー)にスプリットをワンバウンドさせる(ボール)。

ソフトバンク

1回裏、武田は、2球目、清宮に対し、アウトロー(左打者のインロー)にカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
2回裏、武田は、35球目、万波に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
2回裏、武田は、44球目、清宮に対し、アウトロー(左打者のインロー)にフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。
2回裏、武田は、46球目、上川畑に対し、アウトロー(左打者のインロー)にカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

4回裏、泉は、1球目、古川裕大に対し、アウトロー(左打者のインロー)にフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。
4回裏、泉は、5球目、佐藤龍世に対し、アウトローにフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。
4回裏、泉は、8球目、万波に対し、アウトローにフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、泉は、16球目、清宮に対し、インロー(左打者のアウトロー)にツーシームをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、泉は、27球目、上川畑に対し、アウトロー(左打者のインロー)にカットボールをワンバウンドさせる(ボール)。

7回裏、津森は、19球目、万波に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
津森は、右打席の内側のラインの投手寄りのコーナーに首を向ける。首を三塁線方向に向ける。左足の拇指球で地面を蹴る。首は、両肩を結ぶラインと垂直に交わらせ、三塁線を向く。
左膝をベルトの上の高さに上げ、インサイドの角度で屈曲する。左足首が背屈する(二段モーション)。
左肩関節を左打席の内側のラインからボール1.5個分入ったところに向ける。首は左打席の中心線に向ける。頸反射する。
右腕前腕部を回外してセットを解く。右腕前腕部を回内する。右手首は両股関節を結ぶラインを越えるが背中から右手首は、はみ出さない。左足前脛骨筋が回内(外反)し、左足の裏が立つ。左肩関節はホームベースの左打席寄りのラインの投手寄りのコーナーに向く。頸反射している。右足外踝で地面を荷重している。
右手親指基節骨でボールを叩く。右足のスパイクの内側でエッジをかけているが、Cアーチができている。右手首が右肩の高さに達した後、Cアーチが崩れる。左足のスパイクの内側の踵寄りから入射する。右肘のアクセレーション前に頸反射しない。リリース直後、右腕上腕部棘下筋が凹む。リリース直後の右腕と背骨の交わる角度、右肘の高さがアンダーハンドである。右肘のレイトコッキングの角度は、オーバーハンドに近いスリークォーターである。右腕前腕部を回外後、右手人差し指と中指がくっ付かない。右腕前腕部を回外後、右手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

8回裏、尾形は、2球目、中島卓也に対し、アウトロー(左打者のインロー)にスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

尾形は、右手首が両股関節を結ぶライン上を通過した後、右腕前腕部を回外する。右手の掌側が骨盤の右側を向く。右手首小指側も親指側も背中より腹側寄りに収まる。右肘の屈曲の角度が120°になる。左足前脛骨筋が回内(外反)する。右足外踝で地面を荷重し、Cアーチができている。右手親指基節骨でボールを叩く。右足小指球にウェイトが移り、右足踵が地面を離れる。左腕前腕部が回外する。右肘のアクセレーション前に右足拇指球にウェイトが移り、左股関節が外旋する。頸反射しており、首が左肩関節の外側に出る。リリース直前に左足がX脚になる。右腕上腕部棘下筋が凹む。右股関節が屈曲し、右膝が屈曲する。右腕前腕部を回外後、右手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。