日本ハム対ロッテ9回戦
先発は、加藤貴之と種市篤暉
試合は、5-3で日本ハムの勝利
しかし、野球は勝てばそれでいいというものではない。
リーグ優勝をするチームは、2位以下のチームよりもセットアップマン、クローザーが投げる試合が増える。
特にペナントレースのように試合数が多い場合、失点を減らし、一点でも多く取って点差を広げれば、セットアップマン、クローザーを休ませることができるのだ。
アウトカウントを問わず、満塁のケースで内野ライナーを打っても得点できることは既に述べたが、今回もプロアマ問わず現場の指揮官の99%は絶対に反対するであろう栃狂ったプロジェクト行きます。
一死又は二死二三塁は、内野ライナーでも得点できる
打者は、ワンバウンドの投球以外は、バント(偽装スクイズ及びスクイズ)若しくはスイングをして構わない(ランエンドヒット)。
走者がスタートを切っても投球をスルーする必要は生じない。
ランナーがスタートを切っても、捻転差を作らずにフライボールを産み出して本塁打を打っても構わない。
カウント3-0でもワンバウンド以外は、振ってOK
ノーバウンドの空振りはOK
スタンドに入るファウル、ゴロのファウルはNG
一方、打者走者を含め後続の走者がしなければならないことは、どのようなことが挙げられるか。
バントの場合は、投手がセットを解く前に一次リードからスタートを切る。
バントの場合、スタートを切った後は、空振りであろうと、小飛球であろうと進行方向と逆の塁に送球されようが帰塁しない。
ランエンドヒットは、打者がトップハンドの肘をヒッチ後、左腕前腕部を回外、右股関節を外旋してスタートを切る準備をする。
打者がフライングエルボーをした後にスタートを切る。
野手がノーバウンドで打球に触れた後(落球せずに送球のトップを作れった段階で二死成立)は、打者走者を含め、全ての走者は帰塁せずに本塁に走り続ける。
ライナーバックの失敗はOK
打者走者を含め、後続の走者は、一二塁間又は二三塁間で挟まれて先頭の走者の本塁生還のアシストをするか、三盗(アピール崩し)をする。
三塁走者は、打球に触れた野手が二塁に投げたら、三塁に帰塁した後、再離塁する。
三塁走者は、打球に触れた野手が三塁に送球したら、帰塁せずに本塁に走り続ける。二塁走者は三盗する(アピール崩し)
2回表一死一二塁、スコアは、1-0で日本ハムが1点リード、投手は、種市(右投手)
石井は、二塁手中村奨吾の正面のライナーを打つ。
しかし、中村奨吾が打球に触れた後、二塁走者上川畑は二塁に帰塁してしまう。
加藤豪将も本塁に向かってスタートを切っていない。
2回の裏、日本ハム打線は得点をすることができなかった。
打者の仕事は、ヒットを打ってそれで終わりではない
一死一塁のケースでも前述のように、打者走者は、左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して各ベースをオーバーランして塁間で挟まれることにより、先頭の走者の本塁生還をアシストしなければならない。
5回表一死二塁、松本剛は、左前安打を打つ。
角中は、背骨の左側でフォアハンドシングルで打球に触れる。三塁送球は、三塁ベースのマウンド寄りのコーナーより内側(マウンド寄り)でボテボテのゴロとなる。
松本剛は、一塁ベースを蹴ってフェアゾーンをオーバーラン後、一塁ベースアンツーカーから出ることなく手を叩きながら一塁に帰塁してしまう。
二塁走者石井の本塁生還をアシズトできなかった。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照