[ケース打撃]打者の技術水準に応じた覊束行為、覊束裁量

Last Updated on 2023年8月21日 by wpmaster

日本ハム対オリックス18回戦

先発は、伊藤大海と山﨑福也

試合は、1-2で日本ハムの敗戦

打者は、打者のインサイドアウトスイングの到達度に応じて、ワンバウンドをスイングしないという内規に反しない限り、カウント3-0からでも、ランナーがスタートした場合であっても、プッシュバントをしても引っ張ってフライボールを産むスイングして構わないという覊束裁量(グリーンライト)が、始動前の権限として指揮権を資本から付与された監督から付与される場合が生ずる。

走者には、ゴロゴーをせずディレードスチールのスタートを切る、ディレードスチール、ランエンドヒットは帰塁しない、オーバーランする、アピール崩すという義務が全球付与されるという面で、覊束裁量が付与される。

一方、インサイドアウトスイングの到達度が低ければ、始動前にバントのサインが出される。

一死一三塁及び二死一三塁におけるケース打撃

走塁の基本

既に出塁している走者は、打者がフライングエルボーをした後、スタートを切る。

飛球は、2つ以上進塁できる。

帰塁は、本塁を蹴ってからでもできる。

ライナーバックできないのはOK

打者走者は、飛球を打ったら二塁に走る。

打者走者を含め、後続の走者は、先頭を走る走者の進行方向の逆の塁に投げさせることによって先頭の走者の本塁生還をアシストする。

後続の走者は、先頭の走者の帰塁未履行のアピールを崩す。

一三塁のケースでは、フォースボーク、重盗、偽装スクイズ、ランエンドヒットが得点手段として使える。一死であれば、犠飛も使える。

5回表一死一三塁、投手山﨑福也(左投手)、打者郡司(右投げ右打ち)、一塁走者伏見、三塁走者奈良間

郡司は、神主打法を行う。
私が監督であれば、彼に覊束裁量は与えない。

郡司は、全球、ヒッティングをする。走者は、盗塁を仕掛けない。

郡司は、スイング後、ヘッドが下がって一塁側ベンチ方向にファウル

郡司は、2球目、合せただけのスイング(右肘を上げた後、右腕前腕部を回外することなく、右腕上腕部が投球の軌道にぶつかること)で差される。中飛を打つ。

5回表二死二死一三塁、投手山﨑福也(左投手)、打者松本剛(右投げ右打ち)、一塁走者伏見、三塁走者奈良間

中堅手中川は、定位置より前で、頭上でフォアハンドシングルで打球に触れる。左手人差し指の付け根で打球叩き落とす(煎餅捕り)

右手親指の爪の裏で打ボールを押さないと、グラブからボールが抜き取れず、右肘も上げられない。
右肘を上げれば、左腕前腕部の回外、回内運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

一塁走者の伏見は、アンツーカーを出て腹側を右中間に向け、サイドステップして停止、中川が打球に触れる前に帰塁を始めてしまう。

打者走者の郡司も2塁に走っていない。

郡司、伏見は、三塁走者奈良間の本塁生還のアシストができていない。

三塁走者の奈良間は、中川が打球に触れた後、サイドステップで2歩前進するが、三塁に帰塁してしまう。

松本剛は、ヘッドを鋭角に立てて構える。松本剛は、天秤打法をする場合と右手首と左手首をくっつける場合とが生ずる。天秤打法は左腕前腕部の回外、回内運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。私が監督であれば、完全に裁量は与えないが、郡司よりは覊束裁量を与える。

松本剛は、1球目、2球目、ヒッティングを行い。ヘッドが残るが差される。
3球目、スイング後、ヘッドが下がり、右手首をコックしてヘッドアップしてしまう。

1~3球目、走者は盗塁を仕掛けない。

松本剛は、4球目、スウェイして、二ゴロに終わる。

5イニングス目は、無得点に終わる。

走塁のポイント

走るのが速くない走者は、ゴロゴーさせずに、ランエンドヒットをかける。

左投手は、一二塁間に腹側、三塁線に背側を向けるので、三塁走者は、投手がセットを解く前にスタートが切れる。

6回表一死三塁、投手山﨑福也(左投手)、打者万波(右投げ右打ち)

万波は、ヘッドを寝かせて担いで構え、スモールステップでスイングする。チームで最も自由裁量に近い覊束裁量を付与することができる。

マルティネスは、万波が右腕前腕部を回内(スイング)後、ハーフウェイ手前から帰塁せずにスタートを切る。両膝をニーアップして加速する。

万波は、ワンバウンドするかしないかの投球に対し、右腕前腕部を回内(スイング後)、右腕前腕部を回外してヘッドアップする。右腕前腕部を再度回内してカチ上げた結果、ヘッドが立つ。

山﨑福也の身長より高い飛球を打つ。山﨑福也は、ジャンプするが及ばない。

ゴンザレスが仮想一塁走者の走路を跨ぎ、内野芝のところまで前進し、ファースドバウンド後、左腕前腕部を回外、回内、背骨の左側、鎖骨の高さでベアハンドで打球に触れる。

ゴンザレスは、オーバーハンドでノーバウンドで本塁に送球する。

送球は、右打席の内側のラインのマウンド寄りのコーナーを通過する。

マルティネスは、右膝を伸展し、本塁にスライディングする。

若月は、フォアハンドシングルで打球に触れ、マルティネスの右膝にタッグする。

マルティネスは、審判からタッグアウトという評価が付される。

9回表一死二塁、投手山﨑颯一郎(右投手)、打者加藤豪将(右投げ左打ち)、二塁走者奈良間

加藤豪将は、山﨑颯一郎の身長より高いライナーを打つ。

奈良間は、打球がバットからリリースされた後、二塁に帰塁してしまう。

加藤豪将は、本塁ー一塁間で一旦停止し、再度スタートする。奈良間の進塁をアシストしていない。

二塁ベース寄り外野芝との境目に守るゴンザレスがハーフバウンドで打球に触れ、一塁に送球する。

走塁の基本

走者が一人でも出塁すれば、二死を取られた後であっても、二盗、三盗、本盗をすることにより、後続の打者に安打が生じなくても得点できる。

二死を取られた後は、投手がセットを解いた後は、帰塁しない。

捕手が投手に返球しても帰塁しない。

野手が塁に送球しても帰塁しない。

1回表二死二塁、投手山﨑福也、打者清宮、二塁走者マルティネス

マルティネスは、清宮の1~4球目、投手がセットを解いた後、シャッフルして二次リードを取る。しかし、捕手が投手に返球後、帰塁してしまう。

4回表二死二塁、投手山﨑福也、打者野村、二塁走者万波

万波は、野村の1~2球目、投手がセットを解いた後、シャッフルして二次リードを取る。しかし、捕手が投手に返球後、帰塁してしまう。

7回表二死二塁、投手宇田川(右投手)、打者郡司(右投げ右打ち)、二塁走者奈良間

奈良間は、初球、投手がセットを解いた後、シャッフルして二次リードを取り、スタートを切る。

郡司は、一塁ベースをオーバーラン後、アンツーカーを出ることなく引き揚げており、二塁ベースに向かって走っていない。

脚注

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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