Last Updated on 2019年1月3日 by wpmaster
この試合は、高橋昂也と今村信貴の先発で始まる。
序盤から両投手とも、肩、肘のコンディションが良くないから、投手戦やどちらかのチームが一方的にリードを広げる試合にはならないだろうと思っていたが、その通りになった。
高橋昂也はトップを作る前までは脱力できている。
しかし、共に左腕前腕部が回外して左肘が沈む。
特に、高橋昂也は、プロで一シーズン通して投げるのが今シーズンが初、球数を投げる毎に肩、肘が上がらなくなっていく。
よって、バックスピンのかかりが悪く、打たれる。
高橋昂也は、ボールを引っ掛けて、ストレート、カット系、カーブは、ボールを中指と人差し指で擦れず、フォークはスッポ抜くことができずにワンバウンドさせる。
今村信貴の方も、ボールを引っ掛けてスライダー系は、ボールを中指と人差し指で擦れず、フォークはボールをスッポ抜くことができずに、ワンバウンドさせていた。
両投手とも、コックした肘と上腕部が背中の側に入り、右肩の割れに左肘の出が遅れることがあった。
打者は、バットとボールの軌道との距離が取りやすくなる。
マギーの本塁打は、あそこは絶対に投げてはいけないインローのホームランボール。
右利きの後ろの手が主導の左打者の中には、インローを打ちこなせない投手もいるが、右打者でインローが苦手だっていう選手は、ほぼいないからな。
勉強になっただろう。
丸の二本目の本塁打は、上原の首に鈴を付ける一発となっただろう。
打つ方は、広島も巨人も、ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えてボールのスピードに負けない打撃ができている。
アドゥワは、一軍でフルシーズン投げるのが今季が初。
肉体の稼働が蓄積して、登板間隔を開けただけでは、フィジカルが戻らないのでしょう。
ハムストリングスのスタミナが消耗しているから、右足を一塁側にターンすることが難しくなっている。
しかし、アドゥワは試合を作る。
永川は、テイクバックのときに、三塁側へは傾かず、最大外旋位のときの上体の傾き、コッキングの角度は、則本、金子千尋辺りと同程度のスリークウォーター。
上原や山口俊の方がサイドに近いスリークォーター。
永川は、スリークォーターより、腕を下げたらダメだ。
フィジカル上可能ならもう少し、オーバースローに近付けた方がいい。
実際に、現在でもスリークォーターよりもオーバースローに近く投げていることもある。
永川は、リリースの瞬間に左足を突っ張らせて投げられているときがある。
背後から見て左股関節とトップの位置を結ぶラインの左半分の使い方はむしろ全盛時よりはいいので、フォロースルーのときに上体が一塁側に倒れる。
オーバースローのときから、ハムストリングスが鍛えられているので、左膝を蹴って伸ばし、右足の一塁側のターンも全盛時よりできている。
左膝の壁も崩れない。
しかし、右の股関節の外旋がタスキ掛けのラインの内旋とシンクロしており、早い。
最大外旋位のとき又はリリースの瞬間、打者の正面に両胸が向いて、すなわち完全に開くことがあるから、打者は、バットとボールの軌道との距離が取りやすくなる。
だから、勝利の方程式で投げる投手としては、ストレートが弱い。
永川は既に終わった投手。
しかし、飯田がモノになる見込みはないが、永川は、修正次第で、これまでの労働量の蓄積は多いが、再生の見込みがある。
スライダーとストレートだけで抑えられているが、、横回転の変化球だけでは、これから先、きついので、タスキ掛けのラインの内旋のときに、右股関節を後ろに残して投げ、縦回転のフォークをもっと使う必要がある。
外国人選手の枠が一つ空いているが、カンポスに昨シーズンのブレイシアの仕事、すわなち、カープ打線が8回に点を取って大量リードになったときの9回又は、ホームゲームの延長戦をさせるかだろうな。
ヘルウェグの方は、プロの監督、コーチであれば匙を投げるレベル。
野間が戻ってきたら、レフト野間、ファーストバティスタ又は松山になるから、エルドレッドは出番がない。
イニング詳細
1回表
高橋昂也は、3球目、インローにフォーク130キロをワンバウンドさせる。
長野は、4球目、真ん中高目のストレート141キロを空振り三振。
吉川尚輝は、10球目、真ん中低目のストレート145キロを打って中前安打。
高橋昂也は、14球目、真ん中低目のフォーク130キロをワンバウンドさせる。
マギーは、18球目、アウトコースベルトの高さのカットボール137キロを空振り三振。
岡本は、24球目、真ん中高目のストレート145キロを空振り三振。
1回裏
田中広輔は、2球目、真ん中のシュート144キロを打って遊ゴロ。
今村信貴は、4球目、真ん中低目にフォーク136キロをワンバウンドさせる。
菊池は、9球目、真ん中のスライダー125キロを見逃し三振。
今村信貴は、13球目、真ん中高目のスライダー122キロが外れて四球を与える。
鈴木は、16球目、アウトコースベルトの高さのストレートを打って三ゴロ。
2回表
高橋昂也は、28球目、真ん中低目のストレート145キロをワンバウンドさせる。
陽は、30球目、アウトハイのカットボール139キロを打って三ゴロ。
高橋昂也は、31球目、インローにカーブ116キロをワンバウンドさせる。
田中俊太は、32球目、インハイのストレート140キロを打って遊飛。
石川は、38球目、アウトローのスライダーを打ってショートへの内野安打。
大城は、43球目、アウトローのスライダー132キロを打って中飛。
2回裏
松山は、18球目、インコースベルトの高さのシュート142キロを打って二ゴロ。
セカンドがこれを後逸。
今村信貴は、22球目、真ん中低目にフォーク135キロをワンバウンドさせる。
バティスタは、25球目、インローのスライダー118キロを見逃し三振。
今村信貴は、30球目、アウトコースベルトの高さのスライダー125キロが外れて西川に四球を与える。
礒村は、33球目、真ん中低目のストレート143キロを打って中飛。
高橋昂也は、35球目、アウトハイのスライダー122キロを打って投ゴロ。
3回表
今村信貴（左左）は、49球目、インハイのストレートを打って三ゴロ。
長野は、インローのカーブに、ヘッドがボールの下に入ってスライス回転がかかった遊ゴロ。
完全に打ち取っていますね。
一塁送球を松山が落球。
吉川尚輝は、アウトコースベルトの高さのスライダー135キロをスイング。
ヘッドがボールの下に入ってスライス回転がかかり、これも事実上は、高橋昂也の勝ちですが、地面の窪みでバウンドが弾んで松山の頭上を越えるライト前ヒット。
マギーは、インローのスライダー133キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦り、バックスピンをかけて左中間スタンドに本塁打。
広島0-3巨人。
岡本は、59球目、真ん中低目のフォーク129キロを打って右前安打。
陽は、60球目、インコースベルトの高さのスライダー122キロを打って中飛。
高橋昂也は、65球目、インハイにストレート142キロが外れて田中俊太に四球を与える。
高橋昂也は、67球目、アウトローにストレート143キロをワンバウンドさせる。
石川は、69球目、インコースベルトの高さのスライダー135キロを打って二ゴロ。
3回裏
田中広輔は、38球目、インコースベルトの高さのシュート回転したボール144キロを打って二ゴロ。
今村信貴は、43球目、真ん中低目にフォーク136キロをワンバウンドさせる。
菊池は、44球目、真ん中のシュート回転したボール146キロを打って遊飛。
丸は、46球目、真ん中のスライダー121キロを打って遊飛。
4回表
高橋昂也は、77球目、スライダーがアウトハイに外れ、大城に四球を与える。
今村信貴は、真ん中高目のストレート140キロを、バントして走者を二塁に進める。
長野は、80球目、アウトコースベルトの高さのストレートを、ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えてレフト前ヒット。
広島0-4巨人
吉川尚輝は、82球目、真ん中高目のフォーク127キロを、ヘッドをボールの外側に入れてライトスタンドに本塁打。
広島0-6巨人
高橋昂也は、ここで降板し、アドゥワが登板。
マギーは、1球目、真ん中低目のストレート144キロを打って三ゴロ。
岡本は、6球目、アウトローのカーブ116キロを打って遊ゴロ。
4回裏
今村信貴は、48球目、真ん中低目にフォーク136キロをワンバウンドさせる。
鈴木は、これを空振り。
鈴木は、50球目、真ん中低目のスライダー123キロを打って右飛。
今村信貴は、53球目、アウトローにフォーク135キロをワンバウンドさせる。
松山は、54球目、真ん中高目のストレート146キロを打って遊ゴロ。
バティスタは、58球目、インハイ（バティスタから見ればアウトハイ）のストレート145キロをヘッドを残して壁を作ってライトスタンドに本塁打。
広島1-6巨人。
西川は、64球目、アウトローのフォーク136キロを打って遊ゴロ。
5回表
陽は、14球目、インコースベルトの高さのチェンジアップ128キロを空振り三振。
田中俊太は、18球目、インローのカーブ115キロを打って一ゴロ。
石川は、23球目、真ん中高目のストレート145キロを打って遊ゴロ。
5回裏
今村信貴は、66球目、真ん中低目にフォーク134キロをワンバウンドさせる。
磯村は、68球目、インローのフォークを壁を作って打ち遊ゴロ。
ショート吉川尚輝がフォアハンドで打球を追うが、落球し、磯村は、エラーで出塁。
アドゥワは、真ん中フォークをスリーバント失敗。
田中広輔は、真ん中高目のシュート回転した球142キロを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打ち、ライトスタンドに本塁打。
広島3-6巨人。
今村信貴は、78球目、インハイにスライダー117キロが外れて菊池に四球を与える。
今村信貴は、81球目、アウトローにスライダー120キロをワンバウンドさせる。
丸は、85球目、真ん中のストレート144キロを、ヘッドをボールの外側に入れて引っ掛けて打ち、バックスピンとドロー回転をかけてライトスタンドに本塁打。
今村信貴は、ここで降板し、野上に投手交代。
鈴木は、1球目、アウトコースベルトの高さのスライダー130キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを擦り、バットをボールの下に潜らせてバックスピンをかける。
左中間スタンドに同点本塁打、
広島6-6巨人。
野上は、4球目、アウトローにカーブ113キロをワンバウンドさせる。
松山は、5球目、インローのスライダー128キロを打って三飛。
野上は、6球目、アウトローにストレート142キロをワンバウンドさせる。
バティスタは、10球目、アウトコースベルトの高さのチェンジアップ130キロを空振り三振。
6回表
大城は、30球目、インコースベルトの高さのチェンジアップ129キロを打って中飛。
野上は、34球目、真ん中低目のストレート144キロを見逃し三振。
長野は、36球目、インコースベルトの高さのストレートを打って二ゴロ。
6回裏
野上は、13球目、真ん中低目にフォーク136キロをワンバウンドさせる
西川は、15球目、アウトコースベルトの高さのチェンジアップ132キロを打って二ゴロ。
礒村は、16球目、真ん中高目のストレート140キロを打って二飛。
野上は、18球目、アウトローにカーブ112キロをワンバウンドさせる
會澤は、21球目、真ん中のストレートを打って二ゴロ。
7回表
吉川尚輝は、4球目、インコースベルトの高さのカットボール138キロを打ってショートへの内野安打。
永川は、8球目、アウトローにカットボール139キロをワンバウンドさせる。
マギーは、10球目、アウトローのカットボール137キロを空振り三振。
吉川尚輝は、二盗に失敗。
岡本は、12球目、アウトローのカットボール141キロを打って二ゴロ。
7回裏
田中広輔は、4球目、真ん中低目のフォーク125キロを空振り三振。
菊池は、9球目、アウトコースベルトの高さのストレート137キロを、センター前ヒット。
丸は、11球目、インコースベルトの高さのシュート回転したボール137キロを、ヘッドを残してボールを擦り、バックスピンをかけてレフトスタンドに本塁打。
広島8-6巨人。
上原は、15球目、真ん中低目にフォークをワンバウンドさせる
上原は、21球目、インローのフォーク123キロが外れて鈴木に四球を与える。
松山は、27球目、インローのフォーク125キロを打って遊飛。
上原は、29球目、真ん中低目にフォーク125キロをワンバウンドさせる
バティスタは、これを空振り。
バティスタは、35球目、インコースベルトの高さのストレート136キロを打って左飛。
8回表
陽は、1球目、アウトローのストレート149キロを打って二ゴロ。
フランスアは、4球目、アウトローにスライダー140キロをワンバウンドさせる。
田中俊太は、6球目、真ん中高目のツーシーム152キロを打って三ゴロ。
フランスアは、8球目、真ん中低目にチェンジアップ139キロをワンバウンドさせる。
石川は、これを空振り。
石川は、10球目、アウトコースベルトの高さのストレート154キロを打って中前安打。
フランスアは、11球目、真ん中低目にスライダー138キロをワンバウンドさせる。
大城は、12球目、インコースベルトの高さのストレート151キロを打って中前安打。
阿部は、18球目、真ん中のストレートを空振り三振。
8回裏
巨人ベンチは、中1日で前回56球を投げた吉川光夫を登板させる。
西川は、3球目、インハイのストレート149キロを打って二飛。
安部は、7球目、インコースベルトの高さのストレート151キロを打って中飛。
會澤は、9球目、インローのカーブ117キロを打って三ゴロ。
9回表
長野は、2球目、真ん中のストレート147キロを打って三ゴロ。
吉川尚輝は、4球目、真ん中高目のストレート147キロを打って左飛。
マギーは、6球目、アウトハイのストレート148キロを打って右前安打。
岡本は、11球目、インローのシュート142キロを空振り三振。
勝利投手 永川 1勝0敗 0S
敗戦投手 上原 0勝4敗 0S
セーブ 中﨑 0勝0敗 23S
ホールド フランスア