Last Updated on 2017年12月8日 by wpmaster
対ソフトバンク3回戦、ソフトバンクのエース武田翔と中村恭。
ソフトバンクは、初回に1点取ってから、その後は0。
しかし、拙攻ではない。
むしろ、拙攻であったのは、カウント球や見せ球にした甘いカーブを投げさせ、隙を見せたソフトバンクバッテリーに対し、見逃したり、打ち損じていた広島打線の方。それだけ、ソフトバンクのバッテリーが打者の動きを見ているということでありますが。
エルドレッドは、新井が敬遠された後、今日も徹底的に150キロ前後のインハイ真っ直ぐで攻められ、空振り連発、追い込まれてからは、エルドレッドもバットを止めますが、144キロ以下のストレートならバットが届き反応できるコースに150キロの真っ直ぐを投げられ手が出ず三振。
今日も5打数4三振。この攻め方をきっちりされると、詰みの状況だな・・・。
武田は、先発で全力で投げなくても146キロ前後の真っ直ぐがあるにも関わらず、カーブ→ストレートの順で攻めて石橋を叩いていながら、カーブを見逃し、終盤は、それを見て森に初球からストレート一本で攻めさせてきた。
6回、菊池が本塁打を打ち、同点にしますが、武田が7イニングで打たれたのは、菊池の本塁打と誠也の3本の安打だけ。
広島は、磯村、石原、會澤と3人を起用したが、共に、カウント球を全くといっていい程使わず、ストライクゾーン内での勝負を避け、ほぼ、全て勝負球となるボールを要求し、徹底してボール球を使い、守りきった。
磯村は、ボールとなる変化球を連投させ、これまでの広島にいなかった、別のチームの捕手のような攻め方。
投手も初回、捕手の要求に応えられず甘くなった中村恭平が柳田、内川に打たれ1点は取られたが、その後は低目に集中して投げ、5回1失点。
今村、ヘーゲンズ、ホームゲームなので、中﨑、Jacksonと継投。今村以外は回跨ぎ。
今日の試合は、勝たなければいけない試合ではないが、勝ちたい試合、時期尚早だけど連投ではないし、止むを得ないかな。一日休みがあるとはいえ、しっかり休ませて欲しい。
鈴木は、2回、外角高目の苦手なコース、145キロ真っ直ぐを右中間二塁打。
5回、更に苦手な外角高目のスライダーをレフト方向へ二塁打。
7回、真ん中やや低目のカーブをレフト前安打
9回、甘いといえば甘いのだが、真ん中やや低目の127キロのカーブをバットを放りなげるようにしてスライスしながら振り抜いてレフトフェンス直撃。ボール1/3個分程度引くかった分、今回は、明らかに本塁打でない二塁打。
11回、岩嵜のホップするキレのある外角高目のストレートを右方向へ安打。詰まっていない。
4打席目は、左打者である前田智徳がやっていた打撃で、右打者だと、山本浩二や落合でもあの球は右方向に安打していたし、ビシエドでもセンター前安打。左右問わず、並の打者なら、レフト前(左打者なら左中間)に落とすところ。外の球を右打者で中々、あそこまで引っ張れるもんじゃないよ。尋常じゃねえよ。
天性なんかでは無い。相当努力してないと出来ない打撃。
リリーフ投手からも、昨季はバーネットから三塁打、マシスン(今季2-1、通算6-2)と打っている。
5打数5安打、.310 チームで3位になりました。
ここ2試合、出場していなかったので、規定打席に10不足となったが、リーグ6位相当。
OPSは、.920(チーム2位)。長打率.563(チーム2位)で、バレンティン.577と差がない。
広島打線は、武田、スアレス、森、岩嵜、サファテから12イニングで10安打、ソフトバンクは、6安打。
回跨ぎをしたサファテから、12回裏、田中が153キロストレートを安打、菊池がバンド。一塁へ菊池が足から滑り込み、その前か同じに送球が逸れつつあったが、一塁もセーフ。
余談だけど、俺も公式戦(アマチュアの)でショートゴロを打って一塁に足から滑り込んでセーフになったことがある。レベルが違うから比較したら失礼になるので、聞かなかったことにして。
丸がヒッチ打法だと間合いが取るのが難しいコースである外角やや低目の159キロストレートを打って2-1。
去年までの広島打線は、サファテに手も足も出ませんでしたし、丸も四球で逃げていたでしょう。
お見逸れしました。脱帽です。
8-7とかのスコアは金輪際勘弁願いたい。
今日みたいな試合は、何百回、何千回、やってくれて構わないよ。
ペナントから脱落せずに、
9月になって、巨人相手に今日みたいな勝ち方ができるといいですね。