Last Updated on 2023年3月21日 by wpmaster
岩貞が2018年9月5日に広島戦初勝利を挙げるまで、広島は、岩貞には、初対戦からに10連勝していたが、必ずしも全ての試合で打ち込んでいたわけではなく、抑えられながらも勝った試合や敗戦を免れた試合もあった。
昨季の成績(2018)
チームのローテーション編成の関係で、一軍公式戦へのシーズン初登板は4月15日の対東京ヤクルトスワローズ戦(甲子園)まで持ち越されたが、この試合でシーズン初勝利を挙げたる。
6月1日の対埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で完投しながら0 – 2というスコアで敗戦投手になるが、6月末までの勝利数は3勝にとどまったものの、10試合の登板で防御率1.88を記録し、投球内容は安定していた。
動作解析
岩貞は、左足の踵に重心をかけて左股関節を外旋してレッグアップする。
大腿骨を骨盤に刺してから逆「く」の字を作ってステップするが、フットファーストになることがある。
クイックのときには、左股関節の外旋なしで左股関節を内旋してステップ。
クイックのとき、左膝がタイトに曲がり、重心が低い。
テイクバックのときに、左腕前腕部を回内し、左腕を背中の方に引き、テイクバックは横に大きい。
右足は踵から着地し、右足がインステップする。
右足のスパイクの外側から着地することがある。
トップを作ったときに、左膝が内に入り、左肩が割れる。
左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
左股関節の内旋、右股関節の外旋よりも、左肘の出が遅れることがある。
右足の着地から左肘が出てくるまでの間は短い。
右足の着地位置の探りが大きいときは、右足の着地から左肘が出てくるまでの間が長い。
フォロースルーのときに右膝の壁が崩れる。
左足を一塁側に着地させるとき、左膝を曲げてターンさせるとき、左膝を伸ばしてターンさせるときがある。
左足を伸ばしてターンさせるときは、右足のインステップとの関係で、左の股関節が開く。
フォロースルーは、左手が頭の位置に来るぐらい大きい。
傾斜の緩い神宮は、左股関節のタメが作りにくいので成績が良くない。
マウンドの硬い東京ドーム、ナゴヤドームは、球数が嵩むと下半身が損耗するので成績が良くない。
右足の着地から左肘が出てくるまでの間が短いことがあるので、ステップ幅を狭くし、右肘が出るのが左股関節の内旋に遅れないことが重要である。
各種指標(2018)
コース別成績
右打者
左打者
球種配分
球種別成績
対戦成績
追加更新情報
(2022)