外野手のシャッフルと三塁ベースカヴァーの位置関係

Last Updated on 2024年8月17日 by wpmaster

日本ハム対オリックス18回戦(京セラドーム大坂)

先発は、北山亘基と才木海翔

試合は、1-5で日本ハムの敗戦

一死二塁における内外野の守備

一死二塁における守備体系

ポイント

三塁手は、三塁ベースの本塁寄りのラインの前で三塁ベースカヴァーに入らない。二塁走者に背後を走られ本塁に突入されてしまうからである。

三塁手は、三塁ベースの左翼寄りのラインの後ろにベースカヴァーに入ることにより三塁送球と三塁走者の走路と被るのを避ける。

3回裏

一死二塁

投手北山、打者大里

中堅手松本剛は、定位置に守る。
両足親指IP関節を底屈し、腹側を右翼側席に向けて背走する。
左足親指IP関節を底屈して腹側を右翼席方向に向け右中間方向に走る。
両足親指IP関節を底屈してシャッフル、左腕前腕部を回外、右膝を伸展、左膝をニーアップして打球の落下点の後ろに入り、頭上で打球に触れる。
両足親指IP関節を底屈、左股関節を外旋、右膝を伸展、腹側を左翼席に向ける。

西野が二塁ベースを蹴る。

松本剛は、左腕前腕部を回内、胸の高さで左手人差し指と左手親指基節骨で打球を挟む。

右足拇指球で地面を蹴ってしまう。

松本剛は、右足親指IP関節、左足親指IP関節を底屈してシャッフルし直す。
右腕前腕部を回内して右肘を上げる。左腕前腕部を回外する。

西野は、左膝を伸展、右膝をニーアップして二塁を離塁する。

二塁手石井が外野芝のエリアで両足IP関節を底屈して中堅壁方向に首、腹側を向ける。
両足親指IP関節を底屈してシャッフルする。
地面から両足を離した後も両足親指IP関節を底屈、左腕前腕部を回外、左股関節を外旋し、送球に触れる。首、腹側は中堅壁方向、背側を一塁ベース側に向けている。
両足親指IP関節を底屈、右膝を伸展、左膝をニーアップ、右腕前腕部を回外し首を三塁方向に向ける。
両足親指IP関節を底屈して着地、右腕前腕部を回内して右肘を上げる。
右腕前腕部を回外、回内して三塁に送球する。

西野は、両足親指IP関節を底屈し、左膝、右膝を交互にニーアップして走るが、スライディングする直前、右足親指IP関節が底屈せず、右足首が背屈、右足踵が入射する。シャッフルせずに右膝を伸展して三塁に滑り込む。

三塁手郡司は、両足親指IP関節を底屈できているが、右足内踝を三塁ベースの本塁寄りのラインのファウルゾーン側のコーナーに沿わせ、左足内踝を三塁ベースの左翼寄りのラインに沿わせ、三塁ベースを跨いでしまっている。

三塁送球が三塁方向寄りのラインの内側(本塁寄り)に曲がっていく。
郡司は、左腕前腕部を回内する。両足が踵体重になる。

西野は、右足親指の爪先の内側で三塁ベースの本塁寄りのラインのマウンド寄りのコーナーを蹴る。
送球が西野の背骨の右側に当たる。

送球が三塁線を越えてファウルゾーンに転がる。

西野は、本塁に走る。
右膝を伸展して本塁を蹴り、両足親指IP関節を底屈し、シャッフルする。

二死満塁における内野守備

二死満塁における守備体系

5回裏

二死満塁

投手北山、打者来田

二ゴロ

石井は、3つ目のアウトをフォースプレーで取らずに一塁に送球してしまう。

二死二塁における守備

二死二塁における守備体系

二死を取られた後は、打者走者を含め本塁に向かって走ってくる。

8回裏
二死二塁

投手ザバラ、打者若月

一ゴロ

マルティネスは、三塁に送球するのではなく一塁にトスしてしまう。

ザバラは、一塁ベースカヴァーに入ってしまう。

footnote

用語の意味に関しては下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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