Last Updated on 2024年7月7日 by wpmaster
日本ハム対楽天10回戦(エスコンフィールド)
先発は、加藤貴之と藤井聖
試合は、2-6で日本ハムの敗戦
一死一三塁からの攻撃手段
打者は、ワンバウンド投球でなければ、走者がスタートを切ってもスイングして差し支えない。
5回裏
一死一三塁
投手藤井(左投げ)、打者水谷(右投げ右打ち)
一塁走者万波、三塁走者上川畑
スコアは、1-4で日本ハムが3点ビハインド
3。4、7球目に三塁走者の上川畑は、藤井がセットを解く前にスタートを切らない。一塁走者の万波は、藤井がセットを解いた後及び投球した後にスタートを切らない。
一死一二塁からの攻撃
[盗塁と進塁の違い]
打球がリリースされた直後にスタートを切った場合、盗塁は成立しない。
打球がリリースされた後、一旦、帰塁後、野手が一度も落球することなくミットの芯に打球を収めた(捕球)後又はグラブを持つ手の人差し指の付け根若しくは小指基節骨と親指基節骨骨で打球を挟んだ(捕球)後にスタートを切った場合に盗塁が成立する。
守備の側から言うと、グラブを持つ手の親指基節骨で打球を叩いた後、グラブを持つ手の人差し指の付け根若しくは小指基節骨よ親指基節骨で打球を挟まずに、投球腕の前腕部を回外してトップを作り、投球腕の前腕部を回内して前位の塁に送球すれば、帰塁せずに野手が打球に触れる前に走者にスタートを切られ、タッグより先に前位の塁を蹴られても盗塁は成立しない。
インフィールドフライが宣告された後、二塁走者は、帰塁後、野手が飛球に触れた後、離塁できる。
飛球は2つ以上、進塁できる。帰塁は、前位の塁を蹴った後でも帰塁できる。
二塁走者は本塁まで走る。
前位の走者が野手が帰塁していないことのアピールは、前位の走者が後位の塁の内、離塁する前の塁に送球しないと認められない。
飛球、盗塁の場合、二塁走者が離塁している間に一塁走者が二塁ベースを蹴った場合には、一塁走者に二塁ベースの占有権が生ずる。二塁走者が二塁に帰塁した後は、二塁ベースの占有権は二塁走者に生ずる。
a.打球がリリースされた後、二塁走者は本塁まで走る。一塁走者は、二塁ベースの近くまで走っても二塁ベースは蹴らない。
一塁走者は二塁寄りに送球させて一二塁間に挟まれる。二塁寄りの送球に触れた野手に一塁に送球させる。
若しくは、外野手にダイレクトで一塁に送球させる。
又は、
b.飛球が上がった後、野手が打球に触れる前に二塁走者が本塁に進み、一塁走者は一塁に帰塁する。二塁走者は野手が打球に触れた後も帰塁しない。
野手が飛球を”捕球”した後、一塁走者は、二盗する。
二塁に送球させる。二塁走者が二塁に帰塁していないことのアピールを崩す。
若しくは、
C. 飛球を上がった後、野手が打球に触れる前に二塁走者が本塁に進み、野手が打球に触れた後も二塁走者は帰塁せずに本塁に走る。一塁走者も帰塁せず、二塁ベースをオーバーランする。
打球に触れた野手に一塁に送球させ、一塁走者の帰塁義務不履行をアピールさせる。
二塁走者の二塁への帰塁義務不履行はアピールしていないので得点が成立する。
4回裏
無死一二塁
投手藤井(左投げ)、打者レイエス(右投げ右打ち)
一塁走者水谷、二塁走者マルティネス
スコアは、0-1で日本ハムが1点ビハインド
打球がリリースされた後、マルティネスは、一次リードのポイントに戻って停止してしまう。
水谷は、ハーフウェイで停止する。
レイエスが産み出した飛球は、遊撃後方に上がるが、加速距離が長い。
左翼手伊藤裕季也が打球を挟んだ後も水谷は、帰塁を開始しないが、伊藤裕季也は、二塁にも一塁にも投げない。
アウトカウントが一つ増えて走者一二塁に留まる。
4回裏
一死一二塁
投手藤井(左投げ)、打者田宮(右投げ左打ち)
一塁走者水谷、二塁走者マルティネス
スコアは、0-1で日本ハムが1点ビハインド
マルティネスは、打球がリリースされた後、二塁に帰塁し始め、一次リードのポインドで止まる。打球が遊撃村林のグラブに当たって弾かれた後、リスタートを切る。
マルティネスは、三塁に留まってしまい、満塁にしてしまう。
無死一塁からの攻撃
走者一塁の場合には、必ず、ランエンドヒットをかける。
8回表
無死一塁
投手渡辺翔太(右投げ)、打者レイエス(右投げ右打ち)
一塁走者の水谷は、打球がリリースされた後に一次リードのポイントからスタートを切る。
レイエズの産み出した飛球は中堅塀の下部に当たる。
水谷は、三塁に留まってしまう。
二塁打で得点ができない。
二死満塁における攻撃手段
[トリプルスチールのやり方]
右投手の場合、一塁走者又は二塁走者から最初にスタートを切る。
メジャーリーグでは、インサイドムーヴ(右投手が時計回りに二塁送球、三塁送球をすること)の練習を行うが、日本の球団では、インサイドムーヴの練習はしないので、日本で育った右投手の殆どは、インサイドムーヴができない。
首を三塁に捩じって三塁走者を目で殺す。
左腕前腕部の回外、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
目で殺すは、経済関係上はボークであるが、日本の審判は、法の解釈適用上は、ボークを取らない。
日本で育った右投手は、反時計回りに二塁に送球するので三塁走者に背側を向ける。
二塁走者が最初にスタートを切る場合、二塁走者は、セットを解く前にスタートを切る。
右投手が日本で育った投手の場合、三塁走者は投手が本塁投球のセットを解いた後、すなわち、左股関節の外旋、右股関節の内旋がセットの解除に先行するから二塁送球のセットを解く前にスタートを切る(フォースボーク)。
右投手が外国人投手の場合、三塁走者本塁に投球した後、スタートを切る。
打者は、ワンバウンド投球でなければ、走者がスタートを切ってもスイングして差し支えない。
9回表
二死満塁
投手則本(右投げ)、打者レイエス(右投げ右打ち)
一塁走者水谷、二塁走者マルティネス、三塁走者福田光輝
スコアは、2-6で日本ハムが4点ビハインド
1~6球目、一塁走者水谷、二塁走者マルティネスは、セットを解く前にスタートを切らない。セットを解いた後、三塁走者の福田光輝は、スタートを切らない。
footnote
ボークに関しては、下記記事参照
用語の意味に関しては、下記記事参照