後位を走る走者をアシストするテレコ野球

Last Updated on 2025年9月2日 by wpmaster

日本ハム対楽天23回戦(es con field hokkaido)
先発は、福島蓮と内星龍

試合は、9回裏を終了後、勝敗を確定することができず、延長線を戦うことを余儀なくされる。延長11回裏まで戦い、日本ハムは、0-1で敗戦

ビハインドのケースでは、走者を溜めないこと!

ランエンドヒットは、ノーバウンドの投球をスイングして空振りすれば三塁走者よりも三塁走者以外の単独スチールが生じ得る確率が高く生ずるが、ヒットを待つ野球である。打者走者を含め、後位を走る走者が最前位を走る走者の本塁生還をアシストしなければならないことは、当サイトでは、毎回述べてきたところである。

ランエンドヒットやスクイズは、打者がファウルをすれば、走者は、帰塁しなければならない。再度、一次リード、二次リード、ピックオフ(=スタート)をしなければならないから、股関節、肩関節、上腕部棘下筋、棘上筋、前腕部深層屈筋、側副靭帯の前束の損傷が進む。

盗塁の場合は、最前位を走る走者も後位を走る走者も逆走及び帰塁は不要である。

やることリスト

指揮官は、ランエンドヒットのサインを出さず、重盗のサインを出す。

打者は、ワンバウンドの投球をスイングしない。

打者は、スイングしないことで捕手のピッチャーズバック、ショートストップカット、二塁への送球をアシストする。

重盗、偽装スクイズプラス重盗の何れの場合も、一塁走者は、一二塁間の走路の膨らみを抑え、二塁ベースをオーバーランする。二三塁間で走路の膨らみが作れ、三本間で走路の膨らみを抑えることができる。前者が最もヒットが生ずるのを待たない野球である。

ロースコアの試合では、チームが未だ1点も取っていない場合は、盗塁で1点目を取った後、打者は、引っ張ってフライボールを産むスイングをする。

左打者は、スイングをすることによって三塁に投げるのを難しくさせるが、捕手は、ボールを三塁にリリースしなければ、ホームプレートの後ろでボールを持っている。投手がプレートを外して本塁に曲げた場合は、ホームプレートの前でボールに触れることができる。

左打者は、スイングしなくても右投げの捕手は、二塁送球が右打者の場合よりも難しく、左打者がスイングすることによって二塁送球は更に難しくなる。

しかし、左打者は、スイングしなくても右投げの捕手は、二塁に投げることが難しいのであるから、スイングすることによって二塁だけでなく三塁送球をも難しくさせてしまう。

三塁ベースは、三塁走者が三塁を離れた後は、後位を走る走者に占有権が生ずる。最前位の走者が三塁に逆走して三塁に触れた後は、三塁走者に占有権が生ずる。

捕手がボールを三塁にリリースせず、目で殺すに留めた場合、最前位を走る走者である三塁走者は三塁への逆走は不要である。上方への加速距離の長いシャッフルをしてリードを継続する。三塁に触れる必要は生じない。目で殺すをした場合、投球腕の肩関節と入射足の股関節のラインが三塁方向に外れるから三塁に外れるからである。

捕手が三塁に送球した後は、三塁走者は三塁に逆走しない。後位を走る走者が二塁方向に逆走してボールに触れた野手に後位を走る走者を追いかけさせるか二塁に送球させる。1点目を取った後、

打者が本塁打を産むスイングをするのであるが、野手が煎餅捕りした後、若しくは打球に触れた後、地面にボールを落とさずに送球のトップを作った後、最前位を走る走者の後位の塁に送球しなければ、最前位の走は、走者は、後位の塁に帰塁していなくても得点できる。後位の走者は、盗塁が成立する。よって最前位を走る走者及び後位を走る走者は、ライナーを含む飛球がリリースされた後は、後位の塁に逆走は不要である。

一死一三塁における攻撃手段

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11回裏
一死一三塁
打者五十幡(右投げ左打ち)
投手宋家豪(右投げ)

一塁走者水野、三塁走者矢澤

スコアは、0-1で日本ハムが1点ビハインド

初球、五十幡は、真ん中高めの投球を空振りする。捕手の二塁送球を妨害し、捕手堀内に二塁送球を難しくさせてしまう。

堀内は、五十幡がフォロースルーを終えた後、右腕前腕部を回内するがボールをリリースせず、右腕前腕部を回外し二塁偽投に留める。堀内は、左足を三塁線に入射し、右肘をコックアップするが、右肩関節から左股関節のラインを三塁方向に外す。右腕前腕部を回外(トップポジションを作る)をせず、ボールを三塁にリリースせず、目で殺すに留めてくれている。

後位を走る走者である水野の二盗をアシストしてしまい、最前位を走る走者である矢澤の本盗を難しくさせてしまう。

水野は、左足内踝で二塁ベースの一塁寄りのラインの三塁寄りのコーナー寄りの内側を蹴った後、オーバーランしていない。矢澤は、左股関節を内旋し三塁方向に逆走をして三塁ベース上に両足を乗せている。

重盗の方が少ない労力で得点できる

ランエンドヒットやスクイズは、打者がファウルをすれば、走者は、帰塁しなければならない。再度、一次リード、二次リード、ピックオフ(=スタート)をしなければならないから、股関節、肩関節、上腕部棘下筋、棘上筋、前腕部深層屈筋、側副靭帯の前束の損傷が進む。

盗塁の場合は、帰塁は不要である。

水谷瞬出塁率4割5分OPS千超え110得点への途

二死二塁におけるケース打撃

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無死一塁からのランエンドヒットで一塁走者が本塁に還る!ベースランニングの基本[対楽天14回戦F2-1E]

11回裏
一死二三塁
打者五十幡(右投げ左打ち)
投手宋(右投げ)
二塁走者水野、三塁走者矢澤

スコアは、0-1で日本ハムが1点ビハインド

やることリスト

後位の走者は、投球後、二塁に逆走しないことにより、遊撃手に二塁走者の前に出させる、敷衍すると二塁走者の左脇と二塁ベースの間を通過させ、二塁走者が遊撃手の背後に回る位置関係を創る。
投手がセットを解除する前にスタートが切れる。
2ランスクイズが成功する確率が高まるが、ヒットを待つ野球と大差が生じない。

投手が二塁に送球しても二塁に逆走せず、三塁に走る。三塁走者の本盗をアシストする。

矢澤は、宋がセットアップする前にクロスステップしながらファウルゾーンを三塁線アンツーカーとファウルゾーンの芝の境目の切れ目の内側に向かって一次リードを取る。
宋がセットを解いた後、二次リードを取っていない。

打球がリリースされた後、矢澤は、左股関節を屈曲してスタートを切る。

二塁走者水野は、右足親指IP関節を背屈、左股関節を屈曲してスタートを切る。

二塁手小深田が左腕前腕部を回外してノーバウンドで打球に触れる。

小深田が送球のトップを作り、三塁に送球して矢澤が帰塁義務の不履行をアピールをしなければ本盗が実現する。三塁に送球しても二塁走者が三塁に向かってスタートを切っていれば、審判は、三盗阻止の送球であると後付けで解釈を付与し得る。

小深田は、右肘をコックアップ後、左手首が掌屈してしまう。しかし、両足親指IP関節が底屈する。右足内踝を左足内踝にぶつける。右腕前腕部を回外してトップを作り、三塁に送球する。

矢澤は、左股関節を内旋、左足親指IP関節を背屈、右股関節を内旋、右足親指IP関節を底屈して三塁方向に逆走を開始してしまう。

三塁手鈴木大地が、三塁線三塁ベースと矢澤の間で送球に触れる。左足親指IP関節を底屈して矢澤より先に三塁ベースの本塁寄りのラインのマウンド寄りのコーナーの内側に触れる。

審判は、帰塁義務不履行という解釈を付与し、楽天の勝利という評価を付与、試合が終了した。

万波中正のボーンヘッド

3回裏一死二塁

打者五十幡(右投げ左打ち)

投手内(右投げ)

スコアは、0-0の同点

万波は、内が右腕前腕部を回内(右肘コック前)後、シャッフルして二次リードを開始する。太田が内に返球後、宗山より先に二塁に逆走する。宗山は万波の前に出ない(=万波の左脇腹と二塁ベースの間を通らない)。

万波は、右腕前腕部を回内(右肘コック前)後、シャッフルして二次リードを開始する。五十幡の打球がリリースされた後、左股関節を屈曲してスタートを切る。二三塁間で走路の膨らみを作らずにラインの内側に入ってしまう。三本間で走路の膨らみを抑えるランニングをしていない。
三塁ベースをオーバーランした後、三塁に帰塁してしまう。

3回裏
一死一三塁

打者田宮(右投げ左打ち)
投手内(右投げ)
一塁走者五十幡、三塁走者万波

スコアは、0-0の同点

一塁走者五十幡は、右腕前腕部を回内後(右肘コック前)にシャッフルして二次リードを開始、内が右腕前腕部を回内(リリース)後、右股関節を屈曲してスタートを切る。
捕手太田が二塁にボールをリリースしてくれた。

しかし、三塁走者万波は、左股関節を屈曲するが、左肩関節~右股関節のラインを本塁方向に外してブレーキをかけてしまう。左股関節を内旋して三塁方向にシャッフルを開始し、帰塁してしまう。

五十幡は、両足親指IP関節を底屈する。
五十幡は、右股関節を伸展、右膝を伸展して二塁ベースの一塁寄りのラインの右翼寄りのコーナーの内側を右足小指で蹴る。

遊撃宗山が二塁ベースの一塁寄りのラインのマウンド寄りのコーナーの前に入る。左腕前腕部を回内してハーフバウンドに触れる。左腕前腕部を回内して煎餅捕り後、左腕前腕部を回外して五十幡の左肩関節にタッグする。

五十幡は、右股関節を屈曲、左股関節を伸展、左足親指IP関節を底屈、背屈する(ドリルスライディング)。二塁ベースをオーバーラン後、右手で二塁ベースに触れ直す。

内野手全員が内野芝の切れ目の直後まで前進する。

二塁走者は、遊撃手の背後に回ることに成功せしめたので2ランスクイズが可能である。

二塁走者の五十幡は、遊撃宗山の背後から内がセットアップする前にクロスステップして二次リードの位置までリードを取る。

新庄は、田宮にヒッティングさせる。

田宮の産み出した打球がファーストバウンドした後、五十幡が左股関節を屈曲、万波が左股関節を屈曲してスタートを切る。

二塁手黒川が内野芝のエリアに前進し、左腕前腕部を回内して打球に触れる。

黒川は本塁に送球する。

万波は、三本間に挟まれる。

太田は、右腕前腕部を回内してグラブからボールを抜き取る。太田は、ボールを右手に持ち万波を三塁方向に追い詰める。万波は、左股関節を内旋して三塁方向に逆走する。太田は、三塁に偽投する。

五十幡は、右股関節を屈曲して二塁方向に逆走するが、太田は、五十幡を追いかけない。

太田が右腕前腕部を回外し、グラブにボールを入れる。太田は、グラブで万波の左脇腹にタッグする。

福島蓮のフィールディングと石井一成のフォローアップ

7回表
一死一三塁

打者渡邊佳明(右投げ右打ち)
投手福島蓮(右投げ)
一塁走者黒川、三塁走者小深田

スコアは、0-0の同点

カウント0-1

日本ハムは、遊撃が二塁ベースより後ろ、外野芝の前、二塁手が内野芝の切れ目の後ろ、併殺シフトを敷く。

福島は、インハイ(左打者のアウトハイ)にウェストする。
渡邊佳明は、バントに切り替える。

三塁走者小深田は、右足親指IP関節を背屈、左股関節を屈曲してスタートを切る。
渡邊佳明は、空振りする。

田宮は、煎餅捕りして小深田を三塁方向に追い詰める。

一塁走者黒川は、二塁を蹴った後、三塁方向に向かって走らない。三塁走者の本塁生還をアシストしない。

小深田は、三塁方向に左股関節を内旋しシャッフルしながら逆走する。

田宮は、郡司に右手でアンダーハンドトスする。
郡司が小深田の背中にタッグする。

二死二塁
打者渡邊佳明(右投げ右打ち)
投手福島蓮(右投げ)
二塁走者黒川
福島は、右腕上腕部を回内してフォロースルーを終える。右股関節を屈曲し、左足と右足をクロスさせる。
左股関節を伸展した後、左足親指IP関節が背屈、左足首が底屈してしまう。

渡邉佳明は、左腕前腕部を回内(スイング)直後ヘッドが下がる。右腕前腕部を回内、左腕前腕部を回外して左手をグリップから離し、左手首が右手首を乗り越えるのを回避する。

打球がリリースされる前に二塁走者の黒川は、左股関節を屈曲してスタートを切る。

福島は、ホームプレートに腹側を向け、左腕前腕部を回内、回外して首の高さで打球に触れる。左股関節の内旋を225°以上しないと三塁には投げられないが、右股関節の内旋を135°すれば三塁に投げられる。上方への加速距離がMaxのシャッフルを1往復すれば、右股関節の内旋をMax180°できる。しかし、福島は、グラブの先に当てて打球を弾いてしまう。左足首が底屈し、前のめりになる。

二塁手石井は、右股関節を伸展、左足親指IP関節を底屈、左腕前腕部を回外して打球に触れる。
左股関節の内旋を45°すれば三塁に投げられるが、左股関節が一塁方向に伸展してしまう。

二塁走者黒川を三塁に進塁させてしまう。

footnote

用語に付与する意味(解釈)に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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