[選手名鑑]パトリックマーフィー#31

Last Updated on 2024年3月1日 by wpmaster

日本ハム資本は、前ツインズのパトリックマーフィー(Patrick Brian Murphy)と経済関係上、契約が成立したとの情報を広報担当者を使ってリリースした。

米MLB Trade Rumors、韓国IS Plusのライターが日本ハム資本と契約するであろうとしていたトーマスハッチの方は、ハジメ(松田元)との争奪戦に敗れたが、ハッチは、マーフィーよりもストライドが広く、スローイン(右腕前腕部の回内)後の右肘の位置がマーフィーよりも低くスリークォーターに近い。こちらは、ハジメにくれてやろう。

マーフィーは、直近シーズン(2023)、ツインズ傘下のAAA級セントポールセインツで42試合(先発4試合)に登板して6勝4敗、防御率3.69、97奪三振が記録されたが、メジャーへの昇格はなく、オフの11月6日にFAとなった。

プロフィール

1995年6月10日
右投げ右打ち

3巡目(全体83位)でトロントブルージェイズから指名される(2013)

  • トロントブルージェイズ(2020-2021)
  • ワシントンナショナルズ(2021-2022)
  • ミネソタツインズ(2023)

195cm 95kg

故障歴

高校時代に、右肘内側側副靭帯を手術している。
ガルフコーストリーグブルージェイズと契約していたときに、肋骨一本及び右肘神経を除去する手術を受けている(2014年)。よって、翌シーズンは、全休している。

投球動作

右足のスパイクの外側をプレートの三塁側寄りに沿わせる。
左足拇指球から爪先が右足の爪先から出る。

首をホームベースの左打席寄りのラインに向ける。
グラブを背骨の前、肋骨下部の高さにセットする。
右腕前腕部を回内している。
右手親指基節骨をボールに当て、右手親指の先は、ボールの外側に反らしている。

右腕前腕部を回外する。
グラブを背骨の右側、右股関節の高さにセットする。

左腕前腕部を回外してセットを解く。

左足拇指球で地面を蹴る。
右足がヒールアップする。
左膝は、肋骨下部の高さまで上げる。
右足踵で地面を荷重する。
右腕前腕部を回内する。右腕前腕部は背中から出ない。
左足前脛骨筋が回内(外反)する。

右腕前腕部を回外する。
両手首を結ぶラインがW字になる(スタンダードW)・・・(注1)。

左足拇指球で地面をタップする前に右腕前腕部を回外してセットを解くこと、コックアップする前に右腕前腕部を回外してスタンダードWを作ることでフライングエルボーしていることが、打者がフォーシームからフライボールを産み出すことが産み出すことが難しいことの根拠である。

右肩峰が右打席の外側のラインに向く。
左肩は、ホームベースの左打席寄りのラインに向く。
右腕前腕部は背面から出るが、背骨の方には入らない。
右足小指球にウェイトがかかるが、バックは踏んでいない。

右足踵が地面を離れ、Cアーチが崩れる原因となっているのは、右腕前腕部を回内する前に左膝を肋骨下部までニーアップしてることと関係している。

右肘、右腕前腕部を右肩の上で回内する。

フォーシームを投げる場合、右肩の上で右腕前腕部を回内したとき、右手首をふける(右手掌側を二塁ベース方向に向け、右手首を背屈する)間が作れずに、右手首が招き猫のように又は鷲や鷹が翼を広げるように底屈してしまっていることがある。

右手首が底屈すれば、左肩関節が内旋し、左腕前腕部を回外後、右腕前腕部の回外運動の加速距離が短くなってしまうが、マーフィーは、左腕上腕部を外旋、左腕前腕部を回外している。右腕前腕部の回外が完結後に右手首は背屈できている。

但し、右肘のアクセレーション前に右手首が背屈できれば、更に左腕前腕部が回外し、右手小指球の入射角が垂直に近付き、右腕前腕部を回内後、更に右肘が高く上がるから更に失速の少ない投球ができる。

左足はインステップしていない。
ストライドは、6足未満と狭く、立投げができている。

左足は、スパイクの外側から入射する。
右肘のアクセレーション前は、左股関節は外旋している(注2)。

右腕前腕部回内(スロー)前の右手小指基節骨の入射角は、55°である(注3)。投球の軌道に関する回転軸が縦回転である。

右腕前腕部回内後の右肘の高さは、完全にオーバーハンド、右肘のレイトコッキングの角度、右腕と背骨の交わる角度は、オーバーハンドである。
リリース直前(右腕前腕部回内後)の左膝の屈曲の角度は、150°である。

右腕前腕部を右肩の上で回内する前に右足の拇指球にウェイトが移ると、右肘のアクセレーション後に両内踝をぶつけことができないので、右股関節の内旋後、左膝の壁が崩れることがある。
左膝が左膝下より前に出ることがある。
右腕前腕部の回内運動の加速距離、ホップ回転のロスを生じさせる要因となる。

右股関節を内旋(屈曲)後、右膝をニーアップ、右足を一塁側にターンさせ、両足をクロスさせる。

(注1)シンキンファストボールを投げる場合に、右腕前腕部を右肩の上で回内する前にインバートWになる。

(注2)カーブを投げる場合、右肘のアクセレーション前に右肘が沈む。
カーブを投げる場合、右肩を担いだ後(右腕前腕部を回内した後)、右腕前腕部を回外して右肘をアクセレーションしている。
右肘のアクセレーション後は、右手首は背屈している。
一の登板において投球しながら回外運動、回内運動を再びできる状態に側副靭帯を再生産をすることを多くできないので、先発で球数を多く投ずることは難しい。

(注3)カーブを投げる場合、右腕前腕部を回外後(右肘のアクセレーション後、及びフォロースルー後)、左膝が突っ張る。

球種

フォーシーム(平均155.6km/h)(Max 160.6km/h)
カッター(平均 145.3km/h)
カーブ(平均 133.9km/h)
シンキンファストボール(ツーシーム)(平均 154.4km/h)
チェンジアップ(平均 145.3km/h)

フォーシームは、人差し指と中指をくっつけて握る。
カッターの回転軸も縦回転である。
カーブは、人差し指と中指をくっつけ、ボールの外側(打者寄り)を握る。人差し指は、第二関節を屈曲するが、第二関節から指先の甲側がボールと接触するまで深くは曲げない。ナックルカーブというよりはナックルスライダーである。

総合

左膝を高く上げる動作、右肘をアクセレーションする前に右手首を底屈することを始め、修正を要する部分が生じているが、現状でも日本のプロ野球で通用するであろう。

しかし、右手首を底屈する打者走者を出塁させる前と後を問わず、全球、セットポジションで投球しているが、左膝を高く上げる動作は、走者にスタートを切る間を長く与える。

よって、前述した修正点は、修正に着手することを要するであろう。

新庄は、先ずは先発調整をさせることとしているが、リリーフの方が回外運動、回内運動の加速距離を産み出す投球ができるであろう。

故障なく肉体を再生産できれば、個人的には、セットアップ(8イニングス目)の一人として計算している。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

メジャーリーグでの成績は、下記サイトを参照

MLB

Baseball Savant

Fan Graphs

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