投手を中心とした守りの野球に課題を残す[対西武21回戦F4-2L]

日本ハム対西武21回戦、先発は、根本悠楓と隅田知一郎
結果は、登板した全投手トータルで2失点であるが、投手を中心とした守りに課題を残した。
ペナントレースの終盤になると労働力商品を再生産できる選手とできない選手との差異が生ずる。その原因は何か。
肩関節を内旋すると、肘の位置が上がり、筋肉が弛緩する。筋肉が弛緩できていないと、外旋運動の加速距離が短くなる。外旋運動を行った後は、筋肉が張る。しかし、外旋運動の加速距離が短くなると、内旋運動の加速距離が短くなり、筋肉が弛緩しない。外旋運動による筋肉の負荷を軽減するのが、小指第二関節の内旋運動である。
ど真ん中のカーブに対し、トップハンドの肩関節の内旋が中途半端になるのも、ワンバウンドの投球にトップハンドの肩関節が内旋するのも、走塁において左股関節の内旋運動の加速が止まるのも、打球の落下点の後ろに到達する前に後方の足の股関節の内旋運動の加速が止まるのも、トップハンドの肩関節の外旋運動を行う間が作れていないからである。
労働力商品が再生産できなくなって練習量がこなせないのも、テスト(試合)の回数をこなせないのも、ガイドハンド、引手の外旋運動、内旋運動を行う間が作れていないのも、首の後ろ方向への捻転運動、レッグアップによる踵体重及び拇指球による蹴りが原因である。
試合において投手が肉体の稼働の源泉である労働力商品を再生産できなくなって投球をワンバウンドさせると、バックで守っている野手は、助けることができない。指揮官が当該投手を降板させるしか手段が存在しない。
肉体の稼働のコントロールは、意識の改革によってコントロールすることはできない。肉体の稼働を土台とすることによってしかコントロールできないのである。

隅田知一郎のピッチング

隅田は、首を二塁ベースの一塁ベース寄りのラインに向ける。左肩が左打席の中心線と左打席の外側のラインの中間に向く。右手親指の指先と左手親指の基節骨でボールを押す。ボールを左手中指の付け根に嵌める。左手首は、背屈、右手首は底屈している。左手親指の指先のしなりは小さい。左腕前腕部は回内し、右腕前腕部は回外している。グラブは、背骨の左側でベルトの上の高さにセットしている。右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足の小指球から外踝までをプレートの一塁側に沿わせている。セットアップの段階では、左股関節を外旋、右股関節を内旋している。右肩はスクエアスタンス、右足はオープンスタンスにしている。
右肩を左打席の中心線からボール1個分外れたところに向ける。首と両肩を結ぶラインの交わる角度をアウトサイド120°にしている。
首と両肩を結ぶラインの交わる角度をアウトサイド°135にする。右肩が左打席の中心線からボール半個分外れたところを向く。左股関節を外旋する。右肩が左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに動く。右足踵で地面を荷重している。右肩が左打席の外側のラインからボール3個分入ったところに動く。左足拇指球で地面を踏む。右肩が左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに動く。右腕前腕部、左腕前腕部を回外してセットを解く。
右足前脛骨筋を回外(内反)し、右膝を左股関節と左膝の中間点で90°に屈曲する。右足首は底屈し、右足小指球にウェイトがかかる。頸反射している。
左足踵が反時計回りにプレートから25°回転し、左足内踝と右足内踝を平行に踏み出している。右腕前腕部を回内、左腕前腕部を回内している。右足前脛骨筋が回内(外反)し、右足の裏が60°の角度で立つ。頸反射しているが、首は、両肩を結ぶラインの外には出ていない。左肘はインバートWでつまみ上げる。左足踵で地面を荷重している。右膝はアウトサイド155°の角度で屈曲し、右足首は背屈している。
右足は、スパイクの外側の踵寄りから入射する。
左肘のアクセレーション前に最も両肩甲骨がぶつかる。頸反射していない。右股関節は内旋している。左手首を煽った段階でも頸反射していない。左手小指基節骨を40°の角度にして左打席の外側のラインのバックネット寄りに向けたところから左手親指のしなりを解く。頸反射する。リリース直前の右膝の屈曲の角度は、150°である。リリース後、左腕上腕部が凹む。左股関節は屈曲する。右膝下がO脚になる。左足拇指球で地面を蹴って左足を三塁側にターンする。両足をクロスさせる。
右肩を左打席の外側のラインからボール2個分入ったところに向ける。左足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせる。首と両肩を結ぶラインが交わる角度が130°にしている。グラブは、背骨の左側でヘソの高さにセットしている。グラブを更に左肩関節の方に入れる。1回目のレッグアップの前に背骨の前でグラブを首の高さに上げる。2段モーションの2回目のレッグアップで右膝を肋骨下部で屈曲する。右足首が背屈する。右肩が左打席の外側のラインと一塁線の交わるポイントに動く。左足小指球にウェイトがかかる。右腕前腕部、左腕前腕部を回外してセットを解く。左肘を屈曲し、逆Lを作ったとき、右足前脛骨筋が回内(外反)し、右足の裏が60°の角度で立つ。頸反射し、首は両肩を結ぶラインの外側に出る。左足スパイクの外側の沿わせ方と右足を踏み出す角度は、ファストボールを投げる場合と同じである。左足踵が地面を荷重し、左足首が底屈し、左膝が折れ、左足つま先の前に出る。
右足はスパイクの外側の踵寄りから入射する。左肘をつまみ上げた直後は頸反射する。左肘のアクセレーション前は頸反射していない。左手首を煽ったところから頸反射する。左手小指基節骨を45°の角度にして左打席の外側のラインのバックネット寄りに向けたところから左手親指のしなりを解く。頸反射は、ファストボールを投げるときよりも大きい。リリース直前の右膝の屈曲の角度は、150°である。左肘の高さ、左腕と背骨の交わる角度がファストボールを投げる場合よりもオーバーハンドに近い。リリース直後に左腕上腕部が凹む。左腕前腕部を回外後、左手親指基節骨でボールを叩き、フィニッシュする。左足を三塁側にターンさせ両足をクロスさせる。カーブを投じる。

石井一成の遊撃守備

石井は、始動前にバックステップ、シャッフルを行う間が作れていないから打球の落下点の後ろまで走ることができない。右足の拇指球で地面を後ろに蹴って右膝、右肩が地面に被さる。右足のスパイクの外側で入射できていないから、フォアハンドでグラブを持つ手の小指第二関節で打球を叩くことができない。
7回表二死から清宮が左前安打で出塁する。近藤は、左手親指の基節骨でグリップを叩いているので、ヘッドがホームベース方向に倒れず、左肘が上がる。センター返しの打撃ではなく、差されて左前に落ちる。鈴木翔平(左投げ左打ち)は、右肩が地面に被さり、左肘が上がらない。しかし、打球が落ちたところが浅く、打者走者が二塁に到達することはできない。攻撃の基本は、フェアゾーンをオーバーランすることであるが、三塁ベースに限っては、厳密に言うとファウルゾーンを通過しないとフェアゾーンをオーバーランできない。

ワンバウンド投球に対する打者走者でない走者のスタート

清宮は、左足小指球で三塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴って左股関節をバックステップ、両内踝をぶつけ、両足をファウルゾーンにオーバーランする。
二死一三塁で、三塁走者に進塁義務は生じない。走者が詰まっていないので各走者は、ディレードスチールのスタートを切る。投手がワンバウンド投球をし、打者がトップハンドの肩関節を内旋しなかった場合、捕手がフライングエルボーをして前足のスパイクの歯を入射させた後にスタートを切る。
水上がワンバウンドさせた投球を捕手の森友哉が右足のスパイクの内側に当て、三塁ベンチ方向に打球を弾く。森友哉が右肘をフライングエルボーをし、左足のスパイクの内側から入射した後、清宮がスタートを切る。
三安打で一点しか取れないということを回避した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA