股関節のタメと首の向き、レッグアップの関係[対西武17回戦F5-3L]

日本ハム対西武17回戦、先発は、伊藤大海と髙橋光成
試合は、9回裏近藤の3ランで日本ハムがサヨナラ勝ちしましたが、現場の監督、コーチ、選手、スタッフにとって手放しで喜ばべる勝利であると言えるでしょうか。
勝因を上げるとすれば、9回表に伊藤を降板させ、グラブを背骨の右側に入れない、首を背骨より右側に捻らないロドリゲスに替えたことでしょう。

伊藤大海のピッチング

伊藤は、走者を出塁させてからは、左手親指の指先でボールを押し、右手親指の指先は、ボールの外側に反らす。右手首は背屈、左手首は底屈している。右腕前腕部を回内し、右腕前腕部を回外している。グラブは、背骨の前で、ベルトの上でセットする。首を左打席の中心線からボール1個分外れたところに向けると、左肩が左打席のボール2個分入ったところを向く。グラブは、背骨の右側でベルトの高さにセットする。右足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせる。首を三塁ベース方向に向けると、グラブの位置は変わらないが、左肩が左打席の外側のラインからボール3個分入ったところを向く。
伊藤は、右打者に投げる場合、右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、プレートの三塁側に右足のスパイクの外側を沿わせて縦回転を作ることがある。グラブは、背骨の前で肋骨下部にセットする。左手親指の指先、右手親指の指先をボールの外側に反らし、右手中指の付け根にボールを嵌める。左手首は底屈、右手首は背屈している。右腕前腕部は回内、左腕前腕部は、回外している。その場合、首は、右打席の外側のラインのマウンド寄りに向け、左肩は左肩をホームベースの捕手寄りに尖ったコーナーに向ける。頸反射はしていない。セットアップの段階では、右股関節を内旋、左股関節を外旋している。右足首、左足首は底屈している。右膝は伸展しているが、左膝はアウトサイド150°に屈曲している。
二段モーションで2回目に左膝を上げたときに首を三塁線に向ける。左膝はベルトの上の高さで90°に屈曲している。左足首は背屈している。右足踵にウェイトがかかる。左肩が右打席の内側のラインの内側からボール半個分入ったところに左肩が向く。左肘が背骨の右側に入る。右手首が底屈する。左手首は底屈している。グラブの高さが首の高さでグラブに右肩関節方向に入られる。右手親指PIP関節が屈曲する。
セットを解けば、右股関節が外旋できるにも関わらず、セットを解く前にも右股関節のタメを作っている。右股関節をダメ押しすることで、右手小指第二関節の回転(内旋)半径が長くなり、加速距離が短くなる。右手親指がしならず、右肘が上がらない。右腕上腕部を内旋しないと右肘が上がらない。
ここまでの一連の動作が、伊藤が少ない球数でアウトを稼げない原因、本塁打を打たれる原因となっている。このことは、近藤に3ランを打たれて増田にも当てはまる。
投手コーチの多くは、右投手に、首を三塁ベースの方向に捻って右股関節のタメを作れと言う。しかし、右肘をヒッチしてセットを解き、右股関節を外旋すれば、左肘は右肘の方に入る。故に、首を左肩の外側に捻って左肩にウェイトをかけ、左肘に右肩に入られるのを抑止する必要がある。よって、セットを解くときに、首を背骨より右側に捻ってはいけないのである。ヘッドステイバックは、首を右肩の方に捩じることではなく、背骨を右肩関節の方に倒すことである。

増田達至のピッチング

左手親指の指先、右手親指の指先は、指先をボールの外側に反らす。ボールを右手中指の付け根に嵌める。左手首を底屈、右手首は背屈している。右腕前腕部は回内、左腕前腕部は回外している。首を三塁ベース方向に向ける。グラブを背骨の前でベルトの高さにセットする。左肩が左打席の外側のラインからボール3個分入ったところを向く。頸反射していない。右足のスパイクの外側は、プレートの頂点を跨いで沿わせたところから外踝を軸に時計回りに15°回転させる。左足の内踝は、右足の内踝と平行に踏み出す。右足のスパイクの内側、右足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足首、右足首を底屈する。右膝がアウトサイド150°に屈曲し、左膝は伸展している。セットアップの段階では、右股関節を内旋、左股関節を外旋している。
首を左打席の外側のラインからボール1.5個分入ったところに首を向ける。左肩が左打席の外側のラインからボール1個分入ったところに向く。頸反射していない。グラブは、背骨の前、ベルトの高さにある。
左足拇指球で地面を蹴る。左腕前腕部、右腕前腕部を回外してセットを解く。左膝を右股関節の下の高さで90°の角度で屈曲している。左足首は背屈している。左股関節は内旋している。右足踵が地面を荷重している。頸反射する。グラブは背骨の左側に動いている。右腕前腕部を回内した後、右手首が骨盤の右側の手前(三塁線寄り)で、右腕上腕部を外旋して右肘を逆Lに屈曲し始めたとき、左足スパイクの内側がプレートを平行の状態から30°時計回りして左足外踝をバックネット方向に向ける。左足の爪先が左打席の内側のラインの捕手寄りに揃う。左足首は背屈している。左膝はアウトサイド135°で屈曲し、左股関節は外旋している。左足の裏は、中心からスパイクの外側のライン側が上向きになる。頸反射している。右足首が底屈し、
右膝が折れる。右足踵は地面を荷重している。
右肘をつまみ上げたが、右腕前腕部を立てていない段階では、頸反射しているが、右足小指球にウェイトがかかり、右足踵が地面から離れている。左股関節が外旋している。左足がスパイクの内側から入射する。
右肘のアクセレーション前には、頸反射しているが、左肩の外側には首は出ていない。右足拇指球にウェイトが移る。右手首を煽った段階では頸反射しない。右手小指基節骨の角度を50°にして左打席の中心線に向けたところから右手親指のしなりを解く。頸反射する。リリース直前の左膝の屈曲の角度は、155°である。

一死三塁からのケース打撃~スクイズ

バントは、無死二塁からプッシュバントをするのが基本である。無死一塁からするのが例外。無死一塁からバントしたら、三盗する必要が生ずる。いずれにしても、一死一三塁のケースを作れば、ヒットを待たずに得点できる。打者走者の振り逃げは認められないが、一塁走者、三塁走者は進塁できるから得点が入る。当該試合には勝てるかもしれないが、打者はドアスイングが修正できない。野球指導者は、ワンバウンドを振って三振したら一塁に走るのことを凡事徹底として選手に解くが、ワンバウンドを振るのが凡事であるという価値を付けるチーム、ワンバウンドを振って得点しているチームは、絶対に強くならない。
一死三塁からスクイズをさせるのも、帰塁が不要であるから間違いとまでは言わないが、転がすよりもフライボールを産み出す方がインサイドアウトスイングの完成度が高まる。空振りが減る。私であれば、打者がフライボールを産むことを待つ。
グリップは、右手親指の基節骨でグリップを叩く→右手中指第二関節、薬指第二関節、小指第二関節をグリップに嵌めるの順で握る。ヒッティングの構えから、右手親指の指先でグリップを押すと、ヘッドが下がる。右手首をコックすると、左肘が右肘の方に入る。又は左肩がホームベースに被さる。左肩を開くと、右肩関節の外旋を完結できない。ヒッテイングの構えからバントの構えに切り替えるときには、右手の親指の指先ではなく。右手親指の基節骨でグリップを叩く。右手小指第二関節を内旋、右股関節を外旋して右手親指をしならせる。首は、ヘッドの方に向けてボールの軌道を当たる直前まで見ろと教えられた人が多いであろうが、これだと、左肘が右肩の方に入られる。投球をボールゾーンに外されると空振りする。首は左肩の外側に向ける。首を左肩の外側に向けることによって、左肘が右肩の方に入られるのを抑止する。左肩を開いても、右腕上腕部が内旋せずに済む。ストライクゾーンの投球の軌道に対し、右手親指基節骨でグリップを叩く。
5回裏無死二塁からバントで送って一死三塁、投球を外されて万波はバントを空振りする失敗。三塁走者がランダウンプレーで挟まれてタッグアウトになる。

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