加藤貴之防御率1点台の根拠&ペイオフピッチに対するスクイズ[対楽天13回戦F6-0E]

Last Updated on 2023年3月10日 by wpmaster

澤村榮治がベイヴルースを始めとするメジャーリーガーが対戦し、8イニングスをルーゲーリッグのソロ本塁打よる1失点に抑えた草薙球場で行われた日本ハム対楽天2連戦
今回の2連戦が始まる前の段階では、対戦成績は、日本ハムの2勝9敗
さて、今回のテーマも、焼津を「やきづ」と読む、ロスチャイルド傘下の局アナが宣伝する「バントで送って単打で繫ぐ野球」に洗脳された白痴くんどもは、面白いと感じないことであろう。

加藤貴之と岸孝之の投球動作の比較

加藤は、グラブを背骨の左側のベルトの上の高さにセットする。ここは、-。

右手親指、左手親指の指先は外側に反らせている。ここは、プラス。

左手首は背屈している。ここもプラス。

頸反射していない。ここは-。

左足は、プレートの一塁側に沿わせている。右投手に置き換えるとプレートの三塁側を踏んでいるということであるから、ここは+。右足は、スパイクの外側から入射している。ここは、+。

左手小指基節骨の角度を50°にして左打席の外側のラインに向けたところから左手親指のしなりを解いている。リリースの直前の右膝の屈曲は、135°よりも浅い。この2つは完全ではないが、+である。

プラスの数がマイナスの数を上回っており、故に、左手小指関節の内旋に関する減速を抑えることができ、加えて、右足のスパイクの外側から入射しているので、右股関節が完全ではないが戻る。左手親指のしなりを作ることができる。左手親指の減速を抑えることができている。

岸は、グラブを背骨の右側のヘソの高さにセットする。右手親指の指先は、外側に反らせている。右手首は背屈しているが、投球腕の手首の背屈は、加藤に比べると小さい。右足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせる。左足は、スパイクの内側から入射している。

鈴木翔天のピッチング

鈴木翔天は、グラブは、背骨の左側、ヘソの高さにセットし、右手親指のPIP関節を屈曲し、右手親指の指先でボールを押している。左手首は底屈している。左手親指の指先は外側に反らしている。右足のスパイクの内側、左足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足のスパイクの外側をプレートの一塁側に沿わせる。セットアップのとき、頸反射はしていない。
セットを解く前に、左太ももの左膝寄りの位置で右膝を屈曲し、右足首が底屈する。右足小指球寄りにウェイトがかかる。

左肘をつまみ上げたが、左腕前腕部を立てる前、右股関節を内旋、右膝を屈曲、右足首を底屈している。右足首の底屈の角度は35°である。右足踵が左打席の外側のラインに向く。左足はスパイクの内側でエッジをかけ、Cアーチができている。

右足は、スパイクの内側から入射している。

左手小指基節骨の角度を80°にして左打席の内側のラインに向けたところから左手親指のしなりを解いている。リリース直前の右膝の屈曲は165°であるが、右股間関節から下がX脚(インステップ)になっている。

左腕前腕部を回外後、左手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。

一死三塁ペイオフピッチに対してスクイズ

一死一三塁、投手右投手の岸、捕手右投げの炭谷、一塁手鈴木大地、二塁手浅村、三塁手茂木、遊撃手小深田は、何れも右投げ。打者宇佐見、一塁走者淺間、三塁走者清宮。
初球、楽天の内野手は、併殺シフトを敷く。

カウント2-0、宇佐見は、左手親指の指先を反らし、左手親指の基節骨でグリップを叩き、左手中指第二関節、薬指第二関節、小指第二関節の順でグリップを嵌めていくが、左手中指第二関節、薬指第二関節、小指第二関節の順でグリップを嵌めていく間が短くなると、左手親指PIP関節が屈曲し、左手親指の指先でグリップを押してしまう。

左肘がヒッチせず、左手首がヒッチする。予備動作は、シンクロステップとコックを用いる。ヘッドの角度を75°にして担ぎセットアップする。

宇佐見は、岸が右手首を煽ったところで、ヒッティングの構えから、バントの構えに切り替える。

宇佐見のバントの構えであるが、左手小指第二関節を内旋し終わって、左手基節骨を投手の基節骨に向けており、トップを作った状態である。ここは〇。

グリップは、左手人差し指の付け根に嵌め、フィンガーグリップで握る。左腕前腕部の深層屈筋が突っ張る。ここは×。

左手親指は、グリップの外側に反らす。ここは、〇。

左手首は、背屈し、ヘッドを下げている。ここも〇。

右腕前腕部を回外し、右手首は底屈している。ここは×。

左腕前腕部は回外し、右肩よりも左肩を下げている。ここは、〇。

首は三塁線を向き、頸反射していない。ここは×。右股関節は内旋している。ここは、〇。

ウェイトは、左足内踝にかけている。ここは、△。

左足つま先は捕手方向には向けていない。ここは、〇。

左膝は外側に開いていない。ここは、〇。

宇佐見は、岸が投じたインハイ(左打者のアウトハイ)の投球に対し、三塁方向に小飛球のファウル。宇佐見が打席から三塁側に飛び出し、炭谷は捕球できない。

カウント2-1、三塁手は、ライン際から離れ、三塁ベースより後ろに守る。一塁手は、一塁ベースに張り付く。二遊間は、中間守備を敷く。

カウント2-1から、宇佐見は、インハイ(左打者のアウトハイ)の投球をファウルチップしてカウント2-2となる。

カウント2-2からランエンドヒットのサインが出る、宇佐見は、アウトコースベルトの高さの投球に対し、左手小指第二関節を内旋してところでバットを止める。宇佐見は、左手親指のしなりを解かない。

一塁走者の淺間は、岸が右手親指のしなりを解いた後、スタートを切るディレードスチール。

三塁走者は、一塁走者より先にスタートを切ると捕手が三塁に走るかタッグにかかるトップを作るから、三塁走者は、一塁走者の後にスタートを切る。

捕手の炭谷は、二塁に送球してしまう。

三塁走者の清宮は、淺間が左膝を伸展し始め、スライディングを始めたところからスタートを切る。

二塁ベースに入った小深田は、二塁ベースに背を向け、背骨の左側で捕球したに留め、淺間にタッグはせず、清宮はハーフウェイでストップ、本塁突入を阻止する。

一死二三塁、カウント3-2から、宇佐見は、三塁側スタンドに飛球のファウルを打つ。

カウント3-2、宇佐見は、予備動作は、シンクロステップとコックを用いる。ヘッドの角度を75°にして担ぎ、セットアップする。三塁手は、三塁ベースに張り付き、一塁手は前進守備、遊撃手は、中間守備、二塁手は、中間守備と前進守備の中間を採用する。

宇佐見は、岸が右肘をアクセレーションした後に、バントの構えに切り替える。

宇佐見のバントの構えであるが、左手小指第二関節を内旋し終わって、左手基節骨を投手の基節骨に向けており、トップを作った状態である。ここは〇。

グリップは、左手人差し指の付け根に嵌め、フィンガーグリップで握る。左腕前腕部の深層屈筋が突っ張る。ここは×。

左手親指は、グリップの外側に反らす。ここは、〇。

左手首は、背屈し、ヘッドを下げている。ここも〇。右腕前腕部を回外し、右手首は底屈している。ここは×。

左腕前腕部は回外し、右肩よりも左肩を下げている。ここは、〇。

首は、プレートの頂点に向け、頸反射している。ここは〇。

右股関節は内旋している。ここは、〇。

ウェイトは、左足内踝にかけている。ここは、△。左足つま先は捕手方向には向けていない。ここは、〇。

左膝は外側に開いていない。ここは、〇。

宇佐見は、左手親指基節骨でグリップを叩く。左手小指第二関節を内旋してヘッドステイバックする。左腕上腕部が外旋する。

左手親指のしなりを解き、左手親指基節骨でグリップを叩く。

三塁走者の清宮は、宇佐見が左手親指のしなりを解いた後スタートを切る。

宇佐見がプッシュバントした打球は、投球に差されて一塁線に転がる。

遊撃手が二塁に入り、二塁手が一塁ベースに走る。捕手炭谷が一塁に送球する。浅村が捕手からの送球を受ける。日本ハムは、宇佐見のスクイズで1点を先制する。

二死三塁から、石井一成が右翼席に2ランを放ち、このイニングス、計3得点。

8回裏、一死一二塁から、近藤が前進守備の右中間を破る三塁打で2点、谷内の中前安打で1点、計3得点をして、日本ハムは、6-0とリードを広げた。

総合

先発投手が揃い、投手、野手の技術面の細かい部分は、課題が山積みであるが、個々の選手は、開幕前に比べ、レベルアップしてきている。
オフに、肉体の損傷が進んでおらず、労働力商品が再生産できる、上から投げる外国人の右のパワーピッチャーを獲得して8イニングス目を任せ、ロドリゲスと石川直也を僅差のビハインドに回せるようになれば、来季はリーグ優勝を争うことができるだろう。

投打の源泉及び土台

日本ハム

1回表、加藤貴之は、11球目、浅村に対し、インロー(右打者のアウトロー)にフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
4回表、加藤貴之は、38球目、浅村に対し、アウトロー(右打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる(ボール)。

楽天

2回裏、岸は、13球目、野村に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
2回裏、岸は、16球目、清宮に対し、インロー(左打者のアウトロー)にカーブをワンバウンドさせる(ファウルチップ、ストライク)
3回裏、岸は、30球目、松本剛に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
4回裏、岸は、36球目、上川畑に対し、アウトロー(左打者のインロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
4回裏、岸は、45球目、木村文紀に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、岸は、66球目、石井一成に対し、アウトロー(左打者のインロー)にカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、岸は、67球目、石井一成に対し、インロー(左打者のアウトロー)にチェンジアップをワンバウンドさせる(ボール)。
6回裏、岸は、81球目、木村文紀に対し、カーブをアウトローにワンバウンドさせる(ボール)。
7回裏、岸は、91球目、野村に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。

8回裏、鈴木翔天は、28球目、谷内に対し、アウトロー(右打者のインロー)にスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。

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