[たったこれだけで修正できる]カブス鈴木誠也のスイングの誤作動

シカゴカブスと契約した鈴木誠也は、4号本塁打を打った段階で、24打数10安打で打率.416、4本塁打11打点。その後は、70打数14安打の打率2割、0本塁打、4打点、29試合に出場した現在、94打数24安打で打率.255となっています。鈴木誠也は、現在、右足首を故障しています。現在、代打での出場となっています。去る者を追い続け、カープ復帰を願うカープファンは、誠也のスイングの動きには全く関心を示さず、セイバー指標のみを見て、鈴木誠也の成績が下がり続けることを願います。カープファンは、選手のスイングの動きに興味がないので、バカの一つ覚えでバントで送り、100%死ぬまでカープから脱出できないであろうドアスインガー達の単打がつながってカープが勝てれば満足な奴等ばかりです。彼等の単打は、ドアスイングによって産み出されたものであることは全くわかっていません。藤川球児氏、小早川穀彦氏もそれがわかっていません。ですが、ハイ、カープファンの皆さん、残念でした。私は、鈴木誠也の成績が上がっていなくても、高見の見物をしています。スイングを修正するのが簡単だからです。

インバートWとスタンダードW

日本の投手は、ボールに投球する手の親指の指先を当ててセットアップします。よって、投球腕の前腕部の深層屈筋が突っ張ります。トップハンド(=投球する手)の親指のCM(手首に近い関節),MP(指の付け根の関節),PIP関節(指先に近い方の関節)から指先までの回転半径が長くなります。日本の投手は、トップハンドの小指の付け根でボールを叩きます。投球腕の前腕部が回外しますが、投球肘の落差が小さくなります。よって、トップハンドの親指がしなりません。更に、日本の投手は、トップハンドの人差し指の付け根でボールを擦ります。右腕前腕部が回内しますが、右肘の上がり幅は小さくなります。トップハンドの手首(=投球する方の手首)が下がります。大瀬良は、左肘前腕部を回内してグラブを頭の位置より高く上げることによって相対的に右肘を左肘より下げていますので、右肘のヒッチの幅は大きくありません。大瀬良は、左膝を上げて右股関節を荷重します。大瀬良は、首の向きが左打席の内側のラインから右打席の内側のラインの方に変わります。左腕上腕部の内旋に対するブレーキが緩みます。すなわち、左肩が地面に少し被さります。二段モーションを使うと、右手親指のしなりを解く前に更に右肩が残りません。すなわち、左肩の開きます。右股関節の外旋が解けます。左股関節が外旋します。右手人差し指の付け根がボールに被さります。右腕上腕部が凹みます。
前述のように、日本の投手は、トップハンドの親指のしなりを作れていませんので、トップハンドの親指基節骨でボールを叩いてもトップハンドの親指が加速しません。投球肘からつまみ上げないと、投球する方の手首を頭の高さまで持ち上げることができません。投球肘をつまみ上げて投球する方の手首を頭の高さまで上げる投げ方には、インバートWという価値が付けられます。。九里も藪田も右手の人差し指の付け根でボールを擦ってからは、右手首が骨盤の高さまで下がる前に右肘をつまみ上げているので、インバートWです。特に、九里は、投球する手首が頭の高さに達したときに両肩を結ぶラインがM字になるのが、インバートWで手首をつまみ上げていることの証左です。
メジャーリーグの投手の一部、投球肘の側副靭帯の再建手術を受けたことのあるNPBの投手の一部は、トップハンドの親指の指先をボールに当てずに、トップハンドの親指基節骨をボールに当てます。トップハンドの親指の指先は、外側に反らします(橈屈)。トップハンドの基節骨でボールを叩くと、投球する手の親指が加速します。投球する手の小指が立ちます。投球する手の小指のMP関節、IP関節をを180°内旋する間が作れます。ここで投球する手の小指の基節骨でボールを叩く動作が、投球における1,2の3の1です。親指のしなりとその解除を使う右肘のつまみ上げ方をすると、投球肘の側副靭帯、投球腕前腕部の深層屈筋を伸展しなくても、投球肘のヒッチの幅がインバートWで投げた場合よりも大きくなります。インバートWで投球肘をつまみ上げた場合よりも、投球する手の親指がしなります。故に、前足の拇指球で地面を荷重することによって前膝を上げなくても、後ろ足のスパイクの外側の歯が上から地面に刺さります。前股関節が内旋し、前足首が背屈します。投球する手の親指基節骨でボールを叩けば、親指の指先が加速します。この投球する手の親指の基節骨でボールを叩いた瞬間が、投球における1、2の3の2です。投球腕の前腕部を回内しなくても投球肘をつまみげなくても、トップハンドの手首が頭の高さまで持ち上がります。投球腕の手首が持ち上がってから投球腕の前腕部が回内します。前膝を落とさなくても、前足首が底屈し、前足のスパイクの外側の歯が上から地面に刺さります。この投げ方をスタンダードWと言います。藤川球児氏がアンダースンが初登板した試合の解説の中で、日本の投手もメジャーの投手も、プレートの三塁側を踏むと、後ろの股関節の外旋(伸展)、内旋(屈曲)に関する後ろの股関節にかかる負荷が増すので、日本の投手もメジャーの投手もプレートの三塁側を踏まずに、一塁側を踏んで投げると言っていましたが、前膝の上げ下しをしなくても後ろの股関節の外旋、内旋をできるわけですから、前膝を落とす労力も要りません。プレートの三塁側を踏んでも、後ろの股関節にかかる負荷は軽減できるのです。
投球する手の小指のMP関節、IP関節を内旋し、投球肘をアクセレーションして投球する手の小指のMP関節、IP関節を180°内旋し、打者に投球する手の小指の基節骨でボールを叩いたときが、投球における1,2の3の”の”に当たります。ボールを親指の基節骨で叩いたときが1、2の3の3に当たります。

誤作動の修正

打者は、トップハンドの親指の指先をグリップに当てると(尺屈)、トップハンドの親指のCM関節から親指の指先までの回転半径が長くなります。親指の先の加速距離が短くなります。トップハンドの小指のMP、IP関節を180°内旋する間が作れません。前肘が後ろの肩の方に入っていきます。また、トップハンドの親指の指先をグリップに当てると(尺屈)、トップハンドの前腕部の深層屈筋が突っ張ります。トップハンドの人差し指を外転すればトップハンドの手首が背屈できます。しかし、トップハンドの人差し指の内転の前に、トップハンドの親指基節骨で再度グリップを荷重しないとトップハンドの手首が円滑に背屈できません。トップハンドの手首が背屈すれば、トップハンドの小指のMP,IP関節を180°内旋する間が作れません。前肘が後ろの肩の方に入っていきます。
他方、打者は、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてから、トップハンドの中指の第二関節、薬指の第二関節、小指の第二関節の順にグリップにはめていくと、トップハンドの肘がヒッチします。トップハンドのトップハンドの親指がしなります。前膝を上げなくても、後ろ足のスパイクの外側の歯が上から地面に刺さります。後ろの股関節が外旋します。前股関節が内旋します。前足の拇指球で荷重して前膝を上げなくても、前足首が底屈→背屈するのです。すなわち、前足首を背屈させる意思を介在させることなく前足首が背屈します。ここでセットアップが完了します。これが1、2の3の1です。私は、パーフェクトインサイドアウトスイングの解説で「前足を上げろ」なんて一言も書いていません。この1が投手が投球肘よりも遅れるのが、構え遅れです。鈴木誠也は、トップハンドの親指の指先を外側に反らせてセットアップを完了させることができています。フライングsルボーまで頸反射もできています。ヘッドステイバックのときも、首がホームベース方向に入りません。しかし、構え遅れています。では、どこを修正すればいいのでしょうか。
髙橋慶彦氏は、1、2の3の1を削れと言います。確かに、この1が欠けても、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩くことができます。しかし、ボトムハンドの肘が上がりません。ボトムハンドの小指が立ちません。前足のスパイクの外側の歯も、後ろ足のスパイクの外側の歯も上から地面に刺さりません。グリップをトップハンドの親指基節骨で叩いても、後ろの股関節を内旋できません。後ろ足の膝が外側に開きます。ボトムハンドの小指のMP,IP関節を180°内旋する間が作れません。前肘が後ろ肩の方に入っていきます。ボトムハンドの親指CM関節から小指IP関節までの回転半径が長くなり、ボトムハンドの親指又は小指の加速距離が短くなります。トップハンドの小指のMP関節、IP関節を180°内旋する間(1,2の3の「の」)が作れません。
打者は、親指基節骨でグリップを叩くと、トップハンドの小指が立ちます(=しなります)。これが1、2の3の2に当たります。前膝を落とさなくても前足首が底屈し、前足のスパイクの外側が上から地面に刺さります。鈴木誠也は、日本にいたときも、カブスでプレーしてからも前足のスパイクの外側から入射しており、ストライドも広がっていません。但し、構え遅れが原因で、トップハンドの小指が完全に立つ前に、小指が立っていく途中で、前足のスパイクの外側の歯が入射してしまっています。トップハンドの小指のMP関節、PIP関節を180°内旋する間を作れていません。このトップハンドの小指のMP関節、PIP関節を180°内旋してトップハンドの小指の基節骨を投球の軌道に入れるのが1,2の3の”の”です。「の」のときには、前足首が背屈し、後ろの股関節は外旋します。トップハンドの肘のアクセレーション(加速)の過程で、トップハンドの手の平が上を向いたとき(トップハンドの手首の最大背屈位)、すなわち、トップハンドの親指がしなりきらない内にトップハンドの親指のしなりを解くと大根切りになります。
更に、トップハンドの肘を加速できてトップハンドの手首の底屈を開始し始めても、そこで親指のしなりが
解けるとトップハンドの小指の付け根がグリップ(=投球の軌道)に当たります。トップハンドの小指のMP関節、IP関節が180°外旋しきれていません。すなわち、トップハンドの上腕部を外旋しきれていない内
にトップハンドの親指のしなりを解いてしまっているのです。言い換えると、トップハンドの親指のしなりを解く前に後肩が残っていない。イコール前肩が開いている。よって、前の股関節が内旋できない。トップハンドの親指のしなりを解く前に後の股関節の内旋が解ける。更には、トップハンドの小指のMP関節、IP関節が180°内旋し終わらない内、すなわち、右肘のアクセレーションが終わる前に後の股関節の外旋が解けてしまいます。

結論

鈴木誠也がこれまで4本塁打を打っていますが、打たれた投手は、何れも投球間隔が長いです。テイクバックの大きいスリークォーターの投手もいました。しかし、4本塁打を打った後に対戦した投手は、1,2,、の、3の何れもが短いだけでなく、1の前の投球間隔が短い投手が大半です。すなわち、ボールを長く持ちません。日本の指導者は、1(レッグアップ)2(右手首を持ち上げる+前膝を落とし始める)、の(前足の着地)3(グリップを親指の基節骨で叩く)と下半身でタイミングを取れと言います。しかし、タイミングはトップハンドの指で取る必要があります。前股関節と後の肩関節を結ぶラインがトップハンドの小指の旋回運動の回転軸です。トップハンドが主で、股関節が従の関係になります。股関節は、生活を経て臼状関節が成形されており、最も溝が深く、最も稼動域(≠可動域)が最も広い。股関節主導にしてしまうとトップハンドが振り遅れます。鈴木誠也は、構え遅れせず、ノーステップでスイングすれば、スイングの誤作動は、修正できます。具体的に言うと、トップハンドの中指、薬指、小指第二関節にグリップにはめてから親指基節骨を被せるのではなく、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてから、中指第二関節、薬指第二関節、小指第二関節にグリップをはめていけば、構え遅れはなくなります。実際、本塁打を打ったスイングは、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてから、トップハンドの中指第二関節、薬指第二関節、小指第二関節の順でグリップに嵌めていき、グリップを握っています。4号本塁打は、逆方向ですが、「の」のところで、右手小指基節骨を投球の軌道に入れています。鈴木誠也は、労働力の再生産を継続反復し、メジャーリーグで規定打席に到達できれば、NPBでは、達成できなかった40本塁打も達成不可能ではないでしょう。

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