04/11/2020広島5-1巨人,遠藤125球9回完投で5勝目、藤井皓哉ら三選手に戦力外通告

Last Updated on 2020年11月9日 by wpmaster

ズムスタで行われた広島巨人23回戦、広島先発遠藤が125球9回完投で広島が5-1で勝ちました。遠藤は、今季最終登板。遠藤は、今季、オール先発で19試合に登板1,879球を投げて107イニングスを消化して5勝6敗 防御率3.87

遠藤淳志と中村祐太

遠藤淳志と中村祐太は、共に、前肩を背骨の方に入れて右腕前腕部を背骨の方に引いてから右肩関節を外転(右脇を空ける)します。
大瀬良は、投球腕の楕円運動はスリークォーターだが、骨盤は縦回転。九里は、テイクバックが小さく、投球腕の楕円運動は縦回転、骨盤は、右肘をつまみ上げるまでは縦回転、それ以降は水平回転のスリークォーター。岡田明丈は、立ち上がりは、楕円運動も骨盤の回転も縦回転のオーバーハンド。股関節、腹横筋が損耗し、右肩関節の外転までは、骨盤の回転が縦回転と横回転のハイブリッド、右腕上腕部の棘下筋に負荷がかかり、ワンバウンドの投球を連発させる。
ロスチャイルドは、貸したことにしたカネが返ってこなくても破産はしません。貸し渋りをするのは、労働者が怠けるからです。松田元は貸し渋りという経済制裁を示唆されると、タダ働きの量を増やして一スイング当たりの報酬に付ける値段を下げ、ロスチャイルドに利潤を産み出すことに応じます。先発完投、回跨ぎ、コーナーピッチングは松田元の指示です。松田元に異を唱える選手、コーチ、監督、スカウト、スコアラー、スタッフは更迭されたり、干されます。
遠藤は佐々岡に可愛がられているとオールドファンは信じて疑いませんが、佐々岡の好みは、森下、ケムナ、藪田のようなテイクバックの小さい投手。但し、藪田は腹横筋を損傷してからは、右肘のスクラッチのときに前肩が背骨の方に入るようになった。
佐々岡も横山も遠藤に右腕を背中の方に引く動作の弊害を指摘しています、遠藤は、それを振り切り、千賀、菅野と共に鴻池に師事、右腕を背中の方に引く投法を頑として貫きました。テイクバックを小さくして成功したのが、山本由伸、菅野、千賀は、①後ろの股間節の外旋で始動し、前足の着地位置を探らなかったが、親指でグリップを押し込む前に後ろの股関節の外旋が解け、親指がしならなかった、両足がクロスした打者、②前足始動の打者、③2段ステップの打者、④前足の着地位置を探って前肩を計2回背骨の方に入れる打者からアウトを稼いだ。
佐々岡は、コーチのとき、先発、リリーフの労働量を増やし、1球当たりの報酬に付ける値段を下げることに貢献、森下は、松田元から佐々岡へのプレゼント。
遠藤、栗林は、松田元の鶴の一声での獲得。遠藤の先発ローテ入りも松田元の指示。

ピッチングもバッティングも、セットアップ(アドレス)のとき、両足はスクエアでもオープンでもクローズドでも、右足のスパイクの内側でエッジをかけて前足にウェイトをかけ投球肩を前肩よりも上げる。後ろの腹横筋の負荷を解く。他人に手首を外側に手首を引っ張らせると、前のめりに転倒しかかるようでなければいけません。前肩はオープンスタンスにする。
日本の指導者は、一,前足で地面を蹴る。二、前足を前に踏み込む、三、トップを固めると教えていますが、一二の三の一は、手首のヒッチです。二は踏み込まず、前膝を真下に落とす。三、トップは固めません。手首を緩め指先をしならせ前腕部を回内、手首を背屈させます。バットは両肩甲骨で支える。前肩が閉じたり前肘が後ろに突っ張ると両肩甲骨がぶつかりません。後ろ足のつま先が斜め後ろを向いてスパイクの内側で地面を蹴るのは、手首をヒッチさせてからです。
そうしないと、手首を地面に引っ掛ける(ヒッチ)できないので、後ろの股関節の外旋から始動できません。
ワインドアップもノーワインドアップも投球する方の手首をヘソの辺りまで下げてセットアップします。後ろ足の小指球で地面を踏み、後足の小指球ウェイトがかかり、両肩がフラットになります。前足で地面をスライドしてから始動することとなり、後ろの股関節をしならせ、後足をスイングする準備をする間ができません。前肩が背骨の方に入り、前肘が突っ張り、骨盤が後ろに傾き、後足の踵が背中の方に滑ります。右肩関節を外転する前に後足の小指球にウェイトが移ります。後ろの股関節が荷重されてしまいます。ピッチング、バッティング、ランニングは、前足、前肩の稼働域は狭く、スイングする方の指先、後の股関節をしならせて後ろ足、押手の指先の稼働域が長くしないと、指先の加速距離が短くなります。
戸郷や元広島のジェイジャクスンは、右肘を伸ばしたまま、右肘をつまみ上げるアーム式です。遠藤淳志と中村祐太の投げ方は右肘側副靭帯にかかる負荷が増大します。
右肘を逆Lにしてから右肘をつまみ上げて両肩をフラットにします。
投手は、投球腕の右腕上腕部を外旋し、前腕部を回外すると投球肘が下がります。投球腕の前腕部を回内すると、側副靭帯にかかった負荷が解け、投球肘を担ぐことができます。
右腕上腕部を2回目に外旋したときに右肘、右胸、右手小指の順に前に出していきますが、前肩である左肩が進路をふさいでいるので、右肘の推進前に開いてやらないといけません。故に、骨盤が水平回転します。打者は、前足始動の打者でも、手首を肩より上に持っていく間ができてしまいます。
このままだと、投球腕の楕円運動も水平運動になってしまします。
よって、前肩が開き始めたとき、前膝を蹴って前足首を背屈して両子股関節を引っ込め、後ろの股関節をしならせます。それをすることによって、1回目の前腕部の回内(指先のしなりを作る)、2回目の上腕部の外旋(投球肘を前に出す、小指を打者に向け指先をレイバックする)する間を作ります。
右腕の楕円運動は縦回転になります。骨盤が回転してからボールを持つ手が出てくるから、打者は後ろの股関節を外旋してガイドハンドの手首とボールの軌道との距離が取れないのではありません。骨盤が水平回転する投手は、投球肘より先に投球する手首が前に出ます。親指がしなりません。投手が前足首を底屈してから投球肘が出てくるまでの間が短く前足の着地位置を探る打者は後ろの股関節を外旋する間ができない。投球肘の後に投げる手首が出てくる。親指がしなって加速する。
遠藤、中村祐太、戸郷は、後足の股関節の外旋で始動する打者にカモられ、前足の着地位置を探る、前肩が2回背骨の方に入る打者からアウトを稼いでいる。
戸郷は、中村祐太、遠藤に比べると前肩の稼働域が大きく、後ろの股関節の外旋が解けるのが早く、右腕上腕部を1回目に外旋してから右腕前腕部を回内する間ができませんので、遠藤淳志と中村祐太よりも右肘側副靭帯に負荷がかかりませんが、右肘が担げません。右腕上腕部の棘下筋にかかる負荷が増大します。
遠藤淳志と中村祐太の先発ローテの6番目を巡る争いは、現状では、前足の着地位置を探らず、投球肘を前に出す前にいかに前膝で地面を蹴るかです。
黒田博樹は、右腕を背骨の方に引く投げ方で、プロ初先発の巨人戦で完投勝利を挙げて以降、4シーズン目に巨人戦2勝目を挙げるまで、特に高橋由伸に毎試合のように本塁打を打たれ、登板する度に打者一巡でKOされ、巨人戦7連敗。
ヘッドを捕手方向に倒す福留は、前肩を背骨の方に入れないと後ろの股関節を外旋、トップポジションに持っていくことができません。黒田は、福留にもカモられました。中日戦も1シーズン目に1勝した後、2,3シーズン目は試合を作れず、2回12失点という試合もありました。中日戦も4シーズン目まで勝てませんでした。
その後、テイクバックを小さくし、前膝で地面を蹴るようになって巨人、中日の打者も抑えられるようになりました。しかし、前肘、前膝を並進してから右肩関節を外転するので、福留には、引退するまでカモられました。
解説者になってからも、ストライドを長くすると、加速距離が長くなるというトンデもない間違ったことを言っています(黒田氏は、後にこれを訂正)。
中村祐太、遠藤淳志は、現在のままでは野球を辞めるまで先発6番手争いをする投手に留まります。中村祐太、遠藤淳志が現在の投げ方で先発ローテ三番手までに入るようだと、5位に低迷し続けるでしょう。

藤井皓哉ら三選手と来季の支配下選手契約を結ばないことを発表

広島東洋カープの代表取締役であり、オーナーである松田元は、藤井皓哉、平岡敬人、戸田隆矢の3選手に戦力外通告を行いました。
藤井皓哉は、今村猛と共に、野球少年の手本となるような投げ方をしていましたが、後ろの股関節、腹横筋が損耗し、前足始動、前肩を背骨の内側に入れ、投球肩を背骨の方に入れないと股関節が外旋できなくなりました。前肩関節の外転以降の動作を急ピッチでしなければならず、右腕上腕部の4筋肉(ローテカフ)にかかる負荷が増しました。
“嵐を呼ぶ男”戸田くんは、松田元の指示で、佐々岡を使って左肘の高さがサイドハンド、左手指先の高さ、背骨のタンブルがスリークォーターの投げ方に改造し、戸田の首に鈴を着けました。しかし、松田元の負担で左肘の側副靭帯を手術したので、報酬に付ける値段が下げられ育成契約となります。自由契約ですから、戸田は育成契約を断れます。
藤井皓哉がトライアウトを受けた後、他球団と契約したとしても、トライアウトで合格したのではなく、トライアウト前に、シーズン30試合を消化した辺りで松田元から戦力外通告がされ、他球団の役員との間で契約がまとまり、ユダヤ金融の主人の追認も得ているのです。
この第一次戦力外通告の前の段階で、支配下選手は、67人。上記の三人が自由契約となり、支配下選手の数が64人。石原慶幸が引退して63人。
クリスジョンスン、スコット、メヒアが自由契約になっても新たに新外国人を獲るので、プラスマイナスゼロ
堂林は、松山との一塁争いには勝ったが、スタメン一塁としては火力が弱い。パーフェクトインサイドアウトスイング9要件を満たす一塁を守れる新外国人選手の獲得は必須要件。
パーフェクトインサイドアウトスイング9要件を満たすオーバーハンドの外国人の右投手を獲得し、フランスアをWセットアップを作る。
クリスジョンスンの後釜としてパーフェクトインサイドアウトスイングの右のオーバーハンドの新外国人投手の獲得したい。森下、新外国投手、高橋昂也、九里の4本柱を作る。
Fa宣言は、選手が申請手続きをして自由契約になる。田中広輔がFA宣言した段階では、支配下選手の数は、62人になります。
渡邉恒雄は、FA選手に関しては、引退後、コーチとして再契約しますが、すぐに選手としての契約を切ります。原辰徳は、上原、岩隈とも契約しましたから、高校、大学の後輩で弟も巨人の選手、田中広輔を獲り、渡邉恒雄が原子力産業の利潤を産み出すことに貢献したので、ロスチャイルドも追認するでしょう。私は、人的補償として堀岡を希望します。
ドラフトという名目のオークションで捕った新人選手が6人加わって68人。
田中広輔がFA宣言しなかった場合、69人。
第二次戦力外通告で2~3名戦力外通告してシーズン中に新外国人選手の獲得、金銭トレードでの補強、自由契約選手の獲得、育成選手の支配下選手登録を行う余地を残します。
他球団の現役の育成選手の報酬に現在育成契約をしている球団関係者よりも高い値段を付けて獲得し、支配下選手にすることだってできるんです。
一芸に秀でた育成選手を獲得するのであれば、速く走れて且つ、後足のアキレス腱が細い選手です。ゆったりと後ろの股関節を外旋して始動しているから細いのです。歩きながらの素振りは手首を緩めて指先をしならせてから振る練習になりますが、平地では前足で地面を蹴ってから歩くことができます。下り坂、階段の下りでは、後足を軸にすると前足が加速してしまいます。前足首を背屈して前足を軸にしないと振れないんです。V字スイングの練習にもなります。
こういう選手は階段の下りや下り坂での素振りの量を増せば、ホームラン打者になれるんです。アキレス腱が太い選手より量を振っても肉体の損傷の程度を抑えられます。
私の中で戦力外の候補は、火力の弱い選手です。そうなると、鈴木誠也、ピレラ、小園、上本、西川、安部以外は全て戦力外になってしまい、試合が成立しません。
金太郎飴の内、誰との契約を切るかと言ったら速く走れない選手、守れない選手です。
田中広輔は、真正面のフライに対し、後ろの股関節を外旋できず、前肩を開いて背骨、手首と打球が垂直に交わり落球しました。押手主導で送球できない。併殺の完成は全て菊池涼介の手柄。
ベースランニングも、後ろの股関節の外旋で始動していなので、後足の拇指球にウェイトが残り、ハーフウェイで走路が外側に膨らみます。
仮に、原辰徳が田中広輔と契約しなかったとしても、私の中では、田中広輔は戦力外です。FA宣言残留を認めません。FA宣言しなくても自由契約にします。
私に人事権が与えられていてば、松山、長野、小窪も自由契約にします。
二軍戦も興行として利潤を産み出す義務が成立しますので、桒原は自由契約にしますが、羽月、林、永井はチームに残します。ファームで数字がハイレベルに計測されても一軍には上げません。
今村、中田廉、菊池保則、中村恭平、一岡は敗戦処理で使えますので残します。

来季の巨人、来季の広島、私的構想

今オフ山田哲人がFA宣言、ヤクルトとの再契約は1005ありません。今季の野球の体の動かし方、登録抹消の仕方からしてシーズン中、原辰徳との話ができ、ロスチャイルドからの追認を得ていることは間違いありません。
巨人は、松原とか増田クラスも「獲れる」リストに載せません。亀井とか陽とか中島とか炭谷とかのベテランをつかまされて来季以降も最下位を独走するでしょう。

坂本勇人が一塁にコンバート、二塁山田哲人、三塁岡本和真、遊撃吉川尚輝

(遊)吉川尚輝

(中)丸佳浩

(二)山田哲人

(一)坂本勇人

(三)岡本和真

(左)ウィーラー

(右)松原、亀井

(捕)大城

すごいな~オールスターチームじゃん!
相手投手の肉体、滅茶苦茶損耗するよな。

先発・・・菅野、戸郷、サンチェス、髙橋優貴、田口、メルセデス(クリーニング手術だから来季開幕には間に合う)、畠、今村信貴、直江、桜井
クローザー・・・デラロサ
セットアップ・・・中川
7回・・・高梨雄平、大江、大竹、ビエイラ、鍵谷、戸根、高木京介、宮國

広島は、来季、パーフェクトインサイドアウトスイング9要件を満たす新外国人選手を獲得できてもリーグ優勝は、ほぼ100%無理。
松山、長野、小窪、メヒア、スコット、KJの自由契約とドラフト、大型トレードをやって鈴木誠也の後釜を獲得しておかないとないと三シーズン後もリーグ優勝できないだろう。
私は、ドラフト前、井上朋也を獲得し、3~4シーズン後に鈴木誠也の後釜として4番右翼に座る。それまでは外国人外野手で凌ぎ、西川と鈴木将平を競争させるというプランを描いていた。

先発・・・森下、新外国人、九里、高橋昂也、大瀬良、野村祐輔
6枠は、床田、中村祐太、遠藤、栗林の競争
先発控え・・・山口翔、矢崎

クローザー・・・島内、ケムナの勝者
セットアップ・・・フランスア、新外国人
7回・・・島内、ケムナの敗者、塹江、岡田明丈
ビハインド・・・中村恭平、藤井黎來、藪田
敗戦処理・・・今村、中田廉、菊池保則、高橋樹也

(三)上本

(中)西川

(遊)小園

(右)鈴木誠也

(左)ピレラ

(一)新外国人

(二)菊池涼介

(捕)坂倉、石原貴規の勝者

一塁控え・・・堂林
代打・・・會澤、磯村
代走守備固め・・・大盛
内野控え・・・曽根、三好

しかし、井上朋也はソフトバンクに獲られた。髙橋昂也が一シーズンローテで回れるのであれば、右腕上腕部が凹む大瀬良を、藪田が抜けて手薄になった中継ぎに回せる。
まずは、藪田+野間で鈴木将平のトレードを打診してもらいたい。
鈴木将平は、実績がないが、秋山翔吾、森友哉を将来軽く凌駕することというのが、私の鈴木将平の価値付けである。西武の現場も鈴木将平が秋山翔吾、森友哉を軽く凌駕するであろうことを見抜いている。藪田か野間の一方では、まず応じてくれない。藪田のところを床田にして、野間に、更に會澤をプラスぐらいでないと応じてくれない。
大瀬良は、右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘切除・滑膜切除の手術で来季開幕に100%間に合うので、実戦で投げられるフィジカルに回復したことがアピールできれば大瀬良と1:1で打診してもいいぐらいだ。大瀬良を出しても、先発ローテ争いで負けた選手を敗戦処理に回せばいい。西武の関係者が広島の若手が欲しいと言ったら、私なら遠藤を出す。回りくどい探りを入れず、トレードを即決させるのであれば、最初に遠藤+野間→鈴木将平のトレードを切り出す。

鈴木将平は、二番中堅、鈴木誠也が抜けた後は、鈴木将平と小園でクリーアップを組ませる、
西川は、ピレラが休養のときの左翼プラス代打の切り札
新外国人が休養のときは、ピレラ一塁、西川左翼というのが私の来季構想だ。西川は、ピレラ、新外国人がメジャーに復帰したらレギュラーに復帰する。

先発の球数に関する考え方

プロ野球で完投をさせるというのであれば、球数を抑える手段を教えて下さい。
アウトローギリギリでも、パーフェクトインサイドアウトスイングで振れば、ガイドハンドの肘を出した後も後ろの股関節が外旋できますので、骨盤が前傾し、後ろの肘、後ろの肩関節、小指がボールの軌道にぶつかっていきます。骨盤から上がホームベースの覆い被さります。よってアウトローのボールに対しても、親指をしならせてからグリップを押し込めば、ヘッドをボールの外側に入れることができます。ヘッドが手首のラインを越えますので、押手の手首に引手の手首を越えさせる必要はありません。手首を返さずに、上から下に擦り下ろすことができます。ボールの下にヘッドをくぐらせ、スライス回転、バックスピンをかけることができます。擦っただけのスライス回転、バックスピンをかけた打球を批判する人がいますが、これが正しい本塁打の量産方法です。ピッチングでもバッティングでもリリース、フォロースルーにおいて手首は使いません。スナップは利かせません。親指の指先を使ってトップハンドの前腕部の回内、回外、手首の背屈、人差し指、中指の指先で前腕部の回外、手首の底屈を行います。
アウトロー、インローのコーナーギリギリは、投手はドアスイングで投げるので最もシュート成分が多く、ボールがドロップ回転します。インローは、前肩が背骨の方に入っても前肘を抜けば、押手の肘を畳んで手首からヘッドまでをヘソに沿わせてV字で振ることができます。スイングの起始(押手の親指のしなりを解く瞬間)にバットの芯とボールの軌道をぶつけることができます。
ゴロはワンバウンド。ドアスイングで振るからワンバウンドをするのはピッチングと同じです。本塁打に最も近いのがバックネット方向へのファウルとカープファンが嫌う差されての内野フライです。どちらもインサイドアウトスイングで振っているからです。
前足のキック始動、前足の着地位置を探る打者がスイングできなくても、審判はボールという価値を付けて投手の球数を増やし、一投球に付ける報酬の値段を下げることができます。
本塁打に最も遠いのが、ワンバウンドの投球を振ることです。しかし、投手にとって最もドアスイングで最悪なのがワンバウンドの投球です。
二番目に本塁打から遠いのがクサイボールを振らずに四球で出塁したり、振れずに三振することです。しかし、クサいボールは、ドアスイングにしないと投げられません。

打たせて取る投球で球数を少なくする手段は、少なくともコーナーピッチングよりは球数を減らせます。

打者の三振、打ち損じは、100%振り遅れです。振れなくても振り遅れです。
前肘を抜いてヘッドをボールの内側に合わせただけの打撃をさせるにしても、ドアスイングでヘッドアップさせたゴロを打たせるにしても、インサイドアウトで差し込みスライス回転をかけた外野フライを打たせるにしても、ギアを上げて投球(親指でボールを押し込む距離を長くする)するのを27球しなければいけません。27球もギアを上げたら投手の股関節、肩、肘は潰れます。ブルペンで投げていれば、打者はバットを振りません。ファウルも安打は打たれませんので、ギアを上げずに投げられます。だから270球とか300球投げられるのです。川口が現役の頃のように、試合において打者がストライドを広げてドアスイングでスライス回転のファウルで粘っても、投手は、ギアを上げなくて済みます。インサイドアウトスイングで振る一部の打者は、ヘッドが届かないボール球を投げて四球を出えば、ギアを上げずに、ストライドを広げてドアスイングで投げられます。後ろの股関節を損耗しません。
試合で、ギアを上げる投球を減らせば、高校のときの私ですら180~200球ぐらい投げられます。
現代と昔のプロ野球の差は、下位打線のスイングの差です。
プロ野球では、一部の打者を除き、インサイドアウトスイングでファウルを打ちます。
プロ野球では、ギアを上げずに投げるボールを投げれば安打を打たれる。安打を打たれれば球数は増えます。下位打線にもギアを上げてアウトを稼がざるを得ません。中島卓也に10球ファウルを打たれるよりもソトに1球ファウルを打たれる方が投手は肉体が損耗します。昔の選手は、ギアを上げて投球し、労働力を再生産しながらギアを上げてボールを投げ続けることができるようになったのではありません。前足で地面を蹴った後、急ピッチで股関節を外旋する。横、戦後の稼働域が広がって労働量が増える。股関節の外旋が進む、右肩関節の外旋以降の動作を急ピッチで行ったので、肩、肘の損傷も進む。それでも完投できた。スタミナが向上したと錯覚している。
昔の選手が試合で球数を投げて向上したのは、本物のスタミナではなく、試合における投球数という上っ面の偽物のスタミナです。ゆったりと股関節の外旋をしてから前足で地面を蹴っても、股関節の外旋、肩、肘の負荷を緩和し、損傷を遅らせることができ、親指のしなりを作れます、股関節、肩、肘の損傷はします。
100球未満で18のアウトを稼ぐのは、どのような手段を採用しても相当難しい。
リリーフ投手の層を厚くしてシフトを減らせるようにしないとやっていけません。
広島の三軍は、リハビリの場となっており、巨人、ソフトバンクの三軍とは違います。
トレーニングの場としての三軍が作れるぐらい、選手を獲得し、支配下契約に切り替え、事実上の支配下選手枠を拡大していくことは必要不可欠です。

来季の組閣

松田元は、来季は、佐々岡の権限を強化しなければいけません。その代わり、佐々岡に打撃と守備走塁を勉強させて下さい。
私が監督であれば、ベンチ内では、バッテリーコーチの近くに座ります。捕手がワンバウンドを要求したら、空いている椅子を蹴り上げます。OBがワンバウンドの投球を推奨したら出禁にします。2ストライクから捕手が一球外すサインを出したり、コーナーやインローにミットを構えたら、空いている椅子を蹴り上げます。
佐々岡は、もっとコーチを叱って下さい。OBにもっと厳しい態度を採って下さい。
私は、野球を生で観るとき、バックネット裏の席は買いません。投手の後ろの股関節の動きが見えないからです。打者の後ろの股関節が見えても前足が見えないからです。投手、野手の動きが全部俯瞰できる外野席を買います。捕手は後ろの股関節を外旋してセットアップしませんので、ガイドハンドの手首、後ろの股関節と打者の動きとの距離が取れません。
メジャーのように投手がサインを出すのがベターであると考えます。
コーチは、選手のキャリアが浅くて自由契約になった、労働力の損傷が進んでいない選手を雇用して下さい。
コーチは、選手の体を触って動作をいじってはいけません。頭ごなしに体の使い方を変えさせることをしてはいけません。黙ってトスを上げる、、黙って打撃投手を務める。黙って投球を受ける。これらができるところまで、労働力を再生産できる人間を雇って下さい。
全体練習を短くして、試合前、全体練習が終わってから素振り(打者はバットを持って、投手はボールを持たずに後足を台に乗せて素振り)をしてきたかをチェックして下さい。選手には質疑応答をしなくていいです。
佐々岡は、担当コーチの報告を待つのではなく、佐々岡の方から担当コーチ、トレーナー、スカウト、スコアラーに話しかけて、選手を特定して始動からフィニッシュまでの体の動きを観念を交えず、省略することなく説明させて下さい。このことは、原辰徳はコーチ、スカウト、トレーナーに、髙橋慶彦は選手に、前田智徳は後輩にやっています。
原辰徳のマネをしろと言うと、カープファンは抵抗があるかもしれませんが、原辰徳のプロトタイプは古葉野球です。
佐々岡は、素振りをしてこなかった選手には、指摘をせずに黙って二軍に落して下さい。
慶彦さんは、現役のときは、夜の盗塁王、引退後も、襟足を長くした外ハネウルフ、ソフモヒ、日付すると90年代ではない、アップデートな2ブロックにするなど見た目はチャラいですが、現役のときの練習量はチーム一、選手には厳しいです。
自身のキャリアは豊富であるにも関わらず、「選手はもっと俺を使え」と選手の下部になってトスを上げ、打撃投手を務め、選手の練習に最後まで付き合ってくれます。但し、現役の頃、自らに猛練習を課したので、股関節はガタガタです。私が直近(オリックスの打撃コーチを辞めた後)にご挨拶だけさせていただいたときも、股関節を完璧には使いこなせていませんでした。松田元から「体を動かさなくても口だけでアドバイスしてくれればいい」とオファーを出しても、選手の練習に付き合えないので断ると思います。

試合結果