Last Updated on 2020年9月23日 by wpmaster
広島は、初回、巨人先発直江から田中広輔の5号2ランで先制すると、巨人は、その裏、岡本の中前安打で一点を返す。2回裏、巨人は、松原の2号ソロで同点とし、3回裏、一死満塁から丸の一ゴロの間に3-2と逆転、4回裏には、中島宏之のソロ、吉川尚輝の右前安打で計3点追加。広島先発九里は、86球4回6失点。更に、巨人は、三番手の今村猛から、坂本の二塁打、岡本の中前安打で点差を広げ、巨人が圧勝した。
4回1/3で降板させられた直江大輔
直江は、27球目、左足小指球で地面を蹴り、右足小指球で地面を蹴る。右足踵で地面を蹴ると、投球肩が前肩よりも下がる。左の肩甲骨~左腕上腕部がスクエアの方に動く。左膝したから踵を二塁ベース方向に振る。右肘を逆Lにしたとき右足小指球にウェイトが移る。左腕前腕部の回内が解け、前肩が開く。両肩がM字になる。リリースの瞬間までに前足首を背屈、リリースの瞬間、左膝が突っ張る。右足小指球で地面を蹴り、後足にウェイトを残さない。しかし、右腕所腕部、右腕上腕部の付け根が凹み、投球をワンバウンドさせる。
坂倉は、直江が右肘を逆Lにしたとき、右足小指球で地面を蹴り、左の股関節を外旋する。右膝を下ろし始めると右腹横筋、右腕上腕部が背骨の方に入る。左足拇指球にウェイトがかかる。引手主導で空振り三振
直江は、初球から右腕上腕部が凹み、30球目までに3球、5イニングス目に入ってから2球ワンバウンドの投球をし、全85球中計5球をワンバウンドさせている。
直江は、左膝で地面を蹴って、2回目の右腕上腕部の外旋(投球肘の推進の開始)までの間を作っているが、右腕前腕部の2回目の回内のときに、右腕上腕部に負荷が増し、右の親指をしならせることができず、アウトハイに投球が外れ、正隨に四球を与え、大盛の右腕上腕部にぶつける。正隨に四球を与えたときは、リリースの瞬間、右手首を背屈する間もできていない。フィジカル面から言うと、15個目のアウトを取る前の降板はやむを得ない。