02/07/2020広島5-9ヤクルト,スコットが一死も取れずに村上に満塁本塁打を打たれる。

Last Updated on 2020年7月4日 by wpmaster

スコットは、この試合でも一死も取れずに走者を貯め、村上に満塁本塁打を打たれました。
佐々岡は、スコットのクローザー降格を示唆しました。
カープファンは、「佐々岡は、自分で抑えをスコットにしたくせに掌を返してる」との批判の肥を上げました。

東日本遠征を終えたところまでの佐々岡采配

スコットのクローザー降格は早過ぎではありません。私は、開幕前から、引っ張って二塁手の頭上を越える打球を打てる左打者、具体的には西川を二番にするように主張でしてきました。菊池涼介に代えて、左打者で引っ張り専門の安部を起用したことは、ベクトルとしては、賛成です。
堂林の成績には、根拠があります。しかし、現段階での堂林の打撃は、大がかりな修正を要する面があり、広島のレギュラーを掴むだけのレベルにはありません。堂林をスタメンから外したことは理解できます。しかし、堂林に代えてメヒアを起用したことには賛同できません。私であれば、1番三塁上本、5番一塁ピレラ、6番左翼長野にします。

堂林の成績には、根拠があります。しかし、現段階での堂林の打撃は、大がかりな修正を要する面があり、広島のレギュラーを掴むだけのレベルにはありません。堂林をスタメンから外したことは理解できます。
前の試合で遊飛を落球した田中広輔は、この試合もスタメンで起用されました。全てのミスには労働力の再生産、肉体の稼働の面で根拠があります。ベテランがこのようなミスをしたら、現場の監督としては、ヘラヘラ笑いながら「ミスは誰でもあるさ、人間だもの」では済まされません。
他の11球団の監督は、このようなエラーをしたベテランについては、当該シーズン終了まで起用しないでしょう。
佐々岡が事実上の最高権力者であれば、勝負に甘いと言わざるを得ないでしょう。

カネを借用書を偽造して借用書を自分で買ってカネを発行するのは、ロックフェラーやロスチャイルドです。
ロスチャイルド、ロックフェラーの借金を、メディアの使用人を使って労働者の借金であると宣伝します。
カネを発行するのは、親会社の株主や役員ではありません。
ユダヤ金融の主人の代理人である法人の役員は、労働を大量に反復するまで労働に価値を付けません。大量反復して労働して初めて労働に価値を付け、ユダヤ金融の主人に支配させる利潤を確定させます。労働に付する価値を下げて練習生、育成選手であると言い訳をすれば利潤を産み出して元利を払えます。商品役務とカネという商品を引き換えることによって利潤が産み出されるのではありません。
ユダヤ金融の主人の代理人である会社役員は、商品役務と引き換えに得るカネに付ける価値を下げます。奴隷に労働力を再生産させて購入させ消費させることによって、カネを負担させます。
松田元は、人件費についてユダヤ金融の主人の代理人である銀行員のチェックを受けます。
ユダヤ金融の主人は、無制限にカネを脳内で発行できますので、捏造した借金が返ってこなくても潰れません。いかに労働をサボらせずに労働に付ける価値を下げるかをチェックされます。
サービスを産み出すのは土地、機械設備ではなく人間の労働によってです。道具や設備代も人件費です。
松田元には、選手の獲得、道具の確保、設備代、地代、選手起用に自由意思は介在しません。
監督コーチは、松田元に掛け合うことはできますが、利潤を産み出せる見込みがなければ却下されます。
私にしてみれば、選手の労働に付けられる値段が第一。利潤を産み出す義務はありません。
私が昨シーズンオフに提示した新外国人選手獲得8要件に当てはまるピレラ入団を松田元に掛け合い、要望を通したことについては、価値を高く付けます。
監督コーチは、松田元がユダヤ金融の主人に追認を経て獲得したコーチを起用しなければなりません。監督やコーチは、スポンサーとの経済関係に基づいて特定の選手を起用しなければなりません。
佐々岡は、「点を取らないと勝てない」「エンドランを使いたい」「上から投げる投手をクローザーにしたい」と述べていますが、オーバーハンドの新外国人の投手を獲ってもらえず、ピレラの他にメジャー球団の選手を獲得してもらえません。スコットと練習生上がりのメヒアを使わざるを得ない。やりたい野球ができないのです。バントは高信二が決めたこと、ピレラの一番起用は、朝山の案。前任者の緒方と比べると、佐々岡の考えは、私に近い。

比較投球動作解析研究ーテイラースコット及びその他広島東洋カープの投手

ワインドアップで投げると、グラブを頭より上に持ってきてから前膝を上げ、両腕を解くので投球肩が下がるのが、ノーワインドアップで投げた場合、セットポジションで投げた場合よりも遅れます。よって、両腕を解く=後ろの股関節で地面を蹴る前に前肘と前膝が並進します。
二段モーションを採用すれば、前膝の上げ下げを1回にした場合よりも両腕を解くのが億得れ、投球肩を前肩より下げるのが遅れます。両腕を解くよりも先に前膝と前肘が推進します。
前膝と前肘が並進したときに後ろの股関節で地面をホームベースに蹴らなければいいのですが、大瀬良、床田、岡田は、前膝を上げたときに後ろ足の踵に体重がかかって骨盤が背中の方に反ります。床田、岡田は大瀬良ほど背骨は反りません。大瀬良、岡田、床田は、前膝を上げたとき、投球肩を下げるので前肩は背骨の方に入りません。大瀬良は、前膝も背骨の方に入ります。大瀬良、岡田、床田の投げ方は、既に前膝を上げたところから投球肩を前肩より下げていくので投球肩のローテカフにかける負荷が大きくなります。岡田は、投球肘、投球肩を担げなくなると、前肩、前膝が背骨の方に入り、投球腕を背中の方に引きます。先に前肩を開かないと投球肘が出て行きません。大瀬良は、投球肩を担げなくなっても投球腕は背中の方に引きません。大瀬良、岡田は、40球を超えると、早いときは20球を超えると投球肩を担げません。

大瀬良、岡田は、前膝を下したときには、右足の小指球に体重が移っているので、後ろの股関節で二塁ベース方向に地面を蹴れません。後ろの股関節の外旋が解けて後ろ足を軸に骨盤が回ります。リリースの瞬間(投球腕の回内)のときには、既に骨盤がほぼ回転し終わっているので、投球腕だけでリリースしていますので、投球腕の上腕部が凹んでワンバウンドさせます。
日付で言うと昭和の指導者は、両肩をフラットにして投げさせますが、そうすると前肩が背骨の方に入ります。
前肩より投球肩を下げるのがローテカフにかける負荷を大きくするのでありません。
床田は、新人のシーズンのときは背骨の方に前膝が入りましたが現在は入りません。藪田は、直立します。骨盤を前傾させた状態に戻さないと後ろの股関節で地面を蹴れません。前膝を下ろしたときに後ろ足の小指球に体重が移ります。
後ろ足の小指球に体重がかかると後ろの股関節で地面を二塁方向に蹴れません。よって、後ろ足の股関節の外旋が解け、後ろ足を軸に骨盤が回ってしまいます。

スコットのような投手は、体の開きを遅らせる、すなわち胸のロゴを打者の向けるのを遅らせることが鍵である。結論だけ見ると仰る通り。
「体をひねって、打者に背を向ける感じで投げるる投手もいる。球の出所をなるべくギリギリまで見せないような工夫をする」とハゲは知ったかぶります。その上で毒者をマウンティングしています。
確かに、日付でいうと昭和の指導者の中には、前肩を閉じてから投球肘を出すとボールの出どころが打者の方に向くのを遅らせることができる」「前肩の稼働域を大きくすることで投球腕の手首の稼働域を大きくし、加速距離を長くできる」と言う人がいますが、事実は逆です。

スコットは、後ろ足の踵に体重をかけて前膝を上げとき、投球肩は下げません。投球肩関節を外転して投球肘をつまみ上げる直前に、ほんの僅かだけ下げる程度です。よって、両腕を解いてから前肩が背骨の方に入ります。前膝が背骨の方に入ります。
前膝を開かないと前膝を推進できません。よって、インステップが極端になります。前足の着地位置の探りが大きくなります。後ろの股関節で外旋する間ができません。
スコットは、前膝を下すときに既に後ろ足の小指球に体重が移っているので後ろの股関節で地面を二塁ベース方向に蹴れません。投球肘が前足を追いかけます。

スコットは、前肩が投球肘をふさぐので前肩を開いてやらないと投球肘を推進できません。投球飛肘でスクラッチする間ができないので波動を産み出せず、脱力できません。アーム式になる投手もいます。投球腕の上腕部を外旋する間ができません。投球腕の前腕部を回内する間ができません。投球肘が上がりません。投球する方の手首が背屈するができず、投球する方の手首が伸びます(底屈)。投球する方の指先がしなりません。
ここまでのことは打撃にも当てはまります。
骨盤が背骨の方に入ると骨盤の回転距離が長くなります。ストライドも長くなります。
前肩が内に入ると前肩の稼働域が広くなります。
ストライドが広がると、後ろ足を軸に骨盤が回り始めます。ガイドハンドの前腕部を回内する間ができないので、ガイドハンドの肘が上がらず。ガイドハンドの上腕部から手首までが背中の方に寝ます。
ガイドハンド(押手、投球腕)の手首が背屈できず、ガイドハンドの指先がしなりません。
前肩の稼働域が広がると、ガイドハンドの指先の稼働域、加速距離が短くなります。

スコットは、リリースする直前に前膝で地面を蹴って、投球腕の前腕部をレイバックする間を作ります。投球腕の前腕部が、投球腕の前腕部を回外(フォロースルー)するとしなりますが、打者は、既に後ろの股関節を外旋する間が出来ているので、引き付けてスイングできます。
森下は、セットポジションで投げる場合、静止してボールを持ったとき、僅かに前肩がクローズドスタンスであったがレギュラーシーズンに入ってからは、少し前肩をオープンにして静止、ボールを持つ。そこから前肩をスクエアに戻すので投球肘の進路をふさがない。前肩をスクエアに戻したときに後ろ足の上でグラブを持つから、投球肩が前肩よりも下がる。
前足を下せば前肩が投球肩より下がります。前膝を上げるより先に投球肩を前肩よりも下げるので、投球肩のローテカフにかける負荷を軽減して投球肘を担げます。

森下と島内は、後ろ足の小指球で地面を踏んでから前膝を上げます。クリスジョンスンも後ろの小指球で地面を踏んでから前膝を上げます。森下は、クイックで投げるとき以外は、前膝をステップしてから両腕を解きます。後ろ足の小指球で地面を踏むと骨盤が前傾します。前膝を上げたときには両腕を解いていません
後ろ足の踵を着地させると後ろ足踵に体重が移ります。投球肩が前肩よりも下がります。
大瀬良よりも森下は、前肩より投球肩が下がる幅が大きくなります。森下は、前膝を下す僅かに前に両腕を解きます。
大腿骨を先に骨盤に刺さないと前膝を推進できないので、前肩、前膝が背中の方に入る間ができません。前膝をスクエアにして前膝を二塁ベース方向に振ります。
フランスアは、2018シーズン、セットポジションで投げるとき、及び、セットポジションでクイックで投げるときは、後ろ足の小指球に体重をかけ、後ろ足の踵を僅かに浮かせ、前膝で地面をステップする。後ろ足の踵を着地すると投球肩が前肩よりも下がる。両腕を解いてから前膝を下げる。前膝を上げると更に投球肩が前肩よりも下がる。前膝を上げるより先に投球肩を前肩よりも下げるので、投球肩のローテカフにかける負荷を軽減して投球肘を担げます。
捕手からの返球を受け取ってからボークに該当しないギリギリまで静止を短縮し、投球肩を下げてから前膝を上げる。それによって投球間隔を狭めると、後ろの股関節が外旋できます。後ろ足を軸に骨盤が回りません。投球肘の推進が加速します。上半身が前のめりになります。前膝で地面を蹴って前足首を背屈させないとリリースする前に転倒してしまいます。前膝で地面を蹴ると前前の股関節が引っ込んで前の股関節の前に投球肘が出ていきます。すなわち、投球腕の手首が投球肘の後ろに残ります。投球腕の手首が背屈でき、投球腕の前腕部が回内でき、投球腕の指先がしなります。これは実際に投げてみると実証することができます。
フランスアは、先発からリリーフに回って、走者を出したか否かに関係なく全投球をクイックで行うようになって格段に回転数が上がり、良くなりました。クイックで投げるとボールが失速する、回転数が落ちるというのは事実と異なります。

総括:ブルペンの立て直し策

ここまでの文章を読んでいただくと、投手では、スコットは、他の投手に比べると修正する必要がある面が多いことがわかります。打者では、メヒア、堂林、松山、野間、髙橋大樹、田中広輔、會澤、菊池涼介は、鈴木誠也、小園、ピレラ、西川に比べると遥かに修正面が多いことがわかります。
修正にそれだけ労力を要します。
産み出されて間もない子供は、肉体の稼働の回数がかさむ前に練習によって、打撃、投球、守備、走塁の動作を修正できます。学校の部活や習い事は、疎外労働の訓練の場です。カネの源は、指導者ではありませんが、会社の株主、役員と同じく、指導者との間に経済関係が形成されます。子供は指導者に肉体の稼働をいじられます。食う物やリハビリの仕方も決められます。
肉体の稼働を修正できずに労働を重ねて肉体が損耗すると、野球を始めて労働量が嵩む前の選手に比べ労働力を再生できなくなるまでに間がありません。よって、幼少期の過ごし方は、ものすごく重要なのです。
私は、レギュラーシーズン前からスコットのクローザーは反対の立場で、ベイスターズ戦で4連打を打たれたときも見切れと言いました。これ以上、練習させてレベルアップを待っても、レギュラーシーズン終了までにスコットやメヒアが一軍で通用するレベルまで改善できる見込みは全くないでしょう。改善することなく引退するでしょう。二軍に落しなさい。
この2選手は、残りの年俸と一生遊んで暮らせるカネを支払ってリリース(契約解除)でいいと思います。
島内の始動のときの一連の動作は、森下と同じです。島内の投球動作は、完璧ではありません。修正を要する部分もあります。しかし、前膝の蹴りに関しては、島内の方が森下よりも突っ張る投球の割合が高い。二軍の成績は関係ありません。
試合で登板できるフィジカルを再生産できていれば、一軍に昇格させても構いません。私の中では、島内が今季のクローザーの筆頭候補です。
岡田は、ブルペンで投げさせるにしても、1試合1度きり。何度も作り直させない。ブルペンで投げさせずに、マウンドに上がってからの5球でも十分です。ローテカフの損耗を抑えて先頭打者と対戦させます。
フランスアは、前肩を向ける場所を変える以外は、2018年後半までの始動の仕方に戻せば、改善できます。現在のブルペンでは、最も微修正で改善されます。
塹江は、広島の若手の中で最も、正確に後ろの股関節で二塁ベース方向に蹴れています。
この2人が一軍復帰するまでは、フランスアがクローザーで塹江がセットアップ
島内と岡田が復帰した後は、クローザー島内、セットアップフランスア、7イニングス目を塹江と岡田が担う。
高橋昂也が先発ローテに復帰してから、岡田と島内が崩壊するようであれば、大瀬良をクローザーに回す。