練習試合広島3-6オリックス,森下は4回2/3投げて6失点も進歩の跡を示す。

Last Updated on 2020年6月13日 by wpmaster

この試合は、レギュラーシーズン開幕までの練習試合の全12試合中6試合目。広島先発は、練習試合再開後初先発の森下、オリックスは中4日で山本由伸
人間には予め才能、価値、性質、は備わっていない。
ロックフェラーやロスチャイルドを始めとするユダヤ金融が労働者に肉体を破壊する製薬、食品を製造させ市場に流通させる。医療現場の人間に投与される。よって障害者が産み出される。生まれつき障害があったのではない。運不運は存在しないのである。

森下暢仁のピッチング

森下は、始動のときに僅かにヒールアップすることで両腕を解いたときに右股関節で二塁方向に地面を蹴ることができている。左肘と左膝を並進したとき、インステップのレンジがチーム内では一岡と一二位を争うぐらい非常に小さい。

また、日付けで言うと3か月前より、リリースの瞬間までにに左膝で地面を蹴って左足首を背屈できるようになった。左膝が左足つま先より前に出なくなった。それにより、3か月前よりも最大外旋位における右腕前腕部のレイバックがほぼ90°になった。右腕前腕部の回外のときに右腕前腕部がしなるようになった。0ポジションに近い縦の振りで、一塁側へのタンブルも、岡田明丈同様地面と平行になるぐらい大きくなった。
3か月前より着実に成長している。
しかし、クイックで投げたとき、両腕を解いたときに右足が踵体重になって一塁側に右足踵が滑ることがある。
又、二段モーションで投げると、右肩を下げる前、右股関節の外旋前に縦の運動が加わるので右足が踵体重になり、一塁側にステイバックする。
ここから大瀬良や藪田は右足小指球に体重がかかり、右膝が右足つま先の前に出てしまうが、森下は、右足小指球にわずかに体重が移るが、左膝が内に入らず、左の臀部を打者に向けない分、二塁ベース方向に地面を蹴ることができている。
しかし、右肩関節の外転のときに右足小指球に完全に体重が移る。右足踵が地面を離れCアーチが崩れる。それにより引手の前腕部の回内が解けて前肩が開いてしまう。
ロドリゲスは、始動と同期して手首を下げ(ヒッチ)、右股関節を外旋する間ができた。
それでも森下は、左膝で地面を蹴って右股関節の外旋をし直す。90°近くまで右腕前腕部をレイバックする間を作る。
ロドリゲスは、森下が右肩関節の外転したときまでにヒッチが完了したので、右肘でスクラッチする間ができた。ロドリゲスは、左足首の底屈のときまで右肘がヘッドの外側に張り出すことができており、ストライドも狭い。左膝で地面を蹴る前ができた。
しかし、両足内転筋を内旋するだけでなく前膝が少し内に入る。先に前膝を開いてからでないと押手の肘が出て行かない。左膝を開いた分左足の着地が遅れる。これがロドリゲスの弱点であろう。森下が右肩関節のときにCアーチをキープできていたら、森下の勝ちだろう。
森下は、結果として6点取られているけれども、広島の右投手の中では現段階でも完成度はナンバーワンである。
森下は、右腕前腕部を回内して一塁ベース方向にプッシュしてから投球肩を下げているが、一塁方向にプッシュする前に波動を作って手首を地面に引っ張るという微修正だけで、Cアーチの崩れを修正できる。これができれば、菅野の一年目の防御率3.12よりも9イニング当たりの失点を抑えることができる。

山本由伸のピッチング

山本由伸は、前回2019年のオープン戦で対戦したときよりも右腕を背中の方まで引かなくなり、骨盤の横までに留めている。
スライドステップではないが、左足の着地位置は全くといっていいほど探らずにストライドが更に狭くなった。リリースの瞬間も従前と同じく左膝が突っ張っている。
但し、左膝と左肘を並進し始めたときに左足の踵が左足つま先よりも上に来てインステップのレンジが大きい。左肩を開いてからでないと投球肘が出ていかない。実際に右肩関節の外転のときに左腕前腕部の回内が解けて前肩が開く始める。右手首と頭の距離が離れてしまう。
ピレラは、始動してから右肘をスクラッチするまで前肩が横に全く動かない。前肩が後ろの肩より下がる。左足首を底屈したときに右肘がヘッドの外側に張り出す。右膝が捕手方向に向く。両足内転筋を内旋するが、左膝が内に入らず、左臀部を投手に向けない。
左足が完全に着地して振り下ろす直前もヘッドが立つ。ここでも未だ、右肘がヘッドの外側に張り出している。左膝も外側にも逃げずに内側にも入っていない。右足のスパイクの外側に体重が乗っている。
アウトローのフォーシームに対し、ピレラよりリーチが長いメヒアやエルドレッドは左肘が伸びるが、ピレラは左肘を畳んでいる。何故だと思う?
答えは、左足首を底屈したときに右膝が捕手方向に向いているからである。すなわち右股関節の外旋ができているから、ヘッドが寝ずにヘッドの稼働域が広くなる。ヘッドの加速距離が長くなる。左肘を曲げてヘッドが残る。ストライドが狭いからインパクトの瞬間、左膝がほぼ突っ張っている。右足つま先で地面を蹴って右足に重心を残さない。
山本由伸のアウトローのフォーシームで弧の打ち方ができるのは、ビシエドと誠也だけだろう。

鈴木誠也は、第一打席、真ん中ベルト上のフォーシームを振ってスライス回転のかかったファウルをバックネット方向に打ったとき、ヘッドアップして三塁線にファウルを打ったときは、前肩が全く横に動かない。しかし、3球目は、カットボールに対し前肩が内に入り押手の肘が出て行かずに三振。
第二打席(ヘッドアップしてバットを真っ二つに折られ遊ゴロ)、第三打席(ダウンスイングで押手の親指でグリップを押し込みヘッドに手首のラインを越えさせ、更に左手拳を使ってヘッドを残して中前打)、前肩が全く横に動かない。

広島東洋カープのクローザーは誰にするか

クローザーに関しては、岡田明丈の調整に期待したい。岡田は、ローテカフが損耗すると両腕を解いてから投球肩を前肩より下げられなくなる。右肩関節を外転して右肩を担げなくなる。多裂筋、腹横筋を一塁側に外旋し、右股関節の外旋を解いててからでないと投球肘を押し出せない。手投げになって右腕上腕部が凹む。
岡田と島内は、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹んでワンバウンド投球をせずに20球投げられる労働力を維持できていれば、ファームの試合で失点したことに関係なく一軍でテストしてもいいだろう。
私の構想では、パーフェクトインサイドアウトスイングの出来るオーバーハンドの外国人投手を新たに獲得して、KJ、フランスア、新外国人投手、ピレラが一軍。DJとスコット、メヒアは二軍調整、3投手のいずれかがリタイアしたら先にDJを一軍に上げる。
しかし、現段階では、DJ、スコット以外に新外国人投手は獲得していない。
フランスアは、セットアップで起用したい。
岡田、島内が開幕に間に合わず、先発からクローザーに回すのであれば、私が監督なら大瀬良にする。
大瀬良は、スリークウォーターだが投球肩を前肩よりも下げてからテイクバックし、テイクバックも骨盤の前で止めている。
大瀬良は、過去リリーフ調整し、走者を出してからギアを上げて投げられる。
遠藤は、リリーフ経験もあるが、テイクバックが横に大きい。遠藤のクローザーは反対である。
スコットは、両腕を解いてから前肩が内に入るので、クローザー起用は反対である。
まず、森下は、故障さえなければ、現段階で大瀬良を抜いて広島の右のエースである。
KJも左で先発において151~152km/hのフォーシームを記録するだけでなく、左肘のレイバックも90°。スリークウォーターではなくオーバーハンドでも投げられる。リリーフも間違いなくできるが、チームのエース。
野村祐輔も球数を抑えれば、147km/hぐらいは出せる。オーバーハンド近いスリークウォーター。リリーフもできなくはない。
カープファンは、大瀬良は100球を超えても完投できるセリーグのエースに向けて前途洋々であるという見方をしている。
しかし、実際は、岡田明丈のリリースの瞬間における右腕上腕部の凹みも酷いが、中﨑と大瀬良の右腕上腕部の凹みも酷い。
フィジカル面からすれば、20球限定のリリーフで起用したい。
右の森下、左のKJという先発の軸ができて、床田、九里、野村祐輔が先発にいる。中村祐太は、背中の方まで右腕を引いていたが、ヒールアップを採り入れ、右手を地面方向に引いて従前よりも投球肩を前肩よりも下げる幅を大きくした。それにより、大腿骨を骨盤に突き刺すという縦の動きが加わる。右股関節で地面を二塁ベース方向に蹴れるようになった。
右腕は背中の方まで引かなくなったが、骨盤を少しはみ出る。私から見れば未だテイクバックが横に大きいが昨年までよりは小さくなった。先発控えには他にアドゥワ、山口翔、遠藤がいる。
大瀬良が後ろに回っても層が厚いとまでは言えないが他球団に劣るものではない。

ピレラの一番打者

練習試合だから、新入団選手であるピレラに一打席でも多く打席に立たせたいのというのであれば理解できる。
では、本番でピレラの一番打者起用は有りか無しか。
ピレラは、本塁打も打てる。相手の隙があれば次の塁に進塁する。
後ろの股関節の外旋運動が崩されずに維持できれば本塁打量産できる。本塁打が打てれば、四球も取れる。
ピレラを打撃動作の面から論じるのであれば、この問題は、鈴木誠也の一番打者起用は妥当か否かというのと同じである。
一番打者は、2打席目以降は、走者有の場面で打席にも立つが、毎試合必ず第一打席は、無走者で打席に立つ。
鈴木誠也が四球で歩かれる場面が昨季同様多くなるが、ピレラを一番にしたら誰を誠也の前後を打つ3番、5番にするの?
私の構想では3番小園だが、3番に西川を置いたとして5番は誰にするの?
松山、長野、會澤が5番を打っているようじゃ巨人に勝てないよ。
上記の3人で5番打者を賄えるする者は、リーグ優勝を逃してCSで下克上したいのだろう。選手の労働に付される単価を下げてロックフェラーやロスチャイルドの利潤を増大することを擁護するのだろう。

堂林が全試合出場していた頃のようにベイスターズと最下位争いしていた頃のように、ヤクルトとの最下位争いを制して最下位を免れればいいというのなら、すなわち、強いチームが好きなら巨人を応援しろと言うのであれば、メヒアは不動のレギュラーでもクリーンアップでもいい。
リーグ優勝するのであれば、メヒアがクリーンアップなんて論外。
ピレラの一番打者は愚の骨頂でしかない。
ロックフェラーやロスチャイルドの代理人である松田元と佐々岡、朝山との経済関係から彼等は、今期中に小園を3番に絶対にしないだろうが、2番安部又は野間、3番小園、5番西川というオーダーにしてもピレラの一番打者は愚の骨頂である。