Last Updated on 2020年3月20日 by wpmaster
レギュラーシーズン開幕延期により、両チーム共に、若手、当落線上の選手主体のスタメン。
マスクでブス隠しをしている皆さん、コロナという言い訳ができて良かったね。
イケメンの俺様は、マスクをしないで歩いているよ。
先発は、床田と松本裕樹
床田寛樹のピッチング
1回裏、床田は、5球目、左肩関節を外転したとき、左足小指球を支点に左足踵が地面を離れる。Cアーチが崩れる。左肘でスクラッチして両肩甲骨をぶつける間ができたが、左腕上腕部を外旋する間が作れない。リリースの瞬間、前膝が屈曲し、左膝が外側に外れる。リリースの瞬間に左腕上腕部が凹み、真ん中低目にスライダー138キロをワンバウンドさせる。牧原が引手主導で空振り三振
床田は、髙田のところから、骨盤を前傾させて前膝を上げるが、左足小指球に体重がかかる。左肩を右肩よりも下げたところから左膝が前に倒れる。左肩関節の外転の過程で、左足小指球を支点に左膝が内に入る。Cアーチが崩れる。左肘でスクラッチする間ができず、両肩がM字になる。左肘内側側副靭帯を損傷、ルーズショルダーを発生させる投げ方である。リリースの瞬間、前膝が屈曲し、左膝が外側に外れる。リリースの瞬間に左腕上腕部が凹む。
バレンンティンは、13球目の真ん中のスライダー137キロに対し、一回目のステイバックの過程で前肩が内に入る。しかし、そこからヒッチ、右肘でスクラッチ、左足首を背屈させて振り出す。左手の拳で右手の人差し指の付け根を押し込みヘッドを残す。
バレンティンの打撃の前半部分が良くないにも関わらず、床田の投球は、バレンティンにゆったり振られている。
松田が、15球目、アウトロー(右打者のインロー)のフォーシーム146キロに対し、振り下ろす直前にヘッドが寝て三ゴロ併殺
5回裏、上林のところから、床田は、逆「く」の字のとき、左足の小指球を支点に骨盤が滑る。
上林は、54球目、アウトローのフォーシーム143キロに対し、インサイドアウトスイングで一二塁間を破る安打を打つ。
佐藤直樹のところでは、床田は、逆「く」の字のとき、骨盤こそ滑らないが、初回の牧原のときと同じ投げ方。
佐藤直樹は、アウトハイ(右打者のインハイ)のフォーシーム145キロに対し、ヒッチを採用し、前肩が内に入るのを抑える。左肘を抜くのが右肘の推進より僅かに早いが内野の頭を越える。
九鬼は、61球目、アウトハイ(右打者のインハイ)のフォーシーム147キロに対し、前肩が内に入り背中を投手に向ける、前肩が押手の推進より先に開くドアスイングで中飛
三森は、極端なクラウチングスタイルで、両肘を伸ばし、ヘッドを頭から離し、投手方向に向ける。振り遅れること間違い無し。
三森が、65球目、アウトローのフォーシーム139キロに対し、引手主導でヘッドアップ。三森は、一ゴロ。
三塁走者上林がヘッドスライディング。ファースト安部は三塁線上に送球。しかし、坂倉のタッチが追いタッチ。坂倉は、V字スイングで下から上にタッチしないといけない。上林がホームイン。
坂倉は、58球目、半身になってはいるが、前肩が開いて左膝を着いて床田が投じたインロー(右打者のアウトロー)のツーシーム137キロを捕球。坂倉は、立ち上がるのがワンテンポ遅れる。よって、右腕前腕部を回内する間が作れない。ボールを握り直す。素人ファンが言うメンタルは、後付けの言い訳。プレーは、経済関係が土台。個々のプレーの関係に意思はない。フィジカルを源に技術面に原因がある。
坂倉は、後ろの股関節でバックネット方向に地面を蹴る間ができない。
右肘をつまみ上げたとき、右足のスパイクの内側でエッジをかける。前膝をスクエアにする間ができず、左足がインステップする。前肩は残っている。
「前肩を残し、インステップしてスリークォーターで、一二塁間のライン上二塁ベース付近に送球し、セカンドベースに入った野手にとって、ガイドハンドの手首との距離を取りやすくしろ、タッチしやすくしろ」とコーチに指導されているのだろう。
坂倉は、オーバーハンドに近いスリークォーターで送球しているが、一塁寄りに送球が逸れる。
小園は、送球に対し正面に入り、後ろの股関節の外旋が解けて前肩が開き頭と送球の軌道が逆になる。
小園は、左肘を伸ばして上から佐藤直樹の背中にタッチ。これだとタッチが遅れる。
捕手は、前肩をスクエアで膝を着かずに捕球、後ろ足のスパイクの外側でエッジをかけて地面を蹴る。二塁ベースに入る野手は、送球に対し、半身になり前肩を残してガイドハンドでボールを捕まえればいい。
床田については、SNS上では、「教育リーグで打ち込まれてから修正できた、安堵した」との声が多いが、投球動作は修正されていない。
レギュラーシーズンに入って主力打者が仕上がってきたら、この試合の内容ではセリーグの打者は誤魔化せてもパリーグの打者にはフルボコッコにされる。
一岡は、19球目、右肘を逆Lにしたときから右肩関節を外転する過程で、右足のスパイクの外側で二塁ベース方向に地面を蹴る。しかし、大腰筋が内旋し始める。すわわち、左足首を背屈、左足の外踝を一塁線方向に向けて左膝と左肘を並進し始めるので、左足の着地位置の探りは短いが、骨盤から上と前の股関節から下の部分の捻転差が解除される。
打者は、インパクトの瞬間、引手の肘を屈曲させ、引手の拳で押手の人差し指の付け根を押し込むことが望ましい。引手の肘を屈曲すると引手の前腕部が回内する。それにより押手の手首が背屈する。ヘッドをしならせ、ヘッドに手首のラインを越えさせることができる。
押手の親指でグリップを押し込んでヘッドに手首のラインを越えさせる動作を助けるのである。
佐藤は、19球目、アウトローのフォーシーム142キロに対し、インパクトの瞬間に前膝が屈曲し、引手の肘が伸びる。しかし、引手の前腕部を回内してヘッドを残す。右中間に二塁打を打つ。
ホークス投手陣vs広島打線
松本裕樹は、テイクバック、右肘を逆Lにする過程で、一塁方向に捻転差が大きい。
右足踵が小指球に体重が移る。左腕前腕部は回内しているが、左腕上腕部が内に入る。
左足はスパイクの内側の踵から着地し、インステップする。
前肩、前膝を開いてからでないと右肘が出て行かない。
リリースの瞬間、右足踵が前に倒れ、右膝が真下に落ちる。左膝が屈曲する。右腕上腕部が凹む。松本裕樹は、60球目、アウトロー(左打者のインロー)にフォーク138キロをワンバウンドさせる。
松山は、松本裕樹の右肘が逆Lのとき、前膝を上げる。一回目のステイバックの過程で左足の内側でエッジをかけて捕手側に地面を蹴る。
左足小指球→拇指球に体重が移り、左足踵が地面を離れる。ストライドが広がり空振り三振。
九鬼は、両膝を地面に着いて左腕前腕部を回外してグラブを出す。すなわち捕球面を上にしてグラブを出す。一塁線方向にボールを弾く。九鬼は、右足のスパイクの内側でエッジをかけて地面を蹴る。ストライドが広がる。一塁送球が逸れる。松山は一塁に出塁。
安部は、37球目、真ん中のフォーシーム148キロに対し、前足の着地位置の探りのときに、体が前に出かかるが、前膝で地面を蹴ってヘッドステイバック。インパクトの瞬間に前膝が突っ張る。右翼席に本塁打
坂倉は、70球目、アウトロー(左打者のインロー)のカットボール131キロに対し、ヒッチする間を作り、前肩が内に入るところは修正された。しかし、前足の着地位置の探りのときに、後ろの股関節を使っての蹴りが足りない。左足のインエッジから体が前に出かかるが、前膝で地面を蹴ってスイング。インパクトの瞬間に前膝が突っ張りきらない。打球にスライス回転がかかるが、右翼塀手前で失速。
二保は、14球目、右肩関節を外転したときに右足小指球に体重がかかり、Cアーチが崩れる。左足はスパイクの内側の拇指球寄りから着地する。左腕前腕部の回内が解け、左肩が開く。リリースの瞬間に左膝は突っ張る。しかし、右足踵が三塁側に倒れ、右膝が真下に落ちる。右腕上腕部が凹む。
三好は、一回目のステイバックの過程で前肩が内に入る。右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右足の拇指球を支点にストライドが広がる。左膝が屈曲し、左足つま先の前に出る。引手主導でスイングをして空振り三振。
九鬼は、両膝を着いて捕球。右足のスパイクの内側でエッジをかけ、右足の拇指球を支点に、右肩関節を外転。左腕前腕部の回内が解け、前肩が開く。左膝をスクエアにする間ができずに左足がインステップする。サイドハンドで一塁ベースに送球するが、送球がインハイに外れる。三好の走塁が、一塁線ハーフウェイを通過するときに、送球を捕球した一塁手の足が一塁ベースから離れる。
二保は、リリースの瞬間に骨盤の回転方向と右腕の円運動の方向が一致している。
岩嵜は、鈴木誠也に打たれたときは、テイクバック、右肘を逆Lにする過程で、一塁方向に捻転差が大きい。
鈴木誠也は、8球目、真ん中のフォーシーム148キロに対し、ヒッチする間ができる。右股関節で捕手方向に地面を蹴る間ができる。右肘がヘッドの外側に張り出す。手首からヘッドまでが背骨と平行になる。ボールの外側を縦に擦ってヘッドをボールの下に潜らせる。インパクトの瞬間に両股関節が引っ込み、前膝が弓状に反る。打球にバックスピンがかかる。文句無し。
岩嵜は、坂倉に打たれたときは、「く」の字を作ったとき右肩を左肩よりもわずかに下げる。
テイクバック、右肘を逆Lにする過程で、一塁方向に捻転差が大きい。=二塁ベース方向に後ろの股関節で地面を蹴っているが前膝が前に倒れる。引手は、前腕部を回内しているが前肩が少し内に入っている。
右肩関節の外転の過程で、右足の小指球で腸腰筋が内旋し左腕前腕部の回内が解ける。=後ろの股関節を使っての二塁ベース方向への蹴りが足りなかった。
リリースの瞬間に左膝が屈曲し、右膝が外側に外れる。右腕上腕部が凹む。
坂倉は、16球目、真ん中高目のフォーシーム147キロに対し、一回目のステイバックの過程で、後ろの股関節で捕手側に地面を蹴っているが、左足のスパイクの内側でエッジをかけている。右足の着地位置の探りが僅かに遠回りする。
インパクトの瞬間、前膝が突っ張るが、後ろの膝が外側に外れる。両肘を畳んでヘッドを残す。坂倉は、右中間席に本塁打を打つ。
小園は、結果は出ていないが、何れの打席でも、インサイドアウトスイングで振れている。インサイドアウトスイングにパーフェクトが着かないのは、後ろ足のつま先を捕手方向に向け、後ろの股関節で地面を蹴っているが、後ろの股関節の外旋が解けるのが、左肘の推進より少し早く、ボールの捕手寄りを打っているから。