Last Updated on 2020年2月15日 by wpmaster
2020第二次キャンプに入り、2日目、初の練習試合が行われた。対戦相手はロッテ。広島の選手にとっては、練習試合とはいうものの今季初の対外試合で9イニングスを戦う。
学問は、個人のユダヤ金融の代理人を学者にして発展させてきた。学者の言っていることが正しいと思ったら大間違いだ。
デビッドロックフェラー、ダビッドロスチルドがCIAを使って大麻医療の専門家である松本智津夫を消したことから、麻薬は、酒と同様、毒にも薬にもなるというのが実体だろう。
麻薬が肉体を蝕むとすれば、製薬の開発、製造の労働量が増えるからより多くの貸付を捏造してより多くの利潤を産み出せるのだ。
さて、この試合、広島の先発は、先発6番手争いをする遠藤
ロッテの先発は唐川
遠藤淳志のピッチング
遠藤は、右肩関節の外転までの過程で、上体と下半身の捻転差が昨年までよりは横に小さくなったが、まだ横に大きい。
骨盤が横に回転するから打者は後ろの股関節を外旋する間ができるから、手首とボールの軌道の距離が取りやすい。
担ぎ投げを試しているが、左肩の開きが右肘の出に先行し、左膝で地面を蹴る過程で左膝の壁が崩れる。
ロッテ安田は、ステイバックの過程で引手である右手が突っ張るから押手である左肘を出す前に右肩を開いてやらないと左肘が出て行かないからどうしてもヘッドが遅れる。遠藤もゾーンに入れ込むほどの回転数の多いボールを投げられていたわけではない。
遠藤がナイスピッチングなのではなくロッテ打線に助けられて、3回2失点に留まった。
森下の先発ローテ入りは確定したが、野村が戻ってくるまでの先発6番手は現段階では、アドゥワ、山口翔、遠藤は何れも決め手を欠く。
鈴木誠也の打撃
鈴木誠也は、唐川の初球を振って中堅壁に本塁打。
唐川の投じたバールの軌道も棒球、それをインサドアウトからV字スイングで打ってあの打球の角度。スライス回転もかかる。
本人曰く入るとは思わなかったというが、本音は打った瞬間、入ると確信しただろう。
唐川も誠也も共に試運転だし参考にはならないよな。
ピレラの三塁守備
ピレラは、シャッフル無しでスタート、右足の拇指球に体重がかかってストライドが広がり左膝が屈曲。打球の軌道をガイドハンドの手首に引き付けられない。
ピレラは打球の軌道の正面で捕球。正面で捕球するということは前肩が開いた状態でガイドハンドでボールを捕まえるということ。
今回の打球は、フォアハンドでの捕球であったが、三塁線に切れていく打球であれば、顔の向きが打球の軌道と逆になる。
これは野球の動きの土台となる部分なので開幕までに修正するのは難しい。
三塁守備に関しては、西川、メヒアといいとこ勝負くらいに下手
ピレラの三塁守備についてはもう少し様子を見た方がいいと言う意見もあるが、悠長に待っている必要はなく、内野守備全般に難があると言って差し支えない。
今季はレフトで起用した方がいいだろう。
更に右肘をつまみ上げたときに拇指球に体重がかかり前足で前足の着地位置を探り、右股関節の外旋ができていないから、左足をインステップからスクエアに立て直す間がない。右膝が外側に逃げる。一塁送球をハーフバウンドさせる。
専門の一塁手であれば、一塁ベースから足を離して捕球するが、安部は、一塁ベースから離れず送球を後逸させる。
メヒアは、ヘッドが寝て遠回りするので、”回転半径が大きくヘッドの稼働域が狭い”ので加速距離が短い。すなわちフルスイングできていない。投手から見ると怖さがない。
三塁は、安部、三好、田中広輔の競争が妥当
振る力の順番は、三好、安部、田中広輔、スローイングは三好が最もガイドハンドで投げられている。
メジャーでの内野守備を見ての守備面での私の懸案は、日本の球場においても現実のものとなった。
ピレラが5番左翼のレギュラーに収まることにより、後はバティスタが契約を終え、調整が完了すれば、一塁にバティスタが収まる。そうなると、松山、田中広輔、長野、野間が完全に控えに回るので攻撃の層が厚くなる。
ピレラ加入のメリットは小さくない。
3回表、無死二塁、井上晴哉は、押手主導で左中間に打球を放つ。西川は、右翼席に背を向けて打球を追い、ダイヴする。体位を入れ替えることなく中継に入ったショートに返球。野間のカヴァーも早い。
無死二塁では、二塁に帰塁できることを前提にリードを取るが、タッグアップからの中村奨吾のスタートも良かった。深い当たりではなかったが三塁はセーフになった。
宇草はシート打撃のときも緩いフライを電車バックで万歳して後逸していたし、送球が緩慢なのも想定の範囲内。しかし、それにしても肩弱ぇなぁ
一塁転向も検討しないといけないな。
宇草は、ステイバックの過程で、ロッテの左の福田秀平、巨人の中島宏之同様、ステイバックの過程で前肩が内に入る。このような選手は押手の肘を出すより先に前肩を開いてやらないと押手の肘が出て行かない。
142km前後までは右に引っ張れるが、リリーフ投手のファストボールには箸にも棒にも掛からない。今季中の一軍の戦力とは見ていないので、今どうこう言っても始まらない。
1点リードで9回表一死一二塁、髙橋大樹のケースは、ピッチャーズカットの応用編、まずはカットに入った内野に返球して一塁走者の三塁進塁とニ塁走者の進塁を抑止しないといけない。
フランスアのピッチング
9回表に登板したフランスアは、まだ試運転である。実戦のマウンドにおけるパフォーマンスのレベルについては証明済なので、今の段階でギアを上げてブッ壊れる方が愚の骨頂。
DJジョンスン、スコット、フランスアの中でフランスアの評価が最も低いとする見方は、あまりに頓珍漢なものの見方。
3人の中ではフランスアのパフォーマンスは群を抜いている。一番劣るのはスコット。DJジョンスン、フランスアとは明確に差が付いている。フランスアは、余裕でうかうかしていられます。
塹江は、4回から登板し、2イニングスを無四球無失点
高橋樹也は、6回から登板し、2イニングスを無四球無失点
矢崎は、8回の1イニングに登板し、3者凡退に打ち取る。
髙橋樹也、矢崎は、当落線上ギリギリだが、塹江は、コンスタントに回転半径を狭くストレートがあ投げられれば、カット、スライダー、チェンジアップが活きてきて昨季より少ない球数でアウトを重ねられるだろう。まだフォロースルー期に右膝の壁が崩れることがある。髙橋樹也や矢崎のライバルというよりは、中村恭平への挑戦者という位置付けだろう。
一方のロッテは、3回からチェン、5回裏から岩下、6回裏からサントス(育成選手)、7回裏は石崎、8回裏は東條、9回裏は、成田が登板
ここでは、広島戦初登板の二投手について述べる。
エドワードサントスは、骨盤の左側を内に入れ右肩を左肩よりも下げる。右肘をつまみ上げる過程で上半身と下半身の捻転差が大きく、右足のスパイクの内側でエッジをかけてしまっている。右腕前腕部の回内のときに左膝が屈曲し右足のターンのときに左膝の壁が崩れる。
成田は、サイドハンドに転向したと言われるが、実際には、右肩の開きが左肘の出に先行するが、背骨は三塁側に傾いており、レイトコッキングの角度、左肘の高さから言ってもスリークォーター
総括
佐々岡のコメントどおり、現段階では、勝敗に一喜一憂する必要は全くない。投打の主力は、開幕までに打者はフルスング、投手は、走者二三塁のケースでギアを上げられるだけのフィジカルに仕上げていけばいい。
普段試合に出ているメンバーとそうでないメンバーにおいてケースに応じた守備という面で差が出たように思う。