Last Updated on 2022年4月8日 by wpmaster
サミーソリス(発音は、サミーシュリス)ことサミュエル・ロバート・ソリス(Samuel Robert Solis, 1988年8月10日 – )については、2019年5月31日、NPBの横浜DeNAベイスターズと契約したことが発表された。
サミーシュリスは、左投げ右打ち
公称サイズは、195cm 104kg
2012年3月、トミー・ジョン手術を行いシーズン全休
2019年3月9日にナショナルズを自由契約になり、2019年3月11日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加する。3Aで19試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率3.57、22回2/3で28奪三振、8四球の成績をマークしている。
NPBにおいては、7月6日にエスコバーに代わって一軍登録、既に7月7日の巨人戦で初登板している。広島戦では未登板であるが、エスコバーの再登録は最短で7月16日。15日の試合に登板することがあり得る。
動作解析
ソリスは、左足のスパイクの外側の踵寄りに重心をかけて左股関節を外旋して右膝を骨盤よりも上の高さにレッグアップ。右膝を内入れ
右膝を左膝の付くぐらいレッグダウン、右膝をルーズに曲げて真下に落とす。
両手を解いて逆「く」の字を作る。左腕前腕部を回内し両肩の高さは水平
左足はスパイクの外側でエッジをかけており、左足前脛骨筋は回内(外反)していないが左膝が内に入り始める。左股関節の外旋が不十分なフットファーストで右足を踏み出している。
テイクバックは骨盤の横までで捻転差は横に大きくない。
左肘をつまみ上げたときに両肩甲骨がぶつかる。肩甲骨の稼働域は広いので瞬発力を産むことができる。右足はスパイクの内側の踵から着地する。しかし両股関節をぶつけ左足拇指球を支点に左足踵が真後ろに来て右膝が真下に落ちている(限界までは落ちていない)。後ろ足で骨盤を回してしまっているのだ。
リリースの瞬間に右膝は突っ張り右の股関節は引っ込むので左肘は右の股関節の前に出るので右足の着地から左肘が出てくるまでの間は短い。。
しかし、右膝から下がO脚になり、左足小指球を支点に踵がつま先の真後ろに来て左膝が伸びる。重心が後ろに残っているので瞬発力がボールに伝わらない。コッキングの角度、左肘の高さ、体軸と左腕の交わり方を総合するとスリークォーター
各種指標
フォーシームのMaxは、156km/h
スピン量は、2,276(メジャー平均2261.8)
チェンジアップは、ほぼ右打者専用
まとめ
打者は、始動(レッグアップ)がソリスのレッグアップより遅れると、割れを作る間が取れずにストライドが広がってフルスイングができない。ヘッドが遅れて差される。前足の着地が遅れて後ろ体重になって空振りの三振をする。
逆に始動が遅れなければ、瞬発力をロスする投げ方なので当たれば飛ぶ。
実力としてはレグナルトレベル