阪神の4番候補、大山悠輔のバッティング#3

Last Updated on 2022年5月9日 by wpmaster

2017年7月1日の対東京ヤクルトスワローズ戦(阪神甲子園球場)で、原樹理からの決勝本塁打で公式戦初安打・初打点を記録。阪神の新人選手が一軍公式戦初安打を本塁打で記録した事例は、1987年の八木裕以来30年振り7人目

9月1日の対中日ドラゴンズ戦(甲子園)では、一軍公式戦で球団史上101人目の4番打者に抜擢され、さらに、9月2日の同カードでも4番打者に起用されると、シーズン6号本塁打を放つ。阪神の新人選手が一軍公式戦で4番打者としてスタメン起用されたのは1964年の富恵一以来53年振り、本塁打を放った事例は、球団創設2年目の1937年以降では初である。

2018年9月16日球団史上5人目の1イニング2本塁打(右打者では初)をしたのを始め、9月に9本塁打。

生年月日 1994年12月19日
2016年ドラフト1位
右投げ右打ち 公称サイズは、181cm 85kg
一塁手、三塁手

動作解析

大山は、投手がレッグダウンしたときに左足で地面を蹴り、肩関節の外転のときに骨盤の下までレッグアップする。

大山は、9月以降に関して言えば、左肩、左肘が内に入らなくなった。

更に、左肩が開いてドアスイングになることがなくなった。

9月に若干、コックを採り入れるようになったが、ヒッチやコック、足踏みなどの予備動作がほとんどなく、レッグアップを使って反動で打つので、投手の緩急の使い方によっては、また元に戻ることは十分にあり得る。

ヒッチのない、コンパクトなスイングでは打てなくなるのです。

前半戦は探りのときに右肘がヘッドの内に入っていたが、9月になってからは割れができてスパイクの外側に重心が乗って右肘がヘッドの外側に張り出し押し手主導で打てるようになった。

トップを作ったときに頭が骨盤の上に乗り、ステップ幅を狭く回転半径を狭くして打つ。

始動が日本人の打者より遅く、左膝のレッグアップを高く上げない、ポイントが前であることからメジャーの選手ぬ近い打ち方をしている。

また、左膝が内に入らないので、スウェイしてしまい、ヘッドが遅れて出てくる。

シーズン通して成績を残せるかどうかが今季は問われる。

各種指標

コース別成績(2018年)

右投手

左投手

球種別成績(2018年)

打球方向(2018年)

対戦成績