ジョンスンは、新たな道を歩み始めたの。

Last Updated on 2017年12月9日 by wpmaster

ジョンスンは、リニューアルしたね。

やっぱりハムストリングスは完治していなかったのよ。

初回、3回~5回、6回2死、3死とフィニッシュで一塁側に重心が残っている。

それに、腰、肩、肘、満身創痍なんだろうな。

2回トップを作ったときに左肩が下がってボールを引っ掛けていた。

完治していないだけでなく、更に言えば、以前の自分には戻れない。

だから、踏み切ったんだろうね。

リリース前に肩、肘、腰、体全体に瞬発力の負荷のかからない投げ方に。

具体的に言うとね、

スライドステップのストロークを短くしたのね。

本当に、足踏みする程度まで。

そうすることで、リリース前に瞬発力が消耗しないので、

以前よりもバックスピンのかかった球(俗にいう伸びのある球、錯覚なんだけどね)が投げられる。

まだ、少し、着地前に静止して、リリース前に瞬発力を逃がしてしまうことがあり、

完成ではないんだけど、再生に向けて歩き始めたの。

右足を上げる前に、左足を小刻みに2回踏む。

ほぼ、骨盤の高さまで、右足を上げます。

左足は、踵に重心がかかっています。

テイクバックのとき、グラブを下げ、瞬発力による体重の負荷を解いて脱力できています。

左足のくるぶしは、本塁方向に向いています。

左肩を内旋させます。

グラブを持つ方の肩である右肩も内旋できていて開いていません。

両肩は、ほぼ水平です。

左肩がやや下がるのは、それによって、縦回転がかけられるので止むを得ない。

左足の股関節を内旋します。

骨盤は、滑っていません。

打者に後ろの骨盤を見せていません。

エッジをかけた左足から左手までにかけて、Cアーチがかけれれています。

大腿骨を骨盤に刺して

左肘をつまみ上げます。

左足を蹴り始めていますが、左股関節、腸腰骨は、外旋を始めていません。

左足のくるぶしも本塁側に向けています。

右肩も開いていません。

右足を着地させる寸前にトップを作ります。

両肩甲骨を剥がします。

トップの角度は、85°

耳の近くにボールを握る手が向いて、手首も三塁側に引っ張られておらず、

左肩の三角筋に負荷がかかっていません。

ボールを握る手も頭に隠れています。

胸の張りを作って、三角筋を使い、左手上腕部を後ろに引っ張ります。

左肘も高く上がり、左肘の角度は、スリークウォーター(45°)より、オーバースロー(85°)寄り。

 

左腕を内旋させて、フィニッシュで右膝を上方に蹴り伸ばします。

股関節の外旋と同じ方向にターンします。

二塁方向まで、ターンして着地します。

このように、投球動作を見てみると、前回登板から日付すると1週間で、

 

試合に使えるレベルにまで仕上げてきたのは、流石だね。

このリニューアルした投げ方により、6回1死、7回、8回になっても

フィニッシュで右膝が伸びて左足を三塁側に送って重心移動できるようになった。

中日打線も終盤は差される場面が増えてきた。

今後もリニューアルヴァージョンを継続していけるかどうかだ。

打つ方は、今日は終盤も追加点が取れた。

岩本は、引き付けて待ち懐の深い打撃。

ポイントを前で拾ってセンター前。

昔よりも立て直すのが早くなったし、安定してきたな。

[追記]

即戦力ではないけど、高校生なら、前橋育英の皆川。

リリース前に瞬発力による負荷が体にかかっていない。

2度目のトップを作ったときに肩、肘が高く上がり、胸の張り、0ポジション(右肘~右肩~左肩のライン)が綺麗にできている。

スライドステップでも左足で弧を描かず、フィニッシュでも一塁側に右足を送って上体を傾け重心移動している。

ステップしたとき、ラインから頭が外れることがあるけど

中々、いいんじゃん。

順位はわからんけど、カープは、指名して欲しいね。

[追記]

投げ方を変えて再生した投手は多くいますので、Johnsonも無理なく安定したピッチングを継続していけるといいでしょう。

岩本は、レベル的に、投手の左右関係なく、先発一塁で行ってもいいんでしょうが(実際、投手の左右に関係なく継続して先発出場していた期間もあります)、今日も、右投手が来ても、采配を委託されたベンチは、保守的に新井かエルドレッドを起用するのではないでしょうか。