誠也もカープもこれで終わりじゃないだろ。

Last Updated on 2017年12月11日 by wpmaster

なあ、誠也の野球人生はこれで終わりか。

靭帯やアキレス腱の断絶ではない。

あいつのことなら、固定せずに、完治しなくとも、隠れてバッティング練習を始めるだろう。

医療も経済上のしがらみがある。

医療についても自らが真贋を見極めなければいけない。

あいつの体はあいつが一番よくわかっとるんじゃ。

あいつだって休むことをしないわけでもない。

昨日の第一打席、インコースのベルトの高さよりやや上。

打席をはみださんばかりに肋骨をスライドさせ、

両肘を伸ばし、左肘を肋骨に沿わせるように引きながら、左肘でバットを掃う。

あいつの代わりはいない。

誰も代わりを務めることはできない。

じゃがな、誰かを4番に据えなければ、試合は成立しない。

誰を使うかって?

岩本にしろ。

そう、今日だけでなく、誠也が戻ってくるまで岩本を4番(ライトorレフト)に定着させるんじゃ。

新井やエルドレッドは、これまでどおり、休ませながら、5番か6番を打たせりゃいいよ。

来季の5番一塁を育てるんじゃ。

大丈夫、岩本を4番に据えても優勝するからさ。

精神論で言ってるんじゃないぜ。

ちゃんと、打撃の動作を見て言ってるんじゃ。

がんちゃんはなぁ、素人が言うより凄いんじゃ。

岩本は、発展途上だが、全く基礎のない新人くんじゃないんだよ。

完成度を0から100(≠10割)に仕上げるわけじゃないんだ。

途中まで仕上げたんだから最後まで完成(≠10割)させようや。

素人さんは、岩本に揃ってダメ出しするけどさ、

どんな打者も10割打てるわけではない。

右に引っ張れるし、

昨日の3塁線付近の当たりだって、岩本の実力はこんなもんじゃないんじゃが、開かずに上手く打ててるぜ。

大瀬良は、肩の状態がよくないんじゃ。

昨日だって、24球目から再三、トップを作ったときに右肩が下がっているんだ。

ウィーランドに本塁打を打たれた場面でも、

大瀬良は、肘をコックすることが(直角に曲げることが)できずに、右肩の上腕部が凹んでいます。

それでも、大瀬良は、何とかしようと投球動作を模索しているんじゃ。

腕は、テイクバックからMaxで瞬発力による負荷をかけてスイングすればいいというものではない。

ただ、フィニッシュで三塁側に重心が残る球が多かったのは残念だ。

そうなると、大瀬良は、腕が振り切れていない。

5回を投げ切れなかったことを責めちゃいけないよ。

昨日の中﨑だって、否定的な意見が多いようじゃが、

ここ3年の中では最も出来がいいよ。

そう、筒香の3球目から中﨑は変わった。

三角筋を使って胸の張りを作り、

スライドステップも左足への瞬発力の負荷がなくなる。

筒香の3球目、4球目、5球目

ロペスの初球、2球目、4球目

宮﨑への1、2、3、4球目で、

フィニッシュで一塁側に右足を送って重心移動させているのだ。

これが出来がいいことの最大の根拠だ。

敷衍すると、次のようになります。

左膝を骨盤より高く上げます。

プレートを足裏全体で踏んでいます。

右足の重心は、どちらかというと踵にあります。

右膝は緩く曲がっています。

ヒップファーストの投げ方です。

左肩を内旋し、右肩から右手首を内旋します。

右肩は、やや下がっているので、縦回転の球が投げられます。

極端に下がっていないので右肩を損耗する投げ方ではありません。

左足のくるぶしを本塁に向けています。

右足にエッジをかけたときに、右手首にかけて、Cアーチが架けられています。

瞬発力が伝わる投げ方です。

左肩も内旋できており、左肩も開いていません。

大腿骨を骨盤に突き刺します。

右肘をつまみ上げます。

素早く左膝を本塁方向に向けていきます。

やや右肘が上がって、両肩がM字型になるので、ルーズショルダーになりやすい投げ方です。

右足を蹴り始めたとき、右股関節は、内旋できています。

左膝も直角に曲がり、右股関節、左膝にタメがあります。

左足は、スパイクの内側の踵から着地していきます。

踵が着地する直前に、トップアが完成します。

ボールを持つ手は、頭の後ろに隠れ、耳の近くを向いています。

胸の張りを作ります。

三角筋を使って、右腕上腕部を後ろに引っ張ります。

右肘は、それなりに上がり、85°ぐらいに、コッキングされています。

右肩の凹みも辛うじて抑止しています。

右肩の経過は、良くないです。

右腕を内旋します。

背中を捕手のミットに向けていき、左膝を蹴り伸ばして、股関節が出るのを抑止し、回転軸を作ります。

一塁側に上体が傾いているので、縦回転の、回転数の多い球が投げられます。

右足を一塁側にターンします。

しかし、唯一、ロペスの5球目だけ、フィニッシュで一塁側に右足を送って重心移動をさせるのを

途中でやめてしまった。

だから、スライダーが落ちずに、ロペスに本塁打を打たれた。

フィジカル面のこともあるから、中﨑が次もこの試合と同じに投げれるかはわからん。

今村と中﨑のどちらをクローザーにするかは、現場が臨機応変に決めればいい。

前田健太がメジャーに行き、黒田が引退し、

今季はJohnsonが殆どいない。

福井、戸田、ヘーゲンズもシーズンの大部分は二軍だ。

実績のある先発は、野村だけ。

祐輔だって、途中で離脱しているし、中﨑も離脱していた。

岡田だって、昨年4勝、藪田だって昨年は先発で2勝だぜ。

並みの監督だったら、最下位じゃろ。

なのに、独走で首位を走っている。

100点満点ではないけど、

メグは、ようやっていると思うよ。

じゃがな、リリーフも労働上限界に来てるんだ。

詰みの状況にあるんじゃ。

この試合では、Jacksonが51球、中﨑、一岡は22球。

肩の状態が良くない人の投げ方をしていなくても投げすぎだな。

Jacksonは、最低でも休みを除き中3日を空ける必要がある。

後の2人は、連投はさせない方がいい。

中村祐太は、他の先発投手同様、フィジカル上、6イニングを食えれば上出来。

中村が5~6点取られても、0点で抑えても接戦になることはほぼ間違いない。

ほぼ、必ず勝ち継投の投手を出さざるを得ない。

中田、ブレイシアは、投球動作、球数から現段階では、投げさせることは可

大瀬良は、昨日投げた。

藪田又は岡田も土、日しか投げられない。

やっぱ、中﨑か今村(昨日ノースロー)には行ってもらうしかないのかな。

藪田や岡田が先発して0で抑えようが、

他の一軍で通用するレベルの投手が先発して5~6点取られようが(藪田や岡田もこれぐらい取られることもあるが)

接戦になるってこと。

必ず接戦になって、勝ち継投の投手が投げざるを得ないっていうこと。

先発に10勝投手が5人もいなくたって、優勝は可能じゃろ。

その辺、どうやってやり繰りするのだろう?。

いずれにせよ、俺は、何にもすることはできないんだがな。

[追記]

九里が昇格したことにより、中田廉が登録抹消されました。

中田のポジションは誰が務めるのでしょうか。

中村祐太が7点以上取られて今永に6回零封とかされない限りは、今日の試合で、答えが出るでしょう。

[追記]

岩本は、長年やってきたフォームに戻してから、打撃の動作も良くなっていますので、このまま起用していけば相応の数字は残すでしょう。

大瀬良は、20~40球で肩の故障がある人の投げ方になるまでは、いいピッチングをしていますので、リリーフの方が活きる投手です。

ヘーゲンズは、肩を痛めましたし、Johnsonは、下半身の使い方が全盛時にほど遠いので今季中に一軍に上げてもイニングは食えないでしょう。

九里、福井、戸田、加藤の中から一軍の先発ローテションに入れて、現在の先発の中から誰かを後ろに回すのが最も現実な乗り切り方だと考えますが、ベンチはどのようなやり繰りをするのでしょうか。