Last Updated on 2022年4月17日 by wpmaster
今日の先発は、野村と二木
野村本人によると、プロ入り前から腰痛があり、昨年の今頃よりは腰の状態が良いとのこと。
野村は、初回は、左足で弧を描いて投げる球がある一方、
フィニッシュのときに右足を左足の上を通過させて
一塁側に重心移動をして投げた真っすぐ系の球とがあった。
2回、野村は、トップを作ったときに右肩が下がります。
3回 打者角中のところから、三塁側に重心が残ります。
その結果、腕が振り切れませんから、二死から連打で3点取られます。
サントスは、トップが深く入るところ、フォローが大きいプルヒッターで
カープ西川(こう書かないと日ハムの西川と混同しますので)に似ています。
走り打ちをするときがあるので、それさえなくなればもっといい選手になると思います。
腰の状態は良くはないのでしょう。
4回も大嶺に打たれて4点目を取られた後、サントスのところで重心が三塁側に残りますが、
野村がトップを作ったときに右肩が下がりボールに引っかけてアウトローに外れた
見極め易いチェンジアップを清田が振ってくれて助かりました。
5回 根元のところで、野村は、再度、トップを作ったときに
右肩が下がり、手首が寝てボールを引っ掛けます。
三木に対しては、フィニッシュのときに右足を左足の上を通過させて
三振に取ります。
田村のところでも、野村は、トップを作ったときに右肩が下がり、ボールを引っ掛けます。
パレイディスに対しては、初球は左足で弧を描きますが、
三振に取った球は、フィニッシュのときに右足を左足の上を通過させ、
手元でホップしていました(あくまで錯覚の話です)。
下半身を使った投球でよく凌ぎました。
二木は、左足で弧を描きませんが、リリース直前に左膝が直角に曲がり左足裏に瞬発力が吸収されてしまう。
有吉は、三塁側に左足で蹴って左足で弧を描くことを抑止しています。
松永は、右足を一塁側に蹴って右足で弧を描くことを抑止しています。
打線の方は、3回丸が膝の開きを抑えてレフト方向に安打を打ち
広島1-3ロッテとした後
鈴木誠也(ロッテにも鈴木大地がいますのでフルネームで書かないといけません)が
いつもどおり、ベースの近くに立ち、
二木のインコースベルトの高さの真っすぐを骨盤の上に上体を「\」に乗せたまま、
トップを作ってから上体をボールにぶつけるようにして
肋骨周辺の筋肉をスライドさせてレフトスタンドに運んだ。
これで3-3の同点となります。
6回、石原の二塁打の後、野村の代打は、今日一軍登録されたバティスタ。
バティスタの打席を見るのはオープン戦以来。
松永の投げたアウトコースベルトの高さの真っすぐ148キロを
バティスタは、テイクバックのときにヘッドを立て、
ヘッドを遅らせて開きを抑えてセンターバックスクリーンに逆転2ラン。
オープンスタンスで足を内側に入れて着地する分打球はセンターに飛びますが、
中々、下を使って懐の深い打撃をします。
苦労してきた人が起用されたところで結果を出す。
これが野球の面白いところです。
7回に松山がストロークを短くして左手でサポートしながらライトスタンドに本塁打で加点
最終回、今村がフォークを、打者が腰の回転で瞬発力をぶつけて遠くに飛ばすコースに投げてしまい、
清田に本塁打を打たれて1点差に迫られますが、
広島6-5ロッテと逃げ切りました。
ロッテはパリーグの最下位チームとは思えません。
強いチームです。
パリーグはレベルが高いですね。
西武の投手陣もロッテの投手陣もインコースのベルトの高さの球をセリーグよりも使ってきます。
その中で安部が割れを作って4回ライトに打ったヒットは素晴らしかった。
これで対ロッテ20勝29敗
次の試合は、中村祐太と佐々木千隼
相手はエリート投手ですが、中村は、負けて欲しくないですね。
早めに打線が援護して、中村祐太に柔軟かつ幅広い投球をさせてあげて欲しいですね。
[追記]
昨日の野村の場合、ボールを引っ掛けて低めに外れるのは、腰を使って重心移動をすることが上手くいかなかったことが原因だと思います。
無理はできませんが、腰痛と上手く使いながら、腰を使ったピッチングができるかでしょう。
昨日の西川は、ボールを受けてしまって、トップが入りきらない内にステップと一緒に始動してしまったので、アウトローを引っ張ることができませんでした。
インローは、腰の回転で瞬発力が伝えられるコースですが、明らかなボール球すぎでした。
アウトローを打っての併殺と共通しますが、膝を使って球の速度、軌道を上手く評価できなかったのが原因だと思います。
メンタルではなく技術上の問題だと思います。
菊池は、歩くのもキツそうに思われますので、一度、登録抹消した方がいいでしょう。
上本の先発出場は、DHのない試合では、投手と上本と確実にアウトが取れる打者が9人中2人いることになるのであり得ないでしょう。
投手の右左関係なく、二塁先発は、安部、三塁先発小窪(本日登録)でしょう。