やればできるじゃん。菅野を攻略して勝ちました。

更新頻度は、このところ落ちてきましたが、オリンピックなんか眼中ねえ当方は、広島の試合は、ずっと見ていましたよ。

菅野の前に3回まで、7三振。しかし、簡単に三振せず、3回までは、平均15球以上を菅野に投げさせ、解説の水野は、飛ばしすぎを指摘。

当方は、飛ばしすぎたとしても、1年目の菅野であれば、中盤へばって球威が落ちたが、年々スタミナがついてきている、広島は簡単に打てないだろうと思って見ていたいた。

広島は、四回からファーストストライクを打ちにいく作戦に変えたが、菅野がそんなにストレート系の甘い球を投げてくれるわけがないと思った。

菊池が安打の後、丸の併殺で、この回6球で攻撃を終える。広島の作戦は菅野を楽にさせてしまった。

福井が試合前まで通算25打数4安打を封じていた阿部(対坂本46-10 .217、対村田 52-8 .154)に、外低目のスプリットを、バットを内から出されボールの斜め下にくぐらされ、ツイストしながら割れを作られて巻きつけるようにライトスタンドに一直線に運ばれ、2-0と先制される。

福井もこれで負けたと思ったと語っていたが、俺も、これで、菅野に7回零封、回跨ぎで43球投げたMathieson、10球投げた澤村を打てずに負けると思った。

5回、研究されて菅野を打てなくなった安部が、外の、やや内に入るワンシームを本塁打して1点を返す。これがこの試合最初で最後の得点になると思っていた。

福井は、菅野の打球を捕れずに膝に当てた。大きくボールが跳ねたので、痛いことには違いないが、最悪の結果は避けることができたと思った。一旦、ベンチに退いたが、再登板。

6回、先頭打者の福井に対し、フォーシームをセーブしながら投げ、イニングを食うことが要求される先発にとっては、オーソドックスな作戦であるが、ストレートを投げておけば、投げる每に三球三振するだろうと思ったのだろうが、福井は、軸を残して突っ込みを抑え、足をかばいながら右中間に野手顔負けの二塁打を打った。

田中の打球を長野が捕れるかのようにフェイクしましたが、福井は本塁に還り同点。丸が小さく力まず振ってバウンドの高いゴロで阿部のグラブを弾いてライト前の安打で逆転、松山が外のシュートをレフトにライナーで安打し4点目。鈴木が、インローのワンシームを右手で上手く送りながら、左足、右足で引っ掛けて踏ん張り、内川との自主トレで掴んだ打ち方プラス、スタンスを大きくした状態でのティー打撃の成果で、レフト線に切れずに二塁打。5ー2。
菅野からは、今季11打数2安打(通算13打数3安打.231)、初の長打、初の打点となりました。.330に達してから14打席(1四球含む)無安打でしたが、これでストップさせました。

その裏、福井は、先程、本塁打を打たれた阿部を、同じスプリットで地面に付きそうなところに落としてハーフスイングで三振。リベンジを果たします。

菅野は、7回5失点。

8回戸根から、菊池、丸が連続本塁打。丸の当たりは、インコースの顔付近を攻められた後、外高目を軸をしっかり作って粘り打った見事な本塁打であった。

Jacksonは、追い込みながら長野にライト線、二塁打コースに打たれます。しかし、一塁ストップ。橋本にも飛び上がったライト頭上を超える二塁打。しかし、長野は三塁ストップ。坂本の当たりは浅いライトフライで犠飛になりません。阿部をインハイで根こそぎ詰まらせた後、J.Jの暴投で1点還されますが、村田を抑え1点で凌ぎます。

9回は、中﨑が中井に内野安打は打たれたものの、無失点で締めくくりました。

広島は、対菅野6勝目(11敗)。5点以上取ったのは、新人の年以来で、菅野をまともに打ったのは、2度目。

マジック20は、これで優勝が確定したわけではないので興味はありませんが、

残り26試合を残して、昨年はしていない70勝目。貯金は、25に戻しました。

メディアを使ってリメークドラマとうるせえけど、広島が追う立場であると置き換えて考えれば、8ゲーム差は、相当逆転困難な立場。

広島は、残り試合、これまでどおりの野球をしていけば、結果はついてくる。

俺の中の中の評価基準は、たとえその後のCSで負けたとしても143試合を1位で終えること>>>>>>>∞ペナントが2位か3位で、CS、日本シリーズで勝ち上がり日本一。

余程、偏屈な奴でない限りは、大部分の広島ファンは同じだろう。

先ずは、一つずつ勝って優勝しましょう。