入団1年目からクローザーを任され37セーブを挙げ、新人最多記録を樹立。2018年には「新人投手として入団1年目から4年連続公式戦20セーブを達成し、自身のが継続してきたNPB記録を更新した。
2107年、レギュラーシーズン全体では、セ・リーグ最多の68試合に登板。セットアッパーを務めた期間もあったg、セーブ数を26にまで伸ばす。しかし、阪神のラファエル・ドリスがリーグトップの37セーブでシーズンを終えたことから、最多セーブ投手のタイトル獲得までには至らなかった。
2018年はレギュラーシーズンの初登板だった4月1日の対ヤクルト戦(横浜)から、4月21日に神宮球場で催された同カードまで、8登板試合連続セーブを記録。4月10日の対巨人戦(東京ドーム)では、シーズン4セーブ目を挙げ、NPB通算100セーブを日本人投手最速(NPB入りから4年目)で達成した。2018年は自己最多タイの37セーブを記録し、自身初タイトルとなる最多セーブ投手を獲得した。
動作解析
オーバーハンド
山﨑康晃は、右足の踵に重心をかけ、右股関節を外旋して上体と左足で「く」の字を作って左足をステップする。
クイックのときにも、右股関節を外旋してから左足のステップをする。
クイックは、西武の内海、外国人投手と同様、立ち投げで行う。
テイクバックのときに両肩が水平になっている。
テイクバックのときに右腕を背中の方に引かない。
右肩関節の外転の前に右肩を左肩よりも下げる。
右肩関節の外転のときに左肩を内旋できている(左肩が開かない)。
右肩関節の外転のときにコックした右肘を一塁側に引いて両肩甲骨をぶつける。
右肩関節の外転のときに右膝が内に入ることがある。
左足の着地位置の探りは短くも長くもない。
左足は踵から着地する。
右腕上腕部を外旋してトップを作ったときに胸の張りが大きく、ボールを持つ手を頭の後ろに隠せている。
トップを作ったときに、右股関節、右腸腰筋が内旋していることがある。
左足の着地から右肘が出てくるまでの間が短い。
右腕所湾部を内旋するときに左足の内転筋が伸びる。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
リリースの瞬間に右腕上腕部が凹むことがある。
リブダウンが大きい。
対応策
左足の着地から右肘が出てくるまでの間が短いので、打者は、ステップ幅を狭く、トップハンドの肘を出した後、回転半径を小さくして捕手寄りの足の股関節を内旋し、投手寄りの足を軸足にしてスイングすることが重要である。
フォークのような軌道で落ちるツーシームを投げるので、投手寄りの肩が内に入ったり、トップを作ったときに割れたりするとヘッドが止まらなくなってしまう。
各種指標(2018)
球種配分(2018年)
球場別成績(2018年)
対戦成績(2018年)
追加更新情報
(2022)