[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

プロ野球OBが行う解説を聞いているとき、グラウンドで選手間でコニュニケーションを取っているとき、コーチのアドバイスを聞いているとき、あなたは、キーワードの意味がわからないことが生じませんか?

野球の連係プレーをしているとき、プロ野球OB、監督コーチの話を聞いていて疑問が生じたら、どうぞ使って下さい。

弊サイトでは野球用語をあいうえお順ではなく頻出度順に解説しています。

但し、学者やプロ野球OBが帰納法により収束して産み出した各用語に付けた価値と筆者が帰納法により各用語に付けた各用語に付した価値は必ずしも一致するものではありません。
今後も必要応じて追加加筆を行っていきます。

ヘッド

バットの先端部分

バットの芯

ヘッドの支点、樹木の軸(木目が詰まっている)、メーカーの資本が職人にロゴマークを印刷させている。

支点

グリップエンド、バットの芯

力点

肩関節、肘関節、股関節、指の関節、手首の関節、足首の関節

作用点

前腕部の深層屈筋、上腕部の腱板、関節唇、関節に付着した筋肉、長母趾伸筋、長趾屈筋、手首の筋肉、足首の筋肉、バットのヘッド

中指第二関節

物体を運搬する過程で物体を握る運動(中指第二関節の屈曲)をすると中指第二関節に付着する筋肉が弛緩する。物体が第二関節、中指基節骨に付着する筋肉に深く浸食する。中指の第二関節の溝が肩関節、股関節に比べ深くなる。中指第二関節は、肘関節の回外、回内運動にブレーキをかける労働をする。

バットの芯を長くする

支点と力点を近付けること

遊びを作る

支点を力点を近付けること
親指基節骨を背屈すること
中指の第二関節にのみグリップを嵌める以外は、指の関節でグリップを荷重しないこと
ヘッドの加速距離(前腕部の回外、回内運動の加速距離)を高めること

グリップ

バットの根元、打者が両手で握る部分

グリップエンド

グリップの先のフレアー(朝顔又は円柱)状の部分及びフレアーと棒の接する部分
グリップエンドから離れた部分を握ると両肘が突っ張り前腕部の回内運動、回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。グリップエンドのフレアー状の部分にボトムハンドの小指基節骨を引っ掛けるとフライボールが量産できる。

パームグリップ(フックグリップ)

両手の人差し指~小指の付け根のみにグリップを嵌める握り方。
両脇が締まるので引手の前腕部の回転半径が長くなる。
よってフライボールを産むのが難しく、ゴロ、ライナーが増える。

フィンガーグリップ

両手の人差し指~小指の付け根と第二関節にグリップを嵌めること。
親指と人差し指の付け根の間にV字型の空間が作れるので、パームグリップに比べトップハンドの前腕部の回内運動、回外運動の回転半径が短く加速距離が長くなる(ヘッドに遊びができる)。
人差し指の付け根にグリップを嵌めず、親指基節骨をグリップに当て最も深い関節窩が形成されている中指の基節骨(第二関節と第一関節の間の骨)に嵌めると、親指と人差し指の付け根の間にV字型の空間を大きくすることができる。
メーカーのロゴマークは捕手側(バックネット方向)に向ける。
トップハンドの前腕部を回内後(スイング後)にトップハンドの前腕部の深層屈筋が突っ張らずに緩む。人差し指の付け根からグリップを外した方がフライボールを産みやすくなる。

トップハンド

両手でバットを握ったときの上の方の手。右打ちの選手は、右手、左打ちの選手は、左手。

ボトムハンド

両手でバットを握ったときの下にくる手。右打ちの選手は、左手、左打ちの選手は、右手。

肘関節の回内

前腕部を内側(背骨方向)に回転させて親指を下に向けること

肘関節の回外

前腕部を肘の外側に回転させて親指を上に小指を下にすること

外旋

①上腕部を背側に回転させること。
②股関節を背側に回転させること。
③親指の付け根でない方の関節を肩の外側に回転させること

内旋

①上腕部を腹側に回転させること
②股関節を腹側に回転させること
③小指第二関節を腹側に回転させること

クローズドスタンス

①投手寄りの肩を捕手寄りの肩よりも打席の内側のライン寄りにセットすること
②投手寄りの足を捕手寄りの足よりも打席の内側のライン寄りにセットすること

スクエアスタンス

投手寄りの肩、足を捕手寄りの足を結ぶラインを打席の内側のラインと平行にセットすること

オープンスタンス

投手寄りの肩を捕手寄りの肩よりも打席の内側から離して立つこと
投手寄りの足を捕手寄りの足よりも打席の内側のラインよりも遠ざけてセットすること

肩甲下筋

肩関節を跨いで胸郭と上腕部を結ぶ筋肉

加速距離

1.回外運動、回内運動の稼動距離、特に、トップスピン(減速)に切り替わるまでの回内運動によって産み出されたバックスピンの持続距離。回外運動の加速距離が長い程、肘が落ち、回内運動の加速距離が長い程、肘が跳ね上がる。
2.股関節の外旋運動、内旋運動の稼働距離。
内旋運動の加速距離が長い程、肘が上がる。内旋運動の開始を早め、内旋運動の加速距離が短い程、肘の上昇分が短くなる。

回転半径

①右肩関節と左肩関節の距離、両股関節間の距離。回転半径が短い方が回外運動、回内運動の稼動距離が長く、投球の回転数が多く、加速距離が長くなる。
②グリップエンドの棒部分の断面の円周部分と回転軸を結ぶライン

ヒッチ

①トップハンドの上腕部を内旋して手首を地面方向に落下させること
その結果、ボトムハンドの肘がトップハンドの肩方向に入っていく。
ボトムハンドの内旋運動、トップハンドの前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
②トップハンドの前腕部を回外してトップハンドの肘を地面方向に落下させること

コック

上腕部を外旋して手首を背屈すること

ボールを受ける

トップハンドの手首の背屈の角度が垂直の状態で、相手の回内運動によって産み出された加速が加えられたボールを受ける前又は受けた後に、ヘッドがホームプレート方向に倒れ(前腕部の回内、トップハンドの手首の掌屈)、トップハンドの回外運動を行う間が作れないこと。それにより、回外運動が停止すること

トップ[投球][打撃]

[投球]投球腕の肘を加速させた後、投球する手の親指でボールを叩く前の投球する手の親指の第一関節の位置
[打撃]トップハンドの肘を加速させた後、トップハンドの親指でグリップを叩く前のトップハンドの親指第一関節の位置

スイング

右腕上腕部を腹側に回転して親指でグリップを叩くこと

ドアスイング

投球の軌道に右手の掌側を向け右肘を伸ばしてグリップを押していくこと。ドアを押して締める動きに似ていることからドアスイングという名称が付されています。トップハンドの人差し指の付け根でグリップを水平に運んでいくことから、レベルスイングをいう名称を付けている人がいます。

合せただけのバッティング

トップハンドの上腕部を内旋してトップハンドの肘を上げた後、トップハンンドの前腕部を回外せずに、すなわち、トップハンドの肘を加速させずに、トップハンドの親指の爪の裏でグリップを押すこと

差される

打者がトップハンドの前腕部を回外してトップハンドの肘の加速した結果、投手の投球肘の加速に押し負けること

リリース

投球腕の上腕部を腹側に回してボールを叩いた後、親指からボールが離れること

フォロースルー

①スイングの後、トップハンドの前腕部を外側に捩じること
②リリースの後、投球腕の前腕部を外側に捩じること

引手

グリップを握ったとき、下にくる方の手。ボトムハンドとも言う。

両足親指IP関節

両足の親指の間接の内、付け根でない方の関節

底屈

①上腕部を内旋して手の親指、手首を前及び下に動かすこと(掌屈)
②股関節を腹側に回転させて股関節、膝、足首の角度を鋭角に曲げること

背屈

①上腕部を外旋した結果、手首が後ろに倒れること
②股関節を外旋した結果、足首、前足の脛が後ろに倒れること

ヘッドが立つ

①トップハンドの肘を上げた後、トップハンドの小指が立つこと
②スイングの後トップハンドの手首が背屈すること

ヘッドが下がる

トップハンドの手首が伸展又は底屈すること

ヘッドがしなる

トップハンドの肘が加速してグリップを握るトップハンドの手首の前に出ること
その結果、トップハンドの親指の指先がしなること

懐が深い

トップハンドの前腕部の回外運動が完結し、トップハンドの小指基節骨の入射角が90°に近付くこと(トップハンドの上腕部の外旋が縦回転)

ボトムハンドの回内運動の結果、ボトムハンドの肘が上がり、ボトムハンドの手首が背屈し、ボトムハンドの肘が90°近くに屈曲すること(ボトムハンドの上腕部の内旋運動が縦回転)

トップハンドの手首が背屈し、回外運動の長軸であるグリップエンドからヘッドまでとトップハンドの前腕部が交わる角度が90°になること

トップハンド側の股関節の内旋運動(縦回転)の結果、内踝が地面と接触し、トップハンドの股関節の外旋運動(縦回転)の結果、トップハンドの外踝にウェイトがかかること

ヘッドがしなること

ヘッドが残る

バットの先端部分がグリップより前に出ないこと

ヘッドが走る

トップハンドの上腕部の内旋が加速すること
その結果、バットの先端が加速すること

後ろの肩を残す

スイングする前にトップハンドの上腕部を外旋すること

ボールの内側

投球の軌道の捕手寄り

ボールの外側

投球の軌道の投手寄り

コックアップ

①投球肘を曲げたまま、前腕部を回内して投球肘を上げること
②トップハンドの肘を曲げたまま上げること

フライングエルボー

①投球腕上腕部の内旋運動の加速距離が長く、トップハンドの小指が立つこと
②トップハンドの上腕部の内旋が加速した結果、トップハンドの小指が立つこと

割れ作る

トップハンドの上腕部を内旋し、両足の股関節を外旋して上半身と下半身の捻転差を産み出すこと

トップが深い

①トップハンドの上腕部を内旋後、トップハンドの小指が立たないこと
②その結果ボトムハンドの肘が落ちないこと(前腕部が回外しないこと)
すなわち、ボトムハンドの肘が突っ張ってトップハンドの手首をトップハンドの肩の位置、高さまで押しやること
正確には「コックアップの位置が低くて深い」

ロックする

①トップハンドの手首を底屈し、ヘッドをホームベース方向に倒すことによって両肘が突っ張ること
②両手首をグリップから離してバットを短く握ることによって両肘が突っ張る
③首を捕手方向に捩じったり、手首をコックしたりトップハンドの肘を上げた後、トップハンドの肘が上がらず、ボトムハンドの前腕部が回外又は回内して右肩の方に入ること。その結果、左肘が突っ張ること。
ロックすると引手の上腕部の内旋運動、トップハンドの前腕部の回外運動の回転半径が長くなり、加速距離が短くなる。

前肩が入る

①トップハンドの前腕部を内旋してトップハンドの手首が底屈した結果、トップハンドの肘が上がらず、肩甲下筋が背中方向に引っ張られること。

トップハンドの上腕部の内旋運動の回転半径が長くなった結果、引手の前腕部が回外運動が加速せずに右肩の方に入ること

ボトムハンドの上腕部の腱板、ボトムハンド側の体幹筋がトップハンド側に捻転し、突っ張ること

肩が開く

①前腕部を回外した後、肘が落ちずに、肩甲下筋が突っ張ること
②その結果、肩甲骨を背骨に格納でいないこと

前肩が残る

引手(ボトムハンド)の肩が開かないこと

肘を抜く

引手の上腕部を内旋して引手の肘を投手寄りの脇腹に沿って背中の方に引くこと

膝が割れる

膝が外側開くこと

ストライド

右股関節と左股関節の距離

泳ぐ

ストライドが広がってしまい、引手の上腕部の内旋運動、トップハンドの前腕部の回転半径が長くなってしまう。トップハンドの前腕部の回外運動をする間が作れない。その結果、引手の前腕部を回内して投球を跳ね返す。その引き手の動きが平泳ぎの水かきの動きに似ていることから「泳ぐ」という名称が付けられた。

カット打法

トップハンドの肘を上げた後、首を捕手方向に捩じり、ストライドを広げる。

泳いでファウルを打つこと

ドアスイングの典型

ファウルを打ったら盗塁で進塁できないから、指揮官が当該打者の安打若しくは四球又は後続の打者の安打を待つ手段である。

「つなぐ野球」「アンチスモールベイスボール」の典型である。

スウェイ

ストライドが広がること

インステップ

トップハンドの肘を上げた後、前足の股関節が外旋した結果、前足の爪先を両肘を結ぶライン、両股関節を結ぶラインの内側に踏み出すこと

着地位置を探る

ストライドを広げてから背骨の方に前足を引くこと。インステップしてからアウトステップすること

入射

①足首が底屈後、前足のスパイクの内側又は外側が地面に入り込んでいくこと
②手首が底屈後、地面に入り込んでいくこと

弧を描く

投球で、前足の股関節を外旋後、前足の股関節が突っ張ることによって前足が地面に入射するまでのストライドが長くなること
入射までの動きが外踝で弧を描く動きに似ていることからそのような名称が付けられた。
その結果、引手の上腕部の内旋運動、投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が長くなり、加速距離が短くなる。

ヒップファースト

前足の股関節を外旋して前足を入射するまでの過程で、前膝より先に骨盤のバックネット寄りの側面を推進させること

インピジメント

肩関節を内旋した後に肩関節が他の筋肉、他の骨と衝突することにより、投球肘が上がらないこと

ルーズショルダー

肩甲下筋、肩甲骨と上腕部を結ぶ筋肉に付けられた名称である腱板の伸展を反復することにより、腱板と肩甲骨と肋骨の間に形成された肩甲胸郭関節がすり減ってしまうこと

アーム式

投球肘を加速する前の動作が下記のプロセスを採る。
①セットを解き、投球腕の前腕部の回内後、投球肘が伸展する。
②投球肘が伸展したまま、投球肘及び前腕部を投球肩の高さまで上げる。
③投球腕の前腕部を回外する。
④投球腕前腕部を回内する。
投球肘の上で投球腕の前腕部が回内する。

インバートW

①投球腕の前腕部が右肘の上で回内する前に両肘を結ぶラインがWの字を逆さま、すなわち、Mの状態になること
②投球腕の前腕部が右肘の上に立った後、投球腕の小指が立たないこと。その結果、グラブを持つ手の肘が落ちずに両肘を結ぶラインがM字(Wを逆さまにした状態)になること

スタンダードW

①投球腕の前腕部を投球肘の上で回内する前に回外することによって両手首を結ぶラインがWの状態にすること
②その結果、投球腕の前腕部が投球肘の上で回内した後も両肘を結ぶラインがWの状態になること

ガイドハンド

スイングをする方の腕、トップハンドのこと

ダウンスイング

①トップハンドの前腕部を回外すること
②トップポジションを作ること、
③フォロースルーを行うこと
その結果、トップスピンを産む

ブロッキング

前足の股関節を外旋して背骨の方に引っ込めて後ろ足の股関節の内旋を止めること。更に上腕部の内旋運動の回転軸を作ること

ヘッドステイバック

トップハンドの前腕部を回外し背骨をバックネット方向に倒すこと

引きつけて打つ

トップハンドの肘を上げた後、引手の肘をトップハンドの肩の方に入れるのはなく、ヘッドステイバックしてトップを作る。

ワンレッグ打法

後ろ足の内踝を前足の内踝にぶつけた後、トップハンドの上腕部、後ろ足の股関節を内旋、後ろの左膝を屈曲すること

アッパースイング

①トップハンドの前腕部を回内すること
②トップハンドの親指第二関節でグリップを下から叩くこと
③トップハンドの小指を立てること
その結果、バックスピンを産む

長軸

バットのグリップエンドからヘッドまで

短軸

ボトムハンドの前腕部

インサイドアウト

大根切りでトップを作り、アッパースイングすること

サイクロイド曲線

大根切りスイング(トップポジションの完成までの前腕部の回外運動)とアッパースイング(前腕部の回内運動)の組み合わせである。

打球の軌道に下降カーブと上昇カーブが産み出された現象

サイクロイド曲線の概要は、投手の回内運動の結果によるボールの加速とヘッドの重量によるヘッドの下がり、前腕部の回外運動による親指IP関節の背屈、を使い、前腕部の回内運動によってヘッドの重量に抗うということである。

サイクロイド曲線は、下記の行為によって産み出される。

トップハンドの親指基節骨を背屈する→グリップをトップハンドの中指基節骨に嵌める。

グリップエンドの円柱部分にボトムハンドの小指を巻き付ける(両肘が畳まれる=回転半径を短くする)。

トップハンドの前腕部を回内、ボトムハンドの前腕部を回外して構える。

トップハンドの前腕部を回外してトップハンドの肘のアクセレーションを開始した後、トップハンドの肩の位置で回外運動の長軸であるグリップからヘッドと短軸であるボトムハンドの前腕部が肩の位置で交わる。ヘッドの角度が45°になる

両肘が屈曲する。

右股関節が外旋、左股関節が外旋、ボトムハンド側の膝が伸展する。

トップポジションでトップハンドの手首の背屈の角度が0°になる。

すなわち、インサイドアウトスイングをパーフェクトに近付けることによって産み出すことができる。

ダウンスイング

[軟式野球]トップハンドの前腕部を回内してグリップにトップハンドの人差し指の付け根を被せる.
ハーフバウンドの打球を産む。
ランエンドヒットをかけて得点するときに用いる。
[プロ野球]
トップハンドの前腕部を回外して大根切りでトップを作ること

大根切り

捻転差を作らずに、トップハンドの前腕部を回外してトップを作ること。その結果、トップハンドの手首が背屈する。トップハンドの肩関節と小指基節骨が平行になる。

レベルスイング

[軟式野球/金属バットを使う高校硬式野球]
トップハンドの人差し指の付け根又は小指の付け根でグリップを水平に押し運んでいくこと。木製バットを使用するプロ野球では、ドアスイングの典型
[プロ野球]
投手は、投球腕の前腕部を回内することによってバックスピン(ホップ回転)を産む。
投球腕の前腕を回外することによってトップスピン(シュート回転)を産む。
大根切りでトップを作り、アッパースイングをすることをプロではレベルスイングという価値属性を付与する。

カチ上げる

トップハンドの前腕部を回内してトップハンドの親指基節骨でグリップを叩くこと

V字スイング

トップハンドの前腕部を回外(正確にはスイングではない)し、トップハンドの前腕部を回内してカチ上げること(トップハンドの肘が上がる)

サイクロイド曲線をデフォルメ(抽象化して価値を付与)したもの

フライボールレヴォリューション

アッパースイング=インサイドアウトスイングのこと

フルスイング

大根切りとアッパースイングの組み合わせ
その結果、後ろ足の膝が屈曲して地面に着くまで落ちること

マン振り

フルスイングのこと

パーフェクトインサイドアウトスイング

①トップハンドの肘をヒッチすること
②フライングエルボーすること
③ボトムハンドの肘が落ちること
④トップハンドの肘が加速した後、トップハンドの手首が背屈すること
⑤後ろ足の股関節の内旋をブロックしていること
その結果、後ろ足の拇指球で地面をバックネット方向で蹴らないこと、すなわち、
後ろ足の内踝が前足の内踝にぶつけることができること
⑥アッパースイングをしていること
その結果、後ろ足の膝が屈曲すること
⑦フォロースルー後、トップハンドの手首が背屈すること
⑧ヘッドがボールの外側に入ること
⑨トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いてフィニッシュすること

脱力

①前腕部を回外した後、深層屈筋の張りが緩和されること、上腕部の腱板が緩むこと
②前腕部を回内した後、側副靭帯の前束が弛緩すること、深層屈筋が緩むこと
③股関節を内旋した後、股関節が弛緩すること
④股関節を外旋した後、前脛骨筋が内反することにより、股関節の張りが緩和されること
⑤前脛骨筋を外反することにより、太腿の裏側の張りが弛緩すること
すなわち、前腕部の回外運動、股関節の外旋運動、上腕部の内旋運動、股関節の内旋運動の回転半径が短く加速距離が長いほど脱力できる。フルスイングができているほど、脱力できる。

逆波のスイング

トップハンドの肘を加速させた後、トップハンドの手首が底屈すること

裏返る

トップハンドの前腕部を回内後、トップハンドの小指が立たないとトップハンドの回外運動が加速しない。トップハンドの手首が背屈しない。その結果、トップスピンが減じること

外反

脛の筋肉を背骨側に捩じって足の親指を下、足の小指を上にすること 前腕部の筋肉を背骨側に捩じって親指を小指の下にすること

基節骨

指の付け根と指の付け根側から数えて2番目の関節を結ぶ骨

棘下筋

上腕部の背側にある筋肉

地面反力

股関節を背側に回転(外旋)して股関節、膝、足首を伸ばすこと
現実には地面反力は存在しない。

深層屈筋

前腕部を回外した後、前腕部、側副靭帯を緩めるときに使う筋肉

側副靭帯

関節並びに関節の外側の骨に跨る筋繊維の束。関節の回外運動にブレーキをかけることによって再び労働できる状態に戻したことによって形成された。

他の関節、筋肉の動きとの関係は、こちらも参照

スタート

①左股関節を内旋して左足内踝を右足内踝にぶつけること
②右股関節を内旋して右足内踝を左足内踝にぶつけること

加速[走塁]

①左腕前腕部を回外、右股関節を外旋する。
②左足拇指球で地面を後ろに蹴らずに、シャッフルしてから左股関節を内旋、屈曲、左膝を屈曲して左膝をレッグアップすること

ディレードスチール

①投手が投球腕の前腕部を回内してリリースした後に切るスタート
②捕手がコックアップした後に切るスタート
③捕手がボールをリリースした後に切るスタート

飛球

バットからリリースされた打球の内、打球が地面に着く前に山なりの軌道が描かれたと審判が評価を付けたもの

ライナー

バットからリリースされた打球の内、打球が地面に着く前に直線的であるとルールの制定者が評価を付したもの

ゴロゴー

ランエンドヒットで打者がコックアップした後に切るスタート

ライナーバック

無死又は一死で打者がコックアップした後、走者が帰塁すること

ハーフライナー

ライナーと飛球とも評価を付すことができる打球

アドレス

打者が打席に立ったときの構え

セットアップ

打者が打席に立ったときの構え
アドレスとも言う。
投手両腕を組むこと

セットポジション

①先にバックネット方向にステップしない足をプレートに付ける。
②先にバックネット方向にステップする足をステップしない方の足よりも前に出して構えること

ノーワインドアップモーション

先にバックネット方向にステップする足をステップしない方の足よりも前に出さずに構えること

ワインドアップモーション

①先にバックネット方向にステップする足をステップしない方の足よりも前に出さずに構える。
②両手を解く前に両手を頭上に上げる。

ボールを追いかける

①打者の首が捕手方向に捩じれること
②インステップしたり前方にストライドが広がること

ポイント

投球が捕手のミットに収まる過程で打者が親指基節骨でグリップを叩く位置

トルク

回転運動の加速距離

内反

脛の筋肉を外方向に捩じって(回外)、足の小指を下、足の親指を上にすること

向心力

人間が前腕部を回外、股関節を内旋することによって物体が順方向に回転する。物体は運動しないから向心力は実体がない

遠心力

人間は、前足、後ろ足の股関節を外旋、前腕部を回外することによって背屈する。物体自体は運動しないから物体には遠心力が備わっていない。

PIP関節

親指の付け根でない方の関節、親指の第一関節

ヘッドアップ

トップハンドの上腕部を内旋後(スイング開始後)、回外して手首をコック(背屈)することによって下がったヘッドを上げること。硬球を用いた場合、ゴロが跳ねる。

流し打ち

ヘッドアップして逆方向に打つこと

手首を返す

トップハンドの手首にボトムハンドの手首を乗り越えさせること

天秤打法

トップハンドとボトムハンンドの距離を空けてグリップを握ること

神主打法

①トップハンドの手首を底屈してヘッドをホームベース方向に倒す(手首がヒッチする)。
②トップハンドの上腕部を外旋してトップハンドの手首を背屈する
③引手の前腕部を回内して回転半径を長くする。

ボーク

両腕を解く前に体の一部分を動かすこと

インサイドムーヴ

逆回りの二塁送球
[右投手の例]
二塁走者方向に首を捩じる。
首を本塁方向に向ける。
左膝を骨盤の高さまで上げる。
右足のスパイクの外側をプレートから外さずに、左股関節を内旋し、爪先を二塁に向ける。
右股関節も内旋している。
左股関節を外旋して左足を右足よりもホームプレート寄りに引く。
右股関節を外旋する。
右足と左足の爪先を揃える(右足の爪先、左足の爪先を二塁方向に向ける。左股関節は外旋している)。
右股関節を内旋、左股関節を外旋する。
右足を左足の踵とクロスさせる。
左股関節を内旋して外踝を二塁ベースに向け、プレートを跨ぐ。

レッグアップ

投球又は打撃において、前足の股関節を内旋して前膝を上げること

クイック

投手が走者を出塁させた後、走者を出塁させる前より膝を上げる幅を小さくすること
投球する手首を背中方向に引く動作を小さくすること
ストライドを狭くすること

牽制

投手が本塁以外の塁に投げることによって走者の動きに制限を加えること
①後ろ足の外側をプレートを外さずに投げる牽制、②プレートの後ろ側に動かす牽制、③本塁方向に運んでプレートから離す牽制とに分かれる。
二塁牽制は、右回りで行う場合と左回りで行う場合とがある。

フォースボーク

走者がワンウェイリードを行うことによって投手が体の一部を動かさざるを得ない状況に追い込まれたこと
①一塁走者または二塁走者はシャッフルしてワンウェイ二次リードを取り、投手に一塁方向に肩を、二塁方向に首を向けさせる。
※①は必ずしも行われない。
②三塁走者は投手がセットを解いて牽制動作に入ったところで本塁へスタートを切る。
③投手がプレートを外さずに一塁又は三塁の牽制を止めて本塁へ送球してしまう。

偽投

①投球肘を加速させる前に投球動作を止めること
②ボールが親指の第二関節から離れる前に投球腕の前腕部を回外してリリースを止めること

始動

トップハンドのグリップに親指第二関節をぶつけてトップハンドの中指の第二関節にボール又はグリップを嵌めること。それによりトップハンドの肘がヒッチする
肘のヒッチ又はレッグアップ

ピッチャーズバック

走者一三塁のケースで捕手の二塁送球を投手が二塁ベースの前に出ている内野手に到達する前にカットすること

予備動作

始動前の動作
NPBの選手は、レッグアップから始動する選手が大半であることからレッグアップ前の動作が予備動作であると通説化されている

ヒールアップ

後足の拇指球で地面を蹴ることによって、後ろ足の踵が地面から離れること。前足の股関節を外旋することによって後ろ足の踵が上がること

偽装スクイズ

一死又は二死一三塁で
①バッターがバントを空振りする。
②一塁走者が二塁に走る
③キャッチャーがセカンドに投げる
④三塁走者が本塁に走る

中間守備

①遊撃手が走者の前、二三塁を結ぶライン上に守る
②二塁手が走者の前、一二塁を結ぶライン上に守る。
③一塁手は、走者一塁では一塁ベースのマウンド寄りのコーナーに付く。走者一二塁では走者の前で守る。投手がセットを解いたら走者の前に出る。
④三塁手は、走者一塁及び一二塁では三塁ベースの後ろで守る。走者一二塁では遊撃寄りに守る。走者一三塁ではベースに付く。

併殺シフト

遊撃手、二塁手が二塁ベース寄りに守る中間守備

前進守備

内野手が走者よりも前に守ること
外野手が定位置より前に守ること
センターの定位置は塀と二塁ベースの中間の位置
レフトの定位置は遊撃手と塀の中間
ライトの定位置は、二塁手と塀の中間

バックホーム体勢

前進守備のこと[通説]

二塁手、遊撃手が内野の土と外野芝の境目の後ろに守ること[私見]

エンドラン

投手がセットを解く前又は解いた後にスタートを切る。
ワンバウンドの投球は振らない
ワンバウンド以外の投球は必ず振る。

ランエンドヒット

投手がセットを解く前又は解いた後にスタートを切る。
ワンバウンドの投球は振らない
ワンバンド以外の投球は、打者に制約を課さず打者に委ねる。

一人ランエンドヒット

①特に、無死走者なし、満塁の場面でワンバウンド以外の投球をスイングすること
②後続の走者は、ワンウェイリードを取る、投手がセットを解いた後に二次リードを取る又はスタートを切る。
③先行する走者は、左投手の場合、投手がセットを解いた後にスタートを切る。右投手の場合、打者がフライングエルボーをした後にスタートを切る。
④打者がワンバウンドを振らなかった場合は、先行する走者の盗塁又は重盗となる。

スモールベイスボール

走者を一人も出塁させていない段階では、捻転差を作らず引っ張ってフライボールを産むインサイドアウトスイングをする。
これができる打者に対し、バッテリーはピッチドアウトしてくれる。

出塁後、二盗、三盗、本盗をする。

左股関節を外旋、右股関節を内旋してスライディングする。
オーバーランする。

プッシュバント、バスター、ランエンドヒット、後続の走者の犠牲により盗塁をアシストする。

三塁手は三塁ベースの左中間寄りのコーナーの後ろに守ること、一塁手は、一塁ベースの右翼寄りのラインより後ろに守ること、遊撃手、二塁手は、内野の土と外野芝の境目の後ろに守ること

外野は定位置より後ろに守ること

守り勝つ野球

ブルペンで投げ込まなくても試合で投げられる状態まで肩肘を再生できる。
投手は、捻転差を作らずに肘をオーバーハンドの高さに上げる。
インローに投球しない。
ワンバウンドを投げない。
前進守備を敷かない。
フォアハンドシングルで打球を叩く。
走者の進行方向と逆の塁に送球しない。
インサイドアウトスイング、オーバーラン、二盗、三盗、本盗だけで得点する。

つなぐ野球

首を捕手方向に捩じり、引手の肘をトップハンドの肩関節の方に入れストライドを広げ、トップを作らず、コーナーギリギリのボールを振らない。
カット打法で投手に球数を投げさせる。
ファウルを打てば盗塁で進塁できないからカット打法は、指揮官が当該打者の安打若しくは四球又は後続の打者の安打を待つ「つなぐ野球」、アンチスモールベイスボールのビックベイスボールである。
ゴロを打つ
バントで送る。
ベース付近で減速して停止する(オーバーランしない)
上記は、何れも、後続の打者のゴロヒットを待つビックベイスボールである。

ビックベイスボール

ヒットを待つ「つなぐ野球」のこと

カット打法でファウルを連発し、投手に球数を投げさせること

ゴロを転がすこと

当て逃げ

振り逃げ

ドラッグバント

オーバーランしないこと、各駅停車の走塁

減速、停止のスライディング

2アウト後、オーバーランをしないこと、進塁義務を超える進塁をしないこと

一三塁で一塁走者のみ盗塁すること

偽装スクイズで一塁走者のみ盗塁すること

一二塁で二塁走者のみタッグアップで進塁すること

後位の塁に送球する守備

2wayリード

ライナーバック

ゴロゴー

外野に抜けたらゴー

内野手の頭を超えたらゴー

ハーフバウンドゴー

ピックオフプレー

併殺シフト、前進守備シフト、中間守備シフト、三塁側のバントで三塁手が前進すること、ブルドックシフトも点を取られたら取り返すルーズベルトゲームにリンクするからビックベイスボールである。

外野手が前進守備シフトを敷くこと

自動スタート

ランナーは自動では進めない。
特に、二死2ストライクを取られた後、既に出塁している走者にスタートを切ることを義務づけること

ギャンブルスタート

打球がバウンドする前に既に出塁している走者がスタートを切ること

ステップオン

投手が前膝を上げる前、又はセットを解く前に踵又は拇指球で地面を荷重すること

荷重

肩関節、股関節の内旋、外旋によって下半身の一部に負荷をかけること

タメを作る

後ろ足の股関節を外旋すること

二段モーション

一度上げた前膝を上下したり、停止すること

テイクバック

トップハンドの手首、投球する手の手首を背中方向に引くこと

タップ

打撃において前足の拇指球又は内踝で地面を触れること。ステップ

レッグアップ

[投球]打者寄りの股関節を内旋して打者寄りの膝を上げること
[打撃]投手寄りの股関節を内旋して投手寄りの膝を上げること

ニーアップ

[ランニング]股関節を内旋、屈曲、親指IP関節を屈曲、長母趾屈筋を弛緩して膝を上げること

[投球]打者寄りの股関節を内旋、屈曲、親指IP関節を屈曲、長母趾屈筋を弛緩して打者寄りの膝を上げること
[打撃]投手寄りの股関節を内旋、屈曲、親指IP関節を屈曲、長母趾屈筋を弛緩して投手寄りの膝を上げること

スモールステップ

①トップハンドの肘をヒッチすることによって前足の拇指球がタップして地面から離れること
②前膝のレッグアップが後ろの膝のすぐ上の高さに留まること

ランダウンプレー

ボールを持った野手が走者を追いかけること
結果、塁間に走者が挟まれること

一次リード

投手が両腕を解く前に取るリード

二次リード

投手が両腕を解いた後に取るリード

ワンウェイリード

左腕前腕部を回外、右股関節を外旋、右足首を背屈して取る一次リード

2ウェイリード

左腕前腕部の回外、右腕前腕部の回外を交互に行う一次リード

シャッフル

両股関節を交互に又はどちらか一方だけ内旋して両足の内踝をぶつけて跳ねること 走塁の二次リードで用いる

右足内踝、左足内踝て地面を交互にタップすること

両股関節を内旋、右足親指IP関節、左足親指IP関節を屈曲、両膝を屈曲、右足又は左足の親指の指先でタップ若しくは蹴ること

スプリットステップ

シャッフルのこと

サイドステップ

ストライドを広げて左足内踝を右足内踝にぶつける二次リード

クロスステップ

左股関節を内旋して左足に右足を跨がせること 一次リードに用いる

バックステップ

後方の足の股関節を外旋すること

フロントステップ

後方の足の股関節を内旋する。その結果、前方の足の股関節が外旋し、前方の膝が開くこと
頸反射 首を両肩を結ぶラインの外側に捩じること

フォアハンドシングル

グラブを持つ手の前腕部を回外することによってグラブの小指側を下にすること

バックハンドシングル

グラブを持つ手の前腕部を回内することによってグラブの親指側を下にすること

ベアハンド

グラブを持たない方の手

フレーミング

捕手がミットを持つ手の前腕部を回内することによって投球にバックスピンを、回外することによってトップスピンを加えること

ピッチトンネル

投球腕の前腕部の回内運動(リリース)の加速距離を長くして全球種の投球の軌道をできるだけミットに収まる直前まで変えないこと

トス

前腕部を回内してボールの下側を親指第二関節で叩いて小飛球を上げること。親指第二関節でボールを叩く前のグラブを持つ手、ベアハンドの入射の方法によって、ベアハンドによるバックハンドトス、ベアハンドによるフォアハンドトス、グラグハンドバックハンドトス、グラブハンドフォアハンドトスの名前が付される。

ペッパー

①一方の人間がもう一方の人間の前後左右にトスを上げるかゴロを転がして、もう一方の人間が素手でトスやゴロを叩く守備練習
②投球した者に対し、小飛球を打ち返す打撃練習

遊び球

カウント0-2から投手に一球ボールゾーンに投球させること

ディレードスチール

投手がセットを解いた後にスタートを切って盗塁するのがスタンダード化されている。これに対し、走者がシャッフルしながら進塁方向の塁との距離を詰め、投手がリリースした後、更には、捕手が投手又は二塁ベースに向けてボールをリリースした後にスタートを切るのがディレードスチールである。

主に一死又は二死一三塁で三塁走者が、二死一二塁で二塁走者が行う。左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して引っ込めるので左腕上腕部の内旋、左股関節の内旋運動の加速距離は増す。

Base Steal Sweepin’

二盗ー三盗ー本盗を連続して成功させること

安全進塁権

他者の動作と競合したとしても、アウトにならずに進塁する権利が審判から認められること

バスター

①トップハンドの手首を背屈してバントの構えをする。
②ヒッティングの構えに切り替える。

ドラッグバント

左打者が三塁線にバントすること
左腕上腕部を内旋した後、左腕前腕部を回外せずに、すなわち左肘を加速させずに行う。

プッシュバント

トップハンドの前腕部を回外(上腕部を外旋)してトップを作ってからトップハンドの親指の第二関節でグリップを叩くバント。当て逃げ、走り打ちとも評価できる。

ペイオフピッチ

2ストライクを取った後のピッチング

リードオフダブル

先頭打者が二塁打を産み出すこと

ピッチドアウト

打者がどんなにインサイドアウトスイングしても届かない外角のボールゾーンに投球すること

ピックオフ

①一塁手が走者より前進守備を採る。
②一塁走者がリードを進める。
③二塁手が一塁ベースの方に走る。
④捕手が一塁に投げて一塁走者をアウトにする。

ドリルスライディング

①右膝を伸展、左膝を屈曲してスライディングし、ベースを蹴った後、右股関節を内旋してオーバーランすること
②右腕前腕部を回外、左股関節を外旋、左膝を伸展、右股関節を内旋、屈曲、右膝を屈曲してしてスライディングすること

ポップアップスライディング

左股関節を外旋、右股関節を内旋するドリルスライディングの入射角を更に直立に近付けたスライディング

煽る

投球腕の前腕部を背中側に倒した後、手の平側が上を向くこと

ふける

前腕部を回内して掌側を二塁ベース方向に向けること

ニュートラルポジション

右腕前腕部を回内して右肘を上げた後、右股関節が内旋して両肩を結ぶラインと骨盤の左右を結ぶラインが右肩上がりになり、平行となること

0ポジション

投球肘が手首より前に出ること  右肘、右肩、左肩、左肘が右肘上がりに一直線になること

Cアーチ

右肘を屈曲したまま右肩の高さまで上げた後、右足踵が地面から離れず、右手首から右足踵までのラインがCの字になること

バナナカーブ

トップハンドの上腕部を内旋してスイングし、後ろ足の股関節を内旋した後に頭から前足踵までのラインがバナナ形のカーブができること

絶対的には、前足の股関節が伸展(外旋)、後ろ足の親指IP関節が屈曲(後ろ足の股関節は内旋)し後ろ足の膝が地面に落ちた後が最も90°に近くなると評価を付けることができる。

Oライン

トップハンドの上腕部を内旋、後ろ足の股関節を内旋してバックスピンを産むこと

Nライン

トップハンドの前腕部を回外して順方向に引っ張り、前足の股関節を引っ込め(=後ろ足の股関節を外旋)、順方向にトップスピン、逆方向にバックスピンを産むこと

懐が深い

後ろ足の股関節を内旋した後、トップハンドの前腕部を回外、後ろ足の股関節を外旋することができる打者
Oラインに入れた後、Nラインに入れられる打者
ブロッキングができる打者
わかりやすく言うと前足を真下に下した後、背骨をトップハンド方向に倒せる打者

レイバック

投球肘を加速させた後、投球肘の前腕部を後ろに倒すこと

最大外旋位

個々の投手が投球肘のアクセレーション後の過程で投球腕の上腕部が限界に達した後の位置関係

アクセレーション

投球腕の前腕部を回外して投球肘を加速させること

アーリーコッキング

投球腕を外旋した直後の投球肘の角度

レイトコッキング

投球腕の前腕部を回内してリリースした後の投球肘の角度

リブダウン

投球腕の前腕部を回外後(フォロースルー後)、投球腕側の肩甲骨が地面方向に落ちこと

オーバーハンドの要件

投球腕の上腕部を内旋、後ろ足の股関節を内旋した後、背骨が右投手は一塁側、左投手は三塁側に倒れること
投球肘と背骨の交わる角度が90°より鈍角であること
投球腕の上腕部と前腕部の交わる角度が22.5°以上であること
22.5°未満の投手をスリークォーターという名称が付される。

アンダーハンドの要件

投球腕の上腕部を内旋、後ろ足の股関節を内旋した後、背骨が右投手は三塁側、左投手は一塁側に倒れること
投球肘と背骨の交わる角度が90°より鈍角であること
投球腕の上腕部と前腕部の交わる角度が22.5°未満であること

サイドハンド

投球腕の前腕部を回内後、投球腕の前腕部の交わる角度が22°未満
投球肘が投球肩より下にある。
投球腕の上腕部を内旋、後ろ足の股関節を内旋した後、背骨が右投手は三塁側、左投手は一塁側に倒れること

ターン

和え足首が背屈した結果、後ろ足の股関節の内旋運動の加速距離が伸びたがゆえに右膝が屈曲して前足を跨ぐこと

タンブル

フォロースルー後、右投手が一塁側に、左投手が三塁側に背骨が地面と平行になるまで倒れること

ブレーキ

失速及び停止

バックスピン

トップハンドの前腕部を回内した結果、投球又は打球の軌道が浮き上がること

噴き上がる

トップハンドの前腕部を回内してバックスピンをかけ、投球の軌道をホップさせたこと

トップスピン

トップハンドの前腕部を回外した結果、投球又は打球の軌道が下がること

シュート回転

トップハンドの前腕部を回外した結果、トップスピンがかかること

担ぎ投げ

肘関節による回外運動の加速距離が長く、投球腕の前腕部を回外後(投球肘のアクセレーション)、投球肘が落ちる幅が大きいこと

ボールの出どころ

投球肘を加速する前の掌側の向き

腕が遅れて出てくる

投球肘が加速して投球腕の前腕部の前に出ること

リリースポイント

投球腕の前腕部を回内後、投球する手の親指第二関節でボールを叩く位置関係

腕がしなる

リリース後、投球腕の前腕部の回外運動の加速距離が長いこと
フォロースルーが大きいこと

フロントドア

打者にとってのインコースボールゾーンからストライクゾーンに入っていく投球の軌道

バックドア

打者にとっての外角ボールゾーンからストライクゾーンに入っていく投球の軌道

ムーヴィンファストボール

親指と人差し指のV字ラインとボールの間の空間を拡大し、ボールを浅く握って投げるチェンジアップ

SSE ライン

リリース直後の右肩(shoulder)ー左肩(Shoulder)ー肘(elbor)のライン(タスキ掛けのライン)

ダブルスピン

前足の股関節と投球肩を結ぶラインと両肩を結ぶラインという2本の回転軸を作り、投球腕の上腕部を内旋すること

ダブルプレーン

投球腕の前腕部の回内運動と後ろ足の股関節の内旋運動が同期して行われないこと
2つの円盤を旋回させたケースに例えてこの名称が付された。
投球腕の前腕部を回外した後、前足の股関節を引っ込めることができず、後ろ足の股関節の内旋が投球腕の前腕部の回外運動が完結する前に終わってしまうことにより生ずる。

ナチュラルシュート

ダブルプレーンの結果、減速し、シュート回転が生ずること

手投げ

投球腕の前腕部を回外して投球肘をアクセレーションする前に後足の股関節を内旋して後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴ってしまうこと。投球肘の推進、投球腕前腕部の回内(リリース)が後ろ足の股関節の内旋を追いかけなければならず、投球肘の推進、投球腕の前腕部の回内運動g後ろ足の内旋運動によるフォローが受けられなくなる。

手打ち

引手の上腕部の内旋運動、トップハンドの前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなること。
前足の股関節が外旋せず、前足の股関節が引っ込まない。トップハンドの肘が加速する前に後足の股関節が内旋してしまう。後ろ足の拇指球で地面を蹴ってしまう。
トップハンドの肘の推進、トップハンドの前腕部の回内運動(スイング)が後ろ足の股関節の内旋運動を追いかけなければならず、後ろ足の股関節の内旋運動によるフォローをトップハンドの肘の推進、トップハンドの前腕部の回内運動が受けられなくなる。

占有権

「走者がアウトになる前に他の走者の触れていない塁に触れれば、その塁を占有する権利を獲得する」(公認野球規則5.06(a) (1)

「2人の走者が同時に一つの塁を占有することは許されない。ボールインプレイの際、2人の走者が同一の塁に触れているときは、その塁を占有する権利は前位の走者に与えられているから、後位の走者はその塁に触れていても触球されればアウトとなる」(公認野球規則5.06(a) (2))

打者が走者となったために進塁の義務が生じ、2人の走者が後位の走者が進むべき塁に触れている場合には、その塁を占有する権利は後位の走者に与えられているので、前位の走者は触球されるか、野手がボールを保持してその走者が進むべき塁に触れればアウトになる(5.09b6)

ボールインプレイの場合、2ランナーが同一の塁に触れているときは、その塁を占有する権利は前位(前を走る)のランナーに与えているので、後位のランナーはその塁に触れていてもタッグされればアウトになります

例えば、走者一二塁で、2塁走者が三本間に挟まれている場合、三塁ベースの占有権は、2塁走者に生じます。

正規捕球

野手が地面に接触させることなくベアハンドの小指基節骨でボールを叩くこと

野手が地面に接触させることなくグラブ又はベアハンドの掌を閉じること(NPBアグリーメント)

公認野球規則2.15

野手がボールを地面に触れる前に捕らえれば、正規の捕球となる。その間、ジャッグルしたり、あるいは他の野手に触れることがあっても差し支えない。

走者は、最初の野手が飛球に触れた瞬間から、塁を離れて差し支えない。

帰塁(リタッチ)義務

既に出塁している走者は、打者がライナー、飛球を産み出した場合、打球に最初に触れた野手が地面に打球を触れることなく送球のトップを作る。
送球に触れた野手に自身の肉体にタッグされるか進行方向とは逆のベースにボール又は送球に触れた野手の肉体の一部が触れられる前に帰塁する義務が生ずる。

タッグアップ

打者が産み出したライナー、飛球(インフライト打球)に守備側の野手が初めて触れた後、走者がスタートを切り、離塁して進塁すること

アピール

審判に言動を起こしてアウトの成立を請求すること。

走者の進行方向に送球しただけではアピールをしたとは評価が付けられない。

アピール中は、試合が停止せず、プレーは進行し続ける。

例①
打者が飛球を打ち、飛球に触れた野手が地面に打球が触れることなく送球のトップを作り、進路とは逆方向の塁に送球する。
野手が送球を受け、ベースを蹴ることによって走者がリタッチ(帰塁)していないことをアピールする。

例②
打者が飛球を打ち上げた場合、走者が帰塁した後の再スタートが野手が飛球に触れるよりも早いことを、進行方向の塁への送球を受けた野手が、走者の進行方向とは逆方向の塁に転送することによってアピールした。

例③
打者走者が一塁ベースをオーバーラン後、一塁に戻らないことをアピールした

例④
走者がベースを蹴らなかったことをアピールした。

第三アウトの置き換え

一旦アウトが成立した後でも、審判にアピールすることによってアウトを認めさせることに成功した場合、アピールすることによって稼いだアウトを第三アウトにすることができる。

(例)

二死一二塁の状況において打者が外野に打球を放った。

二塁走者は三塁→本塁と進塁し得点、一塁走者も本塁突入したが外野からの返球を受けた捕手が一塁走者に本塁手前で触球(三死)。

打者の二塁打と攻撃側の得点、一塁走者の走塁死が記録された上で第3アウトが成立した。

しかし守備側は、二塁走者が進塁の際に三塁を蹴り損ねていたとして三塁に送球、触球しアピール。
このアピールプレイが認められた場合、二塁走者は三塁でアウトとなり(四死)、その一連のプレイが第3アウトに置き換えられるのでその得点は疎外される。

またこの場合、二塁走者は三塁でフォースアウトになったことになるので、打者の二塁打も取り消され、打数のみが記録される。

前位の走者の触塁失敗

0アウトまたは1アウトのとき、前位の走者が、ある塁に触れ損ねるか、リタッチを果たさなかったとしても、正しく各塁に触れて進んだ後位の走者は、前位の走者の責を負ってその正しい走塁を取り消されることはない。
ただし、2アウト後、前位の走者がアピールによって3人目のアウトとなったときには、後位の走者が正規に本塁に触れていても、その走者の得点は認められない。また、その第3アウトがフォースアウトの形をとったときには、他のすべての走者が正規に本塁に触れていても、その得点は認められない(公認野球規則5.09(d))。

打者が走者となったために、進塁の義務が生じた走者が次の塁に触れる前に、野手がその走者またはその塁に触球した場合。(このアウトはフォースアウトである)

ただし、後位の走者がフォースプレイで先にアウトになれば、フォースの状態でなくなり、前位の走者には進塁の義務がなくなるから、身体に触球されなければアウトにはならない。
また、走者が塁に触れた後、余勢でオーバースライドまたはオーバーランした場合には、塁に触れた瞬間に進塁の義務を果たしたことになるから、その走者は身体に触球されなければアウトにはならない。(このアウトはフォースアウトではなく、タッグアウトである)

しかし、進塁の義務の生じた走者が次塁に触れた後、どのような理由にせよ、その塁を捨てて元の塁の方へ離れた場合は、再びフォースの状態におかれるから、野手に身体または進塁すべき塁に触球されれば、その走者はアウトとなる。(このアウトはフォースアウトである)
【原注】 オーバースライド、またはオーバーランは二塁および三塁で起こり、一塁ではこの状態は起こらない。

たとえば、0アウトまたは1アウトで走者一・二塁、もしくは一・二・三塁とする。打球は内野手に飛び、その内野手はダブルプレイを試みた。一塁走者は二塁への送球より早く二塁に触れたが、オーバースライドした。ボールは一塁にリレーされ、打者はアウトになった。一塁手は、二塁走者が離塁しているのを見て二塁に送球して、その走者をアウトにしたが、その間に、他の走者は本塁に入った。

〔問〕これはフォースプレイか。打者が一塁でアウトになったとき、フォースプレイでなくなったのか。このプレイ中に、二塁で走者がアウトにされて第3アウトになる前に、本塁に入っていた走者の得点は認められるか。

〔答〕フォースプレイではなく、タッグプレイであるから、得点は記録される。

【注1】 本項は、フォースアウトの規定であり、打者が走者となったために、塁にいた走者に進塁の義務が生じたときに、野手が、
① その走者が次の塁に触れる前に、その塁に触球した場合
② その走者が次の塁に触れる前に、その走者に触球した場合
③ その走者が次の塁へ進もうとしないで、元の塁にとどまっているとき、その走者に触球した場合
を指し、特に③の場合は、自己より後位の走者がアウトにならない限り、その塁の占有権はすでに失われているから、たとえその走者が塁に触れていても、野手がその走者に触球すればアウトになる。(5.06b2参照)
【注2】 たとえば、一塁走者が打球とともに走り出して、いったん二塁に触れた後、その打球が飛球としてとらえられようとするのを見て、一塁へ戻ろうとしたとき、フライを落とした野手からの送球を受けた二塁手は、走者が再び二塁に達するまでに二塁に触球した。この場合、はじめに二塁を踏んだことは取り消され、フォースアウトと認められる(5.09(b)6)。

ボールデッド

審判がタイムを宣告して試合の進行を停止すること

インプレイ

プレイが進行していること、進行中であること

リタッチ

帰塁

インフィールドフライ

無死又は一死一二塁及び満塁でヒッティングの構えから内野へ飛球を産むこと

審判は、既に出塁している走者に進塁義務を生じさせない。
打者走者にアウトが宣告されるが、既に進塁している走者はリタッチ後、スタートを切り進塁することができる。

振り逃げの要件

①無死若しくは一死で一塁に走者が留まっていない場合又は二死で走者が一塁に留まっている場合
②打者がワンバウンドの投球を振って三振するか、ストライクゾーンの投球に対し、トップハンドの肘を加速できなかった場合
③捕手がノーバウンドで捕球できなかった場合
振り逃げの要件を満たしていなくて既に出塁している走者はルール上進塁することを妨げない。

フィルダースチョイス

①打者走者がフェアゾーンにゴロを産んだ場合、野手が打者走者ではなく。打者に先行し、且つ既に出塁することに成功している走者が進んでいく方向の塁に送球すること
②二死一二塁で内野手が二塁又は一塁に送球する間に二塁走者が三塁に走ること
③外野手が本塁に送球する間に打者走者が二塁に進塁すること

ハーフウェイ

塁と塁の中間地点

アンツーカー

各ベースの周辺、ランナーの走路、外野のフェンス際に使用されている工場で労働者を使用して製造した土のこと

ウォーニングトラック

外野塀の手前の芝が植えられていないエリア

タッグ

身体に素手で又はグラブを媒介にしてタッチ(触れる)こと

3フットルール

走者は走っている走路の左右3フィート以内を走路とみなすというルール
しかし、3フィートの範囲から走者が逸脱しても野手がタッグしなければアウトとはならない。

進塁義務

後続の塁に走者が詰まっている場合に打者がゴロを産み出した場合に生ずる。

フォースドプレイ

打者がゴロを産み、投手が投球する前に既に出塁している走者に進塁義務が生じた場合に、進塁義務の生じた走者ではなく、進塁しなければならない方向の塁にボールを持って振れればアウトにできるというルールのこと。

後続に走者が走っていない打者走者には、フォースドプレイは適用されない。打者走者は、一塁に向かって走った後は、帰塁できないので、ボールを持った野手は、「ボールを持つ手で打者走者にタッグする」、
ボールを持つ手で一塁ベースに触れる」、「一塁ベースを蹴る」を使い分けている。

一塁走者より先に打者走者をアウトにした場合には、一塁走者に関してはタッグプレーに移行する。

二死を取られた後、フォースドアウトの前に三塁走者が本塁を蹴っても得点は認められない。

タッチプレー

進塁義務が生じない場合に、野手は走者にタッグしなければならない。
打者が飛球やオーバーランを産み出した場合に野手が走者の進行方向とは逆の塁に送球することは、審判に走者がリタッチしていないことをアピールをしているに過ぎない。

ブルドッグシフト

①遊撃手が二塁走者の後ろに走る。
②二塁走者が帰塁する
③遊撃手が三塁ベースに走る
④投手が打者にバントさせる
⑤投手、一塁手、三塁手が前に出る。
⑥二塁手が一塁ベースに入る

スライドステップ

前足の股関節を外旋して前膝を伸展すること

X脚

前足の股関節が外旋しているが前膝が閉じていること

アウトステップ

前足の股関節を外旋して前足の股関節の外側に入射すること

ドロー回転

逆方向に曲がってから順方向に曲がる回転

スライス回転

リリースされてから逆方向に進む回転

フェード回転

順方向に曲がってから逆方向に曲がる回転

フック回転

トップハンドの前腕部を回外することによって右打者はレフト方向の、左打者は右方向の打球を産み出すこと

ラインドライブ

直前の角度で上がる打球、ライナー
トップハンドの前腕部を回外後、投球の軌道に小指の付け根が入射することによって生ずる。

ゴロ

フライボールが地面に落ち、打球が地面を転がること
硬球を使った場合、トップハンドの親指でグリップを叩いた後、トップハンドの人差指の付け根がグリップに被さることによって生ずる。

ショートバウンド

浮き上がった打球を膝下で捕球すること
硬式球を使った場合、トップハンドの前腕部を回外して手首をコック(背屈、ヘッドアップ)した結果生ずる。
軟式球を使った場合、トップハンドの親指でグリップを叩いた後、トップハンドの人差指の付け根がグリップに被さることによって生ずる。

ハーフバウンド

打球が跳ね上がったポイントと失速に切り替わるポイントの中間

外転

上腕部の内側を腹横筋から遠ざけること 外旋 両肩甲骨の上部を剥がす 両肩甲骨の下部を接近させる

内転

上腕の内側を腹横筋に近付けること 内旋 両肩甲骨の下部を剥がすこと 両肩甲骨の上部を接近させること 内転筋を背骨方向に倒すこと

ジャイロ回転

投球腕の前腕部を回外した後、投球腕の小指の付け根が投球の進路方向に入社することによって生ずる

ギアを入れる

投球腕の前腕部を回外(投球肘のアクセレーション)させること

フォロースルー(投球腕の回外)の開始後、投球腕の前腕部を回内して投球腕の親指基節骨でボールを叩くこと

ギアを下げる

投球腕の前腕部の回外(投球肘のアクセレーション)を省くこと

フォロースルー(投球腕の回外)の開始後、投球腕の前腕部を回内して投球腕の親指基節骨でボールを叩いた後、投球腕の前腕部を回外して投球腕の回内運動にブレーキをかけること。

肩を作る

投球腕の前腕部を回外して上腕部の棘下筋を緩めること。投球腕の前腕部を回内して側副靭帯を緩めること

肩が冷える

前腕部の回外を休止することによって上腕部の棘下院が突っ張ること。投球腕の前腕部の回内を休止して深層屈筋、側副靭帯が突っ張ること

エッジをかける

スパイクの歯を地面に噛ませること

インエッジ

スパイクの内側の歯を地面に噛ませること

アウトエッジ

スパイクの外側の歯を地面に噛ませること

フレーミング

捕手がグラブを持つ手の前腕部を回内、回外させてバックスピン、トップスピンを高めること

関節窩

肩関節の外旋運動による荷重によって関節にできた溝 溝が深い程、内旋運動、外旋運動にブレーキをかける。中指の第二関節が最も深く、肩関節が最も浅い。

ボールが抜ける

人差し指の付け根がボールの内側に当たり指の関節窩からボールが抜けること

ボールを引っ掛ける

人差し指の付け根が被さり関節窩からボールが抜けないこと

逆球

捕手がミットを構えた方向とは逆の方向に投球が進むこと

ボールが垂れる

投球腕の上腕部の内旋運動の加速距離が短く、失速が早まること

トップハンドトルク

トップハンド主導の回外運動、内旋運動

外反トルク

①上腕部を外苑して前腕部をレイバックしたが、回外を開始する前の段階②上腕部を外旋することによって産み出される内旋運動の加速距離

慣性

物体は人間のサービス労働によって産み出せれ、地面を荷重することで停止します。よって物体には慣性という属性は備わっていません。

煎餅捕り

グラブを持つ手の人差し指の付け根で打球を叩き落とすこと

ボールを潰す

グラブを持つ手の前腕部を回外してグラブを持つ手の肘を伸展してグラブを地面に入射、接地し、前方に引き摺る。
グラブを持つ手の親指の爪の裏とグラブを持つ手の人差し指の爪の裏でボールをつまむ。

フォーシーム

縦回転(バックスピン+トップスピン)を1回転させる毎に縫い目が4回出現すること
縫い目の8の字のラインの左半分を横にし(2本の縫い目のラインのくびれていない方を投球腕方向にする)、体に近い方の縫い目に人差し指の指先と中指の指先を当てる。
人差し指と中指の間を空けずに、フォーシーム握りをするものをカットボールという名前が付けられている。

ツーシーム

縦回転(バックスピン+トップスピン)を1回転させる毎に縫い目が2回出現すること
縫い目を立てて2本の縫い目のラインのくびれた部分に人差し指と中指を沿わせて握る。

ワンシームファストボール

縦回転(バックスピン+トップスピン)を1回転させる毎に縫い目が1本のラインが出現したかのように錯覚させる投球の軌道
人差し指と中指の間で縫い目を挟んで握る。

ストレート

人差し指の中指の間を空けてボールを握り、投球腕の前腕部を回内してバックスピンを産み出すフォーシームと人差し指と中指をくっ付けて投球腕の前腕部を回内してバックスピンを産み出すカットボールの総称。
カットボールは、人差し指の付け根がボールに被さらず、中指の第二関節にボールを嵌めて投球腕の前腕部を回内するので、フォーシームよりバックスピン、トップスピンの数が多い。

回転数(rpm)

人間がスイッチを押して商品を稼動させた運動に、分という価値を付ける。
投球腕の親指基節骨からボールがリリースされてから、ミットに収まるまでのボールの回転数(バックスピン、トップスピン(スライダー回転、シュート回転))を分で除して1分当たりの回転数を計算したもの。
ストライドを狭めれば狭めるほど投球腕の前腕部の回外、回内運動を行うと回転数が増す。しかし、引手の前腕部の回外、回内運動の回転半径を長くしたり、投球腕の前腕部の回外開始後、手首を底屈したところで回内すれば、投球腕の前腕部の小指基節骨の入射角は水平に近付く。シュート回転数、スライダー回転数が増え、ホップ回転(バックスピン)回転数が減る。

回転軸

前腕部の回外運動、回内運動の軸、トップハンドの小指基節骨、親指基節骨の入射角。
股関節の外旋運動、内旋運動の軸、引手側の股関節を外旋、膝を伸展させた状態。
投球の回転軸、打球の回転軸となる。

シンキンファストボール

ツーシームの握りからスタートし、縫い目の内側に人差し指と中指を入れ、人差し指、中指の外側のみを縫い目に沿わせて投げる。
又は、縫い目の内側に人差し指と中指を入れ、人差し指と中指をくっつけて縫い目に人差し指と中指をひっかけないで投げる。
指の内、縫い目にひっかける面積を減らす分、投球の回転数が減じる。

バックを踏む

足の拇指球で地面を後ろに蹴ることによってランニングが減速してしまうこと。

レッグドライブ

後方の足の内踝を前方の足の内踝にぶつけること

ビリヤード

バットの先に投球が当たること

エクステンション

投球腕前腕部の回内後のプレートからリリースポイントまでの距離。
ストライドが狭い方が投球肘のアクセレーション(投球腕前腕部の回外運動)の加速距離が増すので、エクステンションは長くなる。

腕が緩む

投球肘をアクセレーションしないで変化球を投げる(投球腕の前腕部を回内)こと。
投球肘が上がらないので脱力しきれず、ホップ回転が増えない。急勾配で落ちない。

四球乞食

トップハンドの肘を上げた後、首を捕手のミット方向に捩じり、ストライドを広げる。

トップハンドの前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。

ワンバウンドを空振りし、ストライクゾーンが振れなくなる。
審判に投球の軌道に「ボール」の評価を付けてくれることを乞う。

レジスト走

骨盤を浮かせ両股関節を交互に内旋し、両膝を交互に骨盤の高さまで上げながら人又は物を牽引する練習。両足の拇指球で地面を後ろに蹴ってしまうとその足の膝を骨盤の高さまで上げられないので、バックを踏まずに走れるようになる。の

逆手ティー

トップハンドを下(グリップエンド寄り)、ボトムハンドを上(ヘッド寄り)にしてグリップを握ってティー打撃を行うこと。
投手寄りの腕の前腕部がロック(固定)され、バックネット側の腕の前腕部の回内運動、回外運動の回転半径がなくなり、前腕部の回内運動、回外運動の加速距離を高める練習

トップが緩む

フライングエルボー(正確にはトップではない)が緩むこと
前腕部を回内したときは、側副靭帯の前束、深層屈筋は緩み、フライングエルボーを緩めないとトップ(前腕部の回外)が作れない。
前腕部の回外(トップ)によってトップハンドの上腕部の腱板が緩めないとスイングができない。
よって、評論家は、「トップを固めろ、トップを緩めるな」と言うが、トップは緩めないとスイングができない。
<2>2度引き(トップを入れ直す)

トップハンドの前腕部を回内後、回外してトップハンドの前腕部の回内をし直すことによりフライングエルボー(正確にはトップではない)を2回行うこと

トップを入れ替える

トップハンドの前腕部を回外してトップを作ること
トップハンドの前腕部を回内してスイングを開始すること

抜ける(打撃)

フライングエルボーの後、トップハンド側の拇指球で地面を後ろに蹴って(バックを踏んで)ストライドが広がり、トップハンドの前腕部を回外することができず、トップハンドの前腕部の回内運動にブレーキがかからないこと。それによりトップハンドの肩関節と投手寄りの股関節を結ぶラインが崩れてしまうこと

ボールが抜ける

投球腕の前腕部を回内し、投球腕の親指基節骨でボールを叩く前、又は叩いた後、投球腕の中指基節骨の関節窩からボールが外れてしまうこと。それにより、投球腕の中指基節骨の関節窩からボールがリリースされずに人差し指の付け根からボールがリリースされてしまうこと

スプリントドリル

後足から5歩先に地面から内踝の高さまでのハードルを設置して、後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴ることなく、両腕前腕部の回外運動、回内運動、シャッフル、ニーアップの一連の動作を行う練習

シャトルラン

短距離をダッシュした後、バックステップして進路を反対側にしてダッシュすること、ダッシュの往復

スイングプレーン

トップハンドの前腕部を回内後、ヘッドと背骨が垂直に交わること

掌屈

手首を掌方向に屈曲すること

バットを放り投げる

トップハンドの前腕部の回外、回内運動を行うこと及びトップハンドの回外運動、回内運動の回転半径を短く加速距離を長くする練習

畝り上げる

右打ちが左股関節を外旋して三塁線方向に左股関節、左膝を伸展すること
左打ちが右股関節を外旋し、一塁線方向に右股関節、右膝を伸展すること
右投げが左股関節を外旋し、一塁方向に左股関節、左膝を伸展すること
左投げが右股関節を外旋し、三塁方向に、右股関節、右膝を伸展をすること
その結果、股関節が背骨の方に引っ込むこと

回し込む

股関節を内旋すること

トップを入れ直す

投球腕(トップハンド)の前腕部を回内後、投球腕(トップハンド)の前腕部を回外し、投球腕(トップハンド)を回内し直して投球肘を入れ直す。
正確には、コックアップし直す。フライングエルボーをし直す。

クロスステップ

[投球]インステップのこと
[走塁]両足をクロスさせながら一次リードを取ること

スライドステップ

クイックモーションのこと
グラブを持つ手側の足の内踝でタップする
又はグラブを持つ手側の足の親指IP関節を屈曲して親指の先でタップする。
投球腕側の内踝を地面に噛ませ、グラブを持つ手側の股関節を外旋する。
投球腕側の股関節、膝を背面方向に伸展していく。
グラブを持つ手側の前脛骨筋が回内(外反)、足首の背屈の角度が0°になる。
グラブを持つ手側の足首が底屈する。
グラブを持つ手側の膝が突っ張る。
グラブを持つ手側の足の小指側のラインから地面に入射する。
投球腕側の股関節を内旋し、親指IP関節を屈曲させる。
投球腕側の膝をニーアップ、ターンさせる

波を打つ

トップハンドの親指基節骨でグリップ又はボールを叩く前に、グリップ又はボールが中指第二関節から外れてしまうこと
親指基節骨でグリップ又はボールを叩いた後、グリップ又はボールに人差し指の付け根が被さる。深層屈筋は弛緩しないが、スイングの軌道が並みを打つ。

顎が上がる

トップハンドの前腕部を回内後、首がトップハンド方向に捻転する。
ボトムハンドの手首が掌屈して前腕部がトップハンド方向に入っていく。
ボトムハンドの肘を縫いた後、トップハンドの人差し指の付け根又は小指の付け根でグリップを押す。
その結果、首が投手がボトムハンド側に捻転し、顎が上がる
ドアスイングによって産み出される。

体幹筋

内腹斜筋、腹横筋、骨盤底筋

長母趾屈筋

脹脛の筋肉

長趾屈筋

長母趾屈筋の内側(親指側)を走行する深層筋