交流戦第2戦先発は、大瀬良とガルセス。
大瀬良は、膝、背筋、肩、肘を脱力するのはいいんだけど、
股関節、骨盤、膝を使ってリリースとフィニッシュの瞬間に重心移動をすることで、
肩、肘に負荷を極力かけずに瞬発力をボールに伝え切ることが大切だと思う。
大瀬良は、投球動作について勉強家だから、俺が言わなくてもわかってるだろうけど、
のらりくらりは、重心を三塁側に残して腕を直前で止めるのとは違うとしなければならないだろう。
大瀬良は、初回からトップを作ったときに右肩が下がり、今日も苦しい内容。
大瀬良が喫煙者であるということは聞いたことがないので(当方は現役時代、喫煙によりふくらはぎが攣ったことがある。)
脱水症状だろうか、
ふくらはぎが攣って治療も受けた。
一塁側に重心移動させて肘が上がって投げた球も序盤はあったが、
4回60球、5回100球を超えた辺りで再び前述の右肩の下がり、手首が寝ることが顕著になった。
5回での降板は止むを得ないだろう。
大瀬良は、5回104球 4安打 2奪三振 2四球 1失点(自責0)
初先発の左投手のガルセスの方は、骨盤の横辺りで右膝を伸ばして弧を描くことがあり、
残念な投球。
広島は、源田の当たりを田中がエラーをして先制されます。
4回、會澤がスライダーをポイントは、やや前ながら、肋骨周辺の筋肉を使って
バットをボールの軌道に水平に当てて本塁打して2-1と逆転。
ガルセスは、5回田中に四球を出します。
田中は牽制球により一、二塁間に挟まれますが、メヒアの二塁送球が逸れ、その間に三塁に行きます。
丸を四球で出した後、田村に交代。
ガルセスは、4回1/3 3安打 3奪三振 5四球 1被本塁打 4自責
一死満塁からエルドレッドの四球による押し出しで広島3-1西武
新井さんが開きを抑えて重心を後ろに残した右前打で2点加えて広島5-1西武
一死一、三塁から、翔ちゃんがレフトに今季第1号3ラン本塁打。
小石が投げたインハイの真っすぐボール球136キロを肩甲骨周辺の筋肉を使ってバットを体の近くで回し、
フォローも大きい技ありの打撃。
広島8-1西武
7回には、先生が真ん中低めのスライダーをわずかに遠回りさせて少しバックスピンをかけて10号ソロ。
ブレイシアは8回は、真っすぐで浅村、中村剛也を空振り三振、メヒアを遊ゴロで三者凡退。
中村剛也は、鈴木の三塁線の当たりを逆シングルで捕球した後、二塁へ送球、一塁走者の丸を刺します。
菊池のような動きを見せました。
9回裏、ブレイシアは、回跨ぎ。
ブレイシアは、フォーシームの他にカットボールも投げます。
スライダーも来日当初よりも懸河のように縦に落ちるようになってきました。
ブレイシアの投ゴロエラーで打席が回ってきた秋山がブレイシアのアウトハイの難しい球をボールの軌道に水平に当て
手首を返さずにレフトスタンドに技ありの本塁打でした。
9-4となったことで、今村がブルペンで準備を始めました。
これはいただけません。
試合が決まってからでしたが、西武も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
大勝だけど、広島の方は、締まりのない試合だったな。
これで交流戦2連勝でスタート
対西武戦勝ち越し。
7連勝で貯金12。
3戦目は、岡田と十亀の先発
ロースコアの引き締まった試合を期待します。