楽天7-3広島、フルチンになれや、コラッ!

私は、選手のレベルに応じて求めるレベルを変える。リーグ優勝なんてできもしないことを今の広島の選手には求めない。私は、間もなく広島カープが最下位で転落するであろうことを既に受け容れているから、若手がミスをしても穏やかな気持ちでいられる。けど、この試合終盤でのプレーは他人から見れば嘲笑ものだわな。野球部は、フルチンになることに慣れているから恥ずかしくないわな。でも、カープの選手は、短小、包茎、早漏という欠点が露わになった。
私は、曲がりなりにも元レッスンプロなので、選手の野球の動きの良くない部分がわかってしまうから、それをブログで書いてしまう。筋トレや成長促進剤の蓄積が進んでいない段階で野球を始めることにより、上級生の真似をしていたら練習に付いていけない。試行錯誤を加えながら労働量を削り、始動を早めることができる。幼少期の過ごし方が重要になる。
伸びる子供は当てるのが上手い子供ではなく、ストライクを空振りする子供である。それは背骨を倒して前足を軸に振っているからである。
よって、選手には、野球の動きの完成に向かって進捗し、進捗したところから練習を進めていけばいい選手と、野球をやり始める前からやり直さなければいけない選手がいる。
沢山書いてもおまいらは、理解しきれないから一点だけポイントを述べると、トップポジションに入ったときに前肩関節が前後左右に動かない選手が前者で、前肩関節が前後左右に動く選手が後者である。
後者の方が圧倒的に多いが、現実には、野球をやり始める前に戻ることはできない。後者の方が一スイング当たりの労働量が大きいから肉体の損傷は進んでいる。巨人、ソフトバンク、阪神、楽天の資本は、野球を始める前からリスタートし、上達するまでを待たない。動作のロスの多いまま、猛練習をさせるから、選手は長持ちしない。労働力を再生産できなくなったらクビにする。広島は、野球を始める前からリスタートして上達していくまでを待つ。だから、下位に低迷し続ける。タダ働きをさせてエサに価値を低く付けるから、利潤を産み出す。上達する前に労働力が再生産できなくなる。
ワクチン、ブドウ糖、放射線が投与されて障害者になる前に死ぬのであれば、障害者よりも先に死ぬ。生きている間に全ての労働がこなせるようになるのは難しい。労働力商品を買わなくても、外部の労働者に発注をかけるから、労賃を払わなければならない。カネは実体がない価値が備わっていない架空商品であり、且つ無制限に創造できるので、貸したことにした金が返ってこなくても破産しない。銀行資本は、労働力商品を購入してタダ働きをさせないお一人様には金を返す(法律上は金を貸す)ことをしない。野球を始める前から遡って練習しなければならない選手は、タクシー運転手、工場労働者、介護、倉庫しか就職できなくなる前に選手としての契約を切ってあげる方が選手の利益になる。
巨人、ソフトバンク、現在の阪神、楽天の選手の差は、選手が肉体にかけている負荷の量の分だけ、巨人、ソフトバンク、阪神、楽天の選手の方が強いのである。
巨人、ソフトバンク、阪神、楽天の実績のある選手を獲得すれば広島は強くなれるというものではない。ドラフトはクジではなく、どれだけ栄養費や選手の親族にした経済利益の供与に高い価値を付けたかによって決まる。ドラフト前にストーリーは既に決まっていてクジ引きは演技でしかない。低迷期のスパンを短くし、強い期間を長くするというのであれば、栄養費に価値を高く付けて”完成度の高い子供”を獲得した方がベターである。野球エリートは、ガキの頃から大人と経済関係の話をしているからスレている。嘘泣きくらいは容易いことなのである。併せて実績ではなく動作の完成度の高いメジャーリーグの選手を獲る。

バントだけで3点取られた終盤の3イニング

楽天の選手は、打撃が弱いから塹江を打てない。だからバントをする。個々の選手の総和である広島打線が強ければ、初球にバントさせて内野手に捕らせてバントでの1点なんかくれてやればいい。広島打線は弱いのだから、投手は、内野手に捕らせる場合と同じく前足を軸にトップハンドの親指基節骨でボールを小指を擦る、後ろ足をターンさせる必要がある。ファウルさせて3バント失敗させてやればいい。確かに、言い換えれば3球を要する。しかし、終盤の二、三塁のケースでは、3球投げた方がいいと思う。
塹江は、右手のバックハンドでバントを捕球、背骨よりグラブを持つ手寄りでバントを捕球している。右手が引手になって左足が軸になってしまっている。左足の拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう。左足を軸足にして右手の小指で打球を叩いて左手で捕球をすれば、トップを入れ替えてからトップポジションに入る間を作ることができる。
坂倉は、左足を軸に右手(素手)でバントを捕球するのは正しい。トップを入れ替えてからトップポジションに入らないから、左足首が背屈しない。ヘッドステイバックしない。右肘をつまみ上げたときに左肩が落ちずに、左膝、左膝が前に併進する。後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう。右手親指の基節骨でボールを叩く間ができない。

追加点が取れなかった終盤

小園は、プロ入り当初から前肩関節が前後左右に動かない。ワンバウンドを全くと言っていいほど振らない。振り遅れずに長打が打てた。
小園の空振りが減ったのは、長打が減ったからではなく、前足の着地位置を探らずに、ほぼノーステップで振っているので振り遅れないからである。ノーステップで振る方が回転半径が狭く加速距離が長くなるので長打は減らないのである。
7回裏無死一二塁、西川は、トップを入れ替えずにヒッチするから、トップポジションに入ったとき、前肩関節が背骨の方に入る。よって、空振りが多い。エンドランがかけられない。止むを得ず、バントをさせた。このレベルの打者を四番にしているところが、現状の広島の弱い部分である。
森下は、右手人差し指中指をくっつけて中指の基節骨で握って投げるフォーシームと、二と差指と中指を空けて人差し指と中指の基節骨で投げるフォーシームを使い分ける。前者だけだと相手打者は空振りするか振り遅れてファウルになるか振れないかの何れかで、何れも球数がかさむから、シュート回転、スライダー回転を若干増やして後者を投げて相手打者のトップを入れ替えさせるのである。7回表での連続四球は、バント失敗によるメンタルは関係ない。右股関節、右腕上腕部のローテカフの損傷が進み、右腕上腕部が凹み、労働力の再生産が困難になったからである。
7回裏一死二三塁、楽天の三塁手は、前進守備のシフトを敷く。楽天の選手個々の打撃が弱いから、前進守備のシフトを敷く。林の打撃が猫パンチ(左手人差指の付け根でグリップを押す)だから前進守備のシフトを敷く。一死であるから、三塁走者は、帰塁よりも本塁に還ることが優先される。小園がハーフウェイまで二次リードを取る。ここまでは間違っていない。小園が二次リードの過程で左手のトップを入れ替えない。左肘をヒッチして右足首を背屈できない。ヘッドステイバックできない。林の後ろ肩と左手首との距離に応じて進塁、又は帰塁ができない。小園は、左手がトップポジションに入ったときに右肩が落ちない、右肘、右膝が前に併進する。左足の拇指球で地面を後ろに蹴る。頭が背骨の前に突っ込む。右足首を背屈できない(両足をシャッフルできない)。ヘッドスライディングは、左腕を軸に右手をインサイドアウトで振ってベースの外側を右手小指で蹴らなければならないところ、両肘を併進させている。
林の打撃は、トップポジションに入ったとき、前肩関節が堂林と同レベルで背骨の方に深く入る。前肩関節を開いてやらないとトップを入れ替えられない。投球の軌道と、両肩関節の進行方向、両股関節の旋回方向が離れていく。ど真ん中の抜いた変化球を振り遅れる。小園が仮にヘッドステイバック、シャッフルをしていたとしてもあそこまでリードを取っていたら帰塁することは難しい。しかし、ハーフウェイまでリードを取るのも間違いではない。どちらかというと、空振りした林のミスの方が大きい。
林も、相手の肉体を損傷し、労働力を再生産できなくしたのではないから、林は何も悪くない。スイングのレベルが低かったというだけである。

結論

選手が強くなるのは、監督、コーチのおかげではない。広島が勝てないのは佐々岡のせいではない。選手が弱いから、選手が下手だからである。
メンタルトレーニングをしても走る力、振る力は向上しない。メンタルトレーニングは、肉体を動かすよりも楽である。メンタルトレーニングは、肉体を稼動させること、肉体の稼働を解析すると言う煩瑣な作業から逃げたことの言い訳である。他球団OBをコーチに雇っても走る力、振る力は向上しない。
ファンになんか謝罪は要らない。
全ての選手に言えることだが、リスタートの段階は個々の選手によって異なるが、クビを切られない間は、フルチンになって練習して走る力、振る力を高めろということである。大部分の若手選手は、少なくとも仮性包茎にはなれや