[日本ハム]最前位の走者に進塁される守備と各駅停車の走塁

日本ハム対楽天14回戦(楽天モバイルパーク宮城)

先発は、金村尚真と早川隆久

試合は、9回裏を終了後に勝敗を確定することができずに延長する。10回裏終了後、5-1で日本ハムの勝利が確定する。

論点:一死一二塁における一塁守備

一死一二塁における守備体系

9回裏

一死一二塁

投手金村(右投げ)、打者鈴木大地(右投げ左打ち)

一塁走者小深田、二塁走者辰己

スコアは、1-0で日本ハムが1点リード

一塁手清宮は、一二塁間の走路の後ろ、一塁ベースアンツーカーと内野芝の境目の二塁寄りのラインに守る。

鈴木大地は、スイング開始直後、ヘッドが下がる。左手首をコックしてヘッドアップ、左腕前腕部を再度回内する。

清宮は、そこから内野芝の切れ目の直後まで前進して両腕前腕部を回外して打球に触れる。
右腕前腕部を回内してグラブからボールを抜き取った後、三塁に投げずに右足踵で一塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴ってしまう。

二塁走者に三塁に進塁されてしまう。

論点:二死二三塁における一塁守備

二死二三塁における守備体系

9回裏

二死一三塁

金村が右腕前腕部を回内(スロー後)、茂木は、スタートを切る。

二塁に送球すると三塁走者が本塁に突入するので二塁に投げてはいけない。

田宮は、二塁に送球しない。

田宮は、立ち上がり右打席のバックネット寄りのラインの後ろから金村に返球する。

二死二三塁

投手金村(右投げ)、打者黒川(右投げ左打ち)

二塁走者茂木、三塁走者小深田

スコアは、1-1の同点

一塁手清宮は、一二塁間の走路の後ろ、一二塁間走路と外野芝の切れ目の中心線より外野芝の切れ目寄り、一塁ベースアンツーカーと内野芝の境目の二塁寄りのラインに守る。

黒川は、スイング開始直後、ヘッドが下がる。左手首をコックしてヘッドアップ、左腕前腕部を再度回内する。

清宮は、内野芝の切れ目の二塁寄りのラインの内側、一二塁間走路のラインまで前進して打球に触れる。
本塁に投げずに、右足の爪先で一塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴ってしまう。

論点:無死一塁からの攻撃

一回表

無死一塁

投手早川(左投げ)、打者清宮(右投げ左打ち)

一塁走者松本剛

スコアは、0-0の同点

清宮は、右中間にゴロを打つ。

一塁走者松本剛は、打球がリリースされた後、スタートを切る。
二塁をオーバーラン後、帰塁してしまう。

9回表

無死一塁

投手弓削(左投げ)、打者万波(右投げ右打ち)

スコアは、1-0で日本ハムが1点リード

万波は、投手方向にゴロを打つ。

ファーストバウンド後、一塁走者水谷は、スタートを切る。

打球が中前に抜ける。

水谷は、二塁に進塁したに留まってしまう。

論点:一死一塁からの攻撃

10回表

一死一塁

投手則本(右投げ)、打者清宮(右投げ左打ち)

一塁走者松本剛

スコアは、1-1の同点

一塁走者松本剛は、打球がリリースされた後、スタートを切る。

清宮が産み出した打球は、左翼塀とウォーニングトラックの境目に当たる。

三塁ベース手前で左翼方向に首を捩じり減速、左足でマウンド寄りのコーナーを蹴った後、右足をファウルゾーンに出すが、オーバーランせず、三塁に留まってしまう。

3回表

一死一塁

投手早川(左投げ)、打者郡司(右投げ右打ち)

一塁走者清宮

スコアは、0-0の同点

清宮は、打球がリリースされる前にスタートを切る。

二塁ベースを蹴ってオーバーランする。

中堅手辰己が左手人差し指の付け根と左手親指基節で打球を挟む。

清宮が帰塁を始める。

辰己が一塁に送球する。

結果としては二盗のスタートが早すぎたが、ランエンドヒットをかけることをやめてしまうと三塁及び本塁に行けなくなるので、ここでの清宮の走塁は、私的にはOK

論点:無死二塁からの攻撃

無死二塁における守備体系

無死一二塁における守備体系

左投手は、ゴロゴーで進塁するのが難しいのでランエンドヒットをかける。

5回表

無死二塁

投手早川(左投げ)、打者水野(右投げ左打ち)

二塁走者石井

スコアは、0-0の同点

二塁走者石井は、両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈し、早川が左腕前腕部を回内(テイクバック)後に二次リードを進め、打球がリリースされる前にスタートを切る。

早川が右腕前腕部を回内し、ハーフバウンドを捕球、インサイドムーヴせずに時計回りで二塁に送球する。

石井は、両足親指IP関節を底屈し、ヘッドスライディングをして帰塁するが、タッグアウト

ランエンドヒットをかけることをやめてしまうと三塁及び本塁に行けなくなるので、ここでの石井の走塁は、私的にはOK

footnote

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]